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2006年3月31日 (金曜日)

2006.31-3.31俳句日記

♪(*^。^*)♪
Der März 30 Donnerstag 2006

卒業子顎にひげもち恩を謝す 山口青邨

ぶらんこをはずれて浮かぶ子供かな  鴇田智哉

せせらぎの源に生ふ三ツ葉かな
草青みマリア聖堂夕の鐘
悠久の大河を歌ひ卒業す
いま奈良は桜吹雪や伎芸天
花の日は厨で歌ふ恋の歌
上野には芭蕉の句碑や花吹雪
さみどりの蕾はじけて白木蓮
プリムラより桜草好き少年期
雪柳この夜のことは懐かしき
糸柳このさみどろを吾好む

世のなかにいくさ無ければ姫桜

♪(*^。^*)♪
Der März 28 Dienstag 2006
0900^Ocarina.

身は鳴門船かや 逢はで焦がるる 閑吟集

東風鳴りとこの潮騒をいひならし   小杉余子

初出式なる鳶職の逆さ富士
藤揺れて紫式部ある如く
誇りこそ地の塩なれや梅香る
春おぼろ聴くものすべて新しき
新しき服新しき靴入学子
指切りのは果たせぬかもや沈丁花
春泥ややっと背負ひしランドセル
春風にふくれていたる雀かな
指切りは果たせぬ約か木瓜の花
老いらくの恋のうはさや春たける

♪(*^。^*)♪
Der März  27 Montag 2006

季文子三思而後、子聞之曰、再思斯可矣 (論語)

意訳
季文子は三度考えてから物事を行われた。これを聞いた孔子は、二度考えれ
ば十分だ、と言われた。三度考える間に機会を逸する。
二度考えて良ければ直ぐ実行すべきであるとの孔子の教えでしょうか。

夜も更けてさくらさくらと触れ会えり 五島高資

雲海はゆるびつつあり暁鴉   斎藤 夏

大仏の冬日は山に移りけり   星野立子

龍天に登る指輪の置き所      岩淵喜代子

姉妹入れかわりたる苜蓿    高橋修宏

道なりに来なさい月の川なりに 恩田侑布子

君ら皆なづなたんぽぽ卒業す  九鬼あきゑ

♪(*^。^*)♪
Der März  26 Sonntag 2006
Ich gehe die Kirche.

ひややかにみづをたたへて
かくあればひとはしらじな
ひをふきしやまのあととも
生田長江

帰らざる貝ある春の渚かな  石田勝彦

花あれば西行の日とおもふベし  角川源義

白木蓮の奥なる空の微動せり
白木蓮の奥なる空の雲微動
節分にピーナツ撒きて現代子
節分や平成の子撒ける落花生
踏絵せし子孫なりしが麦踏める
春疾風心に渦のありにけり
春疾風倒しせし松の肌香る
露座仏の手につもりたる春の雪
雪柳川のせせらぎ鳴り止まず

3/25
♪(*^。^*)♪
Der März 25 2006 Samstag
11300 Asa Haiku meting.

国ひととつ国人とうちきそふベースボールを見ればゆゝしも  正岡子規

磯城島の日本の国に人二人ありしと思はば何か嘆かむ    万葉集13-349

雪嶺のゆるびし気配水走る
春の雪昭和を知らぬ子供達
水ぬるむゆたり動鯉の鰭
寒稽古終はりし後の肌に湯気
うすらひの緩みし広場開拓祭
降る雪や行方も知れぬ定年後
膨らみし公園墓地の参りの桜かな
摘みきたりしポピー開かず萎れけり
海岸へ続く通りポピー畑
花も亦藁もうるはし寒牡丹

3/24
♪(*^。^*)♪
Der März 24 2006 Freitag

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ   紀友則

大藁家辛夷がくれになき如し  富安風生

葉桜や遺影は陸軍上等兵
葉桜の影に開きし父の文
純潔は贅の極みや寒牡丹
純白は贅の極みや寒牡丹
入学や母の白服輝きて
こぞり翔つ白鳥の群冬田べり
究極の白を極めて白木蓮
白鳥の翔つ青空の広さかな
春灯の一つは真赤非常口
コロポックリ現れさうな蕗畑

