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2007年10月の31件の記事

2007年10月31日 (水曜日)

鷹一つ見付けてうれし伊良古崎 松尾芭蕉

Sud
♪(●^o^●)♪ 2007年10月31日 水曜日 曇 雨 22°C

観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生  栗木京子

鷹のつらきびしく老いて哀れなり  村上鬼城

鷹一つ見付けてうれし伊良古崎 松尾芭蕉

冬菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋桜子

秋麗の海にオカリナ吹きにけり
校長の生徒迎へし石蕗の花
寿の一字記せし新日記
まず記す寿の文字新日記
よろこびの余りに落ちる木の実かな
龍胆の風に誘はれ旅ごころ
岩礁に羽拡げたる海鵜かな
羽拡げ風を待ちける海鵜かな
松ぼくりころころ踏みて朝歩み
給はりしあけび夕べの虹のなか

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2007年10月30日 (火曜日)

木の葉ふるやまずいそぐないそぐなよ 加藤楸邨

Hp

♪(●^o^●)♪ 2007年10月30日 火曜日 晴  曇 22 °C

もう二度とこんなに多くのダンボールを切ることはない最後の文化祭   小島なお

木の葉ふるやまずいそぐないそぐなよ 加藤楸邨

銀杏散るまつただ中に法科あり  山口青邨

確と見し鯔の跳躍双水輪
天高し妻の洗濯はかどりし
鯊日和妻は洗濯急がしく
風待ちて海鵜は羽を拡げけり
鯔跳ねて青き水輪に戻りけり
鯔跳ねて青き水輪の幾重にも
鯊日和雲より遅く動く舟
天高し雲より遅く動く船
天高し沖待ち船の眠りけり
鯊日和シャツ一枚を脱ぎ捨てて

0900-1500 Ocarina lesson at Saiwaicho CC.

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2007年10月29日 (月曜日)

くるしくも雨こゆる野や夏蕨   加舎白雄

Photo
♪ 2007年10月29日 月曜日 晴 18 °C

美しや春は白魚かひわり菜  加舎白雄

人恋し灯ともしころをさくらちる  加舎白雄

くるしくも雨こゆる野や夏蕨   加舎白雄

蝋燭のにほふ雛の雨夜かな  加舎白雄

コンサート果てたる後は虫の夜
香たいて墓参の庭の涼しさよ
秋潮や少しは動く沖の船
また届く友の訃報やきりぎりす
手庇に見る富士の山鳥帰る
砦めく沖待船や秋の雲
秋簾病の人のおはす窓
秋うらら砂丘の遙か佐渡ケ島
結願の秋の遍路の歩みかな
校長のごま塩髪や石蕗の花

1200 Caprichoza. 1330 Spanish society. Corazones llLatinos.

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2007年10月28日 (日曜日)

わが生れし日に逝きたまふ草紅葉 小島健

♪(●^o^●)♪ 2007年10月28日 日曜日   曇 雨 22°C

わが生れし日に逝きたまふ草紅葉 小島健

団栗両手にあふれ父である  小島健

玉の如き小春日和を授かりし 松本たかし

散り松葉昔ながらの掃除番 一茶


赴任地の余りに早き紅葉かな
楽譜台そつと置きたる草紅葉
草紅葉踏むに素足が心地良し
ポケットに団栗ころりころり哉
手の平にに団栗ころりころり哉
団栗や空の深さの限りなく
草紅葉そこに双子の乳母車
草紅葉ねんねんころり乳母車
秋桜ねんねんころり乳母車
ポケットに団栗溢る子の上着

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玉の如き小春日和を授かりし 松本たかし

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♪(●^o^●)♪ 2007年10月28日 日曜日   曇 晴 24 °C

わが生れし日に逝きたまふ草紅葉 小島健

団栗両手にあふれ父である  小島健

玉の如き小春日和を授かりし 松本たかし

散り松葉昔ながらの掃除番 一茶

赴任地の余りに早き紅葉かな
楽譜台そつと置きたる草紅葉
草紅葉踏むに素足が心地良し
ポケットに団栗ころりころり哉
手の平にに団栗ころりころり哉
団栗や空の深さの限りなく
草紅葉そこに双子の乳母車
草紅葉ねんねんころり乳母車
秋桜ねんねんころり乳母車
ポケットに団栗溢る子の上着

