カテゴリー「文化・芸術」の42件の記事

2007年9月17日 (月曜日)

オカリナ演奏

Photo 2007年9月17日敬老の日午前中にに私達オカリナサークルはオカリナ演奏をします。
演奏曲 「子守唄メドレー」「知床旅情」「北国の春」「ラブユー東京」「千の風になって」「ふるさと」
演奏会場はつぎの通りです。
 千葉市総合保険医療センター5階
 (千葉市保健所と同じ)
 住所:千葉市美浜区幸町1-3-9
 電話:043-238-9931

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月12日 (土曜日)

張替へし網戸の青さ風光る

Hp_89

♪(●^o^●)♪ 2007年5月12日 土曜日 晴 21℃

天の原ふりさけみれは春日なる 三笠のやまに出し月かも 安倍仲麿

あせ水をながしてならふ剣術のやくにもたたぬ御代ぞめでたき  江戸狂歌 元木綱

しなへよく畳へ置や藤の花 太祇

ぺちゃくちゃと寡婦のお喋り藤の花
墨堤に少年野球若葉風
城甍見上げる丘に鯉幟
竹の子のすくすく育つ雨嬉し
寡婦ひとり慎ましく生きるリラの花
寡婦ひとり慎ましく生きて百合の花
寡婦ひとり慎ましく生きて山すみれ
張替へし網戸の青さ風光る
誕生日寿司で祝ふや聖五月
網戸張替へ一日仕事さつき空
連休は五月晴にてボランテイア

続きを読む "張替へし網戸の青さ風光る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月11日 (金曜日)

湖のさざ波見えて山躑躅

Hp_88 ♪(●^o^●)♪ 2007年5月11日 金曜日 晴 22℃
花杏咲きそろふ夜の濃やかさわれに鳴らざりし口笛のあり 横山未来子
日向なる髪あたたかし遠いければ方位つかめぬ鳥のこゑする 横山未来子
卒業は鹿島立ちなり紙吹雪
湖のさざ波見えて山躑躅
湖のさざ波見えて白躑躅
湖のさざ波見えて薄躑躅
叱られて眠い講義や花は葉に
いくさ無き世の桜吹雪かな
まろやかな明日香三山春の月
めのことてもっと大好き鯉幟
風香る連休の日のボランテイア
鯉のぼり鎧より好き女の子
UN warns on impacts of biofuels

Plantation. Image: AFP/Getty
Plantations for biofuels may threaten forests and wildlife
A UN report warns that a hasty switch to biofuels could have major impacts on livelihoods and the environment.

Produced by a cross-agency body, UN Energy, the report says that biofuels can bring real benefits.

But there can be serious consequences if forests are razed for plantations, if food prices rise and if communities are excluded from ownership, it says.

And it concludes that biofuels are more effective when used for heat and power rather than in transport.

"Current research concludes that using biomass for combined heat and power (CHP), rather than for transport fuels or other uses, is the best option for reducing greenhouse gas emissions in the next decade - and also one of the cheapest," it says.

The European Union and the US have recently set major targets for the expansion of biofuels in road vehicles, for which ethanol and biodiesel are seen as the only currently viable alternative to petroleum fuels.

続きを読む "湖のさざ波見えて山躑躅"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月10日 (木曜日)

なのはなのとつぱづれ也ふじの山 一茶

Hp_87 ♪(●^o^●)♪ 2007年5月10日 木曜日 曇り 雨 23℃

水越けいこ ジャズシンガー
前向きを忘れない。どんな試練にもきちんと向き合い乗り越える。
出会いを大切に。「人に愛される。」よりも「人を愛する。」の大切。
自分の好きなやりたいことを大切にする。

-------------------------------------------
連句
篠ふかく梢は柿の蔕さびし     野水
三糸からん不破のせき人      重五
道すがら美濃で打ちける碁を忘る  芭蕉
ねざめねざめのさても七十     杜国
--------------------------------------------
太陽を砕きて集める海原を動かすものとなりたる地軸  高橋みずほ

なのはなのとつぱづれ也ふじの山 一茶

先生に一礼深く卒業す
傘雨忌や墨田の川に百合かもめ
草に寝て風のささやき聞くことも
ひらかなのように散りたる桜かな
せせらぎに散り込む河津桜かな
卒業は鹿島立ちなり紙吹雪
花見してさらりしたる蕎麦啜る
初つばめ吾は風には逆らはず
惑星のひとつの夜の鯉幟
叱られて眠い講義目借り時

続きを読む "なのはなのとつぱづれ也ふじの山 一茶"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

UN warns on impacts of biofuels

Plantation. Image: AFP/Getty
Plantations for biofuels may threaten forests and wildlife
A UN report warns that a hasty switch to biofuels could have major impacts on livelihoods and the environment.

Produced by a cross-agency body, UN Energy, the report says that biofuels can bring real benefits.

But there can be serious consequences if forests are razed for plantations, if food prices rise and if communities are excluded from ownership, it says.

And it concludes that biofuels are more effective when used for heat and power rather than in transport.

"Current research concludes that using biomass for combined heat and power (CHP), rather than for transport fuels or other uses, is the best option for reducing greenhouse gas emissions in the next decade - and also one of the cheapest," it says.

The European Union and the US have recently set major targets for the expansion of biofuels in road vehicles, for which ethanol and biodiesel are seen as the only currently viable alternative to petroleum fuels.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 9日 (水曜日)

天守より望む湖初つばめ

♪(●^o^●)♪ 2007年5月09日 水曜日 晴 24℃
観覧車回れよ回れ思ひ出は君に一日我には一生 栗木京子
蟇ないて唐招提寺春いづこ 水原秋櫻子
女身仏に春剥落のつづきをり 細見綾子

天守より望む湖野焼の火
天守より望む湖花あんず
天守より望む湖桃の花
天守より望む湖涅槃西風
天守より望む湖揚げ雲雀
天守より望む湖梅の花
天守より望む湖花筏
天守より望む湖初つばめ
天守より望む湖花菖蒲
麦の秋やうやく慣れし一年生
France looks to new Sarkozy era
Nicolas Sarkozy leaves a Paris hotel, 7 May
Mr Sarkozy appeared relaxed as he left a Paris hotel on Monday
France is preparing to enter a new political era, one day after choosing right-wing Nicolas Sarkozy to be the country's next president. Previously a divisive cabinet minister, Mr Sarkozy won a clear election victory over Socialist opponent Segolene Royal. Mr Sarkozy has pledged to boost the economy by creating jobs, liberalise employment laws, be tough on crime and control immigration. He officially takes over from Jacques Chirac on 16 May. Before then, campaign aides say Mr Sarkozy, 52, will spend a few days resting at an undisclosed location to finalise his government line-up and policy priorities. On Monday, Mr Sarkozy revealed that his choice of prime minister would be Francois Fillon, who is currently Mr Sarkozy's senior political adviser. Mr Sarkozy's remarks came during a telephone conversation with British Prime Minister Tony Blair. The size of Sunday's election victory - a resounding win by 53% to 47% in a two-horse race, with a turnout of 85% - gives the new president real authority, correspondents say. "We have to act, the French people expect it. They have given him a real mandate," chief of staff Claude Gueant told French radio.

続きを読む "天守より望む湖初つばめ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 8日 (火曜日)

花吹雪幸福駅へ行く切符

Hp_86 ♪(●^o^●)♪ 2007年5月08日 火曜日 曇り 晴  24℃

いたづらものや面影は身に添ひながら独り居 閑吟集

初男体瑞雲靡きかかりけり  岡田日郎

断崖の宙に浮き立ち御来迎  岡田日郎

残雪の岩に抱き付き一歩攀づ 岡田日郎

投句して少し安堵の柏餅
春寒し衣一枚また重ね
夢胸にみやこに来しは桜の日
夢に見る八重の桜の降りにけり
花吹雪幸福駅へ行く切符
未熟児も元気になあれ鯉幟
夢抱きみやこに来しは桜の日
天守より望む湖花の雲
天守より望む湖草の餅
天守より望む湖ほととぎす

続きを読む "花吹雪幸福駅へ行く切符"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 7日 (月曜日)

象潟は九十九島風光る

Photo_61 ♪(●^o^●)♪ 2007年5月07日 月曜日 曇り時々晴れ23℃

汝と我そのどちらかは春の夢  津沢マサ子

人影の消えていつもの芒原  津沢マサ子

いちまいの枯葉となりし半世紀  津沢マサ子

象潟は九十九島風光る

麦刈りの筑波仰ぎて折返す

リラの花つつが無き日を寿ほぎて
リラの花今日一日を感謝して
ライラック咲けば癒しの深きかな
笹鳴や鰊番屋の荒柱
港には一陣の風凧あがる
海辺には大き流木凧昇る
デザートに大きい苺誕生日
対岸の富士に向かひて凧あがる

続きを読む "象潟は九十九島風光る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 6日 (日曜日)

眼前にひらけて青葉潮うねる 浅倉まみ

Photo_60

♪(●^o^●)♪ 2007年5月06日 日曜日 雨  20℃

吾(あ)が恋はまさかもかなし草枕多胡の入野の奥もかなしも 上野国の歌 万葉集 東歌 14-3403

黒潮を流れ来たりしさくら貝  神尾久美子

母を地預けて雪解靄が母 宮坂静生

鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 三橋鷹女

(鞦韆はブランコです。)

夜桜は青き夜空をちりにけり 石橋辰之介

眼前にひらけて青葉潮うねる 浅倉まみ

花吹雪改札口まで届く

縄電車乗車切符は葉桜で

人生に往復は無し花吹雪

人生の片道切符花吹雪

メールには微笑の絵文字四月馬鹿

メールには微笑の絵文字子供の日

還暦の往復切符ライラック

還暦は折返し点ライラック

還暦は折返し点藤の花

象潟は九十九島風香る

続きを読む "眼前にひらけて青葉潮うねる 浅倉まみ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 5日 (土曜日)

ふるさとはいま電柱も囀るよ   成田千空

Photo_59

♪(●^o^●)♪ 2007年5月05日 土曜日 晴 25℃

飽かざりし袖のなかにや入りにけむわが魂のなき心地する  古今和歌集  陸奥18-992

江の島で一日やとふ大職冠  柳多留
(藤原鎌足が海女に竜宮城ある玉を取らせた伝説による。)
つがる野の凧の雄ごゑを聞きにゆく 成田千空

ふるさとはいま電柱も囀るよ   成田千空

字を書いて力湧きくる寒灯 成田千空

松の花未熟児にして一年生
推敲のしばし黙考柏餅
観覧車青葉若葉の風のなか
観覧車青葉若葉の森廻る
四月馬鹿言へぬ事のみ多くして
一年生祝ふ花束チューリップ
春の花魚形に植えて小学生
天の川泳ぎたりける鯉幟
星の空泳ぎたりける鯉幟
初音聞く漁師割烹荒柱

続きを読む "ふるさとはいま電柱も囀るよ   成田千空"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 4日 (金曜日)

捩花に思ふ遥かに去りし人

Photo_58 ♪(●^o^●)♪ 2007年5月04日 金曜日 晴 25℃

振り下ろす太刀の下こそ、地獄なれ身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに  石川啄木

町衆のつらりと酔て花の陰 野坡

門で押るる壬生の念仏  芭蕉

今日こそは亀戸天神藤盛り
葉桜や去りゆく由は言はざりし
捩花に思ふ遥かに去りし人
かつて夢多くもありし都かな
葛餅の黒蜜とろり藤の店
葛餅の黒蜜とろり藤まつり
背伸びして触れにし藤の柔らかさ
車椅子渡る木橋や菖蒲園
掌に受けてふはりと重き藤の房
観覧車より回り見る若葉かな

続きを読む "捩花に思ふ遥かに去りし人"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 3日 (木曜日)

春の日や日永の宿の霞酒  豊臣秀吉

Photo_57

♪(●^o^●)♪ 2007年5月03日 木曜日 24℃ 晴

公園で一番齢をとりやすきブランコよ秋の夜に漕ぎてみむ 栗木京子

春の日や日永の宿の霞酒  豊臣秀吉

遠き代の擦文のごと山の雪  成田千空

観覧車若葉の風に回転す
駅までに春告鳥の二度三度
初音聞く無人踏切山のなか
誉められて入学の子のランドセル
西行とともに見るべき桜かな
ときおりの雨にも負けず鯉幟
雨にもさへ泳ぎつづけし鯉幟
吾子よ鯉幟のごと泳げかし
風香る墨磨る音の聞こゆのみ
青葉風墨磨る音の聞こゆのみ

続きを読む "春の日や日永の宿の霞酒  豊臣秀吉"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 2日 (水曜日)

無造作に生けてこそ花山吹は  大井雅人

Photo_55

♪(●^o^●)♪ 2007年5月02日 水曜日 24℃ 晴

我も見つ人にも告げむ勝鹿の真間の手児奈が奥津城処  山辺赤人

葛飾の真間の継橋夏近し、二人わたれりその継橋を  北原白秋

無造作に生けてこそ花山吹は  大井雅人

若風墨磨る音の聞こゆのみ
風香る墨磨る音のかすかにも
青葉風墨磨る音のかすかにも
若風墨磨る音のかすかにも
書家の髭撫ぜ去りにける若葉風
亡き友に黙祷をなし花吹雪
共に見し花吹雪なり黙祷す
紫木蓮見るため止まる十五分
房州の潮騒近き武者飾り
房州の潮騒近き鯉幟

続きを読む "無造作に生けてこそ花山吹は  大井雅人"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

無造作に生けてこそ花山吹は  大井雅人

Photo_56

♪(●^o^●)♪ 2007年5月02日 水曜日 24℃ 晴

我も見つ人にも告げむ勝鹿の真間の手児奈が奥津城処  山辺赤人

葛飾の真間の継橋夏近し、二人わたれりその継橋を  北原白秋

無造作に生けてこそ花山吹は  大井雅人

若風墨磨る音の聞こゆのみ
風香る墨磨る音のかすかにも
青葉風墨磨る音のかすかにも
若風墨磨る音のかすかにも
書家の髭撫ぜ去りにける若葉風
亡き友に黙祷をなし花吹雪
共に見し花吹雪なり黙祷す
紫木蓮見るため止まる十五分
房州の潮騒近き武者飾り
房州の潮騒近き鯉幟

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 1日 (火曜日)

水の地球すこしはれて春の月  正木ゆう子

Photo_54

♪(●^o^●)♪ 2007年5月01日 火曜日 曇 雨 19℃

不尽の山れいろうとしてひさかたの天の一方のおはしけるかも  北原白秋

水の地球すこしはれて春の月  正木ゆう子

陽炎をよく噛んでゐる羊かな 山尾玉藻

ライラック咲きて全く愁ひなし
山吹の余りの軽さありにけり
昼餉後は屋外授業かぎろへる
葉桜のかがやき見むと窓磨く
手に乗せて山吹一輪柔らかし
穏やかに過ごす願いひや木瓜の花
陽炎のひとりで遊ぶ廊下かな
山吹の思ひのほかの軽さかな
睡蓮の開ける水はモネの池
夢多くみやこに来しは桜の日

続きを読む "水の地球すこしはれて春の月  正木ゆう子"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月30日 (月曜日)

花冷の流刑に似たる赴任かな

Photo_53

♪(●^o^●)♪ 2007年4月30日 月曜日 晴 25℃

春ひとり槍投げて槍に歩み寄る 能村登四郎

バスを待ち大路の春をうたがはず 石田波郷

雲雀落ち天に金粉残りけり  平井照敏

山桜幸福駅の切符かな
花冷の流刑に似たる赴任かな
はるけしや上野の駅の三月に
桜の日みやこに来しはかの昔
振向かぬ入学の子を見送りぬ
あをみける柳の傍に測量す
揚げ雲雀かつて息子と見たる空
古希なればてもう頑張らない麗らの宵
古希にして桜の苑に住みにけり
古希にして終の栖の花吹雪

続きを読む "花冷の流刑に似たる赴任かな"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月29日 (日曜日)

雷鳥

Photo_52 ♪(●^o^●)♪ 2007年4月29日 日曜日 晴 22℃

田児の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ不尽(ふじ)の高嶺に雪は降りける

山部赤人  (万葉集318、西暦700年頃)

Tago no ura yu uchiidetemireba masiro nizo Fuji no takane ni yuki wa furikeru

Yamabe no Akahito (Akahito of Yamabe, Manyosyu No.318, about AD700)

Coming out from Tago's nestle cobe,
I gaze :
white, pure white
the snow has fallen
on Fuji's lofty peak

リービ英雄英訳
------------------------------------
明ぼのやしら魚しろきこと一寸  芭蕉

At break of day
The white-bait are
A single inch of white.
Basyo

Dnald Keene 訳
-------------------------------
摘み草や知らぬ歌にもハミングし
蒲公英や知らぬ歌にもハミングし
吾が歌に似し不器用な初音かな
朝桜の見しなればこそ目覚めけり
流刑に似単身赴任リラの花
流刑に似単身赴任花の雨
珈琲の花流刑に似たる赴任かな
珈琲の花サンバ流れる広き畑
珈琲の花苦難に満ちた開拓史
花珈琲余りに大きソンブレロ
墨堤は少年野球花筏

続きを読む "雷鳥"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月28日 (土曜日)

たんぽぽを食べてみせたる汝を夫に  田中純子

Hp_84

♪(●^o^●)♪ 2007年4月28日 土曜日 曇 雨 19℃

月の道子の言葉掌に置くごとし  飯田龍太

ひたひたと来てすれちがふえびな掘  飴山実

百姓は鍬をかついで春の月  富安風生

たんぽぽを食べてみせたる汝を夫に  田中純子

藤房や紫の君おはすかも
今宵また桜の夢を見るべしや
うたた寝の夢なかさへ花吹雪
うたかたの夢より覚めし鯉幟
やうやくに夢より覚めし鯉幟
泳ぐ風待ちゐたりける鯉幟
鯉幟夢より覚めて泳ぎけり
鯉幟曇り後晴れ風少し

続きを読む "たんぽぽを食べてみせたる汝を夫に  田中純子"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月27日 (金曜日)

壷焼の奥には雲のやうなもの  櫂未知子

Photo_51

♪(●^o^●)♪ 2007年4月27日 金曜日 晴 18℃

母が娘に残すものは着物でもなく、宝石でもなく、言葉のでしょう。 馬場あき子

鱈の血ははつとするほど明るくて王祇をまつる雪に凍れり  馬場あき子

東京都水道局より春の水 櫂未知子

くちびるは口紅のため八重桜  櫂未知子

壷焼の奥には雲のやうなもの  櫂未知子

うららかや安普請なる月球儀  櫂未知子

花種のその本名をいぶかしがる  櫂未知子

A thing of beauty is a joy forever  J.Keats
美しきものは永久の喜びなり キーツ

相照らす肝なき胆や菜種梅雨   文挟夫佐恵

御手洗の龍頭の吐ける水ぬるむ
夜桜のぼんぼり潤む宵なりし

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月26日 (木曜日)

三毛猫の毛並み落ち着く暮の春  櫂未知子

Photo_50

♪(●^o^●)♪ 2007年4月26日 木曜日 晴 22℃

あらたまの年はきはれどしきたへの袖交へし子を忘れて思へや  万葉集(11-2410)

秋山に霜ふりおほひ木葉散り歳は行くとも我忘れめや     万葉集(10-2243)

青嵐吸物は白牡丹  良寛

三毛猫の毛並み落ち着く暮の春  櫂未知子

カステラに断崖のあり夏隣  櫂未知子

憂鬱の塊ひとつ大田螺 奥山源丘

通勤の蹈鞴を踏みし花吹雪
牡丹見るベンチで開く季寄せかな
藤棚の木椅子に開く季寄せかな
菜の花の風に吹かれし黄蝶かな
摘草を少し楽しむ山ふもと
罅入る寒の卵を先に割り
青空んを隠せるほどの八重桜
さみどりの葱にて作る酢和へかな
千の風の歌のかすかや彼岸寺
かすかにも千の風聞こゆ彼岸寺
丘に来て心空っぽ揚げ雲雀

New 'super-Earth' found in space 
The new planet is not much bigger than the Earth
Astronomers have found the most Earth-like planet outside our Solar System to date, a world which could have water running on its surface.
The planet orbits the faint star Gliese 581, which is 20.5 light-years away in the constellation Libra.
Scientists made the discovery using the Eso 3.6m Telescope in Chile.
They say the benign temperatures on the planet mean any water there could exist in liquid form, and this raises the chances it could also harbour life.
"We have estimated that the mean temperature of this 'super-Earth' lies between 0 and 40 degrees Celsius, and water would thus be liquid," explained Stephane Udry of the Geneva Observatory, lead author of the scientific paper reporting the result.
'Is there life anywhere else?' is a fundamental question we all ask
Alison Boyle
London Science Museum
"Moreover, its radius should be only 1.5 times the Earth's radius, and models predict that the planet should be either rocky - like our Earth - or covered with oceans."
Xavier Delfosse, a member of the team from Grenoble University, added: "Liquid water is critical to life as we know it."

He believes the planet may now become a very important target for future space missions dedicated to the search for extra-terrestrial life.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月25日 (水曜日)

夜は雨といふ草餅の草のいろ 岡本眸

Hp_82

♪(●^o^●)♪ 2007年4月25日 水曜日  雨 16℃

雪の峰しづかに春ののぼりゆく 飯田龍太

夜は雨といふ草餅の草のいろ 岡本眸

霧ふかし野の十字路の四つのはて 大島民郎

短夜の夢にはあらぬ穂高見ゆ 大島民郎

紺絣春月重く出しかな  飯田龍太

わだかなり捨てるほかなし揚げ雲雀
草萌ゆる丘の遥かに鳶の笛
蒲公英の丘に全き横臥かな
草萌ゆる丘に来れば鳶の笛
来し方は坂道多し草萌ゆる
竹落葉思へば君の誕生日
竹落葉浴びて妻来る気配かな
饂飩良き葉桜冷ゆる夕餉には
覚めてなほ春眠の名残かな
一人身で気高く生きて梅の花

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月24日 (火曜日)

青草の丘が大好き鳶の笛

Hp_81

♪(●^o^●)♪ 2007年4月24日 火曜日 曇 雨 16℃

冬深し読みつつ勅撰集羈旅の部にかそかなる鈴の音 塚本邦雄

シクラメン遠くどこかで火山噴く 立松のぶを

シクラメン風吹き過ぎる街の角 飯田龍太

シクラメン四五日臥して世を忘る 古賀まり子

調律師来てをりシクラメン揺るる 谷口ふみ子

シクラメン花のうれひを葉にわかち 久保田万太郎

竹落葉けふ一日は事も無く
竹落葉言葉の遅き子のひとり
竹落葉古希の一日恙無く
少年のひそか育てるかたつぶり
青草の丘が大好き鳶の笛
やまと人桜見るとき笑むばかり
花見してことさえあ旨き蕎麦すすり
昼餉には菜の花畑のレストラン
合併の味無き地名桜散る
合併の味無き地名花吹雪

BBCニュース

Russian ex-president Yeltsin dies
Yeltsin oversaw a period of immense change in Russia
Boris Yeltsin, who played a key role in the Soviet Union's demise and became Russia's first president, has died aged 76, the Kremlin says.

