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2007年3月の1件の記事

2007年3月31日 (土曜日)

2007.3.1-3.31俳句日記

♪(●^o^●)♪ 2007年3月31日 土曜日

あおによし 奈良の都は咲(さ)く花の におうがごとく 今さかりなり
小野 老

達磨忌やだるまに似たる顔は誰  夏目漱石

達磨忌や箒で書きし不二の山   小林一茶

常節を殻ごと煮付けたる五六  川崎展宏

たんぽぽや荒田に入るる水の上  祇空

土筆摘む丘は国見の名を持ちて
友に白髪のクラス会鳥帰る
同窓会出る幸ひや花の雲
お彼岸の供花のひとつにシクラメン
大和人なべて桜を見て頬笑む
行く前の楽しみもあり花衣
人生のほぼの上がりの花見かな
一片の宝石も付け花衣
紐ネクタイひとつ選みて花の宴
席取りの早やきこしめている花筵

20070331 0930 新日本住販の柴田さんの案内で真砂1-12-9-204の住宅を見る。
昼食は「天狗」。トヨペット前の桜を見る。

♪(●^o^●)♪ 2007年3月30日 金曜日

みちのべのうまらのうれにはほまめのからまるきみをはかれかゆかむ   万葉集
「うまら」は野茨の花。

春の宵つくろわないでくつろいで  綿やりさ

宗匠となりすましたる頭巾かな 夏目漱石

産土の無名のやしろ梅香る
春の雪払ひて始む開拓祭 
香具山の芽吹ける朝の日和かな
ふと踏みし土竜の塚に足取られ
モネの絵のほのかな春となりにけり
学校の兎に会釈卒業す
先生の眼鏡の濡れや卒業す
卒業歌淀の大河を歌ひけり
勉強はこれからなるぞ卒業子
卒業子歩みはやがて川堤

♪(●^o^●)♪ 2007年3月29日 木曜日

行く春や鳥啼き魚の目は泪  松尾芭蕉

ゆくはるやとりなきうおのめになみだ

解説
過ぎ行く春を惜しんで、鳥は悲しげに啼き、魚の目ににも涙が浮かんでいるように見える。

Loath to let spring go,
Birds cry, and even fishes'
Eyes are wet with tears.

Matsuo Basyo

Translated by Dorothy  Britton

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旅とへば真旅になりぬ家の妹が着せし衣に垢付きにかり  占部虫麻呂 万葉集 20-4388

水底に風見る海松の戦ぎかな  蝶酔

春の海ひねもすゆたりゆたりかな  蕪村

年とれば芽吹きの山ももの悲し
昇り去る雲雀の声の去りにけり
読にくき戒名なりし花の雨
菠薐草洗ふ泥さへ輝きて
菠薐草洗ふ土くれ光りけり
麗らかな四十年後のクラス会
花の雲四十年経し同窓会
風香る四十年経し同窓会
箱庭と思へば小さし大八島 
箱庭と思へば小さし不二の山 

Mr Banbury appealed for international donors to help the WFP deliver the necessary food aid.

N KOREA NUCLEAR DEAL

N Korea to 'shut down and seal' Yongbyon reactor, then disable all nuclear facilities
In return, will be given 1m tonnes of heavy fuel oil
N Korea to invite IAEA back to monitor deal
Under earlier 2005 deal, N Korea agreed to end nuclear programme and return to non-proliferation treaty
N Korea's demand for light water reactor to be discussed at "appropriate time"

End of confrontation?
Q&A: Nuclear standoff 

"Right now we are losing the fight against hunger in [North Korea]," he said.

"If donors do not respond to the request, millions of people are going to go hungry."

The World Food Programme used to feed around 6.5 million people in North Korea each year.

In 2005, its work was scaled back after the North Korean government imposed restrictions on the monitoring and distribution of food.

