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2006年5月31日 (水曜日)

2006.5.1-5.31俳句日記

5月31日水曜日
ナンバーワンよりオンリーワンを目指そう。Only one than Nomber one.

時計台の時計の針はいつも正午若葉すがすがしく今日もわれ来つ 土岐善麿

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ  石田波郷

帰るんか池の白鳥春近し  あきお

玻璃盤に露のしたたる苺かな  夏目漱石

碁敵の二人親しき夕端居
古稀と言ふよはひ給はり桐の花
競べ馬まだ来ぬ空の広さかな
春夫忌の垣根にからむ忍冬(すいかずら)
手術後の少しのやつれ桐の花
炎昼や手鞠のやうに眠る猫
尖塔に風見鶏あり初つばめ
山法師陶焼くけぶり真っすぐに
茹卵剥きたてのやう裸の子
素麺のつるりと食べる夜食かな
野に咲ける著莪こそ良けれ試歩の道
丘に咲く著莪こそ良けれ試歩の道
紙風船おまけに持ちし薬売
紙風船膨らまし売る薬かな
薬食ひとて高僧の猪を食ひ
薬食ひとて法要の膳の猪

5月30日火曜日
BBC
1998: Veterans reject Japanese 'sorrow'
Emperor Akihito of Japan speaks of his "pain" over the suffering inflicted by his country during World War II・
but war veterans feel he does not go far enough.
昭和天皇さまは旧憲法では日本唯一の主権者でした。戦争責任をどのように考えておられたでしょう。
日の本の男の子かなしも業平忌  三橋鷹女

わが宿のそともに立てる楢の葉のしげみに涼む夏は来にける 恵慶法師

黄金虫どこへ飛びても真昼なり  三森鉄治

花薊敵の墓碑の慎ましく 神田松鯉

立ち止まる背に励ましの若葉風  松下八重子

若いとはああいうことか若葉風  牧田朋子

職退きて至福の春の眠りかな
図書館の朝は五月の青き雨
青山河今日も行くなむ山頭火
アランドロンも古稀ともならん業平忌
紫陽花の蕾や雨の青さかな
入れたれば翡翠の渦の新茶かな
業平忌ひばり雷蔵今はなき
撫子の雨や僅かの時間給
佳人より給はる蕗のさみどりに
泳ぎすぎ疲れはてたる鯉のぼり
からつ風名物にして鯉のぼり

5月29日月曜日

日暮れまで風をさまらず今日穀雨 棚山波朗

5月28日は業平忌です。平安時代の美男の歌人で「伊勢物語」の主人公とも言われていますがだいぶフィクッションあるようですね。この物語でははるばる江戸まで来たことになっています。

名にし負はばいざこと問いはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと 在原業平 伊勢物語 古今集

この都鳥のは百合鴎と呼びます。東京千葉にも冬には沢山来ますよ。

東京の隅田川に「言問橋」があるんですよ。

雨一過路に溢れし青蛙
夜もすがら山宿かすか瀧の音
天高しきりんの餌を高く揚げ
水茎の滴り宜し若葉風
心経を写す水茎風光る
水茎の滴りの良き若葉風
賜りし伊豫の夏柑重きかな
夕餉また竹の子飯の賜りし
日々感謝竹の子飯の賜りて
厨には浅利の息吹飛びにけり
陽炎や少年の夢はかなきや
忘れじの君あればこそ花吹雪
忘れじの君あればこそ罌粟の花
少年のウエルテルに耽け春憂ひ

父好むはうれん草の紅と緑    棚山波朗
池底に泡吐きすづく種俵     棚山波朗
巣づくりの鴉入れ替り立ち替り  棚山波朗
巣鴉のつがひの一羽あま声    棚山波朗

♪(*^。^*)♪
2006 5月29日 月曜日

日の本にはやらせ給ふ石清水参らぬ人はあらじとぞ思ふ

もうひとり産んどきなさいとそんなこと河野裕子でなければ言はず  今野寿美

春興やどろばふてふ名の橋往き来 棚山波朗

春深む枯山水の真実・行く・草  棚山波朗

那須に来て躑躅まつりの盛りかな
未熟児の誕生祝ひ初つばめ
びいどろに緑茶の渦の混沌と
未熟児の誕生祝ひつばくらめ
未熟児の誕生祝ひ雛燕
ぎゃまんには緑茶の渦の混沌と
微かにも団扇動ける端居かな
それとなく扇動かす端居かな
端居して故里の山思ふなり
端居せし人に会釈や夕まぐれ
端居して昨夜の碁跡思ひけり
端居して風の漂ふ気配かな
端居せし面影にある薄けはひ
縁将棋終はりし安堵夕端居

♪(*^。^*)♪
5月28日日曜日
Bush and Blair admit Iraq errors
Tony Blair and George W Bush acknowledge mistakes in Iraq, but urge support for the new government.