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2007年10月27日 (土曜日)

♪(●^o^●)♪ 2007年10月27日 土曜日 晴  曇 雨  22 °C

1花水木の実
♪(●^o^●)♪ 2007年10月27日 土曜日  曇 雨  22 °C

菊の香や奈良には古き仏達  松尾芭蕉

夕顔の開く雨畑硯かな  長谷川櫂

(雨畑硯は甲州原産の硯)

つきぬけて天上の紺曼珠沙華 山口誓子

コスモスの野に大輪の夕の虹
コスモスの野に一輪の夕の虹
拉麺は硬めが宜し秋桜
拉麺は硬めが宜しアマリリス
ふるさとの駅は日照雨に黄落す
黄落の駅にしばらく日照雨かな
コスモスやはにかみ多き一年生
紅葉また黄葉よ思ひ出だけは残してよ
狛犬の欠伸している菊日和
狛犬の大欠伸している柿日和
狛犬の大欠伸している柿の秋

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2007年10月26日 (金曜日)

りんだうや枯葉がちなる花咲きぬ 蕪村

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月26日 金曜日  雨   19 °C

大寺や白湯のにへたつ秋の暮  加舎白雄

新米をもう食べた顔まだの顔  矢島渚男

りんだうや枯葉がちなる花咲きぬ 蕪村

粟畑の奥まであかき入日かな  空芽

草の実いつぱい松笠いっぱい百合鴎
岸辺には草のいつぱい鴎来る
狛犬の大欠伸する菊日和
狛犬の大欠伸する柿日和
狛犬の大欠伸する柿の秋
黄泉路とは如何なるものか秋の虹
黄泉路とは如何なるものか星月夜
千枚田天まで届き曼珠沙華

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2007年10月25日 (木曜日)

上行くと下来る雲や秋の空 凡兆

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月25日 木曜日 曇 雨 19 °C

上行くと下来る雲や秋の空 凡兆

灰汁桶の雫やみけりきりぎりす 凡兆

をりとりてはらりとおもきすすきかな  飯田蛇笏

ワインの香甘く酸つぱく桃を煮る
無花果を煮るにワインの香に満ちぬ

菊日和乳母車には双子あり
天高し乳母車には双子あり
鷹渡る空に境の無かりけり

俳諧の調べとなりし秋の風
俳諧の旋律と吹く秋の風

俳諧の韻律となる吹く秋の風
女房の腕捲りして鍋奉行
古女房腕捲りして鍋奉行

1300 English conversation lesson

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2007年10月24日 (水曜日)

山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ 加藤楸邨

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山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ 加藤楸邨

山茶花や五十年経たるクラス会
♪(●^o^●)♪ 2007年10月24日 水曜日 晴  曇  24 °C
空冥の微塵となりて鷹渡る    正木ゆう子
まんじゅしゃげ昔おいらん泣きました 渡辺白泉
蝉しぐれ泥長靴のひとといて 加藤登喜子
目覚むれば既に古稀過ぎ秋桜
刺身包丁研澄ましけり桜鯛
青すすきそよぐは近き海辺かな
青すすきそよぐ彼方に白き船
しろがねの秋風吹けば旅の空
鎖塚てふ道路碑や雪もよひ
古稀過ぎて生きる幸ひ菊日和
一本のすすき揺れける手籠かな
想い出はすすき豊かな八ケ岳
秋桜乳母車には双子あり
コスモスや乳母車には双子あり

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2007年10月23日 (火曜日)

雪眼鏡みづいろに嶺々沈ませる  大野林火

♪(●^o^●)♪ 2007年10月23日 火曜日 晴  曇 23°C

雪眼鏡みづいろに嶺々沈ませる  大野林火

玉虫を拳ゆるめて光らしむ  澁谷道

大根が一番うまし牡丹鍋  右城暮石

鍋奉行自信ありげな妻であり

藁葺きの左千夫旧家や菊日和
藁葺きの左千夫旧家や柿日和
せせらぎの程良く聞こへ曼珠沙華
心地良くせせらぎ聞こへ曼珠沙華
秋さやか破きし海苔の音ぱりと
幼な日の夢に溢れし赤蜻蛉
十薬の余に強き香りかな