But the WFP has struggled to feed even half of the 1.9 million people it is still trying help, because of a drop in donations as a result of North Korea's nuclear programme.

North Korea's shortfall in food supplies was exacerbated last year when an estimated 100,000 tonnes worth of crops were washed away by the floods.

Regular shipments of food aid by South Korea were also suspended after the North carried out a missile test last July and then a nuclear test in October.

Seoul says it will not resume its deliveries until the North meets a mid-April deadline to "shut down and seal" its only operational nuclear reactor Yongbyon, as part of a deal agreed in February.

However, it has begun despatching other aid, including the first shipment of some 300,000 tonnes of fertiliser to be sent by June.

The South has resumed shipments of rice, cement, trucks and blankets to help the thousands of people who lost their homes and livelihoods in last August's floods.

It is also sending medicines and equipment to help its northern neighbour tackle an outbreak of foot-and-mouth on a farm near the capital Pyongyang, which has led to the destruction of thousands of livestock.

♪(●^o^●)♪ 2007年3月28日 水曜日

大寒に一戸もかくれなき故郷  飯田龍太

父母の亡き裏口開いて枯れ木山  飯田龍太

白梅のあと紅梅の深空あり  飯田龍太

校庭に一番桜ほのかなり
四十年経しクラス会花の雨
梅桜共に咲く地へ赴任せり
赴任して春の彼岸の供花あまた
風花の小さな丘に赴任せり
連翹の咲き初む丘に赴任せり
古希にして惑ひ多かる花見かな
古希にして惑ひ尽きざる花の雨
古希にして惑ひ多かる花曇り
古希にして惑ひ多かる花見酒
古希にしてクラス会花の雨

♪(●^o^●)♪ 2007年3月27日 火曜日

手をつけて海のつめたき桜かな 岸本尚毅

昏ければ桜の中のさくら散る 佐野鬼人

うみやまのあひだねむたきさくらかな 大島雄作

ひともとの櫻に佇てば濤の音 環 順子

古希にして俳句三昧花の雲
古希にして俳句三昧雪柳
小庭には目高育ててシェフの笑み
板前の暇見て目高育てをり
ひこばえの切先紅き空の藍
高層のビルの谷間に梅の花
芝青し梅紅しまことに空青し
友遥か先歩みにけり沈丁花
沈丁花吾を追越す人ばかり
花の雨便り無き友いまいずこ
花筏その真中に鯉の泡

♪(*^。^*)♪ 2007年3月26日 月曜日

頭の中で白い夏野となつている 高屋窓秋

水脈の果炎天の墓碑を置いて去る 金子兜太

青饅やこの頃眠き日ばかり
青饅や割箸はしと割る夕べ
賜りし切干大根まろやかに
花の雨友の引越し先知らず
水兵の果てふ古老彼岸西風
四十年経たる再会風光る
若かりし君の想ひ出花の雲

ちりやすくあつまりやすくサヨリらは  篠原梵

早蕨や高嶺ならねど山ばかり  橋本鶏二

耕すや一鍬ごとに砂埃  松崎鉄之介

百合鴎われも業平春愁ひ
みやこ鳥見つめる心業平に
返り寒もたらす風邪の重かりし
返り寒もたらす風邪の愁ひかな
冴え返る港の町の雛まつり
花ぐもり亦もや友の忌の返る
子猫なほ猫なで声で擦り寄りぬ
初恋を告げずに去りぬ白水仙
絵手紙にに筆の弾みの花便り
菜の花の小豆島から旅便り
絵手紙に溢れるばかり雛達磨

♪(*^。^*)(●^o^●)
♪ 2007年3月23日 金曜日

空より見る一万年の多摩川の金剛力よ、一万の春  佐佐木幸綱

春潮や大き錨を碑となして 神田松鯉

一日に一個失せたり蝸牛  高屋窓秋

絵手紙に赤白黄色チューリップ
絵手紙に菜の花便り弾みけり
白梅や恋の成就の絵馬のあり
一大事無事に済みけり青蛙
災難のするりと抜けて青蛙
千枚田空より聞こゆ蛙かな
牡丹のゆらぎありけり出湯宿
鎌倉や牡丹の香る日本晴
鎌倉や牡丹の香る散歩道
鎌倉や牡丹の香る遊歩道