陰に生る麦尊けれ青山河  佐藤鬼房

賜りし伊豫の夏柑重きかな
夕餉また竹の子飯の賜りし
日々感謝竹の子飯の賜りて
厨には浅利の息吹飛びにけり
陽炎や少年の夢はかなきや
忘れじの君あればこそ花吹雪
忘れじの君あればこそ罌粟の花
赴任してしばれる駅に降り立ちぬ   札幌で
じんつあんとばんつあんばかり芋煮会 仙台で
かったるい花見の宴となりにけり   千葉で
あちゃ初めて見たんがやぜ蜃気楼   富山県魚津
わかりませんかわかりますか四月馬鹿 東京
おちょくってやありまへんでエイプリルフール 大阪
花見してうんだうんだおすしょへるべ  どこか分かればうれしいね。

2006 ♪(*^。^*)♪
5月27 日土曜日
芭蕉は 奥の細道の旅で義仲の足跡をたどりました。
多田神社にて

むざんなや甲の下のきりぎりす 芭蕉

人形に諌められたる深き酒 与勇輝

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ 加藤楸邨

氷菓嘗む薔薇見しほてり癒すため
薔薇を見しほてりをさますアイスクリン
病ひの名知らず逝けり杜若
病ひの名知らず逝けり若楓
若楓病名知らずに逝きにけり
佳人にし男嫌いや蘭香る
佳人にしひとり身通す若楓
その薔薇は白雪姫といふ名前
山宿の竹の子和への朝餉かな
湯の宿の竹の子和への朝餉かな
吟行の竹の子づくしの夕餉かな
さみどりの茶畑を縫ひて汽車走る
オカリナの音色こだます青嶺かな

♪(*^。^*)♪
May 26 2006 Friday

人の死もすでに関心の外にして合はぬ入歯に難儀しゐけり 清水房雄

マーガレット東京の空よごれたり   阿波野青畝

小さき蝶は二枚重ねて粽結ふ     吉田 立冬子

短い夜を縦横無尽に寝る赤子  横井理恵
 
晴れ渡る幟を仰ぎ空仰ぎ    吉光 久馬

堤には今花吹雪朧の夜
葱坊主やもめとなりて童べ顔
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり
みやこ鳥隅田の堤花吹雪
川岸の新芽光れる風のなか
堤には今花吹雪朧の灯
堤には花の朧の灯を連ね
堤には今花吹雪朧の灯
堤には今花吹雪朧の夜
風に揺る白雪姫と言へる薔薇
   
♪(*^。^*)♪
May 25 2006 Thursday

帰省子の言葉少なし柏餅       岡 和子

火柱のごとくに薔薇を仕立てけり  森田峠

枇杷積んで桜島より通ひ舟        伊藤柏翠

水中花駅前交番今は留守
蒙古なる黄砂も力士も荒々し
未熟児の誕生祝ひ葱坊主
誰が持ちしこの水中花看護婦室
尖塔に風見鶏あり初つばめ
アスパラの翠濃き夜となりにけり
神戸には坂多くして初つばめ
神戸には洋館多いし初つばめ
若葉風入れむがために窓開ける
純白は豪華の極み寒牡丹
メルヘンの姫乗せて飛ぶつばくらめ
黄砂起つ蒙古の力士強し強し