3/23
♪(*^。^*)♪
Der März 23 2006 Donnerstag

行雲流水 (こううんりゅうすい)
自由に生きていこう。大空に浮かぶ雲。行く手を阻む大きな岩が出てきたって、なんなく流れていく水はこだわりなくぐんぐん進む。自由に生きていきましょうよ。
 

いかなご煮くずさぬやうに照るやうに  植田房子

盗人に取り残されし窓の月  良寛

君知るや雪嶺に翔ちし雷鳥を
這松の影に見えしは雷鳥か
こまやかな雨も親しき早春譜
こまやかな雨身に親し早春譜
木蓮の雨のこまやか早春譜
白木蓮ほころび初むるささめ雨
青柳うるみたりけるささめ雨
糸柳うるみた初けるささめ雨
夢に見し佳人の影やおぼろの夜
青春は桜の季節はるか夢 

3/22
♪(*^。^*)♪
Der März 22 2006 Mittwoch

次の言葉は絵手紙の友人ひろりん様よりいただきました。

日々是好日 (にちにちこれこうじつ)
どのような日でも毎日は新鮮で最高に良い日だという意味
雨の日も風の日も、その時の感情や状態を大いに味わって過ごせば、かけがえのない日になる。
 
応仁の乱のさなかの三月の桜のつぼみ、みたいだ、あなた  坪内稔典

日記買ふ表紙はけふの空の色  谷中淳子

白露や死んでゆく日も帯締めて   三橋鷹女

祈りこそ地の塩なれや白木蓮
マラソンの過ぎて残りし菫かな
すみれ草風の中より君来たる
にぎり飯硬くにぎりて野遊びに
寒卵掛けし飯より湯気あがる
春雪や一茶の旧家ありし村
駅前は花の雨にて御座候ふ
太極拳終はりて帰る花の雨
春雨にや絵手紙に描く真鯉かな
錦鯉金粉零す春の雨

3/21
♪(*^。^*)♪
Der März 21 2006 Dienstag
Ich gehe die Kirche.

開拓史たどりてゆけば頭のうちを浸してゆけり水の連鎖を    兼平勉

鎧ふものなき身や風のクロツカス  小林量子

うららかや恋人待ちて半小日
踏み入れて白詰草の湿りかな
踏み入れて白詰草の柔らかさ
榛名湖の光に売れる青林檎
スケートの靴の光りて恋多し
亡き人のむかうに在りし春障子
祈りこそ地の塩なれや白水仙
ばあちゃんの訛大好き雛まつり
ばあちゃんの訛大好き雛あられ
ばあちゃんの似顔絵描きて雛あられ

♪(*^。^*)♪

Der März 20 2006 Montag
Sekiya clinec.

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにもそまずただよふ 若山牧水

ひとつひとつのチユーリツプの花をのぞいてゆくどの色もよくて黄色のチユーリツプ  河野裕子

若布刈る竿紀貫之の昔より  細川加賀

はん人の木のそれでも花のつもり哉  一茶

朧なる夜のしめりの蕾かな
朧なる夜のしめりの花のいろ
朧なる夜のしめりの桜かな
ついついと泳ぎ過ぎたる疲れかな
花のいろ溢れる夢に目覚めけり
手漕ぎ舟寒潮高く揚げにけり
西行の夢芭蕉の夢うや春おぼろ
なりはひの泥葱光る湖の岸
すみれ草風の中より波の音
振りむきてまた振りむきて入学子

3/19
♪(*^。^*)♪
Der März 19 2006 Sonntag Wolke
Ich gehe die Kirche.

