« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月の32件の記事

2007年9月30日 (日曜日)

犬の子のどこもやはらか野分なか 加藤楸邨

Photoo2007930日 日曜日 曇 雨 19  °C

吾木香すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ 若山牧水

露地物の尖るトマトは桃太郎 八木林之助

鮓のいを卯の花衣着たりけり 与謝蕪村

犬の子のどこもやはらか野分なか 加藤楸邨

父母の夜長くおはし給ふらん  高浜虚子

縄電車駅はコスモス咲く花壇
朝風の爽かとなりと旅便り
昼餉後に一睡なせば萩の風
縄電車発車すコスモス咲く花壇
ふるさとの歌オカリナで吹く敬老日
ふるさとの歌オカリナで吹く萩日和
昼餉後に一睡をなす萩の風
昼餉後に一睡なせば芒風
縄電車ひとり加わり萩の風
縄電車駅ひとり加わり萩日和

続きを読む "犬の子のどこもやはらか野分なか 加藤楸邨"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月29日 (土曜日)

髪ながき少女とうまれしろ百合に額は伏せつつ君をこそ思へ   山川登美子 

Hpjpg(●^o^●)♪ 2007929日 土曜日 曇 雨 22  °C

髪ながき少女とうまれしろ百合に額は伏せつつ君をこそ思へ   山川登美子 

父がつけし吾名立子や月を仰ぐ 星野立子

秋風の気配と覚ゆ葉擦れかな
吾が日記俳句いくばく秋の風
吾が日記俳句いくばく走馬燈
菜園の蚯蚓一筋懐かしや
四季のある敷島に住み萩の風
子供達の芋掘り授業黄色帽
子供達の屋外授業萩の風
子供達の屋外授業秋桜
吾が日記俳句いくばく萩の風
虫時雨やがては土に還る吾


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月28日 (金曜日)

冬瓜やたがひにかわる顔の形 松尾芭蕉

Hp0o2007928日 金曜日   晴 31 °C

桃太郎と金太郎と勝負することなしされどああ少し金太郎好き  馬場あき子 

浅漬がよけれさつまいもの茎も 茨木和生 

冬瓜やたがひにかわる顔の形 松尾芭蕉 

ざぶざぶと素麺さます小桶かな 村上鬼城 

吾が日記俳句いくばく青すすき
吾が日記俳句いくばく星月夜

数へ日や俳句いくばく記す便り

数へ日の祝ひの俳句婚の宴

巡礼の湯浴みに仰ぐ星月夜

人の世は巡礼に似て星月夜

梨据げば空の紺青手に染まり

十薬の余りに強き張り根かな

次の世に近づくばかり蝉時雨

虫時雨やがては土に還る虫
 

続きを読む "冬瓜やたがひにかわる顔の形 松尾芭蕉"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月27日 (木曜日)

海風に紺をもらひて秋茄子 桑原啓司

Photo(●^o^●)♪ 2007927日 木曜日 曇  雨  27  °C

病みませるうなじに繊きかひな捲きて熱にかわける御口を吸はむ 与謝野晶子

菊咲けばやれ菊膾菊枕  後藤比奈夫

海風に紺をもらひて秋茄子 桑原啓司

大鱸なり鱗金鱗銀  清崎敏郎

園児達の黄色の帽子柿日和
身をゆだね心をゆだね籐寝椅子
籐椅子に心をゆだね菊日和
園児達の遠足日和秋桜
園児達の黄色の帽子秋桜
園児達の黄色の帽子菊日和
幸せさうなご婦人ばかり菊日和
ふくよかなご婦人ばかり美術展
幸せさうなご婦人ばかり美術展
ふくよかな婦人ばかり菊日和

1330 English conversation lesson at Inahama CC.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月26日 (水曜日)

笹づとを解くや生き鮎真一文字 杉田久女

(●^o^●)♪ 20079月26日 水曜日曇   晴   25  °C

海青しまた空青し天地(あめつち)の広きを渡る悲しみと知れ 辻井喬  (堤清二) 

秋風のかほして尋ね来たるかな  鈴木章和

如月や子が読みゐたる若菜集 大石悦子

笹づとを解くや生き鮎真一文字 杉田久女

わが死後へわが飲む梅酒遺しけり 石田波郷

ふくよかなご婦人ばかり萩ひより
幸せさうなご婦人ばかり萩ひより
ふくよかな婦人ばかり菊日和
スーパーの新装開店秋秋つばめ
スーパーの新装開店秋桜
スーパーの新装開店秋扇
スーパーの新装開店菊ひより
ふくよかなご婦人ばかり秋扇子
幸せさうなご婦人ばかり秋扇子
ふくよかな婦人ばかり菊日和

.