♪(*^。^*)♪
May 24 2006 Wednesday

一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております  山崎方代

風に散るために咲きたるさくら花いまおおけなく杖の身に浴ぶ 石本隆一

濡れ濡れて人の心の外に咲く源流ちかく大文字草 中澤照代

水音は始まりの音風の盆      田口茉於

大根焚きみずら太子にまみへけり  加藤三七子

小鳥来るここに静かな場所がある  田中裕明

袋角熱あるごとく哀れなり  中田みずほ

雪に寝た竹を旭がゆり起もし  古川柳

竹の子の力を誰にたとふべき 凡兆

深海の生死の無音去年今年   藤田湘子

愛されずして沖遠く泳ぐなり  藤田湘子

百合鴎よりあはうみの雫せり 対中いづみ

さきほどの冬菫まで戻むるか 対中いずみ

囀りのなかの一屋に目覚めけり
目覚むれば囀りのなかに居たりけり
水中花先生少し痩せぎみで
やや少し苦み宜しきたかんな飯
やや少し渋み宜しきたかんな飯
小鳥来る静かな野なか笛吹きぬ
小鳥来る静かな野なか笛響く
里神楽今はお休み藤の花
里神楽休憩時間み藤の花
手術後の少しのやつれ白牡丹
手術後のやつれは見せず白牡丹

♪(*^。^*)♪
May 23 2006  2006 Tuesday

静けさの戻る幟を立て終へて     斉藤 幸一

吹流し遠くの街のひらひらす     友草 寒月

鯉のぼり杉山の杉立ちならび     小田部 杏邨

葱坊主やもめとなりて童べ顔
水滴は若葉の絨毯転げけり 
旅立ちの小径たどれば笹鳴す
遥か来し青き山河や笹鳴す
山頭火今日も分け入る若葉山
感傷の旅にしあれば藤溢る
来てみれば白藤溢る宿なりし
若葉風手鞠のやうに眠る犬
鴬に和してオカリナを吹くべきや
ささめ雨けぶる谷間に笹鳴きす
緑陰の暮れくるまでの将棋かな
突風を泳ぎ廻れる鯉のぼり
緑陰の暮れくるまでの将棋かな
突風を泳ぎ廻れる鯉のぼり

♪(*^。^*)♪
5月22 日  月曜日  晴
ああ皐月仏蘭西の野に火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟  与謝野昌子

手のひらにはづませてみる八重桜 野口光枝

ひと周りして婆の坐す八重桜 別府優

八重桜水底深く沈みゆく 尾上有紀子

メルヘンの姫の名多し薔薇の苑
おどけたる園長先生鯉のぼり
近江には義仲寺ありて若葉風 
義仲と芭蕉の寺の花吹雪
緑陰に君にま見えし静けさよ
撫子や夢の次第は言はざりし
ころり枇杷一つ稔れる葉影かな
朝刊の入る音さへ明け易し
ミルクよりお母さん好き子供の日
蓮華の海に立つ太柱鯉のぼり
鯉のぼり蓮華の海に立ちにけり
みどり濃きせせらぎに摘む

♪(*^。^*)♪
5月21 日 日曜日
さざ浪や志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな よみ人知らず。 千載集(平忠盛 作 勅勘の身なれば名を記さず。)

五月鯉上り山里明るくて       後藤 緒峰

雨を呼ぶ嵐に矢車廻る廻る      大江 朱雲

矢車の少し戻りて止まりけり     斎藤 萩女
   
夏めいて奥まで見える八百屋かな  高原桐

近江には義仲寺ありて若葉風 
義仲と芭蕉の寺の花吹雪
緑陰に君にま見えし静けさよ
撫子や夢の次第は言はざりし
ころり枇杷一つ稔れる葉影かな
朝刊の入る音さへ明け易し
ミルクよりお母さん好き子供の日
蓮華の海に立つ太柱鯉のぼり
鯉のぼり蓮華の海に立ちにけり
みどり濃きせせらぎに摘む
緑陰の暮れくるまでの将棋かな
突風を泳ぎ廻れる鯉のぼり

♪(*^。^*)♪
5月20 日土曜日
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知床旅情  森繁 久弥  作詞作曲

知床の岬に ハマナスの咲くころ
想いだしておくれ おれたちのことを
呑んで 騒いで 丘にのぼれば
はるか 国後に 白夜はあける

旅の情けか 呑むほどに さまよい
浜にでてみれば 月は照る 波の上
今宵こそ 君を 抱きしめんと
岩かげに寄れば ピリカが笑う

別れの日は 来た ラウスの村にも
君は出てゆく 峠をこえて
忘れちゃ いやだよ 
気まぐれカラスさん私を泣かすな
白いカモメよ 白いカモメを
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孫と子と集ひて夕餉子供の日