離郷者をむかへる山はたたなはる太平山にして雲隠る  外塚 喬

両方に髭がある也猫の妻   来山

風船が大好きな子は一年生
風船の糸の繋がる乳母車
誰がものかバスの窓より赤風船
サ一カスの天幕膨れ春の風
友待てば亦嬉しけり梅の雨
友待てば亦嬉しけり枝垂れ梅
チユーリツプ明かるき彩に描きけり
ぬるみける川面に投げける紙風船
おそろしき春ー番を知らざるや
春光や山々なベてまろやかな
飛ばされし帽子の行方水ぬるむ

3/18
♪(*^。^*)♪
Der März 17 2006 Freitag Schön

のほり来て息ととのへる草木瓜の実の二つ三つ垂るるかたへに  外塚 喬

一色に目白囀ル木の芽かな  浪化

初電話うけに立ちたる主人かな 菊坡

木枕のあかや息吹ののこる雪  丈草

飛ばされし帽子の行方水ぬるむ
枝垂れ梅今年の運はいかにとや
チユーリツプ明かるき彩に描くベし
未熟の子やうやく五歳こどもの日
春風のいまだ寒しや雛の旅
芭蕉いま深川発つや雛祭り
描きける筆の柔らか寒牡丹
小児科の先生優し姫椿
むつくけきおのこの心初桜
水彩の筆の柔らかしゃがの花

3/15
♪(*^。^*)♪
Der März 15 2006 Mittwoch
1430 Makuhari estatione.

父母妻子干柿のごと並びけり  正岡子規

南無八万三千三月火の十曰  川崎展宏

青海苔や水にさしこむ日の   正岡子規

春の鯉けぶりごとく漂へり
遥かにも潮音ひびく雛まつり
石階に雛の溢れてさんざめき
チユーリツプ明かるき彩に描きけり
ぬるみける川面に投げける紙風船
鳥の羽の春光切りてひるがえりり
飛ばされし帽子の行方春の波
ひこばえの梅こそ力あるごとし
春場所の力士の汗の粒跳べり
五歳にし未だ襁褓の雛祭り

3/14
♪(*^。^*)♪
Der März 14 2006 Dienstag
0900 Der Ocarina klub

紙雛に角力とらせる男の子   柳多留

顔洗ふ水に目覚めて卒業子   岩淵喜代子

梅うるむ小学生の背の高さ
初桜ジヨギングの軽やかに
朝市に潮の香満ちし雛まつり
画廊には日本庭園寒の鯉
初桜見ばやと風に吹かれけり
初桜見る心そは旅の人
思ふれば今も青春寒椿
写真展椿の門に入りてより
画廊には日本庭園姫椿
佳人待つ日本庭園梅うるむ

3/13
♪(*^。^*)♪
Der März 13 2006 Montag
1200 Kaihin Makuhari estatioine. 1330 Corqasones Lainos.

美くしき断崖として仰ぎゐつ灯をちりばめしビルの側面  大西民子

踏みこみし足跡一つ寒牡丹   ひさを

白梅に返り寒こそ良かりけり
白梅に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ良かるべし
風邪ごもり絵手絵三眛十日間
待ちしわびし桜ほころぶ駅の前
桜咲くビルの谷間の駅の前
定年は恩赦のごとし冬すみれ
定年は恩赦のごとし返り花
探梅の暖を求めて力蕎麦

3/12
♪(*^。^*)♪
Der März 12 2006 Sonntag  Schön
1000 Ich gehe die Kirche.

寒牡丹琴一つとや二つとや   内村才五

蛇穴を出れば飛行雲日和也    幸田露伴

白梅に返り寒こそ良かりけり
白梅に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ良かるべし
返り寒春は名のみぞ白水仙
白水仙返り寒も亦良けり
夜も更けてさくらの寒さありにけり
苜蓿はだしになりて歩むべし
紙雛よ夜には何を囁くや
柔らかに御顔ぬぐひ雛納む

3/11
♪(*^。^*)♪
Der März 11 2006 Samstag  Schön

梅の花さくころほひは
蓮の花さかばやと思ひわび
蓮さくころほひは
萩さかば思ふかな
島崎藤村

桜の花ちりぢりにしもわかれ行く遠きひとりと君もなりなむ  折口信夫

たんぽぽのサラダの話野の話  高野素十

初桜見ばやと風に吹かれけり
初桜見る心そは旅の人
うららかや聞けば眠気のさす話
うららかや石に坐れば笛吹かん
春なれど佳人の愁ひいたたまし
春風や胸のときめきあるやうな
加湿器の蒸気あたたか桃の花
苺など持ち幼き友を訪れむ
春愁の佳人マスクの深かりし
初桜咲きても亦の戻り寒

3/10
♪(*^。^*)♪
Der März 10 2006 Freitag Schön
1000 Inage gallaery 1400 Central sports club sw2imming pool.