続きを読む "笹づとを解くや生き鮎真一文字 杉田久女"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月25日 (火曜日)

梅雨明けの近づく橡の葉擦れとも 安原葉

o2007925日 火曜日  晴  曇  26  °C

芥子ほどのさみしき恋ありし来し方よ海を生きつつ思ふ 高野公彦 

ゆく夏の受話器を置いた静けさにさよならを言う入道雲にも 星野知子 

梅雨明けの近づく橡の葉擦れとも 安原葉 

夏山やよく雲かゝりよく晴るゝ 高浜虚子 

------------------------------

晩夏晩年角川文庫蠅叩き 坪内捻典 

In my Latesummer

I swat flies

with Kadokawa paperback,

日本ペンクラブ訳 

-------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月24日 (月曜日)

絵手紙ニュース

Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_5 福田康夫さん自民党総裁
福田康夫さん「ふふふふの福ちゃんだよ。 おむすびころりんころりんこん首相が転がりこんできたよ。」
麻生太郎さん「上州のとんびにあぶらげが攫われちゃたよ。」
フジモリさん「もう一度ペルーの大統領やりたいな。」

裏富士の甲斐の空より青葡萄

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鍵持たぬ一日となり鳥雲に 柳里笙

Jpg(●^o^●)♪ 2007924日 月曜日 曇  24 °C

腕なくば箸を使わぬ食い方があるのだ天に揺れる向日葵  奥田亡羊

鍵持たぬ一日となり鳥雲に   柳里笙

マッチ擦れば焔うるはし閑古鳥 渡辺水巴

秋雨の冷たさこの世の冷たさか
オカリナを吹けば回転秋つばめ
幸せは友と語らふ菊日和
幸せは友と語らふ秋桜
幸せは友と語らふ星月夜
目覚むればすだける虫になかにあり
沙魚日和一湾銀のさざ波に
テネシーワルツかすかに聞ゆ良夜かな
鳴りやまぬ留守番電話虫しぐれ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月23日 (日曜日)

をりとりてはらりとおもきすゝきかな 飯田蛇笏

Hp1  ♪o2007923日 日曜日 曇  28 °C

をりとりてはらりとおもきすゝきかな 飯田蛇笏

渡らねばならぬ吊橋露のみち  安原葉

界隈のだらだら祭なる人出  星野孝高士

2007.09.22朝俳句会 入選句 いなげ句会 稲毛記念館

スーパーの新装開店柿の秋
捨猫の寄り添ひきたる芒原

案山子にも一礼なして行脚僧

墓参には故人の好きな菊あまた

龍胆やおもちゃの如き発電所

昼餉後に一睡なせば萩の風

耕せば蚯蚓一筋なつかしき

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月22日 (土曜日)

Photo(●^o^●)♪ 2007922日 土曜日晴   32 °C

なめらかに真直ぐにひとを讃へゐるイタリア語聞けり夜の映画に 横山未来子

ふるさとにただ親しきは茄子のの紺 小寺正三

春潮に地震の昂り残る能登      藤浦昭代

御神体は若葉の山よ大鳥居    佐々木新

うたた寝の後のけだるさ秋桜
うたた寝の後のけだるさ蝉しぐれ
うたた寝の後のけだるさ花オクラ
うたた寝の後のけだるさ菊枕
うたた寝の後のけだるさ花かぼちゃ
うたた寝の後のけだるさ胡瓜もみ
うたた寝の後のけだるさ茄子の紺
うたた寝の後のけだるさ秋なすび
うたた寝の後のけだるさ秋扇
うたた寝の後のけだるさ萩の風

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月21日 (金曜日)

ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲 佐佐木信綱

Photo(●^o^●)♪ 2007921日 金曜日 晴   31 °C

ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲 佐佐木信綱

がてんゆく暑さとなりぬきうりもみ 久保田万太郎

大粒の雨が来さうよ鱧の皮 草間時彦

凩の去れば暫く猫の声
清水へ七曲がり坂秋桜
凩の中に吾呼ぶ父の声
虫の音に満たされてゐる座敷かな
目覚むれば虫の時雨の座敷かな
東山粧ひまろやか京言葉
清水へ坂道ばかり秋桜
菊膾遺し出羽人去りにけり
星月夜着陸までのホバリング
十六夜や着陸までのホバリング
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月20日 (木曜日)