Mr Yeltsin - who had a history of heart trouble - died of heart failure in hospital at 1545 (1145 GMT).

He came to power after being promoted by former Soviet leader Mikhail Gorbachev, a man he then outmanoeuvred.

He won international acclaim as a defender of democracy when in August 1991 he mounted a tank in Moscow.

In what became one of the defining moments of his career, Mr Yeltsin rallied the people against an attempt to overthrow Mr Gorbachev's era of glasnost and perestroika.

In another episode of high drama, two years later he ordered Russian tanks to fire on their own parliament in October 1993, when the building was occupied by hardline political opponents.

続きを読む "青草の丘が大好き鳶の笛"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月23日 (月曜日)

2007.4.23俳句日記

Hp_80

♪(●^o^●)♪ 2007年4月23日 月曜日 曇 雨  19℃

歳深いし山のかそけさ。人をりて、まれにもの言ふ声きこえつつ 釈超空

出張の鞄をさげて野の駅にわがむなしさは棒立ちとなる 上田一成

夏痩せの顎に氷を噛んでをり 大輪靖宏

陰干しにせよ魂もぜんまいも 橋閒石

ひらひらとかなのくにより蝶きたる  宮川みね子

葉桜や医者に行くさへやや疲れ
鴬の声に目覚めてカプチーノ
桜見て誰もいとしくなりにけり
花冷や病める心の癒しもし
葉桜や終ひの栖でなかりし家
定年は自適に遠いし木瓜の花
八重桜散り込む水のまろやかに
気まぐれな青麦の穂ひとつ斜め立ち
遺影には若き頬笑み花吹雪

BBCニュース 何故韓国は北朝鮮に米を援助

Seoul to resume N Korea food aid
Aid shipments will begin arriving in North Korea in May
South Korea has agreed to send 400,000 tonnes of rice to North Korea, after five days of talks in Pyongyang.

There was no reference in the final communique to the North's nuclear programme, which has been the focus of intense international negotiations.

However South Korean officials said the aid would still be dependent on progress over the nuclear issue.

The resumption of aid was delayed after the North missed a deadline to close a nuclear reactor in a landmark deal.

Bank row

Under the 13 February deal - signed by the two Koreas, Japan, China, Russia and the US - the North agreed to "shut down and seal" its Yongbyon reactor within 60 days in return for aid.

It said it would only close the reactor if $25m (£13m) of its money frozen in the Macau-based bank Banco Delta Asia was returned.

But the US says the accounts are now unfrozen and it does not know why the North has left the funds untouched.

'Brotherly love'

The Pyongyang talks continued through the night into a fifth, unscheduled day as both parties negotiated intensely over rice and nuclear weapons.

続きを読む "2007.4.23俳句日記"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月22日 (日曜日)

2007.4.11-4.22俳句日記

1

♪(●^o^●)♪ 2007年4月22日 日曜日 曇 21℃

清明に蒲公英の花見光りけり  波空

木のもとの汁も膾も桜かな  芭蕉

海棠や雨をはらめる月二夜  紫暁

みよし野の花と眠りし三時間 安原葉

春の海ひねもすのたりかな 蕪村

咲き満ちてこぼるる花もなかりけり  虚子

池のなか目高の学校賑やかに
大利根の漣響く菖蒲かな
ふはふはと蒲公英の絮飛びゆけり
ふはふはと蒲公英の絮飛ぶ間際
祇園より清水へ坂花吹雪
その人は悩み見せずや桃の花
桃の花人はそぞれ悩み持ち
潮騒のかすかなる野に猫の恋

Space tourist makes safe return
Billionaire space tourist Charles Simonyi and two crew from the international space station (ISS) have safely returned to Earth.

The Soyuz spacecraft carrying the trio touched down on the steppes of Kazakhstan at 1631 (1231 GMT).

Mr Simonyi, a Hungarian-born US software engineer, paid $25m (£12.7m) for his 10-day stay on the ISS.

The 58-year-old is the fifth person to pay for a trip into space.

On his two-day journey to the ISS Mr Simonyi travelled with two replacement crew for the space station.

Radiation experiment

He returned to Earth along with Russian Mikhail Tyurin and US astronaut Miguel Lopez-Alegria, who have both been on the ISS since September.

Another US astronaut, Sunita Williams, has remained on board with newly-arrived cosmonauts Fyodor Yurchikhin and Oleg Kotov of Russia.

--------------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月21日 土曜日 晴 曇 19℃

又と世にあるものでない過去未来源左衛門が舞のなりふり  平井ト養

淡墨桜風立てば白湧きいづる 大野林火

桜ゆさゆさと活断層の上 加古宗也

観音の大悲の桜咲きにけり 正岡子規

雪しろのかかる芝生のつくづくし 良寛

裏を見せ表を見せて散る紅葉      良寛

蒲公英の野は安楽の太地かな
蒲公英や心をいやす笛吹けり
笛吹けば放下の心草萌える
懐かしき町の名消えて蜃気楼
故里はうたかたにして蜃気楼
亡き人の夢より覚めて蜃気楼
卵持つ柳葉魚を食べし旅の空

Cutting salt 'reduces heart risk'
teaspoon of salt
6g of salt is about a teaspoonful
Eating less salt can cut cardiovascular disease risk by a quarter and fatal heart disease by a fifth, work shows.

The ideal daily intake of salt is no more than six grams and ministers want everyone to achieve this by 2010.

Experts already know that too much salt can raise blood pressure and high blood pressure increases the risk of heart attack and stroke.

----------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月20日 金曜日 晴  曇 18℃

扶桑今年春風日好
桜花盛開催暖来
温家宝 中国総理

Genius is aninfinitecapacity for taking pains.

天才とは、無限に努力することのできる能力のことである。

真理は万人にとって求められることを欲し、芸術は万人よって愛されることを自ら望む。
読書子に寄す  岩波書店

椿の地まつかになるまで花落ちて惨たり春の後といふ
もの 馬場あき子

いつおはるわが山旅ぞ霧の音 北条秀司

わたしは十四になりました
ひまをください春の野に
緑の木かげで本を読も
何やらかなしいことがある
何やら知りたいことがある
与謝野鉄幹

蒲公英やまろびて飽かぬ子犬かな
蒲公英や少年野球土ぼこり
草萌にまろび遊びの子犬かな
蒲公英にひとり遊びの子犬かな

Chinese growth heating up economy
Chinese port
Beijing has tried to restrict bank lending to cool the economy
China's economy has grown by an annual rate of 11.1% in the first three months of 2007, official figures show, fanning fears it is starting to overheat.

First quarter growth topped forecasts and was significantly up on the 10.4% rate in the final three months of 2006.

Separate figures showed annual inflation rose to 3.3% in March.

China's main share index closed 4.5% lower amid concerns interest rates will have to rise to slow inflation because earlier measures have largely failed.

---------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月19日 木曜日 曇 雨 11℃

春すぎて夏来るらし白妙の衣干したし天香具山  持統天皇 万葉集1.28

君が田とわが田の並ぶうれしさよわが田にかかれ君が田の水  詠み人知らず。

飛行機とすれ違ひけり春の雲  石井静

絵手紙の春風乗せて着きにけり
土筆摘む国見の山の裾野かな
身に添ひし紺の作務衣や鰆焼く
鰆焼く女板前紅作務衣
鰆焼く女板前紺作務衣
八重桜少年野球今日休み
いぶし銀の夜桜を見て歩む
いぶし銀の月のもと花を見し
いざや友八重の桜の道行かむ
海越しの遥けき山の笑ひけり
チューリップ園児とともに笑ひけり

BBCニュース

  インターネット百科事典ウイキペデイアについて

Wikipedia offers access offline
Jimmy Wales
Jimmy Wales founded the free online resource in 2001
Nearly 2,000 Wikipedia articles will be sold on compact disc to give people without a net connection access to highlights of the popular web resource.

The Wikipedia Version 0.5 CD collection includes topics such as geography, arts, literature, science and history.

The articles were selected by software that rated their quality and importance to the Wikipedia community.

Martin Walker, a senior academic from the US also helped set the selection criteria for the $13.99 (£7) disc.

"We wanted to cover the major topics, while also including a selection of articles considered to be the very best of Wikipedia," said Professor Walker, of the State University of New York, Potsdam.

"These featured articles aim to be well written and comprehensive, and also free from errors, bias, vandalism and marketing."

--------------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月18日 水曜日 曇 雨 11℃

こころよく我にはたらく仕事あれそれを仕遂げて死なむと思う  石川啄木

霧ふかし野の十字路の四つのはて  大島民郎

まま事の飯もおさいも土筆かな  星野立子

昼餉後は屋外授業草萌ゆる
昼餉後は屋外授業土筆の野
対岸の富士山笑ふ日和かな
せせらぎの音も確かや雪柳
せせらぎへ振込む花の数多かな
白鳥の句を作らむと野の授業
いとしきは二人でなする花見かな
帰るべし山桜咲く遊歩道
言ふならば君の如きな山桜
美術館巡り歩みて花吹雪
この後は何度見れるか山桜

BBCニュース

Kilimanjaro's ice set to linger
By Jonathan Amos
Science reporter, BBC News, Vienna

Kilimanjaro (University of Innsbruck)
Kilimanjaro: Ice fields at the equator are a huge tourist draw

A fresh assessment suggests the famous ice fields on Africa's tallest mountain will be around for decades yet.

Recent concerns that climate warming would rob Mount Kilimanjaro of all its glaciers within 20 years are overly pessimistic, say Austrian scientists.

---------------------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月17日 火曜日   雨 11℃
人も馬も道ゆきつかれ死ににけり。旅寝かさなるほどのかそけき  釈超空
死を終点とするか過程をみるかそんなそんなことはどうでもいいか 宮崎信義
短夜の夢にはあらぬ穂高見ゆ  大島民郎
農継いで六十年目種を蒔く 本宮哲郎
この真鯉龍なら天に昇るかも
鳥帰る親指姫を背に乗せて
囀やかつて結婚式場ここにあり
電車にて夢中に化粧花衣
入学のランドセルの眩しさよ
饂飩屋の椅子に掛けたある遍路杖
晴読も雨読も良けれ花の頃
花を見て綺麗な言葉のみ使ふ
初燕生駒金剛ほしいまま
げんげ田に太き柱や鯉幟
US urges N Korea to shut reactor
Satellite view of North Korean nuclear reactor at Yongbyon - file photo 2002
North Korea has missed a deadline to shut down its main reactor
The US has urged North Korea to fulfil its pledge to shut down the Yongbyon nuclear reactor, as Pyongyang missed a key deadline for closing the plant.

North Korea should "immediately" invite nuclear experts to begin sealing the facility, the US state department said.

But the US said it remained committed to the landmark 13 February agreement.

Under the deal, North Korea agreed to close Yongbyon within 60 days in return for aid. But a row over funds frozen in Macau has stalled progress on the deal.

US State Department spokesman Sean McCormack said it was time for North Korea "to make its move so that all of us can move forward".

In Beijing, US nuclear negotiator Christopher Hill said that North Korea's failure to meet the 14 April deadline was cause for concern.

But he said that Chinese officials had urged the US to show patience and to wait "a couple more days" for Pyongyang to comply.

"They said the lines of communication were open... if it is going to get resolved it certainly should be able to get resolved very soon," he said.

---------------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月16日 月曜日 晴  雨 16℃
語尾ながく曳きてやはらかく会話する伊豫の国びとは角なしにあはれ  高野公彦
さまざまな事思ひだす桜かな  芭蕉
春の海ひねもすのたりのたりかな 蕪村
赴任せし北の国なる春暖炉
柔らかき越の言葉や春暖炉
柔らかき越の言葉やつばくらめ
柔らかき越の言葉や揚げ雲雀
つばくらと共に来たりし薬売
ポストには絵手紙一枚花吹雪
ポストには絵手紙一枚揚げ雲雀
ポストには絵手紙一枚初つばめ
ポストには絵手紙一枚笹鳴きす
入学生見送る母の安堵かな
Castro almost better, Chavez says
Fidel Castro. Picture issued 28 October 2006.
Mr Castro has not been seen in public since surgery in July
Cuban leader Fidel Castro is "almost totally recovered" from intestinal surgery last year, his ally Venezuelan President Hugo Chavez said.

The 80-year-old Cuban president had resumed a good part of his duties, Mr Chavez told journalists in Caracas.

Mr Castro has not been seen in public since July 2006, when he handed power to his brother Raul.

His continued absence from politics has fuelled speculation about the seriousness of his condition.

Mr Castro's health is treated as a state secret in Cuba, but Mr Chavez has offered a number of updates on his ally in recent months.

---------------------------------------------------

♪(●^o^●)♪ 2007年4月15日 日曜日 晴 曇  19℃

山も庭もうごき入るるや夏座敷       芭蕉
mountain and garden
also moving into
the airy guest room          Bashō
                     (英訳 Michael D. Welch)
み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へどただに逢はぬかも  柿本人麻呂  万葉集 4-496
湯に立ちて赤子歩めり山桜  長谷川櫂
大きなる鍋の一つか会社とは煮崩れぬよう背筋を伸ばす  松村由利子
人はみな悲しみの器。頭を垂りて心ただよふ夜の電車に  岡野弘彦
うぐいすの声を帆にせよ梅の雨 野坡
風流の初やおくの田植うた  芭蕉
命二ツのの中に生きてる桜哉  芭蕉
大蛍ゆらりゆらりと通りけり  一茶
うき巣見て事足りぬれば漕ぎかへる 虚子
豆撒くやだんだん風の荒くなり  鍵和田秞子
4月15日リンカーン大統領死亡

Abraham Lincoln (February 12, 1809April 15, 1865) was the 16th President of the United States (March 4, 1861April 15, 1865). As an outspoken opponent of the expansion of slavery and a political leader in the western states, he won the Republican Party nomination in 1860 and was elected president later that year.

Lincoln helped preserve the United States by leading the defeat of the secessionist Confederacy in the American Civil War. He introduced measures that resulted in the abolition of slavery, issuing his Emancipation Proclamation in 1863 and promoting the passage of the Thirteenth Amendment to the Constitution in 1865.

Lincoln's leadership qualities were evident in his close supervision of the victorious war effort, especially his successful selection of Ulysses S. Grant and other top generals. Historians conclude he brilliantly handled the factions of the Republican Party by bringing the leaders into his cabinet and forcing them to cooperate. In crisis management, he defused a war scare with Britain (1861), he outmaneuvered the Confederacy and took control of the border slave states in 1861-62, and he managed his own landslide reelection in the 1864 presidential election.

♪(●^o^●)♪ 2007年4月14日 土曜日  曇 雨 22℃

妹が見しあふちの花はちりぬべしわが泣く涙いまだ干なくに 山上憶良

ふらこゝの抱きしめられて代りけり 百合山羽公

ありふれた日暮八ツ手に花がつき 橋爪鶴麿

薄月夜花くちなしの匂いけり  正岡子規

春風に吹かれて余るみどりの髪
春風に吹かれて余るみだれ髪
サークルの休み時間の草の餅
サークルの休憩時間の草の餅
桃の花漏るる灯しの艶めきて
あまた滝響き合ひけり杜鵑
清明や目薬溢るまなこかな
団地には八重桜この栖

Iraqi insurgents say they carried out the deadly attack on parliament, as MPs meet in a show of defiance.

Photo_47 ♪(●^o^●)♪ 2007年4月13日 金曜日 晴 曇 18℃

人は人吾は吾なり山の奥に棲みてこそ知れ世の浮沈 高杉晋作

まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生

榛名山大霞して真昼かな  村上鬼城

踏青や遠さざなみの芯に鴨  岡本眸

つひの栖に山桜また八重桜
夢覚めてうつし世さては花の雨
草を食む母に良く似し子馬かな
山の風芳し子馬撥ねるとき
風さへも青く光れるに子馬
春風にでんぐり返り一年生
友持ちし遺影や花の雨
亀鳴くや失せし眼鏡の未だ不明
清水の坂道どこも花吹雪

Water detected on distant planet
Artist's impression of HD 209458b, Esa
The atmosphere is evaporating under the heat from its star
Water has been detected for the first time in the atmosphere of a planet outside our Solar System.

The planet, known as HD 209458b, is a Jupiter-like gas giant located 150 light-years from Earth in the constellation Pegasus.

Scientists will publish the findings in the Astrophysical Journal.

However, another research team reported in February that they were unable to find evidence of water in this planet's atmosphere.

Water detected on distant planet
The atmosphere is evaporating under the heat from its star

♪(●^o^●)♪ 2007年4月12日 木曜日 曇 雨 19℃

Hp3_2

最上川逆白波の立つまでにふぶくゆふべとなりにけるかも 斉藤茂吉

麗けき大福餅のほとりかな  相生垣瓜人

房州の菜の花散らすおみおつけ
契約の印鑑押せば朧月
春月の塔に係りし夜学校
春月のほのかにもある夕餉かな
契約のひとつ終はりて春の月
夜桜の径を幾度戻りしか
夜桜に潮騒の如篝火燃えゆ
清明やパンのイースト芳しき
かげろふの中に亡き人見たりけり
清明や朝餉のパンの芳しき

日中首相会談 BBC
Japan and China aim to thaw ties 
Mr Wen arrived in Tokyo amid pouring rain
Chinese Premier Wen Jiabao has met his Japanese counterpart Shinzo Abe in Tokyo, at the start of a summit hailed as a sign of improved relations.
The two men issued a joint statement promising to look frankly at their historical disputes, and signed accords on energy and the environment.
"Our talks will be a big step toward building strategically and mutually beneficial relations," Mr Abe said.
Mr Wen is the first Chinese prime minister to visit Japan in seven years.
The meeting followed a trip by Mr Abe to China in October - the first sign of a thaw in ongoing tensions between the two countries.
The Chinese leadership refused to talk to former Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi because he insisted on visiting the Yasukuni shrine where Japan's war dead are honoured.
Japan's neighbours believe the shrine glorifies the country's wartime brutality.
Since Mr Koizumi was replaced by Mr Abe, there has been a noticeable change in attitude.
Mr Wen has only just arrived in Japan, but already the two sides are talking warmly of improved relations.
Responding to reports that Mr Wen considered this an "ice-melting" trip, a Japanese government spokesperson said: "We don't think there is any 'ice' left."

♪(●^o^●)♪ 2007年4月11日 水曜日 晴  雨 16℃ Photo_44

不二颪十三州の柳かな  蕪村 

つばくらの嘴に藁しべ一文字  鈴木貞雄

たんまりと箸に雲丹あり花の雨
譲りける菓子の一箱春の月
春の月重くも紅く落着けり
お茶漬けを喉にさらりと花爛漫
清明やお茶漬けさらり喉滑る
鴬や声潮騒近く見ゆる丘
朧月来し方かくもおぼろかな
花見には近くが宜し散歩道
来し方を振返りたれば花の雲
来し方を振返りたれば花の雲

Weblogs 'need content warnings'
Tim O'Reilly
The code of conduct was drawn up by Tim O'Reilly
Readers should be warned when they are reading blogs that may contain "crude language", a draft blogging code of conduct has suggested.

The code was drawn up by web pioneer Tim O'Reilly following published threats and perceived harassment to US developer Kathy Sierra on blogs.

The code begins: "We celebrate the blogosphere because it embraces frank and open conversation."

The draft says people should not be allowed to leave anonymous comments.

Blogs which are open and uncensored should post an "anything goes" logo to the site to warn readers, the code suggests.

Readers of these blogs would be warned: "We are not responsible for the comments of any poster, and when discussions get heated, crude language, insults and other "off colour" comments may be encountered. Participate in this site at your own risk."

The draft will now be assessed and amended by bloggers around the world.

The code states: "We are committed to the 'Civility Enforced' standard: we will not post unacceptable content, and we'll delete comments that contain it."

The draft defines unacceptable content as anything included or linked to that is being used to "abuse, harass, stalk, or threaten others".