春の夜の夢の浮橋とだえして嶺にわかるるよこ雲のそら  藤原定家 新古今集 1 春 上38

猫柳高嶺は雪をあらたにす   山口誓子

啓蟄や生きとし生きるものに影 斎藤空華

雛あられ五色に光り満五歳
雛段のそれぞれの顔誰かに似
猫柳ほほける風や朝あゆみ
子をいだく膝のぬくみや雛あられ
子をいだく膝のぬくみや柏餅
子をいだく膝のぬくみや桜餅
子をいだく膝のぬくみや蓬餅
子をいだく膝のぬくみや朧月
初桜夢溢れけるかの青春
早桜三分となりて友来たる

♪(*^。^*)♪
Der März 9 2006 Donnerstag  Wolke

言ふなかれ、君よ、別れを世の常を、また生き死にを  大木惇夫

京菜洗ふ青さ冷たさ歌うたふ  加藤知世子

永き日や波のなかなる波のいろ  五所兵之助

葉ざくらや南良に二日の泊り客  蕪村

歯にしみる冷たさありし京菜漬
葉ざくらの絵手紙をもて病み見舞
見舞とて葉ざくらの絵を送りけり
葉ざくらや見知らぬ駅の風青き
ハミングす青い山脈送別歌
聞くよりは遠き道なり春の雲
ハミングす青い山脈君の歌
残雪の滴り初むる開拓祭
野遊びや力スタネツトを打ち鳴らし
雛あられ未熟児ようやく誕生日

3/♪(*^。^*)♪
Der März 8 2006 Mittwoch
Ich gehe die Kirche.

草隠れして鳴く声は午すぎに徒行の耳にとほく聞こえ来   外塚 喬

華船遅日の風に運ばるる   岩淵喜代子

新しき巣箱の上に巣箱あり   岩淵喜代子

異人なる大道芸や梅うるむ
大道の一人楽団梅蕾む
石階に日差しあまね雛祭り
石階に飾る雛祭にもぼんぼりを
春雨に濡れて人待つ小半時
佳人待つ春雨うれし小半時
小半時水仙を見て佳人待つ
きざはしに濡ける雛の哀れかな
干魚を売れる店にも紙の雛
誘はれて来し港町雛飾る

3/7

♪(*^。^*)♪
Der März 7 2006 Dienstag
0900 Der Ocarina klub.

関東に日がな日さむき風吹けば恋しも風の子太郎  外塚 喬

藁囲ひはみ出してゐる冬牡丹  細井三千代

初神楽終はり紅白餅投げる
麗らかやくさみするさへ美しく
年一度桜のもとで逢ふ佳人
マスクした妻の素顔はいかなるや
その齢(よわい)マスク買ふさへこだわりて
マスクせる昔の妻を見る思ひ
紙の雛いつも恋しているさうな
白梅の蕾のもとのピエロかな
ピエロさへ泣くことあるや春の月
春星や失ひし夢あのあたり

♪(*^。^*)♪
Der März 6 2006 Montag
3月6mにtは世界一周記念日(日本) 1967年3月6日に日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始したことにちなむ。

みづからの二本の足をはげまして子であるわれに近つきてくる  外塚 喬

純白は誇りの極み寒牡丹    鈴木真砂女   

春霜やイチロ一選手行者めき
したためる水茎の伸び月朧
木の芽風チロ一選手行者めき
うららなかな笑顔や静香金メダル
着ぶくれて散歩のよけれ定年後
子と共に賞でる数多の春の星
左義長の終はり見へける星数多
太箸は袋の絵柄で区別せり
雪国を逃れて来る老婆かな
母に描く見舞ひの葉書寒牡丹

♪(*^。^*)♪
Der März 5 2006 Sonntag  Schön
1000 Ich gehe die Kirche.