去りし友凩の奥に居るやうな

(●^o^●)♪ 2007920日 木曜日 晴  曇 30 °C

望の月湖水にうかぶ夜の更けをわが銀匙は白粥すくふ 栗木京子 

去りし友凩の奥に居るやうな
凩や栄転と言ふ左遷かな
凩や辞令にありし左遷かな
凩や昇格と言ふ左遷令
漁火の大間岬の帰燕かな
漁火の大間岬の岩燕
廃校の空ほしいまま秋燕
分校の空ほしいまま秋燕
午後四時の草刈り奉仕砂ぼこり
学校の草刈り時間砂ぼこり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月19日 (水曜日)

露の世は露の世ながらさりながら  一茶

o2007919日 水曜日曇  26  °C


うち深く火を抱く山に魅かれゆく雪にま白き一本の道 大伴道子 

むきになることなどなき世風の盆  今村潤子 

空間を縦横に切り風薫る 長谷川櫂 

露の世は露の世ながらさりながら  一茶 

痩蛙まけるな一茶是に有り  一茶 

凩や行方語らず去りし人
凩や断り難き赴任令
凩や行方語らず去りし友
人力車渡月橋ゆく紅葉かな
杉柾の割箸割りて走り蕎麦
割箸の割る音さやか走り蕎麦
割箸をはっしと割りて走り蕎麦
台風の一夜荒れける浅眠り
台風の眠れぬ夜となりにけり
幾度も目覚めたりける台風夜 

稲妻の煌めくなかに君を見し

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月18日 (火曜日)

そばの花咲くや仏と二人前  一茶

2  ♪(●^o^●)♪ 2007918日 火曜日 晴   曇 30 °C 

向日葵のはじめての花蒼く沍えわがうちに生きゐたる死者の死 塚本邦雄

鏡には十八歳のわれがいてわれは自分の脚ばかり見る  小島なお

そばの花咲くや仏と二人前  一茶

我家も一里そこらぞ秋の暮  一茶

わが家はもうすぐ五分蝉時雨
甘んじて受くる仕事や青すすき
甘んじて受くる重荷や星月夜
朝夕に白粉花に語りかけ
小庭なる白粉花に語りかけ
稲妻や利根の源流水しぶき
行く秋や幼な子洗ふ銀の匙
銀の匙光る薬局月青し
わが家はもうすぐ五分虫の声
わが家はもうすぐ五分虫時雨

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月17日 (月曜日)

オカリナ演奏

Photo 2007年9月17日敬老の日午前中にに私達オカリナサークルはオカリナ演奏をします。
演奏曲 「子守唄メドレー」「知床旅情」「北国の春」「ラブユー東京」「千の風になって」「ふるさと」
演奏会場はつぎの通りです。
 千葉市総合保険医療センター5階
 (千葉市保健所と同じ)
 住所:千葉市美浜区幸町1-3-9
 電話:043-238-9931

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月16日 (日曜日)

波よりも白き灯台南風吹く 柴田敏子

o2007916日 日曜日 晴 31  °C

われの身の新しきところ擦り傷に秋の日に当たりをり  栗木京子

水色の菓子の包も夏らしく 長谷川櫂

波よりも白き灯台南風吹く 柴田敏子

利根川のせせらぎ響く青嶺かな
龍胆や村に小さき発電所

奥利根のせせらぎ響く青嶺かな

利根川のせせらぎ響く青嶺かな

奥利根のせせらぎ響く青すすき

奥利根のせせらぎ響く青嶺かな

利根川のせせらぎ近く蝉時雨

利根川のせせらぎ近き蝉時雨

龍胆や玩具のやうな発電所

待合室まろやか空調小半時

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月15日 (土曜日)

蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 芭蕉

o2007915日 土曜日晴 30  °C 

垂直に四十億年水平に八千万種交点に佇つ  紺野万里 

山頂の一紺に立ち夏闌ける  宮坂静生 

蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 芭蕉 

春星や女性(にょしょう)浅間は夜も寝ねず 前田普羅 

赤のまま玩具のやうな発電所
ごめんなさい優先席へ敬老日

ごめんなさい優先席へ萩日和

出湯より眺むる山の粧ひけり

青べかの浜の全き沙魚日和

青田越え稔り田を越え出湯旅

佐渡よりの少し渋さの山女かな

佐渡よりはらわた渋き山女かな

青き星瑞穂の国の案山子かな

青き星瑞穂の国の稲の秋
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月14日 (金曜日)