♪(*^。^*)♪ 2007年3月22日 木曜日

東風吹かばひほひおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな 菅原道真 拾遺集
  
太宰府でふるさとの京の梅を思い詠んだ和歌ですね。
この思いを偲び全国の天神さま、天満宮では今梅が咲いています。

騙し絵の窓にも春のきざしをり 黛まどか

噴水の背丈の揃ふ寒さかな   黛まどか

鎌倉の牡丹の香る廻り径
牡丹にこころ遊ばすこのところ
牡丹に心遊ばすばかりかな
夫れ夫れの牡丹に添へし句の木札
夫れ夫れの牡丹に添へし名句札
各々の牡丹に添へし俳句札
近くには五重塔や白牡丹
五重塔影は斜めに白牡丹
夜蛙の声のなかなる出湯かな
夜蛙の声のなかなる外湯かな

♪(*^。^*)♪ 2007年3月21日 水曜日

わが背子が 跡ふみ求め追い行かば 紀伊の関守い 留めてむかも
(万葉集 4ー545・笠朝臣金村)

空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのさつかしきかな  紫式部  源氏物語 空蝉の巻 

うつせみの羽に置く露の木隠れて忍び忍びに濡るる袖かな    紫式部  源氏物語 空蝉の巻 

霜柱俳句は切字響きけり 石田波郷

白鳥に一陽来復日差し来ぬ  きくちつねこ

春の夢何万トンの空だろう  小野裕三

思ふれば儚き栄華薄桜
花見するこの何人の明日ある
栄華とは儚きものか桜散る
古城には人の溢れし花見かな
芦ノ湖は春の霞の遊覧船
涅槃図の虫も嘆きのあるやうな
鯉の尾の動かしている春の水
鯉の尾の動かしている春の泥
薄氷の映しておりぬ雲ひとつ
投函す花の便りの絵手紙を

♪(*^。^*)♪ 2007年3月20日 火曜日 晴 13℃

気まぐれな鹿よと見をり朧夜の若草山をのぼりゆく一つ  前川佐美雄

目出度さもちう位なりおらが春  小林一茶

土筆など摘むや本来無一物   矢島渚男

恋猫となりしわが猫負けつづけ  加藤楸邨

どの家も店先に雛海の風
干物売る店先に雛海の風
石階に六千の雛海鳴りす
房州の波は穏やか雛の家
雛を見る人々の笑顔かな
無名こそまこと宜しき若菜摘み
先生の少しふくよか木瓜の花
絵手紙に花見団子の花便り
河原には菜の花盛り早桜
せせらぎへ波に揉まれし山桜

♪(*^。^*)♪ 2007年3月19日 月曜日

東京を焼きほろぼした戦火いまイスラムの民にふたたび迫る  岡野弘彦

濁せいたる水の澄みくる芹の中  大川原光詳

露の戸を突き出て寂し釘の先  真鍋呉夫

お水取あるほどの火を使い切り  中里麦外

絵手紙に春の若草溢れけり
東風吹けば埴輪の笑ひありさうな
名を問へば菜摘と答ふ朧かな
草摘みてままごと遊び果てしなく
放課後は共に野に出て土筆摘み
裾野には土筆ん坊や国見山
朧夜の夢のはかなき目覚めかな
げんげ摘む幼き頃の友居さず
げんげ摘む遠くの丘に城甍
昼餉後は丘の若草摘み遊ぶ

♪(*^。^*)♪ 2007年3月18日 日曜日

きさらぎの空はあけぼの梢々(うれうれ)にはくれなゐのきざしはじめつ  雨宮雅子

紅梅の滲めるやうにとの曇る雨水の朝の土を踏みしむ  雨宮雅子

指先のつめたきことのほかは春 山仲英子

春の土手雲を眺むるだけのこと 森川 潔

早春賦吹けばややもや戻り寒
春隣いま奏でむや早春賦
芦ノ湖の遊覧船やおぼろ月
自転車のきしみ少しや啄木忌
静かにも鯉の鰭揺る春の水
春水の揺るるも鯉の奢りかな
絵手紙に花見団子の弥生かな
霜柱はりはり踏みて水汲めり
ブランコの子の靴飛ばし揚ひばり
賜りし椿一輪卓に置く

♪(*^。^*)♪ 2007年3月17日 土曜日

春一日切り飴の音弾みけり 落合 葵

山を見る一つ加へし齢もて  富安風生

身体を包む紺の深さも帰燕以後  岡本眸

この所三寒四温みだれ髪
吾が詩業まこと進まず啄木忌
雲上のケルンに一つ石加ふ
吾が詩業遅々と進まず啄木忌
餞別の封の湿りも花の雨
栄転と言ふも哀れや花の雨
うららかや微睡み誘ふ講義かな
高層のてっぺん霞むうららかな
雪柳一輪開きまた一輪
初つばめやうやく学校に慣れたる子

♪(*^。^*)♪ 2007年3月16日 金曜日

かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜もふけにける 大伴家持 新古今集 冬620 百人一首 不思議ながら万葉集には見えません。

みちのくの春はおほどか土器出づる 菅原鬨也

春なれや湯疲れといふ疲れあり 村越化石

草の餅お茶も良かりし花菜畑
昼餉後は屋外授業揚げひばり
蒲公英や昼餉の後は野の遊び
恋の猫闇夜にまなこ青光り
耕しのみずず一筋いとしめり
さざなみの志賀の湖春うらら
さざなみの志賀の大わだ百千鳥
転勤は人生の岐路花の雨
見つけたる蚯蚓一筋大あくび
径迷ふ蚯蚓ありけり春愁ひ 

♪(*^。^*)♪ 2007年3月15日 木曜日 晴 曇 10℃

さざなみや志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな 平忠度
千載集 平家物語

花の雲彼方に小さき城ひとつ
灯台に岬の彼方鳥帰る
あまたなる思ひ残して鳥引けり
遠富士のなほも彼方に鳥帰る
磯菜摘み時折り富士を見つめけり
一輪のチューリップ穏やかな俳句会
まどろみに心を委ね花の雨
まどろみももこと宜しき花曇
姫だるま転がりている花曇
昼餉後のまどろみの五分花曇

♪(*^。^*)♪ 2007年3月14日 水曜日

空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかいきかな   源氏物語 空蝉の巻  紫式部

月影のやどれる袖はせばくともとめても見ばやあかぬ光を  源氏物語  須磨の巻 紫式部

若いかりし叔父叔母三月十日の忌  染谷佳之子

鳥の恋朝の散歩に笛持ちて
鳥の恋マリア聖堂婚の鐘
初つばめ恋マリヤ聖堂婚の鐘
囀りやマリヤ聖堂婚の鐘
春の雲友は去りゆく外つ国へ
孕み猫露座仏大きたなごころ
啄木忌吾に凡なる句の多く
麗らの夜ふるさとの夢友の夢
四十年経しクラス会花の雲
四十年経しクラス会日脚延ぶ

♪(*^。^*)♪ 2007年3月13日 火曜日 

大根の岡のあらしや春の空  麦水

四十年経しクラス会山笑ふ
四十年経しクラス会土筆ん坊
四十年経しクラス会福寿草
さぼてんの花に向ひて日向ぼこ
こぶし咲く青空切る飛行雲
つま先を立て見たりしる白木蓮
空に舞ふ白木蓮風のなか
春愁の雲ぽつかりと青い空
外つ国に遙か来たりて花の雲

♪(*^。^*)♪ 2007年3月12日 月曜日 晴 13℃

浅川や鍋すすぐ手も春の月 小林一茶

asa kawa ya nabe susugu te mo haru no tsuki

shallow river--
on hands rinsing a kettle
spring moon

Kobayashi Issa

訳 David G. Lanoue

このところ三寒四温梅の花
受付の微睡み誘ふチューリップ
白梅のこの一瞬をいとしめり
白小傘傾げて入るる春の富士
外湯より挨拶なして春の富士
外湯より会釈をなして春の富士
真間の井に振込む花の限り無し
堤にはに文学の碑や花の雲
賜りし玉のやうなる丸大根
沈丁や県立美術館写真展
抱きける子猫の髯のこそばゆき

♪(*^。^*)♪ 2007年3月11日 日曜日雨 曇 12℃

薄き濃き野べの緑の若草に跡まで見ゆる雪のむら消え 宮内卿

春愁のまぼろせいにたつ仏かな  飯田蛇笏

過ぎ去りし面影夢に揚げひばり 
美空ひばりの「林檎追分け」をオカリナで練習しています。結構難しい曲なんです。

懐かしき思ひ出ばかり梅の花 
湯島より見下ろす上野花の雲
咲きそめし八重の梅こそ重さうに
結構な梅日和とはなりにけり
青空に今生まれしか梅の花
つばくらや親指姫の背に乗せて
春の雲親指姫のおりさうな
春一番一夜硝子の鳴りにけり
松の花黄金の雲となりにけり
田の中に太柱立て鯉のぼり

♪(*^。^*)♪ 2007年3月9日 金曜日

蛇いでてすぐに女人会ひにけり  橋本多佳子

菜を洗ふ手もとに雛流れくる 大橋規倭子

生かされて生きる幸せ花の雲
外湯よりまこと手の内春の富士
市議員と会釈を交はし花曇
うらららかや街頭演説場所分けて
場所分けて街頭演説花の雲
うたかたの一夜明けたる花の雨
うたかたの浅き夢覚め雛の朝
うたかたの浅き夢見し花の雲
膝に乗る子猫ともに日向ぼこ
待合室微睡み誘ふチューリップ

♪(*^。^*)♪ 2007年3月8日 木曜日

死に近き手力つよし朝桜  西村和子

かまくらにありても母の膝が好き 青虎

外に出よ触るるばかりに春の月  中村汀女

如月の句会は海の風受けて
水仙や古き誼みの友迎ふ
公園に古き機関車鳥帰る
公園の機関車の窓鳥帰る
雛の旅古き誼みの友ととも
雛愛でる古き誼みのある如く
膝に乗る子猫とともに日向ぼこ
福寿草ひそかな愛を育てつつ 
春田打つ時には見上げ遠蔵王 

♪(*^。^*)♪ 2007年3月7日 水曜日

五月幟男の子は家をはなれゆけ  西村和子

菠薐草スープを煮えよ子よ癒えよ 西村和子

うららかの夜微睡み誘ふ講義かな
黒潮の流れの向かふ雪の富士
着ぶくれて梅見の妻でありけり
傘斜げ熱海の梅を見たりけり
花見して笑みの零れる人ばかり
湯島には東風吹きている昼餉かな
蒲公英やもう一回のかくれんぼ
連翹やもう一回のかくれんぼ
春水の光のなかの鴎かな
雪富士のあちこちに見る二日旅
雪富士の裾を巡りし二日旅

聴す(ゆるす)

♪(*^。^*)♪ 2007年3月6日 火曜日

花に又ことしのつれも定まらざう   野水
雛の袂を染むるはるかぜ       羽紅

ひきがへるバベルバベルと鳴き合へり  沢木欣一

古書店に値段無き本花の雲
梅香るだけの駅に降りたちぬ
雛の宿朝餉に聞こゆ早春譜
梅林に鴬笛のここかしこ
入場券買へば微かな初音かな
麗の夜座りてすぐに眠りたき
大マスクして面影見えぬ花粉の日
雪中に摺り寄りきたる北狐
麗らかや奈良には多き鹿と僧

♪(*^。^*)♪ 2007年3月5日 月曜日

雛飾りつつふと命惜しきな  星野立子

桃の日に華やぎ書く便り 稲畑汀子

伊豆や今波に振り込む早桜
つるし雛発祥の地と大幟
山頂に風車のひとつ花の雨
2月23日は富士山の日
湯の宿のロビーにありし大雛壇
早春譜聞こゆ朝餉や雛の宿
早春譜聞こゆ朝餉や梅の宿
やまと人なべて好きなる桜かな
漣のきらめき合ひし雛の宿
人生の少しお休み雛の宿
人生の少しお休み花の宿
人生の少しお休み梅の宿

♪(*^。^*)♪ 2007年3月4日 日曜日  ℃

水鳥の鴨の羽色の春山のおぼつかなくも思ほゆるかも  笠女郎

冬萌や歩き始めの小さき靴  笠原タカ子

大朝寝余生は疾うに折り返す  越前春生

深々と闇照らされる慈姑かな  矢田鏃

釣り釜や一客一亭春の昼元屋奈那子

駐車場今宵どんどの火のまつり
みかん剥くそのたび思ふ故郷かな
冬の虹ふつと立ちたる筑波かな
沈丁の開き初めたる香に酔へり
沈丁の蕾の香に身を委ね
誰も見て笑みの零るる桜かな
平凡な日向ぼこそ有り難き
いくさ無き日の日向ぼこ有り難し

♪(*^。^*)♪ 2007年3月3日 土曜日  ℃

2007年2月25日俳人 飯田龍太さん逝く。86歳

またもとのおのれにもどり夕焼中  飯田龍太

春の鳶寄りわかれては高みつつ  飯田龍太

どの子にも涼しく風の吹く日かな  飯田龍太

紺絣春月重く出しかな  飯田龍太

一月の川一月の谷の中  飯田龍太

子の皿に塩ふる音もみどりの夜  飯田龍太

春暁の太陽はまだ砂の中   佐々木とみ子

旅人ののぞきてゆける雛かな  久保田万太郎

ゆふぞらを使ひきつたる冬至かな  角川春樹

♪(*^。^*)♪ 2007年3月2日 金曜日  13℃

看護師に戻りし曽我さん、注射され泣く子の腕をもりもり揉む  栗木京子

靄晴れて一気に迫る雪の富士
やうやくに連山笑ふ鳶の笛
せせらぎの囁く一夜梅の朝
やうやくに山笑ふかに鳶の笛
真つ先に白梅見ゆる朝ぼらけ
古希にして心遊ばす梅の風
古希にして心遊ばす花の風
古希にして心遊ばす梅の宿
古希にして心遊ばす花の宿
古希にして心遊ばす雛の宿
雪富士の間近にありて梅香る
人生の少しお休み梅見旅

♪(*^。^*)♪ 2007年3月1日 木曜日

かたかごに銀(しろがね)の日の懸りをり 石田勝彦

漣の上に残れる氷かな  綾部仁喜

人生の少しお休み花見旅
我が宿は白梅香る川の傍
道聞けば白梅の坂降れとや
修善寺の青梅雨後の滴れり
山茶花の小路選みて歩みけり
山茶花の小路選みて君のもと
春うらら富士山見ゆる日本晴
春うらら富士を間近に鳶の笛
雑木林すべての木の芽膨らめり
春風や風林火山の旗の村
少しづつ雪富士近くなる旅路
裏富士の畦の青みのありにけり
峠より見下ろす伊豆や花の雲

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