みやこ鳥隅田の堤花吹雪
川岸の新芽光れる風のなか
囀りの真つただ中の一樹かな
桐壺てふあやめ一輪咲きそむる
能装の殿ばらのぞむ競べ馬
夏の夜に夢の奥には君ありし 
お伽でも夢は嬉しき初夏の夜
春耕の土さへ笑ふ日和かな
風香る土さへ汗をかきさうな

♪(*^。^*)♪
May 19 2006 Friday

BBC
Japan sees jump in bankruptcies
Japanese bankruptcies rise in April as the world's second-largest economy tries to keep on the road to recovery.
本当に日本経済は回復したんだろか。増税で弱者、老齢者いじめばかり。もっと消費税は間違いなく上がるよ。

ぼくのサングラスの上で樹や雲が動いているって、うん、いい夏だ 加藤治郎

亡き母の仕草を真似て粽結ふ     川口 厚子

一人居の母を慰さむ柏餅       衛藤 芙代子
   
藍竈に藍の花咲く五月かな  神蔵器

谺して山ほとゝぎすほしいまま 杉田久女

柏餅食むとき童となりにけり
競べ馬武者前方を見るのみぞ  
房総は黒潮流る夏景色
競べ馬待つ時間こそ長かりし
みやこにはしきたり多く夏木立 
会津いま猪苗代湖の風香る 
つちふるや英世旧居の柱傷
つちふるや英世旧居の柱書き
橋の名は言問と言ふみやこ鳥
競べ馬まだ来ぬ空の広々と
献血を勧む誰彼さつき晴

♪(*^。^*)♪
May 18 2006 Thuesday
BBC
1994: Mandela becomes SA's first black president
Nelson Mandela becomes South Africa's first black president after more than three centuries of white rule.
昔白豪主義なんて言葉あったね。マンデラさんも苦労しました。国連事務総長に推薦したいね。

鵜の吐きし鮎篝火にきらめけり 武田孝子

ひく波の跡美しや桜貝  松本たかし

夢に舞うふ能美しや冬籠  松本たかし

初夏の街角に立つ鹿のごと  小檜山繁子

チュ一リップ幼稚園より招待状
鯉のぼり幼稚園より招待状
子供の曰幼稚園より招待状
花吹雪良く聞き取れぬ留守電話
花の雨良く聞き取れぬ留守電話
葉桜や良く聞き取れぬ留守電話
葉桜や迷惑メ一ルあまた来て
花吹迷惑メ一ルあまた来て
花の雨迷惑メ一ルあまた来て
鳥雲に意味のわからぬ留守電話
起き伏しに声かけるなり終戦日

♪(*^。^*)♪
May 17 2006 Wednesday
BBC
Tuesday marks the 40th anniversary of the beginning of one of
the greatest social upheavals of the 20th century.
へーもう40年文化大革命って良い名前の権力闘争 
今中国の歴史教科書には書いていない。
日本の教科書を批判するお隣の大国さんどうなるんかね。

ゆく春や逡巡として遅さくら  与謝蕪村

若楓京に在ること二日かな  川崎展宏

火柱のごとくに薔薇を仕立てけり 森田峠

貧子にも主権と自由憲法曰
姫君もまつり太鼓をたしなめり 
をみなごの元気な祭太鼓かな
幼稚園高く揚げにし鯉のぼり
孫と子とも集ひて遊ぶ子供の日
古希にても遊び愉しき子供の日
大人とてこころして遊ばや端午の日
初恋の人はいつも若きや春の夢
吊り橋のどんぶらどぶら春来たる 
風生の詠ひし桜いま見ける

♪(*^。^*)♪
May 16 2006  2006 Tuesday
BBC
Thailand, Vietnam bird flu praise
The chief UN coordinator for the fight against bird flu praises efforts in Thailand and Vietnam to fight the disease.
えー又アジアで鳥インフルエンザ 鶏肉食べるの怖い。

BBC
Blasts kill 14 at Baghdad airport
Fourteen Iraqis are killed in a double suicide attack near Baghdad's airport on a day of bloodshed in the capital.
自衛隊は招かざる客人でなかろうか。ブッシュさんのしもべ純ちゃんどうする。

散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ  細川ガラシヤ

しばらくは月の上なる月夜哉  芭蕉

大小で配つてあるく柏餅  柳多留

恋をしてトマト一杯食みにけり
吊り橋どんぶら揺れて春の風
そのなかの菖蒲のひとつ源氏の名
春耕の土くれ足音待っている
気紛れな五月の風に惑ひけり
朧なる堤にまさに花吹雪
春暁の眠りのなかの夢幾重
虹に似てはかなき夢もありぬべし
水撒きて小さな虹をつくりけり
見る方も疲れはてたる競べ馬
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり

♪(*^。^*)♪
5月15日 月曜日

賢き母といわれし不運見尽くせり勝手な母をわれは生きむか   名取二三江

春惜しむ師弟の墓碑の寄り添ひて 神田松鯉

松の花花粉をこぼす夕べかな
新樹光零るる葉影に太鼓打つ
日曜の青空市のをみな美(は)し
知り人に声掛けられし青葉光
知り人に声掛けられし若葉光
春惜しむ青空市に逢ひし友
妻今も童顔にして桜餅
競べ馬走れる前の足掻きかな
くれないの橋の頂上藤見けり
殿上の殿ばら賞でる競べ馬

♪(*^。^*)♪
5月14日 日曜日

ふたりになるためのひとりやがてひとりになるためのふたり  浅井和代

人形に紅差す窓の明け易し 与勇輝

人形に諌められたる深き酒 与勇輝

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ 加藤楸邨

氷菓嘗む薔薇見しほてり癒すため
薔薇を見しほてりをさますアイスクリン
病ひの名知らず逝けり杜若
病ひの名知らず逝けり若楓
若楓病名知らずに逝きにけり
佳人にし男嫌いや蘭香る
佳人にしひとり身通す若楓
その薔薇は白雪姫といふ名前
山宿の竹の子和への朝餉かな
湯の宿の竹の子和への朝餉かな
吟行の竹の子づくしの夕餉かな

♪(*^。^*)♪
5月13日土曜日

すずらんのりりりりりりりと風に在り 日野草城

くれないの太鼓橋より藤見けり
青草を蹴りて始まる競べ馬
誘はれて余花なる駿河訪ひぬ
誘はれて新茶の駿河訪ひぬ
しばらくは藤の下なる巫女ひとり 
をみなとてにぎやか遊ぶ端午の日
駿河より新茶の便り旅誘ひ
競べ馬走れるまえになだめけり
亀戸に学門の神藤まつり
鳥のごと軽々と跳ぶ子猫かな
子守唄とも聞こゆ講義や春うらら

5月12日
0805 山湯館 0845 バス亭 0915 奥泉駅 アプト式鉄道駅 0955 接岨湖 1002 奥大井湖 レインボウブリッジ 1050ー1103 井川駅 1400 新金谷駅
1415 お食事所 多賀弥 1500 島田ばらの丘園 1655 島田駅 1735 静岡駅 1811 ひかり421号 1925 東京駅 2010 稲毛海岸駅

馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり  芭蕉

命なりわづかの笠の下涼し    芭蕉

SLの元気な汽笛鯉のぼり
SLは子供大好き鯉のぼり
さみどりの新茶摘みいる出で湯の香
遠山に山藤溢る大吊り橋
うぶすなの紋は楓や新茶の香
吊り橋に望む遠山藤溢る
茶畑のみどり目にしむ駿河旅
茶の翠まなこにしみる三日かな
ほの白く藤房垂れし外湯かな
内湯また外湯と巡り藤の花
古稀といふよはひ賜はり桐の花

5月11日
1040 山湯館 1120 夢の吊り橋 1200 飛龍橋 1330 手造りの店さとう とろろ蕎麦おいしかった。1400山湯館 

青葉の笛
一の谷の軍破れ 
討たれし平家の公達あわれ
暁寒き須磨の嵐に
聞こえしはこれか青葉の笛
 
 
さみどりの茶畑貫き走る汽車
SLの車掌の歌ふ「鯉幟」
SLは一日二回藤の花
発車まで時間たつぷり藤の花
藤の花一夜小雨かせせらぎか
藤の宿一夜小雨かせせらぎか
駿河いま新茶の季節ささめ雨
伝へける遠州の庭白躑躅
遠州の庭茶畑を借景となしにけり
山藤や伝へける遠州の庭ささめ雨

5月10日 小雨 曇
0635 稲毛海岸駅 0730 東京駅 0803 新横浜駅0925  静岡駅 1035 金谷駅 1100 牧野原 茶祖 栄西像 1158新金谷 1312 千頭 大井川鉄道SL1330 バス1420南アルプス寸又峡 山湯館

散りぬべき時知りてこそ世のなかの花も花なれ人も人なれ 細川ガラシヤ

山藤や谷の底にも笹鳴きす
せせらぎにい出湯の香り藤の花
風呂の湯に触るるばかりの藤の花
湧きいづる出で湯に触るる藤の花
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり
みやこ鳥隅田の堤花吹雪
川岸の新芽光れる風のなか
堤には今花吹雪朧の灯
堤には花の朧の灯を連ね

May 10 2006 Wednesday

清水次郎長が大好き一番茶  吉田汀史

越も大丸も今日子供の日      山本 二千

空港に子供の多し子供の日      佐久間 道子

眠くなる長き説教春うらら
眠くなる長き講義春うらら
亀戸に学門の神藤揺るる
園児今日屋外授業磯遊び
野に咲けるしゃがの様なる佳人かな
それとなく芝桜咲く散歩道
始めての海を見る子の磯遊び
野良猫も戯れてくる磯遊び 
青麦やせせらぎ渡る風柔らか
みどりの日おみなご強くなりにけり

May 9 2006  2006 Tuesday
BBC
Hawaii whales at risk from boats
More humpback whales are in danger of being hit by boats off Hawaii as whale numbers increase, scientists say.

そんなに鯨増えてるなら捕鯨してもらって鯨刺身食べたいな。

1945 May 8 Rejoicing at end of war in Europe
The Prime Minister・Winston Churchill・officially announces the end of the war with Germany
もう日本はお手上げだったのに、原爆2個落ちるまでがんばったんだな。

どんたくの昔を今に老妓あり  高石幸平

まだ続く春の渚と別れけり 林亮

佐伯泰英 不屈の三か条
1あきらめない。ドアは叩き続ける。
2孤独に耐える。孤独を楽しむ。
3早寝早起き。体調管理。

ああ、これもよろしかりらうよ疲れしか地球の肌に若者眠る  鹿井いつ子

朝に見て夕に眺める菖蒲かな
賜りし竹の子飯のほろ苦さ
噴水のしぶき温かチューリップ
八重桜散るメルヘンの苑子等溢れ
鯉幟メルヘンの苑子等溢れ
リラ咲くやメルヘンの苑子等溢れ
蒲公英の絮飛ぶなかに乳母車
春愁やふるさとの川ふるさとの山
風香りせせらぎ響く疎水かな
初恋は純白に似て白躑躅

May 8 2006 Monday  Fine
BBC
Oil prices 'threaten Asian boom'
Escalating oil prices could cut economic growth across Asia by at least 0.6%, the Asian Development Bank warns.

大空は梅のにほひにいかすみつつ曇りもはてぬ春の夜の月  藤原定家

うすみどり色に染りて菖蒲の湯    金丸 希骨

旅の日の二日おくれの菖蒲風呂    平山 愛子

藤を見る人形の目の上向きに
池に降る藤ひとひらやまたひとひら
風香るさつきの水の豊かにも
風香る埴生の宿は今は無し
秘めにける恋は終はりし麦の秋
海辺にはに子達の溢れて五月晴
挨拶の返らぬ朝のさつき冷え
挨拶の跳ね返りきし藤曰和
緑蔭の静けさにある安らぎよ
飛び去りし青春の夢絮のごと

May 7 2006 Sunday  fine
BBC
1945: Germany signs unconditional surrender
Germany signs an unconditional surrender ending six years of war in Europe.

深熊野の弓矢の神に菖蒲葺く     山川 喜八
   
六月の菖蒲を葺いて飛騨路かな    成瀬 千代

疎水には青葉若葉の香り満ち風に光りて乙女走りぬ 

すれ違ふ君に若葉の香りせし
天空の虹の彼方に夢生まる
蒲公英の絮の飛び行く過去未来
孫と子と集い夕餉やこどもの日 
大人とて遊び愉しき子供の日
げんげ田に太柱立て鯉幟
遊びこそ人のよろこびこどもの日
遊ぶため人は生きるや端午の日
春の日は絮ともなりて君訪はん
雲にある春のせせらぎ端午の日 

♪(*^。^*)♪
May  6 2006 Saturday Fine

ふるさと特集です。

ふるさとは遠きにありて 室生犀星

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
--------------

ふるさとの山に向ひて    
言ふことなし        
ふるさとの山はありがたきかな

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく

石をもて追はるるごとく
ふるさとを出でしかなしみ
消ゆる時なし

石川啄木
「一握の砂」より

♪(*^。^*)♪
May 5 2006 Friday Fine

童話祭(どうわさい)五月五日・童話作家久留島武彦の生地大分県玖珠町にて行われる童話のお祭
   
デンマーク市長の式辞童話祭     千葉 大行

玖珠の子となりし孫つれ童話祭    渡辺 彦陽

晴れ渡る幟を仰ぎ空仰ぎ       吉光 久馬

静けさの戻る幟を立て終へて     斉藤 幸一

吹流し遠くの街のひらひらす     友草 寒月

鯉のぼり杉山の杉立ちならび     小田部 杏邨

五月鯉上り山里明るくて       後藤 緒峰

私って本当に不十分な人、そして、私はそういう自分を愛してる メグ、ライアン

なれなかった自分になるのに、遅すぎることはない。 ジョージ・エリオット

梢より見下ろされをり小さな鳥の頭のも中を   佐々木六戈
 
春眠の覚めてもなひおも夢うつつ
春眠を覚まして去り濡ぬい地震かな
絵手紙の藤濡れてくる俄雨
絵によりて人柄知るや桜草
いふなれば花の雲とも思ひけり
不忍や芭蕉も見しや花の雲
春愁も今は楽しき夢のなか
朧月来ぬ人待ちし一夜かな 
かぐや姫月より来たる朧月
園児今日屋外遊び草萠ゆる
風香る埴生の宿は胸の奥

♪(*^。^*)♪
May 4 2006 Thursday Fine
Volunteer at Makuharui Messe.

長崎は石だたみ道ヴエネチアの古き小路のごとぞ聞け   斉藤茂吉

朝昼と過ぎて夜のくる八重桜 青山丈
   
どこからも雀の出入り八重桜 青山丈
   
小綬鶏の兄さんが呼ぶ八重桜 桐木榮子

風呂上がりとも見えし菖蒲かな
お隣の方怖ろしき春嵐
振り向けば更にうるはし花衣
黒潮の春濤響く総の国
房総は黒潮響き春早し
京都には姫君多く花衣
混沌として草萌えの兆しかな
塔の上長閑な春の雲流る
弁天の琵琶の音聞こゆばかり春
春うらら弁天さまの琵琶聞ゆ
ふるさとの訛懐かしリラまつり

♪(*^。^*)♪
May 3 2006 Wednesday Fine

自由ありけふは憲法記念の日     原山 英士

夢あらば一つ増やして八重櫻 有山光子
   
宮中は奈良よりつづく八重櫻 長谷川登美
 
しんがりに咲くが身上八重桜 横山昌子

金色の仏ぞおはす蕨かな 水原秋桜子

いにしへの恋は始まる見ぬ人に大和歌なぞまずは届けて

吾が思ふ人を訪なふや蜆蝶  
絵紙の筆を買ひけり花の雲
君知るやいなごかばった絮蒲公英 
蒲公英の絮に遊ぶは誰なるぞ
恋の文来たるひとひら藤挟み
藤の花たるひとひら挟む思ひ文
京の春 遠くに霞む東山
腕白の刈田を跳び手蝗追ふ
絵手紙に桜便りや梅便り
仲店の天麩羅熱き花吹雪

May 2 2006 Tuesday Fine

ふせてある舟も春愁のひとひら 田口満代子

春の雲突き抜けている塔の屋根 
とらいあんぐるとは塔の屋根若葉風
姫さまの東下りや春うらら 
藤咲くや蜜たらし食む葛の餅
春の日のまさにあがるや森深し
藤まつり北斎の絵の今もなほ
昼寝してうたた寝をして叱られて
仲春のうたた寝こそは楽しけれ
蒲公英の絮をしとねと眠りたし
不忍の波に織こむ桜かな

May 1 2006 Monday Fine

蝶の来て一夜寝にけり葱のぎぼ  半残

ゆく春やおもたき琵琶の抱きごころ  蕪村

宝石の水玉溜めし青葉かな
黄金の鯱泳ぎける春の空
草萌を長閑に遊ぶ鹿あまた
から堀に草萌え食める鹿のどか
初恋の想い出淡きリラの花  「リラの花言葉初恋の思い出」
塩焼きの鯛のけぶりも麗らの夜
蜆蝶しばしは君に魅入られて 
蜆蝶しばしは君に見入られて 
蜆蝶しばしは休める草の先

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