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏

Photo_2 絵はパソコン画です。遙か未来を見る友人像。

o2007914日 金曜日  曇 晴 27  °C

叩きつけ叩きつけ人は改札を通り抜けおりSuicaは嫌い 松村由利子 

雪解星明日はひとりの転任地 古山みく女 

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田蛇笏 

たたなづく瑞穂の国の案山子かな
青き星瑞穂の国の稔りの田

雷鳥は尾根の茂みに見え隠れ

まろやかな水と出湯の憩ひかな

その昔天花粉こそ楽しけり

捨て難き物捨てて住む秋桜

古きもの捨てる決心白木槿

古きもの捨てる決心日輪草

古きもの捨てる決心捩り花

ケルンより見ゆる雷鳥かすかにも
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月13日 (木曜日)

かきくけこくはではいかがたちつてと 松永貞徳

Photoo2007913日 木曜日曇 27  °C

木の間よりもりくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり  詠み人知らず 古今集 小町集 

身にちかく秋や来ぬらん見るまゝに青葉の山も移ろひにけり  紫の上  源氏物語 若葉上の巻 

かきくけこくはではいかがたちつてと 松永貞徳 

もう見えて死後に近付く星月夜
わが部屋で一円光る涼夜かな
 

朝涼や作務衣の散歩二十分
言訳するな終戦日思ふべし

吾が死後の地球は如何に終戦日
 

昼寝せし夢に遥かな青山河
そこはかと秋の足音近づきぬ

そこはかと秋の足音聞こゆ朝

昼寝せし夢にふるさと青山河
 

稲妻や大和の国の稲の秋 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月12日 (水曜日)

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る  芭蕉

o2007912日 水曜日  29  °C

夏は来ぬ相模の海の南風にわが瞳燃ゆわがこころ燃ゆ  吉井勇

 

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る  芭蕉

 

蜩のむくろは舟のかたちして  坂内文應

 

蒸暑き月食のやるせなさよ
玉音は飢えの十歳終戦日

人生の数へ日にして酷暑かな

吾が生の後は幾年百合の花

吾が生の後は幾年冷奴

吾が生の後は幾年百合の花

吾が生の後は幾年萩の風

吾が生の後は幾年青すすき

すずやかに生きたし思ふ萩の風

穏やかに生きたし思ふ萩の風

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月11日 (火曜日)

妻の目に涙あふれ来天の川  加藤楸邨

o2007911日 火曜日 雨 曇  28 °C

熟田津(にぎたつ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな  額田王 万葉集 1.8

 

しら梅に明る夜ばかりとなりにけり  蕪村

 

妻の目に涙あふれ来天の川  加藤楸邨

 

蝉しぐれ果たせぬ恋の先の先
赤蜻蛉悲しき恋の先の先の

亡き友と居る風景の陽炎へる

陽炎に人が泣いてる時代劇

小庭なれどすぐ虫刺され手の痒み

曼珠沙華賊徒に歴史無かりけり
地球儀の裏の戦争曼珠沙華

地蔵盆友の多くは鬼籍にと

曼珠沙華友の多くは鬼籍にと

曼珠沙敗者に歴史無かりけり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月10日 (月曜日)