--------------------------------------------------------

続きを読む "2007.4.11-4.22俳句日記"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月10日 (火曜日)

2007.4.1-4.10俳句日記

Hp_70

♪(●^o^●)♪ 2007年4月10日 火曜日 18℃ 晴 曇

ちる花はかずかぎりなしことごとく光を引きて谷にゆくかも  上田三四二

あなたなる遊行柳も芽吹きけむ 志城柏

(西行も芭蕉も見たこの柳を麦秋も見ました。)

春泉を幼女と共に掬みにけり
夜桜や闇のをみなのひそめ声
桜見て白菜漬の茶受けかな
生け簀には噴井や水や桜鯛
鴬の鳴き初む薮の彼方海
房州の岬に初音ありにけり
夜桜や茶に添へ白菜漬のあり
夢にさへ君の面影桜の夜
笹鳴や漁師食堂荒柱
鳶の輪の二つ三つや春の海

Hp1_2

♪(●^o^●)♪ 2007年4月9日 月曜日 17℃

はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり 俵万智

自信てね 自分を信じて行くことさ 夢に向かって 歩いていこう  大椛由美子

鶏頭を三尺離れもの思ふ  細見綾子
(我思う、故に我あり)

鳶の輪の二つ三つや春の雲
鳶の輪の二つ三つや花吹雪
岬には無人灯台ほととぎす
岬には無人灯台浜ももと
お花見の喧噪吾は好まざる
花冷えの身をあたたむる饂飩かな
花冷えの心あたたむ饂飩かな
選挙公報目新しきものなし雪柳
昼餉には竹の子尽くし山の宿
花冷えの身をあたたむる饂飩かな

♪(●^o^●)♪ 2007年4月8日 日曜日 16℃

見得るだけの鶏頭の紅うなべなり  細見綾子

日と水のあればこその七日粥  鈴木鷹夫

榛名山大霞して3真昼かな  村上鬼城

昼餉には竹の子尽くし出で湯宿
竹の子を堀りて仰げば城甍
天空に一片の雲風香る
千枚田頂きよりの風香る
野外舞台のジャズ演奏や薔薇香る
白波の海に迫出す蜜柑園
折返し既に過ぎたる花見かな
鳥海山頂に触る春の月
遥けきも来し山坂の花見かな
七曲りせし山坂の花見かな
鯉幟ただいま募集公民館

Photo_41

♪(●^o^●)♪ 2007年4月7日 土曜日 17℃

道のべのすみれ摘みつつ鉢の子を忘れてぞ来しその鉢の子を 良寛

瀧の影瀧におくれて落ちにけり  高田正子

千枚の田を貫通いて天の川    高田正子

万愚節に恋うちあけしあはれさよ 安住敦
(この句は泣かせるね。ずっと好きだけど言い出せない。やっと4月1日の告白。)

花吹雪誰も聞かざる演説会
四月馬鹿演説だれも聞かざりし
姫林檎囓れば淡き恋の味
四月馬鹿もう台風と言ふ本当
那智の瀧鴬の声あちこちに
四月馬鹿選挙運動員の笑み
花の雨去りにし友の今如何に
今朝も亦一病息災花の雨
今朝も亦一病息災花の雲
今朝も亦一病息災桜咲く
花曇漱石の猫眠むさうな

♪(●^o^●)♪ 2007年4月6日 金曜日 16℃

をとめ居て、ことばあらそふ声すなり。穴井の底のくらき水影  釈超空

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき  与謝野晶子

渦群れて暮春海景あらたむる 水原秋桜子

鰭ぎはの身のふくらめる桜鯛  満田春日

風香るあなたの家はこのあたり
沈丁の香に包まれし職場去る
初恋は成就せぬもの花の雨
清明や空に向かひて和音出す
ポケットにオカリナひとつ花の旅
桜見て思ひ溢るるばかりなる
少年の思ひ溢るる花見吹雪
春昼の眠き講座に目をこすり
これがまあ終着駅の花見かな
麗かな海の遥かに白き富士
空に塩撒きたる如く梅の花
春の夜に戯れ遊ぶ狐かな

Hp_71

♪(●^o^●)♪ 2007年4月5日 木曜日

ペンギンの姿をまねてふりあおぐただ見ることの空のまぶしさ  小林秀子

夜あらしや光偃(のべふ)す茅花(つばな)原  暁台

真清水を掬みて幼女と遊びけり
真清水を汲みては遊ぶ幼女かな
もみくちゃにされても嬉し花見かな
ほのかにも梅の香の朝歩み
雛まつり漁師の町に潮響く
大利根の水面揺れや白菖蒲
儚ねもこれ亦宜し日向ぼこ
未熟児もやうやく入学ランドセル
外房の海に面して雛まつり
青麦の穂もういういし一年生

♪(●^o^●)♪ 2007年4月4日 水曜日 曇 12℃

ふるさとの 山にむかいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな
石川啄木

龍太逝く二月尽く日の蒼穹残し 日下部潦太

悔恨の痕を引きずる蝸牛かな  並木赤兵

少年や水切って飛ぶ春の石 嶋岡晨

恋猫にご主人なんかありませぬ
つばくらめ親指姫が待っている
松花粉黄金の雲となり流る
白木蓮楽しきこの世忘れざめ
暮れなづむ生駒山系木の芽立つ
海近く尖塔ひとつ鳥の恋
春寒や心も傷のまた疼く
絵手紙を投函するや鳥の恋
資本論誰も語らぬ労働祭
資本論誰も忘れし労働祭

♪(●^o^●)♪ 2007年4月3日 火曜日

ものふの八十娘らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花 大伴家持 万葉集 19
片栗の花言葉 「寂しさに耐える。」「初恋」

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどかれぬる 藤原俊行 古今集

牡蛎船に商談移す夜の雨  大島民郎

煮凝や昼の饒舌夜の寡黙   大島民郎

マルクスもレーニンも無き労働祭
これがまあ終に栖の花見かな
太陽系この一瞬の花見かな
ぶっきらぼうな魚屋雲丹たっぷり
無愛想な魚屋あるじ雲丹たっぷり
雲丹食べて思ひこもごも同窓会
黙想し思ひこもごも花の雨
卒業後四十年(よそどし)朧クラス会
思ひ出も遥か朧やクラス会
ヴィーナスに逢ひたる夢の朧の夜
賜りし紅白饅頭三月尽

♪(●^o^●)♪ 2007年4月2日 月曜日 曇り 雨 13℃

あまりりす息もふかげに燃ゆるときふと唇はさしあてしかな 北原白秋

さびしくも静けき途上の時間かな戸を開けて夜の蝉に囲まる  岡井隆

青空を飛び出して来て春の滝 茨木和生

盗人にあって三井の飯を喰ひ  柳多留

人生の終はりの近き花見かな
幾山河越えにし齢花の雨
人生のおおよそ過ぎし花見かな
裏富士の畦の青みも雛のころ
友去りしその後聞かず花の雨
業平のその後聞かず百合かもめ
業平のその後は如何にみやこ鳥
卒業歌いずれも讃ふ自然かな
花びらに鯉の水輪のまたひとつ
うららかやステップ軽く卒業歌
卒業やとにもかくにも親安心

♪(●^o^●)♪ 2007年4月1日 日曜日

天狼の眼も守りしか土なかに生きゆくりなく幼児還る 美智子皇后陛下

馬なべて馬房に入りし夕ざくら 茂木連葉子

夜桜の雨夜咲き満ちたわゝなり 水原秋桜子

山姥の能見て帰るさくらかな 沢田まさみ

わが旅の終着駅の花見かな
わが旅のほぼの終りの桜かな
わが旅のややも終りの花の雨
とにかくも諍ひはいや花筏
人生の終着駅の花見かな
鈍行に乗れば駅々白水仙
鈍行もまた良かりけり花の雲
中央線より見下ろしぬ花筏
人の世のその一瞬のシクラメン
箱庭と思えば小さき東京湾

Photo_35

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月31日 (土曜日)

2007.3.1-3.31俳句日記

♪(●^o^●)♪ 2007年3月31日 土曜日

あおによし 奈良の都は咲(さ)く花の におうがごとく 今さかりなり
小野 老

達磨忌やだるまに似たる顔は誰  夏目漱石

達磨忌や箒で書きし不二の山   小林一茶

常節を殻ごと煮付けたる五六  川崎展宏

たんぽぽや荒田に入るる水の上  祇空

土筆摘む丘は国見の名を持ちて
友に白髪のクラス会鳥帰る
同窓会出る幸ひや花の雲
お彼岸の供花のひとつにシクラメン
大和人なべて桜を見て頬笑む
行く前の楽しみもあり花衣
人生のほぼの上がりの花見かな
一片の宝石も付け花衣
紐ネクタイひとつ選みて花の宴
席取りの早やきこしめている花筵

20070331 0930 新日本住販の柴田さんの案内で真砂1-12-9-204の住宅を見る。
昼食は「天狗」。トヨペット前の桜を見る。

♪(●^o^●)♪ 2007年3月30日 金曜日

みちのべのうまらのうれにはほまめのからまるきみをはかれかゆかむ   万葉集
「うまら」は野茨の花。

春の宵つくろわないでくつろいで  綿やりさ

宗匠となりすましたる頭巾かな 夏目漱石

産土の無名のやしろ梅香る
春の雪払ひて始む開拓祭 
香具山の芽吹ける朝の日和かな
ふと踏みし土竜の塚に足取られ
モネの絵のほのかな春となりにけり
学校の兎に会釈卒業す
先生の眼鏡の濡れや卒業す
卒業歌淀の大河を歌ひけり
勉強はこれからなるぞ卒業子
卒業子歩みはやがて川堤

♪(●^o^●)♪ 2007年3月29日 木曜日

行く春や鳥啼き魚の目は泪  松尾芭蕉

ゆくはるやとりなきうおのめになみだ

解説
過ぎ行く春を惜しんで、鳥は悲しげに啼き、魚の目ににも涙が浮かんでいるように見える。

Loath to let spring go,
Birds cry, and even fishes'
Eyes are wet with tears.

Matsuo Basyo

Translated by Dorothy  Britton

----------------
旅とへば真旅になりぬ家の妹が着せし衣に垢付きにかり  占部虫麻呂 万葉集 20-4388

水底に風見る海松の戦ぎかな  蝶酔

春の海ひねもすゆたりゆたりかな  蕪村

年とれば芽吹きの山ももの悲し
昇り去る雲雀の声の去りにけり
読にくき戒名なりし花の雨
菠薐草洗ふ泥さへ輝きて
菠薐草洗ふ土くれ光りけり
麗らかな四十年後のクラス会
花の雲四十年経し同窓会
風香る四十年経し同窓会
箱庭と思へば小さし大八島 
箱庭と思へば小さし不二の山 

Mr Banbury appealed for international donors to help the WFP deliver the necessary food aid.

N KOREA NUCLEAR DEAL

N Korea to 'shut down and seal' Yongbyon reactor, then disable all nuclear facilities
In return, will be given 1m tonnes of heavy fuel oil
N Korea to invite IAEA back to monitor deal
Under earlier 2005 deal, N Korea agreed to end nuclear programme and return to non-proliferation treaty
N Korea's demand for light water reactor to be discussed at "appropriate time"

End of confrontation?
Q&A: Nuclear standoff 

"Right now we are losing the fight against hunger in [North Korea]," he said.

"If donors do not respond to the request, millions of people are going to go hungry."

The World Food Programme used to feed around 6.5 million people in North Korea each year.

In 2005, its work was scaled back after the North Korean government imposed restrictions on the monitoring and distribution of food.

But the WFP has struggled to feed even half of the 1.9 million people it is still trying help, because of a drop in donations as a result of North Korea's nuclear programme.

North Korea's shortfall in food supplies was exacerbated last year when an estimated 100,000 tonnes worth of crops were washed away by the floods.

Regular shipments of food aid by South Korea were also suspended after the North carried out a missile test last July and then a nuclear test in October.

Seoul says it will not resume its deliveries until the North meets a mid-April deadline to "shut down and seal" its only operational nuclear reactor Yongbyon, as part of a deal agreed in February.

However, it has begun despatching other aid, including the first shipment of some 300,000 tonnes of fertiliser to be sent by June.

The South has resumed shipments of rice, cement, trucks and blankets to help the thousands of people who lost their homes and livelihoods in last August's floods.

It is also sending medicines and equipment to help its northern neighbour tackle an outbreak of foot-and-mouth on a farm near the capital Pyongyang, which has led to the destruction of thousands of livestock.

♪(●^o^●)♪ 2007年3月28日 水曜日

大寒に一戸もかくれなき故郷  飯田龍太

父母の亡き裏口開いて枯れ木山  飯田龍太

白梅のあと紅梅の深空あり  飯田龍太

校庭に一番桜ほのかなり
四十年経しクラス会花の雨
梅桜共に咲く地へ赴任せり
赴任して春の彼岸の供花あまた
風花の小さな丘に赴任せり
連翹の咲き初む丘に赴任せり
古希にして惑ひ多かる花見かな
古希にして惑ひ尽きざる花の雨
古希にして惑ひ多かる花曇り
古希にして惑ひ多かる花見酒
古希にしてクラス会花の雨

♪(●^o^●)♪ 2007年3月27日 火曜日

手をつけて海のつめたき桜かな 岸本尚毅

昏ければ桜の中のさくら散る 佐野鬼人

うみやまのあひだねむたきさくらかな 大島雄作

ひともとの櫻に佇てば濤の音 環 順子

古希にして俳句三昧花の雲
古希にして俳句三昧雪柳
小庭には目高育ててシェフの笑み
板前の暇見て目高育てをり
ひこばえの切先紅き空の藍
高層のビルの谷間に梅の花
芝青し梅紅しまことに空青し
友遥か先歩みにけり沈丁花
沈丁花吾を追越す人ばかり
花の雨便り無き友いまいずこ
花筏その真中に鯉の泡

♪(*^。^*)♪ 2007年3月26日 月曜日

頭の中で白い夏野となつている 高屋窓秋

水脈の果炎天の墓碑を置いて去る 金子兜太

青饅やこの頃眠き日ばかり
青饅や割箸はしと割る夕べ
賜りし切干大根まろやかに
花の雨友の引越し先知らず
水兵の果てふ古老彼岸西風
四十年経たる再会風光る
若かりし君の想ひ出花の雲

ちりやすくあつまりやすくサヨリらは  篠原梵

早蕨や高嶺ならねど山ばかり  橋本鶏二

耕すや一鍬ごとに砂埃  松崎鉄之介

百合鴎われも業平春愁ひ
みやこ鳥見つめる心業平に
返り寒もたらす風邪の重かりし
返り寒もたらす風邪の愁ひかな
冴え返る港の町の雛まつり
花ぐもり亦もや友の忌の返る
子猫なほ猫なで声で擦り寄りぬ
初恋を告げずに去りぬ白水仙
絵手紙にに筆の弾みの花便り
菜の花の小豆島から旅便り
絵手紙に溢れるばかり雛達磨

♪(*^。^*)(●^o^●)
♪ 2007年3月23日 金曜日

空より見る一万年の多摩川の金剛力よ、一万の春  佐佐木幸綱

春潮や大き錨を碑となして 神田松鯉

一日に一個失せたり蝸牛  高屋窓秋

絵手紙に赤白黄色チューリップ
絵手紙に菜の花便り弾みけり
白梅や恋の成就の絵馬のあり
一大事無事に済みけり青蛙
災難のするりと抜けて青蛙
千枚田空より聞こゆ蛙かな
牡丹のゆらぎありけり出湯宿
鎌倉や牡丹の香る日本晴
鎌倉や牡丹の香る散歩道
鎌倉や牡丹の香る遊歩道

♪(*^。^*)♪ 2007年3月22日 木曜日

東風吹かばひほひおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな 菅原道真 拾遺集
  
太宰府でふるさとの京の梅を思い詠んだ和歌ですね。
この思いを偲び全国の天神さま、天満宮では今梅が咲いています。

騙し絵の窓にも春のきざしをり 黛まどか

噴水の背丈の揃ふ寒さかな   黛まどか

鎌倉の牡丹の香る廻り径
牡丹にこころ遊ばすこのところ
牡丹に心遊ばすばかりかな
夫れ夫れの牡丹に添へし句の木札
夫れ夫れの牡丹に添へし名句札
各々の牡丹に添へし俳句札
近くには五重塔や白牡丹
五重塔影は斜めに白牡丹
夜蛙の声のなかなる出湯かな
夜蛙の声のなかなる外湯かな

♪(*^。^*)♪ 2007年3月21日 水曜日

わが背子が 跡ふみ求め追い行かば 紀伊の関守い 留めてむかも
(万葉集 4ー545・笠朝臣金村)

空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのさつかしきかな  紫式部  源氏物語 空蝉の巻 

うつせみの羽に置く露の木隠れて忍び忍びに濡るる袖かな    紫式部  源氏物語 空蝉の巻 

霜柱俳句は切字響きけり 石田波郷

白鳥に一陽来復日差し来ぬ  きくちつねこ

春の夢何万トンの空だろう  小野裕三

思ふれば儚き栄華薄桜
花見するこの何人の明日ある
栄華とは儚きものか桜散る
古城には人の溢れし花見かな
芦ノ湖は春の霞の遊覧船
涅槃図の虫も嘆きのあるやうな
鯉の尾の動かしている春の水
鯉の尾の動かしている春の泥
薄氷の映しておりぬ雲ひとつ
投函す花の便りの絵手紙を

♪(*^。^*)♪ 2007年3月20日 火曜日 晴 13℃

気まぐれな鹿よと見をり朧夜の若草山をのぼりゆく一つ  前川佐美雄

目出度さもちう位なりおらが春  小林一茶

土筆など摘むや本来無一物   矢島渚男

恋猫となりしわが猫負けつづけ  加藤楸邨

どの家も店先に雛海の風
干物売る店先に雛海の風
石階に六千の雛海鳴りす
房州の波は穏やか雛の家
雛を見る人々の笑顔かな
無名こそまこと宜しき若菜摘み
先生の少しふくよか木瓜の花
絵手紙に花見団子の花便り
河原には菜の花盛り早桜
せせらぎへ波に揉まれし山桜

♪(*^。^*)♪ 2007年3月19日 月曜日

東京を焼きほろぼした戦火いまイスラムの民にふたたび迫る  岡野弘彦

濁せいたる水の澄みくる芹の中  大川原光詳

露の戸を突き出て寂し釘の先  真鍋呉夫

お水取あるほどの火を使い切り  中里麦外

絵手紙に春の若草溢れけり
東風吹けば埴輪の笑ひありさうな
名を問へば菜摘と答ふ朧かな
草摘みてままごと遊び果てしなく
放課後は共に野に出て土筆摘み
裾野には土筆ん坊や国見山
朧夜の夢のはかなき目覚めかな
げんげ摘む幼き頃の友居さず
げんげ摘む遠くの丘に城甍
昼餉後は丘の若草摘み遊ぶ

♪(*^。^*)♪ 2007年3月18日 日曜日

きさらぎの空はあけぼの梢々(うれうれ)にはくれなゐのきざしはじめつ  雨宮雅子

紅梅の滲めるやうにとの曇る雨水の朝の土を踏みしむ  雨宮雅子

指先のつめたきことのほかは春 山仲英子

春の土手雲を眺むるだけのこと 森川 潔

早春賦吹けばややもや戻り寒
春隣いま奏でむや早春賦
芦ノ湖の遊覧船やおぼろ月
自転車のきしみ少しや啄木忌
静かにも鯉の鰭揺る春の水
春水の揺るるも鯉の奢りかな
絵手紙に花見団子の弥生かな
霜柱はりはり踏みて水汲めり
ブランコの子の靴飛ばし揚ひばり
賜りし椿一輪卓に置く

♪(*^。^*)♪ 2007年3月17日 土曜日

春一日切り飴の音弾みけり 落合 葵

山を見る一つ加へし齢もて  富安風生

身体を包む紺の深さも帰燕以後  岡本眸

この所三寒四温みだれ髪
吾が詩業まこと進まず啄木忌
雲上のケルンに一つ石加ふ
吾が詩業遅々と進まず啄木忌
餞別の封の湿りも花の雨
栄転と言ふも哀れや花の雨
うららかや微睡み誘ふ講義かな
高層のてっぺん霞むうららかな
雪柳一輪開きまた一輪
初つばめやうやく学校に慣れたる子

♪(*^。^*)♪ 2007年3月16日 金曜日

かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜もふけにける 大伴家持 新古今集 冬620 百人一首 不思議ながら万葉集には見えません。

みちのくの春はおほどか土器出づる 菅原鬨也

春なれや湯疲れといふ疲れあり 村越化石

草の餅お茶も良かりし花菜畑
昼餉後は屋外授業揚げひばり
蒲公英や昼餉の後は野の遊び
恋の猫闇夜にまなこ青光り
耕しのみずず一筋いとしめり
さざなみの志賀の湖春うらら
さざなみの志賀の大わだ百千鳥
転勤は人生の岐路花の雨
見つけたる蚯蚓一筋大あくび
径迷ふ蚯蚓ありけり春愁ひ 

♪(*^。^*)♪ 2007年3月15日 木曜日 晴 曇 10℃

さざなみや志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな 平忠度
千載集 平家物語

花の雲彼方に小さき城ひとつ
灯台に岬の彼方鳥帰る
あまたなる思ひ残して鳥引けり
遠富士のなほも彼方に鳥帰る
磯菜摘み時折り富士を見つめけり
一輪のチューリップ穏やかな俳句会
まどろみに心を委ね花の雨
まどろみももこと宜しき花曇
姫だるま転がりている花曇
昼餉後のまどろみの五分花曇

♪(*^。^*)♪ 2007年3月14日 水曜日

空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかいきかな   源氏物語 空蝉の巻  紫式部

月影のやどれる袖はせばくともとめても見ばやあかぬ光を  源氏物語  須磨の巻 紫式部

若いかりし叔父叔母三月十日の忌  染谷佳之子

鳥の恋朝の散歩に笛持ちて
鳥の恋マリア聖堂婚の鐘
初つばめ恋マリヤ聖堂婚の鐘
囀りやマリヤ聖堂婚の鐘
春の雲友は去りゆく外つ国へ
孕み猫露座仏大きたなごころ
啄木忌吾に凡なる句の多く
麗らの夜ふるさとの夢友の夢
四十年経しクラス会花の雲
四十年経しクラス会日脚延ぶ

♪(*^。^*)♪ 2007年3月13日 火曜日 

大根の岡のあらしや春の空  麦水

四十年経しクラス会山笑ふ
四十年経しクラス会土筆ん坊
四十年経しクラス会福寿草
さぼてんの花に向ひて日向ぼこ
こぶし咲く青空切る飛行雲
つま先を立て見たりしる白木蓮
空に舞ふ白木蓮風のなか
春愁の雲ぽつかりと青い空
外つ国に遙か来たりて花の雲

♪(*^。^*)♪ 2007年3月12日 月曜日 晴 13℃

浅川や鍋すすぐ手も春の月 小林一茶

asa kawa ya nabe susugu te mo haru no tsuki

shallow river--
on hands rinsing a kettle
spring moon

Kobayashi Issa

訳 David G. Lanoue

このところ三寒四温梅の花
受付の微睡み誘ふチューリップ
白梅のこの一瞬をいとしめり
白小傘傾げて入るる春の富士
外湯より挨拶なして春の富士
外湯より会釈をなして春の富士
真間の井に振込む花の限り無し
堤にはに文学の碑や花の雲
賜りし玉のやうなる丸大根
沈丁や県立美術館写真展
抱きける子猫の髯のこそばゆき

♪(*^。^*)♪ 2007年3月11日 日曜日雨 曇 12℃

薄き濃き野べの緑の若草に跡まで見ゆる雪のむら消え 宮内卿

春愁のまぼろせいにたつ仏かな  飯田蛇笏

過ぎ去りし面影夢に揚げひばり 
美空ひばりの「林檎追分け」をオカリナで練習しています。結構難しい曲なんです。

懐かしき思ひ出ばかり梅の花 
湯島より見下ろす上野花の雲
咲きそめし八重の梅こそ重さうに
結構な梅日和とはなりにけり
青空に今生まれしか梅の花
つばくらや親指姫の背に乗せて
春の雲親指姫のおりさうな
春一番一夜硝子の鳴りにけり
松の花黄金の雲となりにけり
田の中に太柱立て鯉のぼり

♪(*^。^*)♪ 2007年3月9日 金曜日

蛇いでてすぐに女人会ひにけり  橋本多佳子

菜を洗ふ手もとに雛流れくる 大橋規倭子

生かされて生きる幸せ花の雲
外湯よりまこと手の内春の富士
市議員と会釈を交はし花曇
うらららかや街頭演説場所分けて
場所分けて街頭演説花の雲
うたかたの一夜明けたる花の雨
うたかたの浅き夢覚め雛の朝
うたかたの浅き夢見し花の雲
膝に乗る子猫ともに日向ぼこ
待合室微睡み誘ふチューリップ

♪(*^。^*)♪ 2007年3月8日 木曜日

死に近き手力つよし朝桜  西村和子

かまくらにありても母の膝が好き 青虎

外に出よ触るるばかりに春の月  中村汀女

如月の句会は海の風受けて
水仙や古き誼みの友迎ふ
公園に古き機関車鳥帰る
公園の機関車の窓鳥帰る
雛の旅古き誼みの友ととも
雛愛でる古き誼みのある如く
膝に乗る子猫とともに日向ぼこ
福寿草ひそかな愛を育てつつ 
春田打つ時には見上げ遠蔵王 

♪(*^。^*)♪ 2007年3月7日 水曜日

五月幟男の子は家をはなれゆけ  西村和子

菠薐草スープを煮えよ子よ癒えよ 西村和子

うららかの夜微睡み誘ふ講義かな
黒潮の流れの向かふ雪の富士
着ぶくれて梅見の妻でありけり
傘斜げ熱海の梅を見たりけり
花見して笑みの零れる人ばかり
湯島には東風吹きている昼餉かな
蒲公英やもう一回のかくれんぼ
連翹やもう一回のかくれんぼ
春水の光のなかの鴎かな
雪富士のあちこちに見る二日旅
雪富士の裾を巡りし二日旅

聴す(ゆるす)

♪(*^。^*)♪ 2007年3月6日 火曜日

花に又ことしのつれも定まらざう   野水
雛の袂を染むるはるかぜ       羽紅

ひきがへるバベルバベルと鳴き合へり  沢木欣一

古書店に値段無き本花の雲
梅香るだけの駅に降りたちぬ
雛の宿朝餉に聞こゆ早春譜
梅林に鴬笛のここかしこ
入場券買へば微かな初音かな
麗の夜座りてすぐに眠りたき
大マスクして面影見えぬ花粉の日
雪中に摺り寄りきたる北狐
麗らかや奈良には多き鹿と僧

♪(*^。^*)♪ 2007年3月5日 月曜日

雛飾りつつふと命惜しきな  星野立子

桃の日に華やぎ書く便り 稲畑汀子

伊豆や今波に振り込む早桜
つるし雛発祥の地と大幟
山頂に風車のひとつ花の雨
2月23日は富士山の日
湯の宿のロビーにありし大雛壇
早春譜聞こゆ朝餉や雛の宿
早春譜聞こゆ朝餉や梅の宿
やまと人なべて好きなる桜かな
漣のきらめき合ひし雛の宿
人生の少しお休み雛の宿
人生の少しお休み花の宿
人生の少しお休み梅の宿

♪(*^。^*)♪ 2007年3月4日 日曜日  ℃

水鳥の鴨の羽色の春山のおぼつかなくも思ほゆるかも  笠女郎

冬萌や歩き始めの小さき靴  笠原タカ子

大朝寝余生は疾うに折り返す  越前春生

深々と闇照らされる慈姑かな  矢田鏃

釣り釜や一客一亭春の昼元屋奈那子

駐車場今宵どんどの火のまつり
みかん剥くそのたび思ふ故郷かな
冬の虹ふつと立ちたる筑波かな
沈丁の開き初めたる香に酔へり
沈丁の蕾の香に身を委ね
誰も見て笑みの零るる桜かな
平凡な日向ぼこそ有り難き
いくさ無き日の日向ぼこ有り難し

♪(*^。^*)♪ 2007年3月3日 土曜日  ℃

2007年2月25日俳人 飯田龍太さん逝く。86歳

またもとのおのれにもどり夕焼中  飯田龍太

春の鳶寄りわかれては高みつつ  飯田龍太

どの子にも涼しく風の吹く日かな  飯田龍太

紺絣春月重く出しかな  飯田龍太

一月の川一月の谷の中  飯田龍太

子の皿に塩ふる音もみどりの夜  飯田龍太

春暁の太陽はまだ砂の中   佐々木とみ子

旅人ののぞきてゆける雛かな  久保田万太郎

ゆふぞらを使ひきつたる冬至かな  角川春樹

♪(*^。^*)♪ 2007年3月2日 金曜日  13℃

看護師に戻りし曽我さん、注射され泣く子の腕をもりもり揉む  栗木京子

靄晴れて一気に迫る雪の富士
やうやくに連山笑ふ鳶の笛
せせらぎの囁く一夜梅の朝
やうやくに山笑ふかに鳶の笛
真つ先に白梅見ゆる朝ぼらけ
古希にして心遊ばす梅の風
古希にして心遊ばす花の風
古希にして心遊ばす梅の宿
古希にして心遊ばす花の宿
古希にして心遊ばす雛の宿
雪富士の間近にありて梅香る
人生の少しお休み梅見旅

♪(*^。^*)♪ 2007年3月1日 木曜日

かたかごに銀(しろがね)の日の懸りをり 石田勝彦

漣の上に残れる氷かな  綾部仁喜

人生の少しお休み花見旅
我が宿は白梅香る川の傍
道聞けば白梅の坂降れとや
修善寺の青梅雨後の滴れり
山茶花の小路選みて歩みけり
山茶花の小路選みて君のもと
春うらら富士山見ゆる日本晴
春うらら富士を間近に鳶の笛
雑木林すべての木の芽膨らめり
春風や風林火山の旗の村
少しづつ雪富士近くなる旅路
裏富士の畦の青みのありにけり
峠より見下ろす伊豆や花の雲

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月28日 (水曜日)

2007年2月1日-2月28俳句日記

♪(*^。^*)♪ 2007年2月28日 水曜日

山ねむる山のふもとに海ねむるかなしき春の国を旅ゆく 若山牧水

雪降れり時間の束の降るごとく  石田波郷

牡丹雪時をゆるめるごとく降る  永田耕一郎

書初に夢の一字を大書せし
夜業せし朝の粕汁葱香る
ほの青き泉の岸の氷柱かな
ほの青き氷柱を踏みて泉汲む
峠より見下ろす下界花の雲
峠越えしてしばらくは花の雨
湯島より見下ろす上野花の雲
富士山を近くに寄せて花の雲
椿咲く火山の島は行きたいな
雪の夜のほうたん被り母やさし

♪(*^。^*)♪ 2007年2月27日 火曜日

海はみな白魚になれ春の雪  樗堂

木札には虚子の句ひとつ白牡丹
牡丹にこころ遊ばすこのところ
雑木林抜けていきなり雪の富士
落葉松の林に浮かぶ雪の富士
白樺の梢の上に雪の富士
出湯宿谷川に沿ひて梅日和
漣の近く聞こへて雛の宿
せせらぎの一夜聞こへし雛の宿
裏富士の畦の青みや雛の宿
如月の淡き桜を求む旅
春雨に売れる大根葉鮮やか
水菜など買ひて互ひに俳談義
蜜柑など買ひてやがては俳談義
芭蕉慕ふ旅立ち雛まつり
西行を慕ふ旅にて花の雨

♪(*^。^*)♪ 2007年2月26日 月曜日

わが妻も絵に描き取らむ暇(ぃつま)もが旅行く我(あれ)は見つ偲はむ  万葉集20-4327

百姓であるかやつぱり晴れの日は仕事をさがす筋骨 時田則雄

雪残る頂一つ国境  正岡子規

ひとりづつ菫のブーケ卒業す  富岡桐人

月光は眩しからずや吾子の眼に 富岡桐人 

富士の雲ふつと切れたる余寒かな
夢二展出たる町角冴え返る
自転車の時折きしみ冴え返る
漣へ降込む唾また一輪
梟の彫物を売りし雛の宿
野焼の火ひとつ離れて飛びにけり
枯菊を焼きし煙の芳しき
修善寺の御手洗しぬくき雛まつり
修善寺の篁の径梅の花
永らへて団子食ぶるも古稀の春

♪(*^。^*)♪ 2007年2月25日 日曜日

竹久夢二明治17(1884)ー昭和9(1934)
年岡山県生まれ

ゆく秋の山の谷々わが母はいかに寂しく隅たまふらむ  竹久夢二

時雨るるや眉引きなほす大徳寺  竹久夢二

病葉の電子メールが届くたび水の光はゆれてかなしむ  加藤治郎

寒梅や雪ひるがへる花のうへ 蓼太

梁塵秘抄 
 遊びをせんとや生れけむ 戯(たはぶ)れせんとや生れけん
 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動(ゆる)がるれ

座りては眠たき電車春うらら
白梅の綻ぶ宮に恋の絵馬
囀りの駅に久しき友待ちぬ
チューリップ活けし内科の月曜日
夢にさへかの大輪の寒牡丹
夢にさへかの大輪の白牡丹
マフラーに黒髪隠し眠りけり
マフラーに隠れし顔のいとしけり
マフラーに漏れる寝息の穏やかに
菜の花の雨ともなりし医者通ひ 

♪(*^。^*)♪ 2007年2月24日 土曜日

舟唄の最上川(もがみ)をくだる四温かな 黛まどか

山茶花や濡らして返す男傘        黛まどか

残雪や釣竿矯めの火を熾し  きくちつねこ

天の川修羅と渦巻く地の踊り 志城柏

雪のこるくらさあかるさなどという  津根元潮

紅葉よりさびしきものが山あるく  津根元潮

チューリップ親指姫の生まれさう
チューリップ親指姫と逢ひさうな
一人来て百合鴎にぞ語らひぬ
ふと逢ひしかつての上司木の葉髪
パン屑を撒く白鳥を呼ぶために
広々と関東平野白鳥来
ポストまで菜の花畑や投稿す
菜の花の小道のポスト投句する
小学校花壇いつぱい花菜が咲く
風船の飛んでいく先花菜畑
チューリップ籠に溢れし内科院
菜の花のあまた咲きしと旅便り
息つめて眺めるばかり寒牡丹

♪(*^。^*)♪ 2007年2月23日 金曜日

鶏鳴や風まだ寒き辛夷の木    百合山羽公

冬雲を山羊に背負はせ誰も来ず  百合山羽公

寒紅の濃き唇を開かざり 富安風生

韓国の小豆粥炊く冬至かな  河英美

うれしさも一杯ありて松明ける 麦秋
ちぎり絵のポインセチアは君のため
着ぶくれて来し山坂を返り見し
春愁ひ電子メールに君の文
うたた寝や春の足音そこかしこ
うたた寝に聞く滴りぞ春の雨
夜勤して葱たっぷりの粕の汁
自転車の空気抜けてる小六月
雪椿古希は老いとは呼び難たく
ロシアよりやうやく白鳥飛来せし
夕時雨花束持ちて小走りに 

♪(*^。^*)♪ 2007年2月22日 木曜日

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出し月かも  阿部仲麻呂

天の原かがやき渡るこの月を異境にひとり君見つらむか  大津留温

春そこに丸に四角に水溜り  林田紀音夫

千代経べき物を様々子日(おのび)して  芭蕉
鴬の音にだびら雪降る  凡兆

子日とは正月の最初の子の日。

囀りのまつただ中に目覚めけり
蕗の薹赤子が笑ふごと開く
切り立ちし崖一面の蕗の薹
まんさくや曲り屋にもう馬は居ず
まんさくや遠くに居はす師は如何に
梅の枝は縦横にあり春の雨
チューリップ今日は休日朝の雨
オカリナに薄き寒紅残りけり 
氷柱の戸押して出にけるスキー客
初稽古額に少しは汗ばみて
地吹雪のバス停に立つ雪女
寒菊を頬に埋めて見送れり

♪(*^。^*)♪ 2007年2月21日 水曜日

冬鴬むかし王維の垣根かな  蕪村

朧夜の夢のかけ橋君在す
春雨に君転勤の一人旅
一山の笑へば連山みな笑ふ
一山の笑へば連山笑ひけり
蒲公英の萌ゆればやがて野の授業
春雨に濡れし雨傘隠し持つ
百姓の跡継ぎ失せて冬桜
春雨にけぶりし蘭の展覧会
底冷や君を思へば髪乱れ  
囲炉裏の火ちろちろ燃やすスキー宿
ここにまた春の足音聞こへけり
そこかしこ春の訪れあるような
吹雪ける駅のに灯りのただ一つ
白鳥の夫婦寄り添ひ羽揃ふ
柊の葉に触れし指先傷みけり
新年会かくも高層レストラン

♪(*^。^*)♪ 2007年2月20日 火曜日

白菖蒲ほぐるる力もて揺るる 江口井子

つきながら紙風船のふくらみ来   井崎桂子

少年や六十年後の春の如し  永田耕衣

とにもかく朧のなかの至福かな
西行の辞世もかくや朧の夜
合宿の話はずみておぼろの夜
夢に逢ふ父の眼差しおぼろの夜
おぼろ夜を破りて炎ゆる都かな
投句して少し安堵の朧かな
友と共俳句談義の朧かな
目つむりしあはひに落ちし椿かな
目つむりし暫しのあはひ落ち椿
落ちて尚くれなひ残す椿かな
いま春のたゆたき睡り愉しめり
大根を赤子のやうに抱きけり
いま春のたゆたき眠り新聞来
子雀の手鞠のごとく遊びけり
沈丁の綻ぶを待つ朝かな
子雀の手鞠のごとく遊ぶ春
遥かなる筑波の峰の初日の出

♪(*^。^*)♪ 2007年2月19日 月曜日

弘川寺奥山かけて咲きみつるゆかりの桜ちるを惜しめり  中本由紀子

荒れはつる庭木に水やり思ひ居り果たして是なるか延命治療   名古屋史郎

鮟鱇の裂き干しを販ぐをみならもミサは欠かさぬ耶蘇の裔なり  小林八州男

ぎしぎしと動き出したる雪解川   三上冬華

落ちてこそ紅あざやかな椿かな
良寛の里より賜る草の餅
俳諧は心の支へ桜草
申されるよはひに見えず春日傘
その方に逢えば俳談春一番
友よりの旅の誘ひや山笑ふ
色白の俤かくす春日傘
風花のバス停しばし一人ぼち
初夢の川の底まで清かりし
新年会遥かに富士を望む席
新年会遥かに筑波望む席
たちまちに空の吸込む放れ凧
来し坂は七曲がりにて梅うるむ

♪(*^。^*)♪ 2007年2月18日 日曜日

日本語は今も清しくあるらむと海渡り吾が帰り来にけり 小暮政次

温めるも冷やすも息や日々の冬  岡本眸

花種を蒔き常の日を新たにす   岡本眸

初電車待つといつもの位置に立つ 岡本眸

星空へハンカチ貼って生きむかな 岡本眸

うつむけば髪の触れける桜草
その昔石炭暖炉燃ゆる朝
オカリナは癒しの音か早春賦
初夢の初恋の人おさげ髪
初夢のかの人今もおさげ髪
梅の香や平均寿命未だ来ず
シベリアの便りを運び白鳥来
古希今は老いと言われぬ雪椿
雪椿古希は老いとは言はれずに
雪椿古希は老いとは言ひ難たく
時雨るるや手荷物重き帰り道
地に落ちてなほも鮮やか紅椿

♪(*^。^*)♪ 2007年2月17日 土曜日

敷島のやまと心を人問はば朝日ににほふ山桜花 本居宣長

道行の相合傘も初芝居  黛まどか

夕星に遅れて灯す一葉忌 黛まどか

篁に一水まぎる秋燕  角川源義

黒船の故事を語りて冬うらら  松鯉

煮凝や雀のこぼす笹の雪  晏梛みや子

蒲公英をいとしと思ふわれも亦
日々咲ける蒲公英めでて歩みけり
紅梅の空には重き雲あまた
紅梅やあまりに重き雲あまた
先生の挨拶まずは梅うるむ
紅梅のうるめば空の重さかな
冬ざれの寂しさに耐へ笛を吹く
煮凝りを舌に転がす朝の粥
大寒の冷たき水に驚きぬ
出初式鳶は纏を高く揚げ
職退きて胸の奥には冬桜

♪(*^。^*)♪ 2007年2月16日 金曜日

微風  伊藤桂一
掌にうける
早春の
陽差しほどの生甲斐でも
ひとは生きられる

春立てば消ゆる氷の残りなく君が心は我に解けなむ  読み人知らず  古今集

凍天や一打入れば割れさうな      岩津厚子

追ひ抜いて行くハイヒール息白し  松井秋尚

落ち椿あはれと思ひ掌にくるみ
そっと掌に載せていたはる落椿
おもかげを見せずや白き春日傘
出初式鳶は梯子で逆立ちす
放れ凧吸込まれゆく空の奥
春隣り畑の土も柔らかに
春隣り風も少し柔らぎて
稽古始めの折紙はみょうと鶴
千代紙の鶴の折紙始めかな
古稀の坂越えたる苑に冬の薔薇
古稀の坂ややく越えて冬桜
初日記夢のひとつを記しけり

♪(*^。^*)♪ 2007年2月15日 木曜日

梅一輪一輪ほどの暖かさ  嵐雪

むめがかにのっと日の出る山路かな 芭蕉

梅咲いて十日に足らぬ月夜かな  暁台

紅梅と故人の如く対しけり  富安風空

紅梅の見えるところの玻璃くもり  能村登四郎

紅梅や比良の高ねに雨の雲  蕪村

紅梅にふはとかかりぬ昼の月  中勘助

おもちゃ屋の窓からひとつ石鹸玉
まつさらな空ひとり占めとんび凧
糸切れし凧の行き先吾知らず
糸切りて凧は大空ほしいまま
綿雲に解けて仕舞ひぬ凧ひとつ
連凧のてっぺん遥か雲の上
持たされて痛くなりける凧の糸
とんび凧雲の回りを回転す
謙信公刀かざしぬ凧大き
海岸に凧の病院ありにけり
青空に吸ひ込まれけり放れ凧
糸切れし凧の行き先もう見えず
返り花職退きてよりスニーカー
冬うらら水平線にヨットの帆
冬うららウインドサーフィン走る波

♪(*^。^*)♪ 2007年2月14日 水曜日

一とせに一度摘まるる薺かな 松尾芭蕉

わが街は海より暁くる初明り  稲畑汀子

湯島より見下ろす上野春おぼろ 
来し方は山坂ばかり梅の花   
玄関を開けば香る蘭の花
新年や寝るも起きるも紺作務衣
獅子舞の四面四角な御慶かな
穏やかな新年願ひ初詣 
灯籠は心の灯し初詣  
水汲めば山茶花の散る泉かな
俳友と俳諧談義松の内
七草に添へて給はるお強飯
幹に耳当てて聞けり冬木音
冬木音聞かむと幹に耳寄せる

♪(*^。^*)♪ 2007年2月13日 火曜日

ちりぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ  細川ガラシャ 辞世

鳶の笛国見の山の笑ひけり
菜の花は岬いつぱい濤高し
投句して少し安堵の朧かな
おぼろ夜の一斉炎ゆる焼夷弾
水いまだ手に冷たきや白水仙
親鳰の水尾に続きし子鳰かな
山笑ふ明るき色のシャツ買はむ
猫の髭親しと思ふ漱石忌
板前の長身にして桜草
さざなみの志賀に泊まりて蜆汁
豆腐汁とろりとしたるきのこ味
無口なる歯科医育てる桜草
歳月の余りに早き冬桜草
もう春の気配の風のなか
厨ごとして思ひけり日脚伸ぶ
生駒より大和の国や日脚伸ぶ
水仙に涙のやうな水の玉
古稀にして愁ひの多き花見かな
ひとしきり童に返り凧あげる
春風の遊行柳と遊びけり

♪(*^。^*)♪ 2007年2月12日 月曜日

見わたせば山もとかすむ水無瀬川夕べは秋となに思ひけん  後鳥羽院

銜へたる鴬笛の羽青く    岩垣子鹿

春あさき大同江に舟一つ  絹谷幸二

野に帰れ高穂木寒く休耕地 絹谷幸二

笑ひ止む迄灸点の待て居る  柳多留

冬寒しときどき夢におどろきて 矢島渚男

古稀なればいよいいとし桜草
ささ舟の流るる川辺豆の花
豆の花咲けり一の橋二の橋へ
せせらぎの聞こへ咲き初む豆の花
花模様水着うるはし初泳ぎ
雛まつりままごと程の昼の膳
ままごとの程の昼餉や山笑ふ
大那智の瀧のてっぺんほとぎす
花エリカしばらく賞でて昼食会
早や躑躅しばらく賞でて昼食会
焼夷弾人焼き尽くす弥生かな
白梅をちりばむ空の青さかな
早咲きの桜を見たる疲れかな
焼夷弾すべて焼きける弥生かな
花見旅小さな弁当ひとつ持ち

♪(*^。^*)♪ 2007年2月11日 日曜日

中年や遠くみのれる夜の桃  西東三鬼

梅の風あれば心もうるみけり
My heart becomes peaceful if there is wind of the plum flower.

雪はげし抱かれて息のつまりしこと  橋本多佳子

隠岐やいま木の芽をかこむ怒涛かな  加藤楸邨

太陽に愛され山の眠りけり  鈴木節子

今年また一病息災初日の出
今年また一病息災初詣
司会者のみちのく言葉初うたげ
いくたびか代読もある出初式
雨後光る寒の牡丹の柔らかに
柔らかな朝の日差しや寒牡丹
雨粒を含み開きし寒牡丹
寒牡丹この世のものと思はれず
木枯しの駅頭で待つ小半時
マフラーを目深くかぶり電車待つ
一向に医者現れぬ虎落笛
チューリップ赤白黄色内科院
町角の医院赤白チューリップ
診察券入れる窓口チューリップ

♪(*^。^*)♪ 2007年2月10日 土曜日 曇 晴 16℃

願はくは花のしたにて春死なむそのきさらぎの望月のころ  西行

胎内で足蹴ってゐる初湯かな  坂本緑

初夢のなかにしづかに光るもの   明隅礼子

女房をちっと見直す松の内  江戸川柳

以下自作自訳 拙い訳で恐れ入ります。

桜餅包める葉こそ味深し
Cherry blossoms rice cake.
The taste of the wrapped leaf is deep.

総玻璃のホールに大きい松飾り
One big New Year's pine decorations in the glass hall.

初詣夢またひとつ願ひけり
The first visit to the shrine.
My wishes were a dream and a hope.

書初は半紙いつぱい夢一字
 The calligraphy of the New Year is one letter of the dreams in the Japanese writing paper fullness.

雪野原一縷の大河蛇行せし  
One large river meanders in the snow field.

山茶花に会釈をなして泉汲む
I greet the flower of the sasanqua, and draw water of the spring.

去年今年一瞬走る矢のごとし
As being the arrow which a moment running to last year and this year.

去年今年寝るも起きるも紺作務衣
Last year, this year.
I wear dark-blue work clothes when I sleep but I stay awake.

飛行機の翼の傾き初明り
The first light of New year which can be seen when the wing of the airplane leans.

獅子舞の四面四角な面構へ
The face of the four sides square of the lion dance.

玄関に香り溢れる蘭の花
An entrance is full of the smell of the flower of the orchid.

俳友と逢ふもめでたき二日かな
It is lucky  January 2 to meet the friend of the haiku.

梅林のまこと目出度き雪催ひ
The wood of the flower of the ume.
A really lucky snow scene.

♪(*^。^*)♪ 2007年2月9日 金曜日

山茶花の一輪開く賀状かな 麦秋
One circle of the sasanqua blooms in the New Year's card.

菜の花や女目医者の痩せぎみで
Rape flowers and a woman eye doctor tend to become thin.英
Las flores de la violación y un doctor del ojo de la mujer tienden para convertirse delgadamente.スペイン
雪どけの音聞いて居る朝寝哉  几董

梅一輪一輪ほどの暖かさ  嵐雪

むめがかにのっと日の出る山路かな 芭蕉

梅咲いて十日に足らぬ月夜かな  暁台

紅梅と故人の如く対しけり  富安風空

紅梅の見えるところの玻璃くもり  能村登四郎

紅梅や比良の高ねに雨の雲  蕪村

紅梅にふはとかかりぬ昼の月  中勘助

春うららスニーカーに履替へて
うららかや友より旅の誘ひ来て
春うらら忘るることに拘らず

♪(*^。^*)♪ 2007年2月8日 木曜日

堂守が堂閉ざすとも鳰ひとつ呼ばれしごとく寄り来たるかも 伊藤桂一

さびしさよこの世のほかの世を知らず夜の駅舎に雪を見てをり  河野裕子

冬の日ゃ馬上に氷る影法師  松尾芭蕉

ことごとく未踏なりけり冬の星  高柳克弘

老人が雪を払ひぬ鷹のごと  小林千史

繭玉のさくら色より明けにけり  三橋鷹女

天草の朱欒の浮かぶ湯に入りぬ 大野今朝子

熱燗を溢るほどに注ぎにけり
初春の風を通せし埴輪の目
小春日の風を通せし埴輪の目
穏やかな顔との別れ花八ツ手
冬野菊焼場に向かふ別れかな
振向けば父の眼差し春おぼろ
夢に見る父の若さや春おぼろ
夢に逢ふ父の眼差しおぼろの夜
夢のまた一つ願ひし初詣  
賀状には夢の一字を書き加へ
初夢に逢ひたる君と思ひけり 

♪(*^。^*)♪ 2007年2月7日  水曜日

縄梯子バグダッドの空に垂らされて炎ゆる人らが登りはじめる  梅内美華子

美しき春の七曜またはじまる  山口誓子

立春のその後の寒さ言ひ合へる  石坂友二

川波の手がひらひらと寒明ける  飯田蛇笏

雛壇を俳壇のごと見上げたり  中原道夫

炬燵出て歩いてゆけば嵐山  羽多野爽波

盆梅のそばにカチリと指輪置く  羽多野爽波

明日の朝貰はる子犬花あんず
宿題の解けざる夢や花曇
別れぎは話がはずみ宵桜
新しき暦に記す通院日
賜りし君のやうなる桜草
捨て難たき過去を捨つるや冬桜
ランドセルそつと降ろしぬ桜草
未熟の子ようやく入学桜草
賜りし手の温かや桜草
賜りし三日後開く桜草

♪(*^。^*)♪ 2007年2月6日  火曜日

是がまあつひの栖か雪五尺  小林一茶

むまさうな雪がふうはりふはりかな  小林一茶

降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男

いくたびも雪の深さを尋ねけり 正岡子規

雪はげし抱かれて息のつまりしこと  橋本多佳子

しんしんと雪降る木曽に安らげり 中村苑子

雪国に子を生んでこの深まなざし  森澄雄

春愁は珈琲の如くや甘く苦し
早春譜吹きて始まるコンサート
令夫人は薄けはひにて初稽古
シャツ少し汗ばむばかり初稽古
少しばかり汗ばむばかり初稽古
雪中の岩に孤高の海鵜かな
風邪ひきて聞こへぬ耳を回しけり
冬日差し求め浮かびぬ錦鯉
譲られぬ一局の碁や初稽古
一局は勝を譲られ初碁会
ご祝儀に勝譲れし初碁会
碁仇を互いに誉めて新年会

♪(*^。^*)♪ 2007年2月5日  月曜日

豆撒の園児等鬼になりたがる  西村妙子
かわいい鬼だって沢山います。

レモネード少女ひそかに身ごもりて  平迫千鶴
切ない俳句ですな。レモネードが素晴らしき俳句を引き締めています。

次の世の扉や白き風抜ける  並木赤平
すごく心に迫る句であるが、季語は無いのが気になる。これは無季俳句であるか、はたまた俳句でない一行詩であるか。麦秋の希望はやはり季語が欲しい。

仰山に猫いやはるわ春燈 久保田万太郎
「ぎょうさん」は沢山、「いやはる」はおられるの関西方言。それにしても捌けた俳句である。

大雪や胸を埋めてりんごの樹 対馬智恵子
大雪のなかで健気に春を待つ林檎の木。それにしても胸とは飛躍した表現である。

しあはせは玉葱の芽のうすみどり  入船亭扇橋
これは大傑作。多くの俳人は見習うべきである。見習わないと廃人になるぞ。

人を待つための黄昏寒ぼたん  神田松鯉
きっと寒牡丹のような凜とした美人を待ちます。

うっとうしい税金申告冴え返る
身に重き税金申告春寒し
春宵や見知らぬ犬に懐かれし
行商の春菜商ふ良き日和
幸せは小さきが良し桜草
初舞ひのをみな一際あでやかに
初舞ひのをみな一際軽ろやかに
成人の日はかく祝はざり吾が二十歳
成人の日も休み無き吾が二十歳
成人の日も休まざり吾が二十歳

節料理作る身に添ふ作務衣かな
Work clothes which meet my body are put on, and I make New Year cooking.

♪(*^。^*)♪ 2007年2月4日 日曜日

2007年NHK全国俳句大会で入選された俳句のなかから麦秋の好きな俳句を鑑賞させていただきます。

ももの花この母の背に負はれしか  中筋のぶ子
ももの花が万感の思いを表しています。お母上の思いを「もも」と仮名で柔らかに表現されました。

手袋に手話の手しまふ別れかな 橋本謙吉 
別れに万感の思い。

一秒も狂はぬ時計そぞろ寒  石川友子
神よ私たち人間の過ちを赦し給え。時計は少しはくるってていいよ。

端居して忘れられたり忘れたり 木村斐子
人生はすべて忘却の彼方にあり。

さみしさが爆発してる曼珠沙華 雨宮玲子
この方はエネルギーがあります。麦秋のさみしさは深く沈殿します。

春の波何にぶつかつても光る 大島厚子
春の海の明るさ。

終戦日浜いつぱいの海月かな 山口静香
太平洋に散った若者の霊が故郷を恋して泣いています。

かなかなや藁もて磨く父の鍬 熊倉しづ
父への追憶が藁もて磨く鍬で具象的に表現されています。

揚ひばりおのれの声に乗りにけり 名本喜美
おのれの声に乗りなんて素晴らしい表現力、麦秋はこの表現ができぬ凡人。

降ろされて花野の牛となりにけり  松永かの子
花野の牛の表現がすばらしい。

山芋の大地の力すり下ろす 長瀬和枝
大地の力とは凄い表現です。
 

♪(*^。^*)♪ 2007年2月3日 土曜日

詩人の辻井喬さんは2007年読売文学賞 詩歌俳句賞を受賞されました。御目出度うございます。

辻井喬

暗い空に耐へる
やさしさのために
凍った風のなかの
希望のために
梢に拡がる空に
むかって鳥を放とう

唐紙の白を離るる人の影  上野龍子

紺空に花をかかげし桐の花
青空に紅梅の点ちりばめし
青空に朱をちりばめし梅の花
如月の空の広さや友優し
石蕗咲けば何故か思ひはいにしへに
小春日の丘にひとつの文学碑
読み難き句碑の一基や石蕗の花
読み難き句碑の一基や冬桜
ポケットに季寄せ一冊日向ぼこ
ポケットにオカリナひとつ日向ぼこ

♪(*^。^*)♪ 2007年2月2日 金曜日

いつか光さす眼と信じ雑煮食ぶ  木村風師

春近し天体といふ大時計 城所志門

雪晴れのまま最澄の山に夜  丸山分水

耳あけや今年もええこと聞けるよに  渡辺てい子

山形県飯豊山麓の大黒祭は12月9日。耳の遠い大黒さまに願いを聞いていただくために「耳をあけ」て貰わなければならない。面白い季語ではありませんか。
普通の歳時記には掲載されていないのは残念です。

賜りし君のやうなる桜草
はるばると海原超えて白鳥来
亦しても睦月の夢の苦さかな
まづ記す一病息災初日記
まろやかな横綱人形睦月尽
買ひにける横綱人形睦月尽
まろやかな相撲人形冬うらら
買ひにける相撲人形冬うらら
花時計三色すみれ花ざかり
花時計三色すみれ正午報
アムールの彼方より白鳥来
古稀にして一病息災初日記

♪(*^。^*)♪ 2007年2月1日 木曜日

伊豆の海や紅梅の上に波ながれ  水原秋桜子

漁火の沖にまたたく夜涼かな   安藤ヤエ子

国後島は美しかりし月の弓   藤田和夫

少年と少女が独楽をたたかはす  島村正

ねんねこの人を真中に花の道  上田健三

起きて一人海へ見送る後の月  高田湖雲子

方形に円美しや初土俵       松平吉生

みな過ぎて鈴の奥より花のこゑ 黒田杏子

ラ・フランスいつから梨のプリンセス 鈴木栄子

朝靄を譲り会ひたり長い坂  森村誠一

俳諧にひととせ耽り年忘れ
I am absorbed in the haiku poem for one year. It is forgotten this year.

今年また一病息災年忘れ
One sickness but maybe happy  forgotten again this year.

機関車は今は休める冬桜
A locomotive is rested now. Winter cherry blossoms.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月31日 (水曜日)

2007年1月1日-1月31日

♪(*^。^*)♪ 2007年1月31日 水曜日

熟年離婚なんてもったいない。夫婦の基本は「ありがとう」。文句はぐっと飲み込んで。 橋田寿賀子

雪ふれば木ごとに花ぞさきにけりいづれを梅とわきてをらまし  紀友則

いもうとに揚がりし凧の糸持たす  甲斐遊糸

寡婦よりの賀状来たれり早や三日
まっさらな青空に散る冬桜
山頭火現れさうな冬木立
西行の現れさうな冬木立
食む前に謹み描く苺かな
牡丹見て双手あたたむ茶椀かな
慎ましきたつき嬉しき冬菫
初稽古終はり給はるお強飯
強飯に茸の汁や初稽古
冷蔵庫に入らぬ太き大根かな
故郷は初雪と言ふ松の内

♪(*^。^*)♪ 2007年1月30日 火曜日

陸捨てし鯨の恋ふる花野かな  宮田彼岸夫
鑑賞
陸は「くが」と読むのであろう。夢のあるメルヘン的な大きな俳句である。それで十分であるが、鯨は作者自身が故里を恋うるものと理解したい。

後の世に逢はば二本の氷柱かな  大木あまり

冬ぬくし乗換電車間違へて
湧水の音はさらさら梅ふふむ
花見川てふ目出度き川辺梅ふふむ
花見川てふ目出度き名前風香る
加賀よりは雪少なきと旅便り
赴任せしみちのくの丘梅三分
嘘と知り嘘でもいいや日向ぼこ
可愛い嘘はメルヘンよ入園児
人妻に遠慮の電話チューリップ
人妻に遠慮の電話梅三分
錦鯉とくと眺めて初句会
かいつぶり作る水輪の五つほど
鳰の水輪母のうしろに子の水輪
メルヘンの嘘を楽しみ日向ぼこ
メルヘンの虚構楽しみ日向ぼこ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月29日 月曜日

静脈やいのち支えし青き河かなしき流れ一条のごとし  宮田美乃里

絵の中に踊る男は左足あげつつ四百年またたく間なり 佐々木信綱

桃二つ並べてみれば瓜二つ  織田正吉

薔薇咥へけり一輪をさらに剪る  岡本眸

身を包む紺の深さも帰燕以後 岡本眸

獅子舞の舞へば目出度き小半時
初売りの店に飾りて寒牡丹
店頭に寒の牡丹や初売りす
急坂を登りつめたり梅うるむ
柔らかな葱購ふも目出度けり
おろし大根汁たつぷりや初料理
大根おろし汁のたつぷり節料理
初料理おろし大根汁たつぷり
来し方の坂道は急梅の花
不忍の池は目の下梅うるむ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月28日 日曜日

俵万智さんが若山牧水賞を受賞されました。御目出度うございます。1989年に「サラダ記念日」を発表し彗星のようにデビューした歌人はもう44歳、今は中堅の歌人と呼ぶべきでしょうか。
俳壇では黛まどかさんが新鮮な俳句を作っておられますが、主宰されている俳句誌の参加者を女性だけに限られておられます。これは残念です。

生きるとは手をのばすこと幼子の指がプーさんの鼻をつかめり  俵万智

吾子生れて三日目の朝病室に読む投稿歌どれもよし 俵万智

鴨飛んでこんなところに山の池  上崎暮潮
鑑賞
人のあまり知らない深い山の池から鴨が飛びたつ。または鴨が飛びたったことで池に気がついたんでしょうか。いづれにしても静かな山の池の情景がくっきり見えます。

父もまた見てゐしといふ秋の虹  石田郷子

ここに母佇ちしと思ふ龍の玉  石田郷子
鑑賞
ご両親とも俳句誌「鶴」同人であり既に故人です。父母とともに俳句に研鑽した日々を思う。

図書館の窓荒園に雪降れり  沢木欣一
鑑賞
荒園に沢木欣一の感性が現れているのでしょうか。やがて沢木氏は招集されて戦争に行かれます。沢木氏は私の俳句の先生でした。

春の山好きなところに並べ置く  加藤かな文
鑑賞
ユーモアがあります。発想が常識から飛躍している。
読むと楽しい。

三月の空襲劫火友を焼く
静かなる心を持ちて初詣
去年今年白く飛びゆく矢の如し
年玉をあげる子亦も来たりけり
灯籠の明かりに目指して初詣

笛吹けば春の足音聞こへさう
If a whistle is blown, it can seem to hear the footstep of spring.

♪(*^。^*)♪ 2007年1月27日 土曜日

送元二使安西 王維
   
渭城朝雨潤軽塵  
客舎青青柳色新  
勸君更盡一杯酒  
西出陽関無故人 

元二の安西に使いするを送る 王維
渭城朝雨軽塵をうるおし
客舎青青柳色新たなり
君に勧む更に尽くせ一杯の酒
西のかた陽関を出づれば故人無からん

田一枚植ゑて立ち去る柳かな 松尾芭蕉  奥の細道

柳散り柳散りつつ細る恋 夏目漱石

郎去って柳空しく緑なり 夏目漱石

くれなゐを冬の力と堪へし寒椿みな花をはりたり  馬場あこ子

奥白根彼の世の雪をかがやかす  前田普羅

一葉もかやも障子貼りにけり  中嶋秀子

若水を硯の海に湛へけり
渦巻ける黄落のなかひと走り
虎落笛ビルの谷間に公民館
冬木立囲むロダンの思考人
汲みにける泉に溢る冬野菊

酢牡蛎ほど好きで怖しこのところ
I like it as much as a vinegar oyster, and I am scared. recently.

踏みしめる長き道のり草紅葉
The long distance grass autumn colors which it steps firmly on.

白菜をざつくり煮るも年用意
To boil a Chinese cabbage fully, too, New Year preparation.

♪(*^。^*)♪ 2007年1月26日 金曜日

万劫経る亀山の、下は泉の深ければ、苔生す岩屋に松おひて、梢に鶴こそ遊ぶなれ  粱塵秘抄

枯山へわが大声の行つたきり  藤田湘子

月冴ゆる人を醸すに時と酒   亀田憲壱

痩身法どれも試して餅を食ぶ
All tries how to become thin, and rice cake is eaten.

捨て難きもの一つ捨て大晦日
One thing which is hard to abandon is abandoned, New Year's Eve.

柩には白木が良けれ冬野菊
A white tree is good for the coffin. Winter wild chrysanthemum.

柩には煙草一箱菊いっぱい
In the coffin, one box of cigarette, chrysanthemum fullness.
滝音の未来永劫石蕗の花
In the future of the waterfall sound, the flower of the stone butterbur.

神の名の戦怖しクリスマス
The battle of God's name is terrible. Christmas.

♪(*^。^*)♪ 2007年1月25日 木曜日

短歌ほろべ短歌ほろべといふ声す明治末期のごとくひびきて  斎藤茂吉

桑原武夫さんの「俳句第二芸術論」という議論がありました。
極端に言えば俳句も短歌も芸術に価いしないと言う議論でした。しかし短歌、俳句の言葉のリズムは日本語のリズムであります。その議論に拘泥することなく多くの日本人は俳句と短歌を愛し続けています。俳句も短歌も鑑賞者は即ち作者である場合が多い。このような詩は他に無いようです。

すこしづつ移動しながら日向ぼこ 池田喜夫

翁ゐて楮ならべる雪晒  伊藤敬子
冬暖し凍らぬ瀧の響きけり
今年は暖冬で例年は凍瀧の茨城県の袋田の瀧は凍りません。

冬星を仰げば瀧の高しぶき
那智の滝を見ればいつも心が清々しくなる思いです。

冬牡丹見たる疲れの小半日
冬牡丹見たる疲れや飴茶飲む
春隣美術館には夢二の絵
絵手紙に大根の葉や春隣
宇宙  ジュゼッペ・ウンガレッテイ
海とともに
ぼくは
まあたらしい
棺となった

棺は霊継ぎ、魂を継承する意味だそうです。

070124
野の虹と春田の虹と空に合ふ 水原秋櫻子
白鳥に到る暮色を見とどけし 細見綾子
白鳥の声のなかなる入日かな 桂 信子
千里飛び来て白鳥の争へる 津田清子
潮凪いで白鳥の首林立す 栃窪 浩
白鳥といふ一巨花を水に置く 中村草田男
八雲わけ大白鳥の行方かな 沢木欣一
白鳥を亡き人とみるまた逢はむ 石原八束
しののめの白鳥声を尽しけり 遠藤甫人
白鳥の胸を濡らさず争へり 吉田鴻司
冬虹の忽と棒立ち桜島 石田勝彦
冬の虹とびもからすも地をあゆみ 金尾梅の門
冬の虹消えむとしたるとき気づく 安住 敦
冬の虹今もの言えば何か消ゆ 半田幸子
神は地上におはし給はず冬の虹 飯田蛇笏

♪(*^。^*)♪ 2007年1月23日 火曜日

この星にシャガールがゐて夢をみた痕跡がいま目の前にある   林和清

夏草や兵共が夢の跡  松尾芭蕉

雲の峰幾つ崩れて月の山  松尾芭蕉

野を横に馬牽きむけよほととぎす  松尾芭蕉

かさねとは八重撫子の名成るべし  曽良

彩雲のありて目出度き松の内
市議長は風邪の挨拶出初式
音花火三つ打上げ出初式
音花火上げて消防出初式
代読の挨拶のまた出初式
亦もまた同じ挨拶出初式
晴天に花火揚げてぞ出初式
青空に花火打上げ出初式
挨拶は代読ばかり出初式
義理であれバレンタインのチョコ嬉し
地吹雪のバス停で君を待つ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月22日 月曜日

紫のさきまで濃からず花菖蒲 久保田万太郎

風上の男さびしき花菖蒲  黒田杏子

トランプのスケードに飛び杜若  鈴木栄子

豆の葉の青さ新し松の明け
すべてもの新しく見ゆ松の内
御降りるの後のものの芽の青ささかな
休日の分校廊下陽炎す
陽炎のひとり遊びの日曜日
陽炎に揺れて来たりしをみなかな
陽炎の揺れは自由に日曜日
陽炎のほしいまままにて分校舎
陽炎のほしいまままなる廃校舎
陽炎のほしいままなる廃駅舎

♪(*^。^*)♪ 2007年1月21日 日曜日

青空の深きにこもる冬日かも面を挙げて見つも浸る 窪田空穂

草を褥に木の根を枕花を恋して五十年   牧野富太郎

考ふる力たくはへ寒の鯉   若井新一

嬰ごの髪柔らかや小春風
初詣御手洗(みたらし)水冷へにけり
小春日や見ても尽きない羽繕いひ
寒星のひとつを父と思ひけり 
赤子来て今日満開の桜草
水溢る田に白鳥の遊びける
春隣オカリナで吹く早春賦
何もかも忘れ見つめる冬桜  
水溢る田に白鳥の戯れる
雪ふくみひかる山茶花枝の先
小春日や鳩と語りて小半時

♪(*^。^*)♪ 2007年1月19日 金曜日

平安時代に「四辻の左大臣」が                        
  「せりなづな  御形はこべら  仏の座                  
        すずなすずしろ  これぞ七草」と詠んでから、   
  春の七草として定着した。                           
・「君がため  春の野に出でて  若菜つむ               
      我が衣手に  雪は降りつつ                        
          (若菜 = 春の七草)                        
          (光孝天皇(こうこうてんのう)) 「古今集」

春まではふみこんでおく女ぶり  柳多留

木の葉髪泣くがいやさに笑ふなり  久保田万太郎

鮟鱇もわが身の業も煮ゆるかな  久保田万太郎

木の葉髪去る人惜しむこと多く
オカリナの音のみ谺冬木立
予定また果たせぬままに年迎へ
この土地を故郷として初詣
この土地を故郷として年迎へ
富士望む丘こそまこと吾が恵方
干し柿のとろけさうなる柔らかさ
友あまた酒に痴れて大晦日
友あまた酒に痴れて年忘れ
たつぷりと小春吸ひけり干し布団
菜の花のいつぱい咲けばお正月
賜りし強飯ぬくし松の内
菜の花や強飯持ちし君を待つ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月18日 木曜日

遊狂を恋ひつつ切なわが生は戦ひ越えて得たりしものを 尾崎左永子

猪肉のかたまりふたつ年の贄 茨木和生

早春譜吹くは誰がため君がため
早春譜オカリナで吹く君がため
柚子実る女目医者の痩せぎみで
柚子香る女目医者の痩せぎみで
石蕗の花女目医者の痩せぎみで
痩身に姉さん被り障子張る
佳人とて姉さん被り障子張る

獅子頭脱げば長身美男なり 麦秋
When lion dance head was taken off, tall figure handsome man. 英
Cuando la cabeza de la danza del león fue sacada, figura alta hombre hermoso.スペイン語
Quando a cabeça da dança do leão foi retirada, figura alta homem considerável.ポルトガル語
Quando la testa di ballo del leone è stata tolta, figura alta uomo handsome. イタリア語
Quand la tête de danse de lion a été enlevée, figure grande homme bel.  フランス語
Als Löwetanzkopf entfernt wurde, hohe Abbildung stattlicher Mann. ドイツ語

------------------------------------
♪(*^。^*)♪ 2007年1月17日 水曜日

宮中歌会始  宮内庁御提供 (御英訳 宮内庁)

◇平成19年1月15日  歌会始  お題「月」
御製(天皇陛下のお歌) 
 務め終へ歩み速めて帰るみち月の光は白く照らせり

His Majesty the Emperor
My day's duties done
And I quicken my footsteps
On my way back home
While the light of the moon
Shines down whitely on the path.

Note: This poem describes the scenery as His Majesty saw it on the way home from the Imperial Palace to the Imperial Residence where he lives after the ceremony of the appointment of senior officers, whose appointment His Majesty attests, was over in the evening.

皇后陛下御歌
 年ごとに月の在(あ)りどを確かむる歳旦祭(さいたんさい)に君を送りて
Her Majesty the Empress
Each year
I look up to verify
The moon's position
As I see the Emperor off
For New Year's Ritual at dawn.

Note: Every year on New Year's Day very early in the morning at the Imperial Residence, the Empress sees off the Emperor who goes to the Palace Sanctuary to perform the first ritual of the year. Then, at the time when His Majesty prays, she herself goes outdoors and prays with him from afar. This poem describes her custom of many years of looking up at the sky first, when she goes outdoors, looking forward to seeing the age of the moon as well as the alignment of the moon and the stars that change year by year.
* Since becoming Emperor, His Majesty performs the Prayer to the Four Quarters (Shihohai) just before the New Year's Ritual (Saitansai). In this poem, however, "Each year" includes the Emperor's years as Crown Prince as well and, therefore, Her Majesty refers to the New Year's Ritual (Saitansai) which His Majesty has performed from the time when he was Crown Prince to this day.

皇太子殿下お歌 
 降りそそぐ月の光に照らされて雪の原野の木むら浮かびく

His Imperial Highness the Crown Prince
Illuminated by the moonlight pouring down from the skies, the trees stood out boldly in the snowy wilderness.

Note: This poem recalls a night during one of His Imperial Highness the Crown Prince's ski trips. Amid the chill and silence, the trees covered with snow were conspicuous in the brilliant bright moonlight enveloping them.

皇太子妃殿下お歌 
 月見たしといふ幼な子の手をとりて出でたる庭に月あかくさす
Her Imperial Highness the Crown Princess
"I want to see the moon", said the little child. Hand in hand we entered the garden, and the moon shown brightly.

Note: On an evening around the time for the Autumn Moon Viewing last year, Her Highness Princess Aiko asked to see the moon, so Her Imperial Highness the Crown Princess took her out into the garden of the Akasaka Palace.
They watched the moon shining brightly in the garden, and in the warm grasp of the young Princess's hand, the Crown Princess felt the happiness of living together day to day with her daughter. She expresses her joy in this poem.
--------------------------------------

♪(*^。^*)♪ 2007年1月16日 火曜日

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日   俵万智

さびしさにたへたる人の又もあれな庵ならべん冬の山ざと 西行

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ                    石川啄木

冬菊のまとふはおのがひかりのみ  水原秋桜子

小春日や出島は臍の如きあり 神田松鯉

捨て難き思ひ出ばかり大晦日
暮れなずむ冬至に食べるアイスクリン
クリスマス音楽聞きつアイスクリン
丸餅はふるさと思ふよすがかな
古稀過ぎて名取得しとて告ぐ賀状
太陽は火のガスなれや初日の出

-----------------------------------------------
♪(*^。^*)♪ 2007年1月15日 月曜日

春暁   孟浩然
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少

訓読
春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声
花落つる知る多少ぞ

井伏鱒二 訳
ハルノネザメノウツツデ聞ケバ
トリノナクネデ目ガサメマシタ
ヨルノアラシニ雨マジリ
散ツタ木ノ花イカホドバカリ

土岐善麿 訳
春はあけぼの うすねむり
まくらにかよう 鳥の声
風まじりなる夜べの雨
花ちりけんか庭もせに

------------------------------------------------------------
敬礼は折目正しく出初式
みちのくの風は冷たき早春譜
寒き日は珈琲に蜂蜜たつぷりと
ふと降りし駅舎の時報早春譜
殉教に強き衝撃冬桜
今の世殉教あるや冬桜
消防車にて給はる茶出初式
初夢の故郷の川清かりし
枯菊を燃やす煙のほの白し

♪(*^。^*)♪ 2007年1月14日 日曜日

寺院シャルトルの薔薇窓を見て死にたきは心虔しきためにはあらず 葛原妙子

柚子切れば香りいつぱい初厨
柚子の香の溢るる朝や初厨
包丁を洗ひ清めて初料理
まな板をを洗ひ清めて初料理
百合鴎濤に揺られて初明り
百合鴎池に飛来し初明り
白鳥の浮寝の湖や初明り
かいつぶり浮寝の湖や初明り
百合かもめ浮寝の湖や初明り
先生は薄けはひにて初稽古

紅葉降る巣箱のやうなポストにも 麦秋

The tinted autumn leaves it falls. Even in the post like the birdhouse.
The tinted autumn leaves it falls. Even in the post like the birdhouse 英
Las hojas teñidas del otoño baja. Igualar en el poste como la casa del pájaro. スペイン
As folhas matizadas do outono cai. Nivelar no borne como a casa do pássaro. ポルトガル
I fogli tinti di autunno cade. Anche nell'alberino come la casa dell'uccello. イタリア
Les feuilles teintées d'automne il tombe. Même dans le poteau comme la maison d'oiseau.フランス
Die abgetönten Herbstblätter fällt es. Im Pfosten wie dem Vogelhaus glätten. ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月13日 土曜日

ほぐす  吉野弘
小包みの紐をほぐしながら
思ってみる
結ぶときより、ほぐすとき
すこしの辛抱が要るようだと

火を焚いて自由な言葉で詩を詠みぬ  角川春樹

母逝きし日も綿虫のかく舞へり  越前春生

時雨きて戦没画家の祈りの絵   和田彰夫

来し方は長き道のり冬紅葉
冬銀河賜りたるはパン一斤
踏みしめる長き道のり霜柱
踏みしめる長き坂道霜柱
踏みしめる長き道のり草紅葉
来し方の長き道のり霜柱
来し方の長き道のり草紅葉
来し方は長き道のり冬桜
来し方は長き道のり寒卵

♪(*^。^*)♪ 2007年1月12日 金曜日

積まれたる箱はひよこの初荷かな  渡邊舎人

身を包む紺の深さも帰燕以後  岡本眸

旅宿は伊勢の恵方と決めにけり
獅子舞を終はり青年背を伸ばす
気に入りの作務衣纏ひて節料理
日の出より神楽太鼓の鳴る恵方
恵方より神楽太鼓の鳴りにけり
丘よりは神楽太鼓の恵方かな
元旦の遥か丘より神楽笛

♪(*^。^*)♪ 2007年1月11日 木曜日

温室は蘭の香りの溢れけり  麦秋
A greenhouse is full of the smell of the orchid. 英
Un invernadero es lleno del olor de la orquídea. スペイン
Uma estufa está cheia do cheiro do orchid. ポルトガル
Una serra è piena dell'odore del orchid.イタリア
Une serre chaude est pleine de l'odeur de l'orchidée.フランス
Ein Gewächshaus ist vom Geruch der Orchidee voll. ドイツ

十二月八日その日悲劇の幕開き
しがらみのあまたを捨て煤払ひ
しがらみを捨て去りにける煤払ひ
時雨来て何はともあれ喫茶店
時雨来て入る目当ての美術館
達磨夕日の奈落となりぬ冬の海
コンサート終はり枯野の深みかな
友あまた遠くなりける白障子
子達今はいたずら盛り破れ障子

♪(*^。^*)♪ 2007年1月10日 水曜日

海の音にひまはり黒い瞳をひらく  木下夕爾

向日葵や高々波に向ひ立ち  鈴木真砂女

向日葵の黄の疲れこそ隠すなし 安住敦

幾本か氷柱を割りて旅立ちぬ
歳末の雑踏の中にある身かな
給はりし折紙聖樹星あまた
白障子耳の底には子守唄
白障子祖母の浪速の手鞠唄
句座更けてあぐら談義や白障子
倒木の肌の香るや冬至の日
古書店を出て短日の大夕日

夜勤してビルの谷間の初明り  麦秋

A night duty is done, the first light of New year,the valley of the building.英
Se hace un funcionamiento de la noche, la primera luz del Año Nuevo, el valle del edificio. スペイン
Um dever de noite é feito, a primeira luz do ano novo, o vale do edifício. ポルトガル
Un dovere di notte è fatto, la prima luce di nuovo anno, la valle della costruzione. イタリア
Un travail de nuit est fait, la première lumière de la nouvelle année, la vallée du bâtiment. フランス
Eine Nachtarbeit ist, das erste Licht des neuen Jahres, die Senke des Gebäudes erfolgt.ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月9日 火曜日

ふと思ひ出せしが忘れ柚子湯出る 有馬朗人

羨ましやわが心夜昼君に離れぬ 閑吟集

白障子やおら開けば茶の香
白障子開くきぬずれありにけり
投句して障子の外のさんざめき
雪吊の綱の引き締む朝の雲
一茶忌や雀と遊び小半日
小春日や雀と遊び小半日

正月は山の宿てふ年賀状 麦秋

A friend's letter. I spend New Year's Day in the lodging of the mountain. 英
Letra de la tarjeta de mi amigo. Paso el día del Año Nuevo en el alojamiento de la montaña. スペイン
Letra do cartão do meu amigo. Eu gasto o dia de ano novo no alojamento da montanha.ポルトガル
Lettera della scheda del mio amico. Spendo il giorno del nuovo anno nell'alloggio della montagna. イタリア
Letter of the chart of my friend. I spend the day of new year in the housing of the mountain. フランス
Buchstabe Karte meines Freunds. Ich verbringe Tag des neuen Jahres in der Unterkunft des Berges.ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月8日 月曜日 

春色は街の鳥屋の鸚鵡にも  鈴木栄子

三月十日逝きし雛は同い年  鈴木栄子

旅ごころ募りてをりし端居かな 鈴木栄子

行き行きて倒れ伏すとも萩の原 曽良 
 

幼な子と逢ふ小春の眩しさよ
坐りてはすぐ眠くなる小春かな
良寛の童と遊ぶ小春かな
赤ちゃんに逢いに行くべき小春かな
良寛の笑顔こぼるる小春かな
小春日は赤子見に行く日和かな
御年玉持ちゆくべきか良き日和

♪(*^。^*)♪ 2007年1月7日 日曜日 晴 曇 13℃

幸せはケーキに包みクリスマス
星よりも瞳瞬くクリスマス
赤ん坊のいないいないばあ小六月
赤ん坊の大きな笑顔小六月
お化粧に余念が無くて小六月
はや師走読まずに捨てる旅案内
年の瀬や読まずに捨てる旅案内

来し方は長き道のり寒牡丹
The way which came is a long distance.The  peony of winter.
El camino que vino es una distancia. El peony del invierno.  スペイン
A estrada que veio é uma distância. O peony do inverno.  ポルトガル
La strada che è venuto è un long-distance. Il peony dell'inverno. イタリア
La route qui est venue est une longue pivoine distance.The d'hiver. フランス
Die Straße, die kam, ist eine lange distance.The-Pfingstrose des Winters.ドイツ

古稀過ぎて踊り師匠と言ふ賀状  麦秋
The age of seventy passes, a New Year's card to say as the teacher of the Japanese dancing. 英
La edad de setenta pasos, una tarjeta del Año Nuevo a decir como el profesor de bailar japonés. スペイン
A idade de setenta passagens, um cartão de ano novo a dizer como o professor de dançar japonês. ポルトガル
L'età di settanta passaggi, una scheda del nuovo anno da dire come l'insegnante del ballare giapponese. イタリア
L'âge de soixante-dix passages, une carte de nouvelle année à dire en tant que professeur de danser japonais. フランス
Das Alter von siebzig Durchläufen, eine Karte des neuen Jahres, zum als der Lehrer des japanischen Tanzens zu sagen. ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月6日 土曜日

一輪車転ぶな転ぶな冬紅葉 麦秋
Without a monocycle falling, without falling, winter autumn colors.英
Sin un monocycle que cae, sin caer, los colores de otoño de invierno.スペイン
Sem um monocycle que cai, sem cair, cores do outono do inverno. ポルトガル
Senza un monocycle che cade, senza cadere, colori di autunno di inverno. イタリア
Sans monocycle tombant, sans tomber, couleurs d'automne d'hiver. フランス
Ohne ein fallendes monocycle, ohne zu fallen, Winterherbstfarben. ドイツ

清らかな巫女さま在はす恵方かな
如何にせむ少し食過ぎ三ケ日
如何にせむ少し食過ぎお正月
晴にける空の彼方は恵方かな
ふるさとの川の眩しき初日の出
獅子舞の口の中には笑顔あり
すれ違ふ破魔矢の鈴の鳴りにけり
賀状にはゆるりと泳ぐ真鯉かな

♪(*^。^*)♪ 2007年1月5日 金曜日
読売新聞元旦号より 

謹んで麦秋のBLOGに掲載名家吟詠を誉め頌へ候。

めでたくも元日に詠む詩歌あまた  麦秋
I celebrate. Poetry many I read in New Year's Day. 英
Celebro. Poesía muchos leí adentro el día del Año Nuevo. スペイン
Eu comemoro. Poesia muitos eu li dentro o dia de ano novoポルトガル
Celebro. La poesia molti ho letto dentro il giorno del nuovo anno. イタリア
Je célèbre. Poésie beaucoup j'ai lu dedans le jour de nouvelle année.フランス
Ich feiere. Poesie viele las ich innen Tag des neuen Jahres. ドイツ
Ik vier. Poëzie velen heb ik binnen de dag na het nieuwe jaar gelezen.オランダ

鏡餅   森澄雄
こゑごゑのうからつどひて年を賀す
祝ぎて置くわが机之にも鏡餅
臥すわれに嫁より一献年酒かな

初空  成田千空
初空やとぶ白鳥の白十字
大元旦時計の鳴るもさやかなり
松籟は招魂のこゑ初詣

宝船  宇多喜代子
初年をまるまる包む初日影
種々をこぼさぬように宝船
初夢の真中あたりを風の音

初風  正木ゆう子
つつましき鳥獣にこそ初茜
ひさかたの光通信にて御慶
初風や熊笹へ来て音となる

何の問ひか判らぬままに答へゐる夢には吾のいまだ現職 清水房雄

書斎よりつねうち仰ぐ南空二○○七年は晴ればれと来む 田谷鋭

孫 曾孫つどひあそびてあぐる声。華やぐ声の庭にひびけり  岡野弘彦
------------------------------------------------------------------

酔余口号(Ⅰ)  伊達政宗

馬上少年過
世平白髪多
残躯天所赦
不楽是如何

馬上少年過ぐ
世平かにして白髪多し
残躯(ざんく)天の赦(ゆる)すところ
楽しまずんば是如何(これいかん)

麦秋 現代訳
少年のころ馬に乗り戦乱に生きた
今の世は平安になったが私は白髪が多くなった
今生きているのは天(神)の赦すところだ
今楽しまなければ意味が無いことだ。

酔余口号(Ⅱ)  伊達政宗

四十年前少壮時
功名聊復有私期
老来不識干戈事
只把春風桃李巵

四十年前少壮の時
功名聊(いささか)復(また)自ら私(ひそか)に期す
老来識(し)ら不(ず)干戈(かんか)の事
只春風に桃李(とうり)の
巵(さかずき)を抱(と)る

麦秋 現代訳 
思えば40年前の若い時はいささか自信が有り天下を望んだ。
今は年をとり戦の事は遙か過去のことと忘れた。
今は春風の桃李(すもも)の苑で杯をあげる平和な気持ちである。
---------------------------------------------------------

♪(*^。^*)♪ 2007年1月4日 木曜日

気持ちだけゆつたり構へ年の暮
手打ち蕎麦を供するための大水車
透明な傘に二月の雪がつき 飯田龍太
冬ざれの切口白き大樹かな
ふと店で出逢ひし妻や大晦日
どの柚子もいびつなれども良く香る
渦潮の海へたなびく白水仙
渦潮の海へ迫出す白水仙
滝音の未来永劫白水仙

去りし人夢に生きてる冬銀河 麦秋
The person who passed away is fine in the dream.The Milky Way of winter.
La persona que falleció está bien en el sueño.  El Vía Láctea de invierno. スペイン
A pessoa que faleceu está bem no sonho.  O Via lácteo de inverno.  ポルトガル
La persona che passò via sta bene nel sogno.  Il Modo Latteo di inverno. イタリア
La personne qui est décédée va bien dans le rêve.  La Voie lactée d'hiver.  フランス
Die Person, die starb, ist im Traum fein.  Die Milchstraße des Winters. ドイツ

一年を俳句に耽り大晦日 麦秋
As for me, one year, it is absorbed in the haiku poem. New Year's Eve.
En cuanto a mí, un año, está absorto en el poema del haiku.  Nochevieja. スペイン
Como para mim, um ano, é absorvido no poema de haiku.  A Véspera de Ano novo.ポルトガル
Come per me, un anno, è assorbito nel poema di haiku.  L'Eve di anno Nuovo.  イタリア
Comme pour moi, une année, il est absorbé dans le poème de l'haiku.  Saint-Sylvestre.  フランス
Wie für ich, ein Jahr, wird es im haiku-Gedicht aufgenommen.  Silvester.ドイツ 

乗ればすぐ眠くなりける暖房車  麦秋
It becomes sleepy soon if it gets on the train of heating. 英
Llega a ser soñoliento pronto si consigue en el tren de la calefacción. スペイン
Começa logo ser sleepy se obtiver no trem do heating. ポルトガル
Diviene presto sonnolento se ottiene sul treno di scaldare.  イタリア
Il devient bientôt somnolent s'il continue le train de chauffer.フランス
Es wird bald schläfrig, wenn es in den Zug der Heizung einsteigt.ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月3日 水曜日

かの時に我がとらざりし分去れの片への道はいづこへ行きけむ  美智子皇后陛下

吹雪く夜は大和の粥を熱うせよ 池田弥生

冬うらら生みたて卵掌に重し
掌に重き生みたて卵冬紅葉
祖母好きな大和の茶粥冬うらら
祖母好きな大和の茶粥冬の雷
冬雷の幾たび響く一茶の忌
絵手紙に山茶花一輪蕪村の忌
寒卵離れ分れて寅彦忌
来ぬ人を待ちいし夢やクリスマス
来ぬ人を待ちいし銀座初時雨

♪(*^。^*)♪ 2007年1月2日 火曜日 曇り後雨  9℃

死にはせぬどこにも行かぬここに居るたづねはするなものは言わぬぞ 一休禅師

山ありて心素直や根深汁  市川葉

家々の窓に溢るる祭客   山内繭彦

忘れたきこと皆忘れ日向ぼこ 山内繭彦

チューリップ花屋の外に暮れにけり  谷さやん

薔薇くるむ今日の新聞まあいいか  谷さやん

足音の谺となりぬ冬木立 麦秋
The winter grove where my footstep becomes an echo. 英
El bosquecillo invernal dónde mi paso se vuelve un eco.  スペイン
O arvoredo de inverno onde meu passo se torna um eco.ポルトガル
Il boschetto di inverno dove il mio passo diviene un'eco. イタリア
Le bosquet hivernal où mon pas devient un écho. フランス
Der Winterhain, wo mein Schritt ein Echo wird.ドイツ

捨てるもの数多捨て去り年迎ふ  麦秋
A lot of things are abandoned, and the New Year is greeted. 英
Muchas cosas son abandonadas, y el Nuevo Año se saluda. スペイン
Muitas coisas são abandonadas, e o Ano novo é cumprimentado.ポルトガル
Molte cose sono abbandonate, e l'anno Nuovo è salutato. イタリア
Beaucoup de choses sont abandonnés, et la Nouvelle année est saluée. フランス
Viel Sachen werden verlassen, und das Neue Jahr wird gegrüßt.ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2007年1月1日 月曜日

大根に隠し包丁これでよし  山田英子

恋飛脚大和路の寒牡丹かな  安住敦

はなびらの震へやまざる寒牡丹  沢木欣一

寒牡丹ぬくめむと息近寄せるぬ   草間時彦
八ケ岳目の前にあり花梨の実

冬波の底見ゆるまでゑぐれけり  津川絵理子

冬ざれの街路しばしば工事中

追憶をあまた残して大晦日 麦秋
Much recollection is left, New Year's Eve.英
Leaving a lot of recollection, it is the last day of the year.英
La mucha memoria saliendo, es el último día del año スペイン
Muita memória partindo, isto o último dia do ano é.ポルトガル
Molta memoria che va via, esso l'ultimo giorno dell'anno è.イタリア
Laisser beaucoup de mémoire, c'est le dernier jour de l'année.  フランス
Beim Verlassen von viel Gedächtnis, es ist den letzten Tag des Jahres. ドイツ

遠富士をさらに越えゆく帰燕かな 麦秋
The group of the swallow gets over Mt Fuji and and they fly to home. 英
El grupo de la golondrina supera Mt Fuji y y ellos vuelan a casa.  スペイン
O grupo da andorinha supera Mt Fuji e e eles voam para casa. ポルトガル
Il gruppo della rondine trova su Mt Fuji ed e loro volano a casa.イタリア
Le groupe de l'hirondelle surmonte Mt Fuji et et ils volent à maison. フランス
Die Gruppe vom Schluck bekommt über Mt Fuji und und sie fliegen zu Heimat.  ドイツ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月31日 (日曜日)

2006年12月1日-12月31日俳句日記

♪(*^。^*)♪ 2006年12月31日 日曜日

霜氷心も解けぬ冬の池に夜更けてぞ鳴く鴛のひと声  藤原元真

露けしや昭和は遠き開戦日
子供皆サンタが好きでクリスマス
新宿の地下にもありし聖樹かな
愁ふれば遠き歌声蔦紅葉
黄葉のまっただ中の吾が身かな
梢まで電飾されてクリスマス
梢まで星の飾されし聖樹かな
戦死者のなどか思はん開戦日
懐に花梨を育て八ケ岳
十二月八日などか思はん征きし人

♪(*^。^*)♪ 2006年12月30日 土曜日

赤色のコート好きでクリスマス  麦秋
She likes a red coat,now Christmas. 英語
Le gusta una chaqueta roja.  ahora Navidad.  スペイン
Ela gosta de um coat,now vermelho o Natal. ポルトガル
Le piace un cappotto rosso.  ora il Natale. イタリア
Elle aime un manteau rouge.  maintenant Noël. フランス
Sie mag einen roten Mantel.  jetzt Weihnachten. ドイツ

暖房の効きたる電車少し寝て
Heating of the train. As for me, a little time slept.

それぞれの手に灯り持ちクリスマス
スポーツはいつも下手な子卒業す
霜柱踏み去る職場未練なし
職去るに後はひと月霜柱
霜柱後幾日か去る職場
冴返る白き筆もて絵の手紙
転勤の荷作りの朝霜深し
秘文書を捜す地下室肌寒し
露けしや友逝きてよりもう十日
山茶花や声かけられて振り返る
都鳥懐かしと思ふ池の端
霧ごめの山荘に鳴るチャイムかな
露けしやいつか来たかと思ふ径

♪(*^。^*)♪ 2006年12月29日 金曜日

柚子湯して逝きたる人のみなやさし 瀬戸内寂聴

人征きて畳に座りつる 関口みぐさ

むらさきを着るときめきたり年忘れ 宇田喜代子

木曽のなあ木曽の炭馬並び糞る  金子兜太

音もなくしろくつめれるゆゑに雪  斉藤美規

新しき年の足音筆洗ふ 麦秋
The footstep of the coming new year.I washed a writing brush. 英
El paso del Año Nuevo que viene.Lavé un cepillo de la escritura. スペイン
O passo do ano novo de vinda.Eu lavei uma escova da escrita. ポルトガル
Il passo di nuovo anno venente.Ho lavato una spazzola di scrittura. イタリア
Le pas de nouvel an venant.J'ai lavé une brosse d'écriture. フランス
Der kommende Schritt neuen Jahres.Ich habe eine Schriftbürste gewaschen. ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006年12月28日 木曜日

雪もくだり水もこほるやあめ土のさむきをうくるこおころなるらん  伏見院

聖夜今アメージンググリスソプラノで
逝きし人残れる人や年惜しむ
給はりし退職辞令冴返る
入院の朝はことさら冴返る
筆洗を洗ひ清めて年迎ふ

新しき年の足音筆洗ふ 麦秋
The footstep of the coming new year.I washed a writing brush. 英
El paso del Año Nuevo que viene.Lavé un cepillo de la escritura. スペイン
O passo do ano novo de vinda.Eu lavei uma escova da escrita. ポルトガル
Il passo di nuovo anno venente.Ho lavato una spazzola di scrittura. イタリア
Le pas de nouvel an venant.J'ai lavé une brosse d'écriture. フランス
Der kommende Schritt neuen Jahres.Ich habe eine Schriftbürste gewaschen. ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006年12月27日 水曜日

新しき年の足音シクラメン
The footstep of the coming new year.Cyclamen.

年忘れ調子はずれの歌も良し

街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る 木下利玄

菜園の青葉の波の影日向出入りしてをり紋白の翅 冬道麻子

さつまいも甘し戦後六十年 麦秋
A sweet potato is sweet. postwar sixty years.英
Una patata dulce es dulce. sesenta años de la posguerra. スペイン
Uma batata doce é doce. sessenta anos postwar. ポルトガル
Una patata dolce è dolce.  sessanta anni postbellici イタリア
Une patate douce est sucrée.  soixante années de l'après-guerre.フランス
Eine Süßkartoffel ist lieb.  Nachkriegs-sechzig Jahre.ドイツ

退職の机塵無く冴返る
冴返る朝に突如の訃報かな
賀状出すか出さぬか迷ふ人
自然こそ平和なるかな冬銀河
蛸壷てふ洞穴より見し冬銀河
きらめきし水面に降りし百合鴎
定年後なほ修羅に生き落虎笛
君がため描く絵手紙シクラメン

♪(*^。^*)♪ 2006年12月26日 火曜日

みだりにもの産み出しては消費する仕組みの中に寄せ鍋は煮ゆ  恩田英明

投句して少し安堵や栗羊羹

貝塚に野蒜の溢る日和かな

声立てて氷を走る千鳥かな  闌更

妻がいる三面鏡に紅葉降る  麦秋
(三面鏡に映る妻と紅葉)
My wife reflected to the triple mirror, and autumn colors. 英
Mi esposa reflejó al espejo triple, y colores del otoño. スペイン
My wife reflected to the triple mirror, and autumn colors. ポルトガル
Mia moglie riflettè allo specchio triplo, e colori di autunno. イタリア
Ma femme a reflété au miroir triple, et couleurs de l'automne.  フランス
Meine Frau dachte zum dreifachen Spiegel nach, und Herbst verfärbt sich.   ドイツ

聖夜には小さな燭に小さな灯

冬桜去りし職場は振り向かず 麦秋
Winter cherry blossoms.I does not turn around in my resigned workplace.英
Cereza invernal que blossoms.I no se da la vuelta atrás en mi lugar de trabajo resignado.  スペイン
Cereja de inverno que blossoms.I não vira em meu lugar de trabalho resignado.ポルトガル
Inverno fiori ciliegio.  Io non mi volto nel mio posto di lavoro rassegnato. イタリア
Fleurs de la cerise de l'hiver.  Je ne tourne pas autour dans mon lieu de travail démissionné.  フランス
Judenkirsche blüht.  Ich drehe mich nicht herum in meinem resignierten Arbeitsplatz.  ドイツ

貝塚に白水仙の日和かな
In the mound of the ancient shellfish, the weather of the white narcissus.

♪(*^。^*)♪ 2006年12月25日 月曜日

クリスマス遥かな友に逢ひし夢
I dreamed of the friend who lives in the distance ,at night of the Christmas.英
Yo soñé con el amigo que vive en la distancia, por la noche de la Navidad. スペイン
Eu sonhei com o amigo que vive ao longe, à noite do Natal.  ポルトガル
Il mio sogno dell'amico che vive nella distanza, di notte del Natale. イタリア
Mon rêve de l'ami qui vit dans la distance, le soir du Noël.  フランス
Mein Traum vom Freund, der in der Entfernung lebt, bei Nacht des Weihnachtens.  ドイツ

聖樹には夢ある星のきらめきぬ
In the Christmas tree, the star twinkle in the dream.

絵手紙は想ふ人へとシクラメン 麦秋
The cyclamen of the picture letter. To the person whom I love.
El ciclamen de la carta pintor. A la persona quien yo amo.スペイン
O ciclâmen da carta de pintura.Para a pessoa quem eu amo.  ポルトガル
Il ciclamino della lettera di dipinto. Alla persona che io amo. イタリア
The cyclamen of the letter of the picture.  To the person that I like.フランス
Das Alpenveilchen des Briefes des Bildes.  Zur Person, die ich mag.ドイツ

わが里に大雪ふれり大原の古りにし里にふらまくは後 天武天皇

あつあつの金時を割る力抜き 川崎展宏

芳しき甘薯を割れば正午鐘
If a good potato is broken, noon bell.

消し難き名簿の一人花八ツ手
消し難き名簿の一人姫椿
十二月八日金時薯の有難き
その昔代用食と呼びし芋
訃報亦も来たりし師走かな

♪(*^。^*)♪ 2006年12月24 日 日曜日

あなたさへ私のさびしさを知らぬこと髪ひきつめて鏡に映す  河野裕子

餌を欲りて大きな熊となつて立ち  中村汀女

木枯の帰りか今日の南風  倉嶋厚

木がらしや目刺にのこる海のいろ  芥川龍之介

人恋し灯ともしころさくらちる  白雄

来る人や帰る人らや大根焚き   吉田穂津

城跡に塩売りの声日短し  松鯉

逝きし名を名簿に残し冬銀河
消し難き名簿の一人冬銀河
消し難き名簿の一人石蕗の花
消し難き名簿の一人冬桜
消し難き名簿の一人雪椿
消し難き名簿の一人夜の吹雪

♪(*^。^*)♪ 2006.12.23 土曜日♪(*^。^*)♪

逝きし名を心に残し年惜しむ
I leave the name of the friend who passed away in my heart, and I regret this year. 英
Yo dejo el nombre del amigo que falleció en mi corazón, y yo siento este año.  スペイン語
Eu deixo o nome do amigo que passou afastado em meu coração, e eu lamento este ano. ポルトガル語
Lascio il nome dell'amico che ha passato via nel mio cuore, e mi rammarico questo anno.イタリア語
Je laisse le nom de l'ami qui a passé loin à mon coeur, et je regrette cette année. フランス語
Ich verlasse den Namen vom Freund, der in meinem Herzen starb, und ich bedauere dieses Jahr. ドイツ語

逝きし友心に残し年去りぬ

うなされて目覚めし夜の虎落笛
I had a nightmare, and woke up.The sound of the wind of winter.
Pesadilla del una del tenía de Yo, despertó del SE de y para arriba.Parecen el invierno de del viento de.

うなされて目覚めし夜に寒の星
古稀にして目覚めの遅き師走かな
漬物の味の締りし寒の入り
漬物の味の締りし雪の夜
漬物の味の締りし師走かな

♪(*^。^*)♪ 2006.12.22 金曜日♪(*^。^*)♪

片時雨向ふの山は晴なるや
べったらの味深くなる雪の夜
べったらの味深くなる寒の入り
べったらの味深くなる寒さかな
木瓜の花またも開きし日和かな
古稀にして一日早き師走かな
疲れ目を鏡に映す冬銀河
疲れ目を鏡に映す石蕗の花
疲れ目を鏡に映す冬の薔薇
この所はふり続きや冬の薔薇
この所はふり続きや紺野菊
一時間あまりに早き師走かな
一分のあまりに早き師走かな

この所はふり続きや冬銀河
(最近葬式が多い。冬の銀河)
There are many funerals recently. The Milky Way of winter.

♪(*^。^*)♪ 2006.12.21 木曜日♪(*^。^*)♪

心こそわれの根拠と言ひにけりむかしむかしのフランスの人  佐佐木幸綱

古稀にして一日の早き師走かな
疲れ目を鏡に映す冬銀河
疲れ目を鏡に映す石蕗の花
疲れ目を鏡に映す冬の薔薇
この所はふり続きや冬の薔薇
この所はふり続きや紺野菊
一時間あまりに早き師走かな
一分のあまりに早き師走かな
木犀の香を纏ひ出勤す
I wear incense of an a fragrant olive and go to my office.

♪(*^。^*)♪ 2006.12.20 水曜日♪(*^。^*)♪

山茶花やいくさに敗れたる国の  日野草城

神も口漱ぐぎし冬の泉湧く  前山松花

給はりし折紙聖樹色こまやか
The Christmas tree of fine folded papers.  which my friend give me. 英
El árbol de Navidad de multa plegó los papeles.  qué mi amigo me da.  スペイン
A árvore de Natal de multa dobrou documentos.  o qual meu amigo me dá.  ポルトガル
L'albero di Natale di multa piegò carte.  quale il mio amico mi dà. イタリア
Le sapin de Noël d'amende a plié des papiers.  lequel mon ami me donne. フランス
Der Weihnachtsbaum der Geldstrafe faltete Dokumente.  welcher mein Freund gibt mich. ドイツ

師走入り訃報次々来りけり
秋風やまたもや来る一訃報
帰らばや今夜大雪あるさうな
降り継ぎぬ紅葉に紛るポストかな
石蕗日和またもや一つ訃報来し
亡き夫に煙草供ふる菊日和
たて続け訃報に接し冬星座
この所はふり続きで虎落笛
この所はふり続きで紺野菊

♪(*^。^*)♪ 2006.12.19  火曜日♪(*^。^*)♪ 

亡き夫に煙草供ふる小春かな
亡き夫に煙草供ふる紅葉晴
亡き夫に煙草供ふる星月夜
このところ介護の話石蕗日和
絵手紙に色とりどりの大紅葉
遠山は紅葉時雨となりにけり

みちのくの闇の深さや冬銀河   麦秋
The depth of darkness of  North district of Japan,  the winter Milky Way.  英
La profundidad de oscuridad de distrito Norte de Japón, el Vía Láctea invernal. スペイン
A profundidade de escuridão de distrito de Norte de Japão, o inverno Via lácteo.ポルトガル
La profondità dell'oscurità di distretto di nord del Giappone, l'inverno Modo Latteo.イタリア
La profondeur d'obscurité de district Nord de Japon, la Voie lactée hivernale.  フランス
Die Tiefe der Dunkelheit des Nordgebietes von Japan, der Wintermilchstraße.  ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006年12月18 日 月曜日。 曇 ♪(*^。^*)♪

忍ぶれど色に出にけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで  平兼盛 拾遺集 百人一首 40

亡き夫に煙草供へし冬銀河
A cigarette is offered to paaed away hasband.The winter Milky Way.

鮟鱇の腹の底より海鳴りす   須佐薫子

絵手紙に今落ちなんとする紅葉かな

みちのくの駅前蕎麦の花ざかり
Many flowers of buckwheat  are blooming in front of the station of the north district.

故無くて去りたる生家冬銀河

絵手紙にはみ出している紅葉かな
The autumn colors which protrude to the picture of the postcard.

蕎麦を挽く水車のきしみ昼餉時
The little creak of the water mill which grinds buckwheat.At the time of the lunch

 ♪(*^。^*)♪ 2006年12月17 日 日曜日。  ♪(*^。^*)♪
December 2006 17.  Sunday, cloudiness, fine
dezembro, 2006 17.  Domingo,cloudy, muito bem
dicembre, 2006 17.  Domenica ,nuvoloso, benissimo
décembre, 2006 17.  Dimanche,nuageux, très bien
Dezember, 2006 17.  Sonntag,,bewölkt, fein

明日ありと思ふ心の徒桜夜半に嵐の吹かぬものかは 親鸞
(確かなのは今だけ、それが贈り物)

冬の鳥きて木漏日をつひばみし 稲畑汀子

広沢の鯉揚げの冬来たりけり  清水芳朗

世の中と少しづつずれ葱を噛む  山藤章二

教師妻ノラともならず教師妻  杉田久女

息白くやさしきことを言ひにけり 後藤夜半

帰り花柱の傷の低きこと 朝吹英和

黄葉降るはふりの席の無音かな

来し方をつゝみて花のさかりかな  久保田万太郎

花の下片手あずけて片手冷えゆ  鈴木栄子

♪(*^。^*)♪ 2006年12月16日 土曜日 曇 晴 ♪(*^。^*)♪
December 2006 16.  Saturday, cloudiness, fine
dezembro, 2006 16.  Sábado,cloudy, muito bem
dicembre, 2006 16.  Sabato,nuvoloso, benissimo
décembre, 2006 16.  Samedi,nuageux, très bien
Dezember, 2006 16.  Samstag,bewölkt, fein

夕方のさくら見にゆく何ももたず  鈴木栄子

初場所や行司にもある初土俵  鈴木栄子

焼けしもち駒と進めて網の上  鈴木栄子

石蕗の花またもや友の逝きにけり
石蕗の花幾人逝きしこのところ

ささやかな骨壷に入る落虎笛

ささやかな骨壷に入る冬銀河
He went into the small ash urn.The winter Milky Way.

思ひより軽き柩や冬銀河
思ひより軽き柩や冬紅葉

♪(*^。^*)♪ 2006年12月15日 金曜日  ♪(*^。^*)♪
December 15, 2006 Friday
15 de diciembre de 2006 Viernes
15 de dezembro de 2006 Sexta-feira
Il 15 dicembre 2006 Venerdì
Le 15 décembre 2006 Vendredi
15. Dezember 2006  Freitag

寡婦にして眉のすずしき冬野菊
はふり待つしばしの時間濃き新茶
寒鳥の高音一声はふりの夜
鵙高音天より落ちしふはりかな

みちのくの闇の深さや冬銀河   麦秋
The depth of darkness of  North district of Japan,  the winter Milky Way.  英
La profundidad de oscuridad de distrito Norte de Japón, el Vía Láctea invernal. スペイン
A profundidade de escuridão de distrito de Norte de Japão, o inverno Via lácteo.ポルトガル
La profondità dell'oscurità di distretto di nord del Giappone, l'inverno Modo Latteo.イタリア
La profondeur d'obscurité de district Nord de Japon, la Voie lactée hivernale.  フランス
Die Tiefe der Dunkelheit des Nordgebietes von Japan, der Wintermilchstraße.  ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006.12.14 木曜日♪(*^。^*)♪

明日ありと思ふ心の徒桜夜半に嵐の吹かぬものかは 親鸞
(確かなのは今だけ、それが贈り物)

微笑みし眼鏡の遺影石蕗の花
紅葉より佳人のルージュ薄かりし
ルージュより濃きける紅葉散りにけり
その昔夜行列車で見し紅葉
黄落や破れし夢の亦ひとつ
紅葉より佳人のルージュややほのか

百合鴎妻を待ちける木椅子かな 麦秋
A winter gull. I wait for my wife with a tree chair.  英
Una gaviota invernal.  Yo espero por mi esposa con una silla del árbol.  スペイン
Uma gaivota de inverno.  Eu espero por minha esposa com uma cadeira de árvore.  ポルトガル
Un gabbiano di inverno.  Io aspetto mia moglie con una sedia di albero.  イタリア
Une mouette hivernale.  J'attends ma femme avec une chaise de l'arbre.   フランス
Eine Wintermöwe.  Ich warte mit einem Baumstuhl auf meine Frau.   ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006.12.13 水曜日♪(*^。^*)♪

思ひより軽き柩や冬野菊     麦秋
The coffin which is lighter than I thought.The wild chrysanthemum of winter. 英
El ataúd que es más ligero que pensamiento de I.El crisantemo salvaje del invierno.スペイン
O caixão que é mais claro do que o pensamento de I.O chrysanthemum selvagem do inverno. ポルトガル
La bara che è più chiara del pensiero di I.Il crisantemo selvaggio dell'inverno.イタリア
Le cercueil qui est plus léger que la pensée d'I.Le chrysanthemum sauvage de l'hiver. フランス
Der Sarg, der heller als I Gedanke ist.Die wilde Chrysantheme des Winters. ドイツ

面影を菊に埋めて棺閉む  麦秋
(顔を菊に埋めて棺を閉める)
Burying the face in the chrysanthemum, it is closed the coffin.英
Enterrando la cara en el crisantemo, está cerrado el ataúd.スペイン
Enterrando a face no crisântemo, está fechado o caixão.  ポルトガル
Seppellendo la faccia nel crisantemo, è chiuso la bara.イタリア
Enterrer le visage dans le chrysanthème, il est fermé le cercueil. フランス
Das Gesicht in der Chrysantheme begrabend, wird es den Sarg geschlossen.ドイツ

読みたき書枕になして読書の秋  麦秋
(読みたい本を枕にして読書の秋)
The book which I want to read is made a pillow, autumn the reading season.英
El whicht del libro que yo quiero leer es hecho una almohada, otoño la estación de lectura. スペイン
O livro que eu quero ler é feito um travesseiro, outono a estação de leitura.ポルトガル
Il libro che io voglio leggere è fatto un cuscino, autunno la stagione di lettura.  イタリア
Le livre que je veux lire est fait un oreiller, automne la saison de la lecture.  フランス
Das Buch, das ich lesen will, wird ein Kissen gemacht, Herbst die Lektürenjahreszeit.ドイツ

冬鳥の沖に滑降茜富士
A winter bird slides in the coastal waters.Red Fuji.
Un pájaro invernal resbala en las aguas costeras.  Fuji rojo. 英
Um pássaro de inverno desliza nas águas litorais.  Fuji vermelho.  スペイン
Un uccello di inverno scivola nelle acque litoranee.  Fuji rosso.  ポルトガル
Un diapositives de l'oiseau hivernales dans les eaux côtières.  Fuji rouge.  イタリア
Ein Wintervogel schiebt die Küstenwasser herein.  Roter Fuji ドイツ
vintro birdo glit en la marborda waters.Red Fuji.エスペラント

妻がいる三面鏡に紅葉降る
(三面鏡に映る妻と紅葉)
My wife reflected to the triple mirror, and autumn colors. 英
Mi esposa reflejó al espejo triple, y colores del otoño. スペイン
My wife reflected to the triple mirror, and autumn colors. ポルトガル
Mia moglie riflettè allo specchio triplo, e colori di autunno. イタリア
Ma femme a reflété au miroir triple, et couleurs de l'automne.  フランス
Meine Frau dachte zum dreifachen Spiegel nach, und Herbst verfärbt sich.   ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006.12.12  火曜日♪(*^。^*)♪ 晴

大雪山の老いたる狐毛の白く変りてひとり径を行くてふ 宮柊二

紅波甲や凪ぎしみやこも北の海 室生犀星

裏を見せ表を見せて散る紅葉 良寛

一枚の残る暦に鬼笑ふ   関森勝夫

十二月八日記憶の底に飢えたる日
黄落や突如の訃報亦も来し
黄落や真面目くさった大道芸
黄落に包まれてゐる大道芸

散る紅葉破れし夢の亦ひとつ   麦秋
The autumn colors to fall.Of one lost dream, again.英
Las hojas del rojo del otoño a caer.De un sueño perdido, otra vez.スペイン
As folhas do vermelho do outono a cair.De um sonho perdido, outra vez.ポルトガル
I fogli di colore rosso di autunno da cadere.Di un sogno perso, ancora.イタリア
Les feuilles de rouge d'automne à tomber.D'un rêve perdu, encore. フランス
Die Herbstrotblätter zum zu fallen.Von einem verlorenen Traum, wieder.ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006年12月11 日 月曜日。 曇 ♪(*^。^*)♪

しっかりと飯を食はせて陽にあてしふとんにくるみて寝かす仕合わせ  河野裕子

若き日の吾が佇むや時雨橋  姜王其 東

長旅の首を洗へり白鳥は   黒沢孝子

文記す眉の涼しさ一葉忌

冴返る朝に突如の訃報かな
A morning for coldness to be returned.Suddenly, the report of death 英
Una mañana para la frialdad para ser returned.Suddenly, el informe de muerte,     スペイン
Uma manhã para frieza para ser returned.Suddenly, o relatório de morte,           ポルトガル
Una mattina per la freddezza per essere returned.Suddenly, il rapporto di morte.  イタリア
Un matin pour froideur être returned.Suddenly, le rapport de mort.                フランス
Ein Morgen für Kälte, um returned.Suddenly, der Bericht des Todes, zu sein.  ドイツ

突然の訃報を聞きて冴返る
冴返る朝に突如の訃報かな
突然の訃報を聞きて冬日の雷
突然の訃報を聞きて落虎笛

廃校の廊下陽炎遊びけり
Heat haze plays in the corridor of abolished school.