3月5日は啓蟄です。俳句の季語になっています。
二十四節気の1つ。太陽の黄経が345度の時で、大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。

掘りすすむときの楽しさ思うなり春のもぐらがq盛りあげし土  佐佐木幸綱

半ばまで凍りし池よ夕暮れの深泥池に降りつもる雪  永田和宏

またの世は青磁双魚として逢はむ 恩田侑布子

剪るために畑に踏み込むポピー園
剪る花は蕾が宜し白ポピー
真砂女句碑春の怒濤の響く丘
真砂女句碑いま白水仙のまつ盛り
房州や椿のなかの真砂女句碑
頼朝の隠れし洞や春怒濤
手漕ぎにて渡る小島や水仙花
白波の砕ける丘や眸句碑
秋桜子句碑春潮上がる丘の上
風生の来たりし丘の白水仙

♪(*^。^*)♪
Der März 4 2006 Samstag  Schön
1200 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza.

3月4日はミシンの日 日本家庭用ミシン工業会が1990年に制定。ミ(3)シ(4)ンの語呂合わせから来ている。
サッシの日 吉田工業(現YKK AP株式会社)が制定。サッ(3)シ(4)の語呂合わせから来ている。

もののふの八十をとめらがくみ乱(まが)ふ寺井の上のかたかごの花   大伴家持

ざくざくとよそひてくれし蜆汁  浅生田圭史

スキイ穿きこの子可愛や家はどこ  富安風生

山茶花に注げる雨のぬくさかな
菜の花に雨後の水玉ひとり旅
山茶花に雨後の水玉ひとり旅
春の雲遥かに去りし夢あまた
春風や青いお屋根の時計塔
水ぬるむ川はみどりに流れけり
みどりなる川のせせらぎ水ぬるむ
杉木立大和三山の木の芽風
遙かにも去りし昭和や春の雪
遙かにも去りにし恋や昔春の雪

3/3
♪(*^。^*)♪
Der März 3 2006 Freitag Schön

母の手に負へなくなりて赤腐れしたる茄子の立てり四五本  外塚 喬

冬雨の石階(きざはし)のぼるサンタマリア   種田山頭火

一の字の清く正しきさよりかな   今富節子

持ちかねる大きな鞄入学子
新しき靴に慣れずに入学子
中学に入学の時軍靴なり
かの重き父の軍靴の入学子
しばらくの無為を愉しみ風邪ごもり
旅にゐて西行と逢ふ春の夢
西行も芭蕉も親しと春の夢
雛の夜はいつか楽しき恋の夢
恥ずかしきそはぴかぴかの一年生
をみな皆恋を夢見て雛まつり

3/2
♪(*^。^*)♪
Der März 2 2006 Donnerstag  Wolke Schön
The Mary Griggs Burke Collection at Tokyo Metropolitan Museum in UENO.

高槻の木末にありて頬白のさえづる春になりにけるかも 島木赤彦

頬白移りゆく枝みな芽吹く   中村四峰

芹の香のまことよろしき朝餉かな
舗道には春蘭乱れ溢れけり
行商の春蘭の辺に荷を開き
最後には芹を散らせしをみおつけ
枯草をくぐる雀や神渡し     
かぐはしき荒磯の卯波真砂女句碑
思ふ人いつも若きや春の夢
風邪ごもりお粥に落とす卵かな
当主とて美(は)しき挨拶春の雪 
新しき巣箱に降れる山桜

3/1火
♪(*^。^*)♪
Der März 1 2006 Mittwoch   Regen

暖かや芯に蝋ぬる造り花 芥川龍之介

薔薇色の暈して日あり浮氷  鈴木花蓑

十二月八曰そは哀しみの始りぞ
茎立や間違ひ電話又一つ
茎立や主無きメールまた一つ
せせらぎの聞こゆ農園茎立ぬ
草萌やべビー靴さへ浅みどり
青草に寝て青雲の夢遥かかな
芭蕉布てふ調べを聞けばものかなし
芭蕉布てふ調べ聞こへて草青む
芭蕉布てふ愛しき調べ草青む
草萌やべビー靴さへ萌黄いろ
棚田いま菜の花溢れ乱れけり
蕗のたう手渡さたれば土こぼれ

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