吾亦紅乳母車には双子あり
菫野や乳母車には双子あり
風さやか沖待ち船の純白に


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2007年10月21日 (日曜日)

道のべの木槿は馬に喰はれけり  松尾芭蕉

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月21日 日曜日 晴  24 °C

道のべの木槿は馬に喰はれけり  松尾芭蕉

高燈籠消なんとするあまたたび  与謝蕪村

スーパーの記念売出し豊の秋
赤蜻蛉遊び疲れし子の眠り
風さやか結婚式の招き文
ふはり着る軽き背広や曼珠沙華
ふはり着る背広一枚秋の風
ふはり着る背広一枚曼珠沙華
ふはり着る背広一枚秋桜
今宵こそ鋤焼なるぞ鍋奉行
どつかりと鋤焼奉行正座して
豊の秋遊び疲れし子の眠り


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2007年10月20日 (土曜日)

送り火のはじめを吾子が点しけり 大石悦子

Photo

♪(●^o^●)♪ 2007年10月20日 土曜日 曇 雨 23 °C

送り火のはじめを吾子が点しけり 大石悦子

クラス会丹波篠山栗爆ぜる
クラス会丹波の栗の爆ぜにけり
クラス会丹波篠山柿日和
柿の秋遊び疲れし子の眠り
隣人の癌の検診秋すだれ
怖がりて歯医者に行くや葉鶏頭
隣人の癌の検診木の葉髪
怖がりて歯医者に行くや曼珠沙華

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2007年10月19日 (金曜日)

秋晴れて塔にはさはるものもなし 正岡子規

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♪(●^o^●)♪ 2007年10月19日 金曜日 曇 雨 20°C

秋晴れて塔にはさはるものもなし 正岡子規

お彼岸の墓参に集ふ三世代
隣人の入院鞄秋の風
隣人の入院鞄柿の秋
逝く秋の心にしみる琴の音
セレナーデひそかに奏す良夜かな
ひそかにも夜曲を奏す涼夜かな
昼餉後のうたた寝覚ます金魚売
昼餉後のうたた寝覚ます秋風鈴
昼餉後のうたた寝覚ます鉄風鈴
逝く秋の心にしみる笛の声
逝く秋の心にしみるセレナーデ

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2007年10月18日 (木曜日)

流灯となりても母の躓けり 中嶋秀子

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月18日 木曜日 曇 晴 22  °C

流灯となりても母の躓けり 中嶋秀子

おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉

雪とけて村一ぱいの子どもかな 小林一茶

雪がとけて,子どもたちがいっせいに外で遊んでいる様子をよんだ句です。

雪どけを待ちわびていた雪国の子どもたちの笑顔が,目に浮かぶようですね。

信州の山にかこまれた村を想像します。

竿売りの声に目覚めし昼寝かな
静けさや出で湯に溢る星月夜
疲れまだ癒へざりし秋来たりけり
玻璃越しの鶏頭見える朝餉かな
窓越しの鶏頭見える朝餉かな
玻璃越しの萩房揺れる朝餉かな
訪ひし利根源流に青すすき
吾が書籍少しは整理獺祭忌
玻璃越しに会釈交はすや葉鶏頭
静けさや出で湯の宿に聞く蛙

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2007年10月17日 (水曜日)

月光のしたたりかかる鵜籠かな  飯田蛇笏

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月17日 水曜日 曇 晴 21  °C

篝火の金粉こぼす鵜のあたり 平畑静塔

月光のしたたりかかる鵜籠かな  飯田蛇笏

友人の院鞄木の葉髪
直さざる越中訛風の盆
耕せばひとつ落ちけり花オクラ
どの坂も紅葉降りける京都かな
どの坂も塔の見えけり紅葉晴
投句してしばしの安堵秋桜
投句してしばしの安堵萩しぐれ
高架線時には地下へ秋の冷え
高架線時には地下へ萩しぐれ
友人の院鞄萩しぐれ

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2007年10月16日 (火曜日)

立山もかぶさる町や水を打つ 前田普羅

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月16日 火曜日 曇 雨 20 °C

死なうかと囁かれしは蛍の夜  鈴木真砂女

立山もかぶさる町や水を打つ 前田普羅

四国上空雲をゆたかに空海忌  正木ゆう子

たつぷりと水含みける花オクラ
立山のかぶさる里の風の盆
どこからも初音の聞こゆ城下町
洋蘭を見つめ待ちける歯科の順
誰が為に咲き乱れける秋桜
駐車して空覆ひける大花火
七色に開く花火のひとつかな
隣人の入院準備虎落笛
隣人の入院準備初野分

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2007年10月15日 (月曜日)

引鶴の空蒼ければ湧く涙  大峯あきら

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♪(●^o^●)♪ 2007年10月15日 月曜日   曇 雨 20 °C

最澄の母の里なる初蛙  大峯あきら

引鶴の空蒼ければ湧く涙  大峯あきら

羽根突けば遠き比叡は風花す
どう見ても窮屈さうな金魚鉢
稲刈りて筑波は近くなりにけり
稲刈りて近くなりにけり筑波嶺
高架線時には地下へ柿の秋
自転車で走り去りける秋日傘
横断路走り去りける秋日傘
歩道橋ゆりと渡る白日傘
仏桑花一つ加へし風景画
秋風とともに来たれる秋日傘

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2007年10月14日 (日曜日)

神領の山を恐れずはたた神  新美欽哉

Photo_2
♪(●^o^●)♪ 2007年10月14日 日曜日 曇  20 °C

蓮如忌の寺へ通へる畷かな 大峯あきら

神領の山を恐れずはたた神  新美欽哉

見下ろして湖のさざ波とろろ蕎麦
伊勢深しちろろの中の外湯かな
擂粉木の白紙に捲きとろろ汁
頑固なる亭主の白髪とろろ飯
頑固なる亭主の白髪とろろ蕎麦
頑固なる亭主の白髪とろろ汁
頑固なる亭主の笑窪とろろ飯
頑固なる亭主の笑窪とろろ蕎麦
頑固なる亭主の笑窪とろろ汁
冬瓜の如き妻なり獺祭忌

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2007年10月13日 (土曜日)

控目に紅差す巫女の秋思かな  田中重紀

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月13日 土曜日   曇 20 °C

控目に紅差す巫女の秋思かな  田中重紀

いちはやく秋めく伊勢の風宮  岡葉子

河口けふ波は静かに沙魚日和
何と言ふ朝の寒さぞ彼岸後
彼岸後の暑さ寒さの繰り返し
海べりの闇なかより黄金虫
海べりの闇なかよりかなぶんぶん

佳人とて甘藷が好きと宣まはり

古稀なるも化粧(けはひ)忘れず秋桜
おはようはまっさきに朝顔に
紅葉降る巣箱のやうなポストかな
落葉降る巣箱のやうなポストかな

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2007年10月12日 (金曜日)

蓮の香を上品と云ふ吾も嗅ぐ  水谷千賀子

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月12日 金曜日 曇 21 °C

蓮の香を上品と云ふ吾も嗅ぐ  水谷千賀子

川曳きのしぶきに濡れて祭幡  大久保和子

投票し貰ふ花種きらめきて
菊日和結婚式の招き来て
古稀と言ふ齢に生きて菊日和
古稀と言ふ齢を越えて菊日和
古稀と言ふ齢に生きて菊まつり
古稀と言ふ齢を越えて菊まつり
古稀と言ふ齢の不思議花甘藍
古稀と言ふ齢の不思議花きゃべつ
古稀と言ふ齢の不思議月見草

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2007年10月11日 (木曜日)

散る紅葉想ひ出だけは残してよ 麦秋

♪(●^o^●)♪ 2007年10月11日 木曜日 晴 曇     23 °C

散る紅葉想ひ出だけは残してよ 麦秋Photo


冬麗の微塵となりて去らんとす 相馬遷子

わが山河まだ見尽くさず花辛夷  相馬遷子

鍬置いて虹を知らせに火の見まで 佐藤映二

出湯への五分の小道牛蛙
川端でオカリナを吹く秋思かな
風の盆一さし舞ひて夕ともし
彼岸後の戻りの暑さ身のだるさ
望月を見ばやと妻を起しけり
友人の行方知らずや曼珠沙華
女人より機嫌聞かるる鯊日和
牛蛙轟く小道出湯まで
牛蛙響ける小道出湯まで
伊勢深し外湯に響く牛蛙

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2007年10月10日 (水曜日)

おのが突く杖音に涼新たなり  村越化石

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月10日 水曜日 曇 晴 20 °C

露と落ち露と消えにしわが身かななにはの事も夢のまた夢  豊臣秀吉

鴬を目つむりて聞くここの老ゆ  村越化石

桜餅吾に晴れ眼の日のありし  村越化石

おのが突く杖音に涼新たなり  村越化石

数へ日やしがらみを捨て物を捨て
名月を幾たび見たる一夜かな
名月を見むとて目覚む深夜かな
爽秋やその子の名前さやかなり
数へ日や障子の破れひとつ貼り
まつりごと吾には遠し蝉時雨
名月を見むとて妻を起こしけり
鍬休め蚯蚓を会釈したりけり
個性なき閣僚名簿遠花火
替りばへせぬ大臣名簿遠花火

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2007年10月 9日 (火曜日)

ともに居て梨剥けば足る恋心 日野草城

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月09日 火曜日 晴  曇 23 °C

落蝉の仰向くは空深きゆゑ  宮坂静生

ともに居て梨剥けば足る恋心 日野草城

アルプスの尾根を歩めば霧生まれ
夢幻なる霧生みにける浅間かな
霧深き運河に近き珈琲店
霧深き運河に近き玻璃工房
海鼠塀残る川辺や秋桜餅
紅葉降る上野公園辻楽師
七重八重九重の苑菊まつり
白菊や九重の地の同窓会
霧ごめの宿に供する山女かな
眼前に広き前庭曼珠沙華

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2007年10月 8日 (月曜日)

聞きもせず束稲(たわしね)山の桜花吉野のほかにかかるべしとは  西行

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♪(●^o^●)♪ 2007年10月08日 月曜日  曇 雨  25   °C

とりわきて心もしみて冴えぞわたる衣河見にきたる今日しかも  西行

聞きもせず束稲(たわしね)山の桜花吉野のほかにかかるべしとは  西行

伊予芋が好き昇さんも清さんも 有馬朗人

山芋掘る足下はるばる遍路道 金子兜太

すこやかな山川草木星月夜
菊一重さらに八重まで菊人形
やうやくに朝霧の晴れし霧ヶ峰
湯けむりに溶けこむ霧の出湯かな
遙か来て霧笛の響く任地かな
啄木の来たりし港遠霧笛
摩周湖の霧の薄れにし夫婦旅
湖霧の薄れきたりし夫婦旅
川霧の薄れきたりし親子旅
峡の霧やうやく薄れ思ふ人

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2007年10月 7日 (日曜日)

吹きてさます芋の子の椀一遍忌 黒田杏子

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月06日 土曜日 晴 26 °C
吹きてさます芋の子の椀一遍忌 黒田杏子

終戦日ただただ合掌いたすのみ
遥か来て下総住まひ虫時雨
訪へば萩の花散る垣根かな
青芒おもちゃ程なる発電所
紅葉渓おもちゃ程なる発電所
山粧ふおもちゃ程なる発電所
訪へば萩枝垂れける垣根かな
仏壇に供ふ赤飯萩の月
仏壇に供ふ栗飯星月夜
捨猫の寄り添ひきたる野分かな

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2007年10月 6日 (土曜日)

Over the rainbow

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月06日 土曜日 晴 26 °C
吹きてさます芋の子の椀一遍忌 黒田杏子

終戦日ただただ合掌いたすのみ
遥か来て下総住まひ虫時雨
訪へば萩の花散る垣根かな
青芒おもちゃ程なる発電所
紅葉渓おもちゃ程なる発電所
山粧ふおもちゃ程なる発電所
訪へば萩枝垂れける垣根かな
仏壇に供ふ赤飯萩の月
仏壇に供ふ栗飯星月夜
捨猫の寄り添ひきたる野分かな

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2007年10月 5日 (金曜日)

大文字や近江の空もたゞならぬ 蕪村

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♪(●^o^●)♪ 2007年10月05日 金曜日 晴 時々雨 24 °C

大文字や近江の空もたゞならぬ 蕪村

まだ水に影の縺れぬしだれ萩 星野椿

火祭を待つ赤富士となりにけり 有馬朗人
一湾を覆ふ五色の大花火

大花火打ち終はりたる静寂かな
遠花火見むとて紺の浴衣かな
大花火吸込む湖の広さかな
運動会開く合図の音花火
手花火を怖れしわが子母となる
窓開けて聞き分けてゐる虫の声
窓開けてこの世の月を楽しめり
猫の子の寄り添ひきたる野分かな
萩咲けば心にゆとり生まれさうな

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2007年10月 4日 (木曜日)

朴落葉遊び心に拾ひけり 村越化石

Photo_2
♪(●^o^●)♪ 2007年10月04日 木曜日  曇   24  °C

朴落葉遊び心に拾ひけり 村越化石

夕づくや湯の香湯けむり雪催  村越化石

桜咲くひとがうつかりしてをれば  辻田克巳

遥か来て下総住まひ稲の花
遥か来て下総住まひ柿の秋
遥か来て下総住まひ大夕立
遥か来て下総住まひ大花火
耕せば蚯蚓よろこびいたりけり
ある時にふと止みにける虫しぐれ
扇風機回すまでなき残暑かな
中秋の返りの暑さ身のだるさ
扇風機回してなほも残暑かな
耕せば蚯蚓を友と思ひけり

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2007年10月 3日 (水曜日)

ひたすらに生きたる子規を祀りけり  今井千鶴子

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月03日 水曜日 晴   曇   24 °C

綿ふくや河内もみゆる男山   凡兆

ひたすらに生きたる子規を祀りけり  今井千鶴子

仙台を見下ろす峠星月夜
遥か来て下総住まひ青すすき
遥か来て下総住まひ星月夜
遥か来て下総住まひ花オクラ
遥か来て下総住まひ赤蜻蛉
遥か来て下総住まひ法師蝉
遥か来て下総住まひ青葡萄
遥か来て下総住まひ蝉時雨
賜りしオクラの花の優しさよ

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2007年10月 2日 (火曜日)

北斎に及ばざれども鶴と富士

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年10月02日 火曜日   曇 雨   22  °C
手の内を明かせば誰も芋が好き 相原左義長

胸苦し夢より覚めて萩の風
水澄むや心にしみる友の声
萩の風またも一信訃報あり
遠慮せし菓子の幾つか菊日和
朱傘越し饂飩供する菊見茶屋
昼寝後のからだの重さ身のだるさ
するすると喉越しの良き冷素麺
するすると喉越しの良き走り蕎麦
宣はる齢ひに見えず敬老日
宣はる齢ひに見えず菊見会

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2007年10月 1日 (月曜日)

松茸や笠にたつたる松の針   浪化

(●^o^●)♪ 2007年1001日 月曜日   曇  雨  21 °C

十といふところに段がある如き錯覚持ちて九十一となる  土屋文明

松茸や笠にたつたる松の針   浪化

芸術の秋予定加へしカレンダー
菊日和予定加へしカレンダー
萩日和予定加へしカレンダー
稲雀わらわらと飛ぶ墓参り
澄みにける水もて洗ふ母の墓
菊日和三代揃ひ墓詣で
親子孫揃ひし墓参菊日和
親子孫揃ひし墓参萩の風
秋風の身にしむ旅の余白かな
萩風に誘はれて行く同窓会

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