還り来し子と露天風呂流れ星

o2007910日 月曜日曇 29 °C 

みつめゐる君が面わの眩しければサン・テクジュペリのことを話し出しぬ 近藤とし子 

  たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき 近藤芳美 

炎天に樹樹押しのぼるごとくなり 飯田龍太 

去りにける友の方へと流れ星
去りにける友を想へば流れ星

初恋の人の行方と流れ星

物干しに水着干しけり流れ星

流星や友の行方知らずなり

荒海の佐渡へと溶ける流れ星

干しにけるハンケチの先流れ星

干しにける水着に落ちる流れ星

和解せし子と露天風呂流れ星

還り来し子と露天風呂流れ星
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

菫程小さき人に生まれたし 夏目漱石

2007.9.10に描いた絵手紙です。Photo Photo_2 Photo_3 Jpg
一茶の句は人生の応援歌だなあ。痩せ蛙は一茶自身でもあり私でもあるような気がします。
漱石の句「菫程小さき人に生まれたし」、文学博士を断った謙虚な人だったな。
漱石の弟子の芥川龍之助は天才でありすぎて早く亡くなりかわいそう。
樋口一葉は貧乏な方だったけどお札の肖像に採用されて、一葉さん苦笑いしてるだろうね。
「浅草に異人花嫁一葉忌」は私の句です。句会で入選しました。
外人さんの花嫁さんが浅草の旧家に来ました。古いしきたりに苦労してるだろうな。しかし健気だな。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年9月 9日 (日曜日)

日。 常に照らして自らその恩を知らず

Photo_4o200799日 日曜日 曇 晴  30 °C 

寝ても見ゆ寝でも見てけり大方は うつせみの世ぞ夢にはありける     紀友則   古今集 833

 

日。 常に照らして自らその恩を知らず。 

水。 常に潤して自ら徳とせず。

慈雲 

還り来し子と露天風呂青芒
還り来し子と露天風呂遠青嶺

還り来し子と露天風呂缶ビール

稲の花歩幅ゆつくり行脚僧

案山子にも会釈をなして老遍路

案山子にも会釈をなして行脚僧

手花火を怖れし我が子母となる

それぞれの星のささやき夕月夜
抱かれて星を見たるはその昔

天の川そこには誰か住みたるか

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 8日 (土曜日)

草いろいろおのおの花の手柄哉  芭蕉 笈日記

Hp(●^o^●)♪ 2007年9月8日 土曜日 晴  33°C

豪の壁に指もて彫(え)りし言の葉のあな幼(いと)けなし母を呼ぶなり 岡野弘彦
全天の無韻燦燦星月夜  正木ゆう子

草いろいろおのおの花の手柄哉  芭蕉 笈日記

さりとては急がぬと道を天の川
金剛より生駒かけて天の川
剱岳立山かけて天の川
赴任せし丘を包める銀河かな
鎮魂の一句詠へば天の川
少年の日銀河を見ては語り合ひ
誠と言ふ一字大切天の川
冷やし水一口飲みて税申告
民宿にクレマチス咲く温泉地
向日葵を見れば飢えたる疎開の子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 7日 (金曜日)

月山に速力のある雲の峰  皆川盤水

Hp3(●^o^●)♪ 2007年9月7日 金曜日 暴風雨  31℃

秋立ちて幾日もあらねばこの寝ぬる朝けの風は袂寒しも  安貴王(あきのおおきみ)  万葉集 8.1555

月山に速力のある雲の峰  皆川盤水

疎開の子夢にも飢えり赤のまま
訃報また秋風響く夕べかな
敗者には歴史無かりし終戦日
疎開の子飢えて母恋ふ赤のまま
訃報また秋風響く夕べかな
敗者には歴史無かりし終戦日
秋風や友の消息いかならむ
人をに待つ小半時秋の風
冷し水飲みて待ちける役所開け
行水の後は宜しき紺作務衣

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 6日 (木曜日)

こがね虫なげうつ闇の深さかな  高浜虚子

Hp2

(●^o^●)♪ 2007年9月6日 木曜日  台風9号関東地方直撃 30

-------------------------------------------------------------

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出し月かも  阿部仲麻呂  古今集 旅の歌

When I look up at
The wide-stretched plain of heaven,
Is the moon the same
That rose on Mount Mikasa
In the land of Kasuga?

Mac Cauley 訳

阿倍仲麻呂は16歳の時唐に留学し日本に帰ろうとしたが遂に帰れなかった。望郷の短歌である。

--------------------------------------------------------------------------------------------------

恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信田の森のうらみ葛の葉   「蘆屋道満大内鑑」

地獄絵の女は白し秋の風  武藤紀子

こがね虫なげうつ闇の深さかな  高浜虚子

同級生多く鬼籍に終戦忌
ふるさとの山懐へ帰省かな
冷房の無かりし頃は若かりし
帰省子は無口で見つむ青山河
ひたひたと踝洗ふ夏の潮
サーファーの砂洗ふ音晩夏光
サーファーのシャワーの飛沫晩夏光
昼顔にサーフィン運ぶ飛沫飛ぶ
虫すだく塵となりたる選挙報
戦ひは罪とぞ思ふ蝉の殻

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 5日 (水曜日)

秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ 天智天皇

(●^o^●)♪ 200795日 水曜日 雨  28  

-----------------------------------------
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ  天智天皇
百人一首 後撰集 巻6 

Coarse the rush-mat roof
Sheltering the harvest-hut
Of the autumn rice-field;
And my sleeves are growing wet
With the moisture dripping through.
Emperor Tenchi
 

Mac Cauley 訳
-----------------------------------------
 

べつかふの櫛さりさりと髪梳かむじゃがたら文の流離の朝(あした)  辺見じゅん

故無くも去りにし人や蝉時雨
由言はず去りにし友や蝉時雨
間違ひの手紙届ける白木槿
朝顔の咲いて不在の集会所
待つ便り来ぬ午後三時百合の花
待ち望む便り来たらぬ蝉時雨
去りし友戻れる夢や十三夜
去りし友戻れる夢や雁渡し
幼き日友と戯れ地蔵盆
待つ便り遂に来たらず赤蜻蛉

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 4日 (火曜日)

ソーダ水ストロー折って別れけり  林なつを

2(●^o^●)♪ 200794日 火曜日 雨 29

特攻隊つらねゆきたるわが友のまぼろし見ゆ。天の鶴群(たづむら)  岡野弘彦 

山中に銀河を語る大銀河  中島斌雄 

ソーダ水ストロー折って別れけり  林なつを 

うたた寝し電車乗り越す小半時
子供より大人の多い祭かな
挨拶に応答聞けぬ酷暑かな
挨拶に応答の無き酷暑かな
避暑地には昔ながらのラムネかな
残暑まだ朝の黒土照り返し
秋暑し朝の黒土照り返し
スプリンクラー可愛いい虹を創りけり
スプリンクラーささやかな虹創りけり
スプリンクラー手に乗るほどの虹作り 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 3日 (月曜日)

不備な文送り付けにし税務署の吾が申告を咎めて止まぬ

(●^o^●)♪ 2007年9月3日 月曜日曇 30

不備な文送り付けにし税務署の吾が申告を咎めて止まぬ

口紅の玉虫色の残暑かな  飯田蛇笏

春の月水の音して上りけり 正木ゆう子

海岸線に歓声どよむ大花火
終戦日あへて語らぬ人ばかり
遊ぶ子の何も知らざる終戦日
穏やかに逝きたし思ふ後の月
太りたる子ばかり居て終戦日
百日紅厩に神馬在はさざり
路地角の子供の好きな地蔵盆
幼き日ぽっくり下駄で地蔵盆
空襲の後絶えて開かぬ地蔵盆
戦争で焼けし祠や地蔵盆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

これ以上澄みなば水の傷つかむ  上田五千石

Photo 

(●^o^●)♪ 2007年9月2日 日曜日 曇り  27℃

活けなほすたび桔梗の薄れゆく  柴野八州子

夢に見し遥かな生駒青嶺かな
夏痩せのモデイリアーノの乙女かな
夏痩せぬルノワール描く令夫人
梢まで月の昇れる残暑かな
草の戸の残暑はかなり厳しけり
過去のこと忘るるも良し盆参り
こまやかな虹の回転スプリンクラー
ささやかな幸ささやかな虹スプリンクラー
線香花火怖れし我子も母となり
ささやかな虹創りけるスプリンクラー

ただ人は情あれ槿(あさがお)の花の上なる露の世に 閑吟集  室町時代の小歌

これ以上澄みなば水の傷つかむ  上田五千石

咲き満ちてこぼるる花もなかりけり  高浜虚子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 1日 (土曜日)

しづかなる力満ちゆきばったとぶ 加藤楸邨

Hp(●^o^●)♪ 2007年9月1日 土曜日 曇  27

夏の野の茂みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ  大伴坂上郎女 万葉集 8.1500

道のべに阿波の遍路の墓あはれ  高浜虚子

しづかなる力満ちゆきばったとぶ 加藤楸邨

きりぎりす暫しは死んだふりなして
白無垢の木綿涼しき遍路かな
口々に酷暑を言ひて挨拶す
口々に酷暑を言ひて慰むる
お互ひに酷暑を言ひて挨拶す
出会ふれば互いに残暑宣へり
どの人も酷暑を言ひて会釈せし
お互ひに酷暑を言ひて慰むる
虚空には百日紅ある墓参かな

走馬灯後の生きざま真すぐに

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »