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2007年11月の21件の記事

2007年11月30日 (金曜日)

をりとりてはらりとおもきすすきかな  飯田蛇笏

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♪ (●^o^●)♪ 2007年11月30日 金曜日 曇  13°C

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき よみ人知らず
わが書斎立つと坐るとまかがよふ柚子の玉実の見えて明るき   太田水穂
ぴいと
神代にもだます工面は酒が入り  柳多留
いっぷくの姿スコップ雪に立ち 斉藤美規
秋深き隣は何をする人ぞ  芭蕉
雁や太陽がゆき月がゆき 長谷川櫂

ぴいと啼尻声悲し夜の鹿  芭蕉
初しぐれ猿も小蓑をほしげ也 芭蕉
日のにほひいただく穐の寒さかな 惟然
秋薔薇や彩を尽して艶ならず  松根東洋城


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2007年11月29日 (木曜日)

描く間も八重の椿の散りにけり

Photo
♪ (●^o^●)♪ 2007年11月29日 木曜日 晴 11 °C


節料理真っ先に減る昆布巻
紅葉降る義経ゆかり衣川
先生の機嫌麗し菊日和
紅葉降る義経ゆかり平泉
高からぬ丘の神社の菊あつり
富士望む丘の神社の菊あつり
紅葉降る義経ゆかり毛越寺
紅葉降る義経ゆかり衣川
なもし讃岐饂飩を給ふべし

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描く間も八重の椿の散りにけり

In the time of drawing,
double camellia's petals
was falling.
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折り取りて描く間も散りにけり八重の椿のかなしからずや

Picked out a double camellia
And In the time of drawing,
It was falling.
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遠つ国の人も友なり菊まつり

Foreigners are also my friends
The chrysanthemum festival.
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石蕗の花襟元正し生きる寡婦
落輝してなほも残照ありし石蕗

♪ (●^o^●)♪ 2007年11月28日 水曜日 曇  13°C


わがいのち菊にむかひてしづかなる 水原秋桜子


ふいふいと消えて仕舞ふや秋の雲   三遊亭園朝

扇にて酒くむかげやちる桜 芭蕉

夕餉後の軽きうたたね目覚めけりやがて読書の夜の嬉しき

見てもまた逢ふ夜まれなる夢のうちにやがてまぎるるわが身ともがな  紫式部

世語りに人や伝へむたぐひなく憂き身をさめぬ夢になしても  紫式部

暁の別れはいつも露けきをこは世に知らぬ秋の空かな 紫式部

おほかたの秋の別れもかなしきに泣く音な添へそ野辺の松虫  紫式部

職退きてささやかながら得る食事まことに思ふ有難きかな
少年期飢えの日々あり白き飯あることこそはまこと嬉しき
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散り急ぐな急ぐな八重椿

My dear double camellia,
I hope do not falling down so fast.
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月見草遥かなたに浅間山
A primrose blossom,
Far away I saw the Asama mountain.


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月見草けむの一筋浅間山
A primrose blossom,
Far away I saw a volcano smoke of Mt. Asama.

一般的に文学に言う月見草は、植物的には待宵草です。
太宰治の 「富士には月見草が似合う。」は植物的には待宵草です
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ひとりして琴弾くことも冬籠り

弁当を持ちて行きたし紅葉山 麦ちゃん

I hope to see autumn tints mountain
taking lunch box.

 


霜月の時折雨のボランテイア
沈みゆく太陽重し冬落輝
黙祷で始まる句会紅葉山
干芋すこし焙りてお茶受けに
黙祷で始まる句会山粧ふ

立ち尽くす嵐に傘を飛ばされて

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2007年11月27日 (火曜日)

新雪の富士一瞬過ぎる車窓かな

♪ (●^o^●)♪ 2007年11月27日 火曜日 晴 曇 16°C

ある眼科で白内障と言はれしが別の眼科は何も言はれず
通勤の途中にありし公園に銀杏幾つかに拾ひたりけり
囀りに応へ口笛吹き歩むあたかも小鳥になりしごとくに
半世紀すでに過ぎにし同窓会向かふ車窓に新冠雪の富士
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朝ごとに遠つ国よりのメールなるニュース確み平和を祈る

Every morning reading BBC mail news and pray peace for Got.

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五十年既に過ぎにし同窓会行く新幹線に一瞬の雪富士

The way of old class meeting
Out of window of bullet train
For a split second
I saw the snow Fuji mountain.
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新雪の富士一瞬過ぎる車窓かな

一瞬に車窓を過ぎし雪の富士

Out of window of bullet train
For a split second
I saw the snow Fuji mountain.
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遠つ国の人と愛でけり菊大輪

We enjoyed the wondrful chrysanthemum,
with foreigners.

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天高し水平線に白き船
An autumun fine day,
On the horizon
I saw a white big ship
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アマリリス咲きしと友の誘ひかな


My best friend's invitation.
"Plwase come to see amaryllis blossom."
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2007年11月26日 (月曜日)

頼もしき明るさ見せることあれど手術の夜に涙落とせり

Photo
♪ (●^o^●)♪ 2007年11月26日 月曜日 晴 曇 18°C

頼もしき明るさ見せることあれど手術の夜に涙落とせり
かすかなる香に誘はれて三階の窓を開ければ木犀光る
純白の菊のごとくに生きたしと思へど雨に濡れにし哀れ
コスモスに会釈し歩む朝なれば擦れ合ふ人も笑みもて応ふ
ぼくだって運動会はびりだった悲しみ越えて今も生きてる
夕焼けの歌が流れる街角に母待ちていて吾が子迎へる
あまりにも悲しき知らせ受けし母心傷みて病みたりと聞く
なじみなき楽天てふチームあり昔南海活躍せしは夢のまた夢
ウイルスは人も家畜も危なくて日々の食事に不安重なる
振り込めの詐欺の電話に驚きし祖母は二階の孫を起こしぬ

♪ (●^o^●)♪ 2007年11月25日 日曜日 晴  16°C


毎回の同窓会の始めには黙祷をもて友を悼みぬ
句会には林のなかの座敷にてまた蝉時雨時に蟋蟀
飛ぶ鳥は跡を濁すさず思いひより多くのビデオ捨てて安堵や
遠つ国の人々多く集ひけるモーターショウ北欧人と語る喜び
ベゴニアの咲く公民館女子職員少しは痩せてひとり頬笑む
菜園に散水すれば小さき虹幾つか生まる驚き溢る
少年の玉音ききてて泣きにけるあの暑き正午を忘るべからず
高速と称ふ道路の遅きより無料なるべき道路なるべし
サルビヤの真紅に燃ゆは吾が心君を思ふが故にてあらむ
百歳を越えて監督は映画を創る車椅子にて

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2007年11月24日 (土曜日)

あたゝめる酒間遠しく又楽し 嘯山 

Photo
♪ (●^o^●)♪ 2007年11月25日 日曜日 晴  16°C


毎回の同窓会の始めには黙祷をもて友を悼みぬ
句会には林のなかの座敷にてまた蝉時雨時に蟋蟀
飛ぶ鳥は跡を濁すさず思いひより多くのビデオ捨てて安堵や
遠つ国の人々多く集ひけるモーターショウ北欧人と語る喜び
ベゴニアの咲く公民館女子職員少しは痩せてひとり頬笑む
菜園に散水すれば小さき虹幾つか生まる驚き溢る
少年の玉音ききてて泣きにけるあの暑き正午を忘るべからず
高速と称ふ道路の遅きより無料なるべき道路なるべし
サルビヤの真紅に燃ゆは吾が心君を思ふが故にてあらむ
百歳を越えて監督は映画を創る車椅子にて

♪ (●^o^●)♪ 2007年11月24日 土曜日 晴 17°C

鯊日和空に溶けこむ鴎かな
鯊日和水に溶けこむ鴎かな
秋麗ら鴎の群は海に溶け
紅葉降る小高き丘のクラス会
鯖雲や日光遠く猿回し
鰯雲ふるさと遠き猿回し
ぱりぱりと煎餅食むも冬籠り
小春日ややはり洗濯したくなり
菊日和猿も欠伸をしたりけり
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捜しても洗濯したき小六月

Oh beautiful Indian summer,
Eagerly want to washiung.
Wheat
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柿の秋逝きにし人の懐かしき

Only my memory is
My best friend who passed away.
In the fall to see persimmon.

Wheat
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オカリナを吹けばやがては宵の月
When I playing ocarina.
Now the evening moon is coming up.

Wheat
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The great eternal space
Over the autummn sky.
On a cosmos blossom.

コスモスの花の上なる大宇宙

コスモスは花の名であり宇宙の意味もあるそうです。
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♪ (●^o^●)♪ 2007年11月23日 金曜日 晴 11 °C


あたゝめる酒間遠しく又楽し 嘯山  あたため酒

サルビアの苑にて乙女猿廻し時には涙落とすことあり

やがて行く次の世界に持てるもの何もなければ捨てる楽しさ

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幼な子の鳩と遊べる小春かな

Beautiful Indian summer day,
An infant plays with a dove.

Wheat

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時雨るるや制服赤きモーターショウ
とりどりの菊にて飾る花電車
菊日和猿も欠伸をしたりけり

不器用に生きる幸せ紅葉山

川柳

福ちゃんに操られいる小沢ちゃん
猿回し時には猿に操つられ

起き上がれそれこそ君の出発だ

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2007年11月22日 (木曜日)

鈴虫の止みて終ひなる別れかな

Photo
♪ (●^o^●)♪ 2007年11月22日 木曜日 晴 12 °C

長谷川はこれより右としるしたる石を濡らして行く時雨かな  落合直文
三十年わが名よぶ母のこゑありきそのこゑきかぬのちの二十年 上田三四三
売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき   寺山修司

行く秋を惜しみて果つるクラス会
秋の花横抱きにして友見舞ふ
足踏みをして白鳥を待つ凍湖かな

雁のやがては月に溶けこみぬ
ひと眠りしたる夜長の読書かな

鴨の子の母の水尾を離れざる

鯔跳んで亦水しぶき大水輪

紅葉降る丘に残れる忠魂碑

秋麗らうたた寝したくなる講義
鈴虫の止みて終ひなる別れかな

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2007年11月21日 (水曜日)

海越しに富士の裾野や月見草

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♪ (●^o^●)♪ 2007年11月21日 水曜日 晴 16 °C


関東の伸し餅を焼く不思議さよ心にあるは丸餅なれば

海越しに富士の裾野や月見草
秋茄子を崩れぬやうに煮ませられ
鋤焼に葱たつぷりが嬉しけれ
妻と共長き坂道山粧ふ 

秀麗の友の逝きけり冬銀河

松茸の土瓶蒸しなど母と共
桜鯛捨てるものなし大根汁
すめろぎの国見の山に茸狩り
古稀過ぎて松茸汁の尊とけり
松茸の檜の箱に売られけり
大輪の白菊開く静けさよ

川柳
身にしみる秋風あるや民主党
自民党出ても懐かし小沢さん

やっぱりね政治サークル民主党

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2007年11月20日 (火曜日)

はらわたの熱きを恃み鳥渡る  宮坂静生

Photo
♪ (●^o^●)♪ 2007年11月20日 火曜日 晴 曇 17°C

はらわたの熱きを恃み鳥渡る  宮坂静生

よろこべばしきりに落つる木の実かな 富安風生

ボランテアしたる疲れや鰯雲

海辺には菊展ありて人いきれ
イラク旗も靡かば嬉し運動会
イラク旗も共に揚げたし運動会
アラブ旗も共に揚げたし運動会
菊の蜜吸ひける蜂の舌長し
黄落のしきりや双子乳母車

山粧ふ巣箱の如きポストあり

鯔高くはねて水輪の幾重にも
世捨人橋に休めり片時雨

♪(●^o^●)♪ 2007年11月19日 月曜日 晴 15 °C

余りにも磨きあげたる玻璃扉ふと吾が眼鏡触れにけるかも
二日間捜しあぐねし吾が眼鏡秋風さやかカーテンより落つ
万国旗はためく中に見あたらずアラブの旗よイラクの旗よ

海青くヨット日和と言うべきか
萩咲けば秘かに思ふ友のこと 
秋うららヨット日和と言ふべきか  

秋灯し一つは消さず留守の家
菊を見る車椅子亦乳母車
菊を見る車椅子亦杖の人

さざ波や湾一面の牡蠣筏
川柳
小沢さん止めて嬉しい福田さん
サークルで学歴地位を言う阿呆

♪(●^o^●)♪ 2007年11月18日 日曜日 晴 20 °C

爽やかに俳句の神に愛されて 田中裕明

恋文は短きがよしシクラメン  成瀬桜桃子
春風の日本に源氏物語  京極杞陽

定年後山坂多し星月夜

定年後山坂多し紺野菊

旧友に逢ひに行くべき萩日和 

旧友に逢ひに行くべく鰯雲

懐かしき左千夫旧家の紺野菊


遠つ国の声を聞きたる菊まつり
菊人形遠つ国人と共に賞で


鴛鴦降りて一点光る池の面  
鴨の池に鴛鴦が降りますと池が変わったように見えますね。


数へ日や捨て難きもの一つ捨て
数へ日の遠く聞こへる工事音
数へ日や窓のひとつを繕ひて

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2007年11月17日 (土曜日)

秋風の日本に平家物語  京極杞陽

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月17日 土曜日 晴  曇 16 °C

春の日の匂ただよう海原の霞の底にさくら鯛釣る 幸田露伴

秋風の日本に平家物語  京極杞陽

釣竿 を林とつらね鯊日和

菊をもて粧ひおたりけるモーターショウ

石階の天までつ継く鰯雲

万国旗空にはためき収穫祭

鰯雲突き抜けてをり塔の先

尖塔の輝いてをり菊日和

湯呑みには玉露の渦や初しぐれ

自然こそ麗しきもの初時雨

詫助のひとつひとつと咲きにけり

紅葉降る丘にて語る嬉しさよ

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2007年11月16日 (金曜日)

一本の塀のきんかん数しらず 阿波野青畝

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月16日 金曜日 晴 曇  15 °C

椎の実の板屋をはしる夜寒哉 暁台

一本の塀のきんかん数しらず 阿波野青畝

夕焼けの中にヨットの帰港かな

波を切るヨットの舳先大夕焼

古稀過ぎて起き伏しゆるり冬落輝

面白くなき世を面白く初日記

紅葉晴大きな欠伸したりけり

鯊釣の天を仰ぎてあくびせり

数多なるヨットの白帆秋うらら

帰港の途ヨットの白帆冬落輝

白き帆も赤き帆もありヨット港

♪(●^o^●)♪ 2007年11月15日 木曜日 晴  22°C

瀧落ちて群青世界とどろけり 水原秋桜子


方丈の大庇より春の蝶   高野素十


二株の葉牡丹瑠璃の色違ひ  西山泊雲

夕焼を背に帰りくるyヨットかな

地下道に転がりきしは木の実かな

地下道に木の実の落ちる響きかな

地下道に木の実の落ちる響きかな

石階に紅葉の落ちる早さかな

亡き友や生駒の嶺に紅葉降る

サルビアの駅に溢れて猿まはし

菊日和丘に乙女の猿まわし

紅葉降る丘に乙女の猿まわし

銀杏降る乙女の猿まわし

帰るべき故郷はなし姫椿

♪(●^o^●)♪ 2007年11月14日 水曜日 晴  22°C

秋風を泳ぐがにゆく膝頭  小島ゆかり

秋風の馬上つかまるところなし  正木ゆう子

せばまりてせばまりて濃し谿紅葉  篠田悌二郎

鳥渡る昭和は遠し同窓会
鳥渡る遠き旅して同窓会
秋さやか馬のたてがみ靡かせて
天高し遊びに疲れ一歳馬
天高し一瞬車窓富士の山
天高し一病息災汽車の旅
天高し一病息災同窓会

鳥渡る旅の果なる同窓会

アサルビアの駅前広場去るまはし

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2007年11月13日 (火曜日)

なつかしきしをにがもとの野菊哉  蕪村

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年11月13日 火曜日 晴  晴  19°C

なつかしきしをにがもとの野菊哉  蕪村

「しをにがもと」は紫苑のことでしょうか。何方か教えてください。

山小屋の周りに乱れ柳蘭 

柿の朱の炎に似たる日蓮忌
吾が国の姿に似たる唐辛子
朝市の賑はひに売る唐辛子
朝市の籠はみ出すせる唐辛子
日蓮忌深紅の心鷹の爪
文覚忌熱き心や鷹の爪
亡き人と旅してをりぬ柿の秋
スーパーの記念販売紀州柿
鳥渡る半世紀経し同窓会

♪(●^o^●)♪ 2007年11月12日 月曜日  晴 曇  21°C

にほ鳥の葛飾早稲をにへすとも その愛しきを外に立てめやも万葉集14-3386番

コスモスや子がくちずさむ中也の詩  大島民郎

石榴赤しふるさと人の心はも  高浜虚子
旧友と話す散歩や秋桜
宝石の種を生みける石榴かな
駅へ来て髪整へし初しぐれ
駅までの少しの時間散る紅葉
友を待つしばしの時間散る紅葉
山茶花の雨に暫く友を待つ
駅までは五分ほど愛づ姫椿
俳友を待つ小半時片しぐれ
旧友と話す散歩や草紅葉


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2007年11月11日 (日曜日)

祖母山も傾山も夕立かな  山口青邨

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月11日 日曜日 晴  曇 雨     °C

祖母山も傾山も夕立かな  山口青邨

手鞠唄かなしきことをうつくしく  高浜虚子

淋しさはつみ木あそびにつもる雪  久保田万太郎

人参は嫌ひ赤毛のアンが好き  山田弘子

先ず記す句会の次第初日記
俳句さへあれば結構初日記
職退きて早十二年アマリリス
職退きて早十二年冬の虹
職退きて早十二年山粧ふ

定年後山坂多しアマリリス

定年後山坂多し石蕗の花

定年後山坂多し花八ツ手

定年後山坂多し秋桜

定年後山坂多し紺野菊

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2007年11月10日 (土曜日)

山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ 加藤楸邨

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月10日 土曜日  曇 雨 18°C

山茶花のこぼれつぐなり夜も見ゆ 加藤楸邨

山茶花や五十年経たるクラス会

鳥渡る五十年を経しクラス会

鷹渡る五十年を経しクラス会

棕櫚の葉の棚引く空や鳥渡る
バス待てばサルビアまさに花ざかり
野紺菊井戸のポンプの響きけり
欄干に釣竿並ぶ鯊日和
数多なるヨット遊航秋うらら
帰港せしヨットの白帆夕落輝
青き帆赤き帆並べ帰港のヨットかな

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2007年11月 9日 (金曜日)

人を待つポインセチアに染まるほど  山田弘子

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月09日 金曜日 曇 雨 17 °C

思ひは陸奥に恋は駿河に通ふなり見初め座りせばなかなかに空に忘れて止みなまし 梁塵秘抄

吾の思ふシクラメンとは赤い花  若江千萱

子の思ふシクラメンとは白い花  若江千萱


黙祷で始まる宴姫椿
黙祷で始まる宴寒椿
黙祷で始まる宴虎落笛
黙祷で始まる宴冬銀河
天高し美保の松原潮響く
曼珠沙華思ひの人の一周忌
金木犀甘き香りを放ちけり
夢に見し未来の世界曼珠沙華
楽譜台立てば周囲に赤蜻蛉
コスモスの丘の風さへくれなゐに

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2007年11月 8日 (木曜日)

子にみやげなき秋の夜の肩ぐるま  能村登四郎

♪(●^o^●)♪ 2007年11月08日 木曜日  晴  19°C

十六夜に夫を身籠りゐたるなり  秦夕美

雪はげし抱かれて息のつまりしこと  橋本多佳子

子にみやげなき秋の夜の肩ぐるま  能村登四郎

黙祷に始まる宴秋桜
黙祷に始まる宴散る紅葉
黙祷に始まる宴降る紅葉
黙祷に始まる宴降る紅葉
ひつじ田に青さのありし朝ぼらけ
初雪の富士一瞬の車窓かな
出窓には洋酒一本初しぐれ

秋遍路道祖神にも一礼し 

鳥渡る思出深くなるばかり

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2007年11月 7日 (水曜日)

むさしのの空真青なる落葉かな 水原秋桜子

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月07日 水曜日 曇 晴 19°C

春の昼馬はポプラの影を食ふ マブソン青眼

葉巻吸ふ二人は蜷に似てくるか  四ッ谷龍

むさしのの空真青なる落葉かな 水原秋桜子

節料理買ふか買はぬか迷ふ妻
蓮の実の爆け合ひたる同窓会
木の実降る五十年目のクラス会
宮島に紅葉囁く風の朝
天高しだあれも乗らず岐阜羽島
岐阜羽島だあれも乗らぬ鯊日和
風吹けば楓紅葉の囁けり
風吹けば銀杏黄のささやけり
紅葉山五十年目のクラス会
黙祷に始まる宴山粧ふ

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2007年11月 6日 (火曜日)

菊膾酢つぱき甘き同窓会

Photo
♪(●^o^●)♪ 2007年11月06日 火曜日 雨 17°C

古勢山のつらつら椿つらつらに見つつしのばな古勢の春野を 坂門人足
万葉集 1-54

露の世は露の世ながらさりながら 一茶

墨の香の溶けゆく雨や嵯峨の秋  吹風 山形由美

数へ日の鋸の音槌の音
数へ日の軽き一枚鉋屑
菊膾酢つぱき甘き同窓会
木の実独楽五十年目のクラス会
出窓には洋酒一本秋桜
一瞬に車窓を過ぎし雪の富士
水の蒼極まりにける鯊日和
天龍川蒼の極みや鯊日和
山粧そふ五十年目のクラス会
寺屋根の青の極まり鰯雲

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2007年11月 5日 (月曜日)

りんだうや枯葉がちなる花咲けり  蕪村

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月05日 月曜日 曇  20°C

向日葵の秋日の蘂となりにけり  西島麦南

りんだうや枯葉がちなる花咲けり  蕪村

鷹渡る海は紫朝ぼらけ  千才治子

数へ日の足音早くなりにけり
数へ日の余に早き時計かな
数へ日の秒針進む時計かな
数へ日の余りに多き捨てるもの
数へ日や万物流転明日しれず
数へ日やしがらみを捨て物を捨て
数へ日や障子の破れひとつ貼り


川柳で失礼します。

小沢さん秘密会談が民主党内で賛成されなくて、辞任表明しました。

もっと根回し、説得があるのが党首としての立場でしょう。

連立の耳打ちあれど知らぬふり
やめるやめないやめる小沢党首

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2007年11月 4日 (日曜日)

送り火のはじめを吾子が点しけり 大石悦子

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♪(●^o^●)♪ 2007年11月04日 日曜日 晴  曇 雨  21 °C

をりとりてはらりとおもきすすきかな  飯田蛇笏

送り火のはじめを吾子が点しけり 大石悦子

クラス会丹波篠山栗爆ぜる
クラス会丹波の栗の爆ぜにけり
クラス会丹波篠山柿日和
柿の秋遊び疲れし子の眠り
隣人の癌の検診秋すだれ
怖がりて歯医者に行くや葉鶏頭
隣人の癌の検診木の葉髪
怖がりて歯医者に行くや曼珠沙華

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2007年11月 2日 (金曜日)

昼顔の露に踏み入る二歩三歩  藤田湘子

♪(●^o^●)♪ 2007年11月02日 金曜日 曇 雨   19 °C

昼顔の露に踏み入る二歩三歩  藤田湘子

野葡萄のむらさきあはき思ひかな 島谷征良

岬まで野葡萄溢る小径かな
野葡萄に潮騒ひびく岬かな
昼顔やややも不安な一年生
桔梗や遙かに聳ゆ槍ケ岳  
四十年住めばふるさと夕の虹
四十年住めばふるさと虹二重
猫の子がより添ひきたる芒原

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2007年11月 1日 (木曜日)

四十年住めばふるさと日輪草

♪(●^o^●)♪ 2007年11月01日 木曜日  曇 雨   22  °C


たらちねの母は死ねども死にまさずそこにもをるよかしにも居るよ  高村光太郎

さくら咲く朝のスリッパひややかに  片山桃史

桐咲けり憂愁深く身に棲める  片山桃史

四十年住めばふるさと日輪草
四十年住めばふるさと青すすき
四十年住めばふるさと蝉しぐれ
四十年住めばふるさと秋桜
四十年住めばふるさと千日紅
四十年住めばふるさと百日紅
岩礁に風待つ海鵜ありにけり
コスモスの風に誘はれ旅ごころ
岩礁に羽拡げたる海鵜かな


四十年住めばふるさと秋の虹

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