名画展行くに黄落潜り抜け
I go to the famous picture exhibition.The fallen leaves of the ginkgo are falling.英
Yo voy a la exhibición del cuadro famosa.  las hojas caídas del ginkgo están cayéndose.  スペイン
Eu vou para a exibição de quadro famosa.  folhas caídas do ginkgo estão caindo.   ポルトガル
Io vado all'esposizione di arte famosa.  precipitato foglie del ginkgo stanno precipitando.イタリア
Je vais à l'exposition de l'art célèbre.  les feuilles baissées du ginkgo tombent. フランス
Ich gehe in die berühmte Kunstausstellung.  abgefallene Blätter des ginkgo fallen. ドイツ

 ♪(*^。^*)♪ 2006年12月10 日 日曜日。  ♪(*^。^*)♪
December 2006 10.  Sunday, cloudiness, fine
dezembro, 2006 10.  Domingo,cloudy, muito bem
dicembre, 2006 10.  Domenica ,nuvoloso, benissimo
décembre, 2006 10.  Dimanche,nuageux, très bien
Dezember, 2006 10.  Sonntag,,bewölkt, fein

たのしみは妻子むつまじくうちつどひ頭ならべて物をくふ時  橘曙覧

苫寒く星座の浸る汐かな      飯田蛇笏

投函の後ぞ寒星夥し          山口誓子

オリオンの下凍靴の日が了る  加藤楸邨

かりかりと硯彫りをり山眠る     滝澤和治

折れ伏して藁となりたる冬日かな  伊東輝

うつくしいものを
美しいと思える
あなたのこころがうつくしい
相田みつを

♪(*^。^*)♪ 2006年12月9日 土曜日 曇 晴 ♪(*^。^*)♪
December 2006 9.  Saturday, cloudiness, fine
dezembro, 2006 9.  Sábado,cloudy, muito bem
dicembre, 2006 9.  Sabato,nuvoloso, benissimo
décembre, 2006 9.  Samedi,nuageux, très bien
Dezember, 2006 9.  Samstag,bewölkt, fein

夜もすがら松のほた火を焼(たき)あかしわらぐつ打たむ冬はきにけり 熊谷直好

砂浜のランチついに手つかずの卵サンドが気になつている 俵万智

みずうみの国に二度咲く梨の花 嵯峨根鈴子

真白なる秋雲ひとつ宗吾廟  神田松鯉

蝶来れば蝶と遊びし菫かな
風来れば蝶ともなりぬ菫かな
鰯雲支える白樺林かな
風のまに蝶と遊びし菫かな
風のまに蝶ともなりぬ菫かな
天高く洗濯日和来りけり
黄落の0銀杏一枚絵手紙に
築山のまこと宜しき日向ぼこ
来し方の山は遠くに紅葉する

思ひより軽き柩や冬野菊
The coffin which is lighter than I thought.The wild chrysanthemum of winter 英
El ataúd que es más ligero que pensamiento de I.El crisantemo salvaje del invierno スペイン
O caixão que é mais claro do que o pensamento de I.O chrysanthemum selvagem do inverno ポルトガル
La bara che è più chiara del pensiero di I.Il crisantemo selvaggio dell'inverno    イタリア
Le cercueil qui est plus léger que la pensée d'I.Le chrysanthemum sauvage de l'hiver  フランス
Der Sarg, der heller als I Gedanke ist.Die wilde Chrysantheme des Winters     ドイツ

♪(*^。^*)♪ 2006年12月8日 金曜日  ♪(*^。^*)♪
December 8, 2006 Friday
8 de diciembre de 2006 Viernes
8 de dezembro de 2006 Sexta-feira
Il 8 dicembre 2006 Venerdì
Le 8 décembre 2006 Vendredi
8. Dezember 2006  Freitag
 
山がつの垣ほ荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子の露 源氏物語 夕顔 紫式部
  
咲きまじる色はいづれと分かめどもなほとこなつにしくものぞなき  夕顔 紫式部

給はりし退職辞令冴返る
The retirement  order which it got.Coldness is returned.
La jubilación de orden de trabajo que él got.Coldness han vuelto.

入院の朝はことさら冴返る
As for the morning of the hospitalization, specially.coldness is returned.

退職の机塵無く冴返る
There is no dust in the desk of the retirement.
Coldness is returned.

休日の分校廊下陽炎す
The branch school corridor heat haze of the holiday.

陽炎のひとり遊びの日曜日
Sunday when heat haze is one person play.

♪(*^。^*)♪ 2006.12.7 木曜日♪(*^。^*)♪ 晴

藤浪のうち過ぎがたく見えつるはまつこそ宿のしるしなりけれ  源氏物語 末積花 紫式部

年を経てまつしろしなきわが宿を花のたよりに過ぎぬばかりか  源氏物語 末積花 紫式部

大利根の波のささやき秋つばめ
大利根の波のささやき花柊
大利根の波のささやき冬さくら
大利根の波のささやき菊まつり
はかほかと湯気立つ甘き薯なりし
はかほかと湯気立つ真赤な薯なりし
畦道に青きを見たる初詣
畦道に青きを見たる恵方かな
今はなほくれないの秋まつただ中
来し方を振り返へ見れば紅葉舞ふ

♪(*^。^*)♪ 2006.12.6 水曜日♪(*^。^*)♪ 晴

朝日さす軒の垂氷はとけながらなどかかつららの結ぼほるらむ  源氏物語 末積花 紫式部

丁重につき合いなさいとおつしゃるが癌にはたしてその気あるかや  石田比呂志

生きすぎて恥なほ多し一葉忌
古希にして恥らふばかり一葉忌
読初めは大伴家持春の歌
読初は一茶の句集茜雲
初読みは万葉集の一の一
初読みはいやけしきかな万葉集
読初めほ新約聖書ヨハネ伝
読初めは奥の細道茜雲
読初めほ旧聖書創世記
The  Bible Genesis to read in New Year's Day first

♪(*^。^*)♪ 2006.12.5  火曜日♪(*^。^*)♪ 晴

The lesson of the ocarina was the happiness town public citizen's hall. Sport club day off.
La lección del ocarina era el pasillo de la felicidad del ciudadano público de la ciudad. Día del club del deporte apagado.
A lição do ocarina era o salão do cidadão público da cidade da felicidade. Dia do clube do esporte fora.
La lezione del ocarina era il corridoio di felicità del cittadino pubblico della città. Giorno del randello di sport fuori.
La leciono de la ocarina estis la feliĉo urbo publika civitana halo. Sporto klubo tago d

天の声人の語となる赤い薔薇白い薔薇咲き匂ひゐて 島津忠夫

ひと群の野菊のなかの道祖神
毛糸帽まぶかにかぶり白鳥見
水車より落ちる哀れや昇り鮭
城に向き一礼なして菊手入れ
天高し国見峠に大バコダ
天高し国見峠に無線塔
天高し国見峠に大仏塔
天高し天下一望国見山
天高し八方一望国見山
遍路道野菊のなかに道祖神
Pilgrimage way.
In the wild chrysanthemum,A travelers's gurdian deity

♪(*^。^*)♪ 2006年1月4 日 月曜日。 曇 ♪(*^。^*)♪

崩岸(あず)の上に駒をつなぎて危(あや)ほかど人妻子ろを息にわがする 万葉集14ー3539

金木犀餞にして旅の朝 ウルフ・ステイーブン

母卒寿酸素吸ひゐる小春かな
高層の空いつぱいの鰯雲
井戸堀の三時のおやつ菊日和

酒抜きもまた良かりけり忘年会
A liquor cutout is good, too.This year-end party

畦道に青きを見たるお元旦
足音は吾がもののみの大花野
パレットを洗ひ清めて年迎ふ

パレットを真白に洗ひ年迎ふ
A palette is washed all white, and the New Year is greeted.
Una paleta se lava todo blanco, y el Nuevo Año se saluda
Uma paleta é lavada todo o branco, e o Ano novo é cumprimentado.
Una tavolozza è lavata ogni bianco, e l'anno Nuovo è salutato. 
Une palette est lavée tout le blanc, et la Nouvelle année est saluée. 
Einer Palette wird alles Weiß gewaschen, und das Neue Jahr wird gegrüßt. 

♪(*^。^*)♪ 2006年12月3 日 日曜日。 晴 ♪(*^。^*)♪

DSunday
Domingo
Domingo
Domenica 
Dimanche 
Sonntag,
Dimanĉo
fine , muy bien  , muito bem  , benissimo ,très bien, fein ,bela vetero

栗粥の栗柴栗でありにけり  山中みね子

飲めるだけのめたたるころのおでんかな  久保田万太郎

大利根の波のささやき白鳥来
sound of a wave of a  river of great Tonegawa. A swan comes.
Un sonido de una ola de un río de gran Tonegawa.Un cisne viene.
Um som de uma onda de um rio de grande Tonegawa.Um cisne vem.
Un son d'une vague d'une rivière de grand Tonegawa.Un cygne vient.
Un suono di un'onda di un fiume di grande Tonegawa.Un cigno viene.
Ein Klang von einer Welle eines Flusses von großem Tonegawa.Ein Schwan kommt.

石段の頂きにして姫椿
じっとしてはもったいない小春
何無くもとても嬉しき小春かな
秋風の白河の関芭蕉待つ
賑やかなをみな子の声菊日和
秋遍路互い生国話しけり
秋風の白河の関吾ひとり
穂芒の絮の翔びゆく彼方かな
転がりて遊ぶ子犬の小春かな

♪(*^。^*)♪ 2006年12月2日 土曜日 曇 晴 ♪(*^。^*)♪
December 2006 2.  Saturday, cloudiness, fine
dezembro, 2006 2.  Sábado,cloudy, muito bem
dicembre, 2006 2.  Sabato,nuvoloso, benissimo
décembre, 2006 2.  Samedi,nuageux, très bien
Dezember, 2006 2.  Samstag,bewölkt, fein

昨日上野の東京美術館の大エミルタージュ展へ行きました

ロシアのエカテリーナⅡ世 1729-1796が世界から買い集めた美術品をエミルタージュ美術館に収蔵しています。
エカテリーナⅡ世死後も収集が継続され現在はこの美術館に数万点が収蔵されているそうです。
私のお気に入り
パブロ・ピカソ  「農夫の妻」  健康を抽象
モーリス・ユトリロ 「モンマルトル風景」
ポール・ゴーぎゃん  「果実をもつ女」 小麦色の肌大きな南国の果実
マリー・ローランサン 「アルテミス」 夢る女神

♪(*^。^*)♪ 2006年12月1日 金曜日  ♪(*^。^*)♪
December 1, 2006 Friday
1 de diciembre de 2006 Viernes
1 de dezembro de 2006 Sexta-feira
Il 1 dicembre 2006 Venerdì
Le 1er décembre 2006 Vendredi
1. Dezember 2006  Freitag

一葉忌とはこんなにも暖かな  川崎展宏

柊のゑだを放せば花こぼれ  石川秀治

仲人にかけては至極名医なり 柳多留

穏やかに生たし思ふ帰り花
穏やかに生たし思ふ椿晴
穏やかに生たし思ふ冬桜
穏やかに生たし思ふ小六月
穏やかに生たし思ふ菊日和
一葉忌まこと宜しき小春かな
秋空さざなみの雲いつぱい
黄落の径を選びて帰りけり
虫奏ず径を選びて帰りけり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月30日 (木曜日)

2006年11月1日-11月30日俳句日記

♪(*^。^*)♪ 2006年11月30日 木曜日 曇り ♪(*^。^*)♪
2006 November 30rd Thursday cloudiness
2006 30 de noviembre jueves. nubosidad
2006 novembro 30o quinta-feira.
2006 30 novembre giovedì. nuvolos

English conversation lesson.
La lección de la conversación inglesa.
Lição de conversação inglesa.
lesson of conversation English.
Leçon de la conversation anglaise.
Englische Konversationslehre. 

井戸堀の三時のおやつ小六月
井戸堀の三時のおやつ紅葉晴
ほとばしる泉を汲めば柚子たわわ
補聴器を外し饒舌菊日和
補聴器を外しおしゃべり菊日和
夢のなか迷へる径や紅葉雨
夢のなか迷へる径や菊の雨
夢のなか迷へる径や冬銀河
夢に見る人の若さや菊日和
夢に見る人の若さや冬銀河

肌寒き紅葉曇や源氏読む
Day cloudiness of colored leaves. I read The Tale of Genji
La nebulosidad del día de hojas coloreadas.  Yo leí El Cuento de Genji
Nebulosidade de dia de folhas coloridas.  Eu li O Conto de Genji
La nuvolosità di giorno di foglie colorate.  Io lessi La Storia di Genji
Aspect nuageux du jour de feuilles colorées.  J'ai lu Le Conte de Genji
Tagesbewölktheit farbiger Blätter.  Ich las die Erzählung von Genji

♪(*^。^*)♪ 2006年11月29 日 水曜日 晴 ♪(*^。^*)♪
2006 29 de noviembre miércoles. Claro

I swim in The Central sport club. At Isobe public citizen's hall Tale of Genji lecture.
Nado en el club central del deporte. En el cuento del pasillo del ciudadano público de Isobe de la conferencia de Genji.スペイン 
Eu nado no clube central do esporte. No Tale do salão do cidadão público de Isobe do lecture de Genji. ポルトガル
Nuoto nel randello centrale di sport. Al racconto del corridoio del cittadino pubblico di Isobe della conferenza di Genji. イタリア
Je nage dans le club central de sport. Au conte du hall du citoyen public d'Isobe de la conférence de Genji. フランス
Ich schwimme in der zentralen Sportverein. Isobe an der Geschichte Halle des allgemeinen Bürgers des Genji Vortrags.ドイツ

一葉忌まこと宜しき小春かな
秋空さざなみの雲いつぱい
黄落の径を選びて帰りけり
虫奏ず径を選びて帰りけり
高層の空いつぱいの鰯雲
井戸堀の三時のおやつ菊日和
井戸堀の三時のおやつ小六月
井戸堀の三時のおやつ紅葉晴
ほとばしる泉を汲めば柚子たわわ
補聴器を外し饒舌菊日和

♪(*^。^*)♪ 2006.11.28 火曜日♪(*^。^*)♪ 晴
2006 November 28st Tuesday. Clearing up
2006 28 de noviembre martes. Aclaración
2006 novembro 28o terça-feira. Cancelamento acima

The lesson of the ocarina was the happiness town public citizen's hall. Sport club day off.
La lección del ocarina era el pasillo de la felicidad del ciudadano público de la ciudad. Día del club del deporte apagado.
A lição do ocarina era o salão do cidadão público da cidade da felicidade. Dia do clube do esporte fora.
La lezione del ocarina era il corridoio di felicità del cittadino pubblico della città. Giorno del randello di sport fuori.
La leciono de la ocarina estis la feliĉo urbo publika civitana halo. Sporto klubo tago d

新米を研げば夕空茜雲
(今年収穫した米を私が濯ぐ時。夕空に赤い雲)
When I wash the rice harvested this year.A red cloud in the evening sky 英
Cuando lavo nuevo arroz de este año.Hay una nube roja en el cielo por una tarde スペイン
Quando eu lavo arroz novo deste ano.Há uma nuvem vermelha no céu por uma noite ポルトガル
Quando io sciacquo fuori riso nuovo di questo anno.C'è una nube rossa nel cielo in una sera イタリア
Lorsque je rinse du nouveau riz de cette année.Il y a un nuage rouge dans le ciel un soir フランス
Wenn ich neuen Reis von diesem Jahr auswasche.Es gibt an einem Abend eine rote Wolke im Himmel ドイツ
Kiam Mi lavas la rizon rikoltitan  ĉi  jaro.A ruĝa nubo   vespere ĉielo エスペラント

頑張りはもうできません青ひさご
あれにける廃線駅舎秋桜

眉毛濃い歯科医師くしゃみ石蕗の花
眉毛の濃い歯科医師がくしゃみ。石蕗の花
The dentist whose eyebrow is thick, sneeze. The flower of the stone butterbur

眉毛の濃い歯科医の笑顔。秋桜
An eyebrow thick dentist smile.
Cosmos

石垣を割り咲きたる野菊かな

山寺の散ること早き紅葉かな
歯科医師の早朝治療シクラメン
歯科医師の早朝治療シクラメン
赴任して奥歯に雪の沁みにけり

新しい勤務地。奥歯に雪の沁みる
A new working place.
Snow soaks into the molar.
この道はいつか来た道紅葉降る
この道はいつか来た道紅葉散る
来し方を返り見すれば紅葉散る
かつて見し夢の風景紅葉散る
東京の落葉見てゐるロビーかな 戸栗末廣

せせらぎの流れを汲みて芋煮会

♪(*^。^*)♪ 2006年11月27 日 月曜日。 曇 ♪(*^。^*)♪

かぐや姫生まれそうなる望月夜
Night of the full moon with which the princess of the moon may be born英
Noche de la luna llena con que la princesa de la luna puede nacer スペイン
Noite da lua cheia com que a princesa da lua pode nascer ポルトガル
Notte della piena luna con la quale la principessa della luna può essere nata イタリア
Nuit de la lune pleine avec laquelle la princesse de la lune peut naître  仏蘭西
Nacht des vollen Mondes, mit der die Prinzessin des Mondes vielleicht geboren wird, ドイツ
Nokto de la  plenluno  kun kiu la princino de la luno  povus esti naskiĝita エスペラント

羚羊と聴く空谷の風の音  大木孝子

百選の枝に跨がる松手入  神田松鯉

文化の日ソファーに凭れ墨絵見る
鰯雲墨絵見るには距離保ち
Autumn clouds.A distance is kept to watch Indian-ink drawing.

文化の日墨絵見るには距離保ち
Culture Day.A distance is kept to watch Indian-ink drawing.

菊日和母は卒寿で口達者
Chrysanthemum weather.Mother is a talkative person at 91 years old.

いぶし銀敷きつめたかに冬銀河
いぶし銀うち敷きしかに冬銀河
In whether to spread oxidized silver, the winter Milky Way

文化の日水墨画に深き雨気のあり

♪(*^。^*)♪ 2006年11月26 日 日曜日。 晴 ♪(*^。^*)♪
Sunday Domingo  Domingo Domenica  Dimanche  Sonntag, Dimanĉo
fine , muy bien  , muito bem  , benissimo ,très bien, fein ,bela vetero

月の海光の道をたれか来る  宮嶋康彦

この道は君と来た道黄落す
As for this road the road which past comes with you. Many yellow leaves it falls
En cuanto a este camino el camino que el pasado viene con usted.  Muchas hojas amarillas que se queda
Como para esta estrada a estrada que passado vem com você.  Muitos amarelo parte cai
Come per questa strada la strada che passato viene con Lei.  Molte foglie gialle che precipita
Comme pour cette route la route que le passé vient avec vous.  Beaucoup de jaune part il tombe
Wie für diese Straße die Straße, die Vergangenheit mit Ihnen kommt.  Viel Gelb geht, es fällt

かの頃は冬田の畦を学校へ
At that time, the footpath between rice fields of the winter rice field, to school 英
I went the ridge of winter rice field at that time to school. 英
Yo fui el espinazo del campo de arroz invernal en ese momento a la escuela.  スペイン語
Eu fui para o cume de campo de arroz de inverno naquele momento para escola.  ポルトガル語
Io andai la cresta di campo di riso di inverno a quella durata a scuola.   イタリア語
Je suis allé la corniche de champ du riz hivernal à ce temps à école.   仏蘭西語
Ich machte mich der Grat des Winterreisfeldes an dieser Zeit, auszubilden. ドイツ語

この道はいつか来た道銀杏散る
This way is the way which came someday.
The leaf of the ginkgo falls.

飴袋引きずり歩む七五三
飴袋重しと歩む七五三
佳人待つ時間の永さ冬桜
佳人待つ時間の永さ姫椿
絵手紙は一語一絵や秋桜
絵手紙は一語一絵や初茜
絵手紙は一語一絵や石蕗の花
絵手紙は一語一絵や冬銀河
絵手紙は一語一絵や吾木香
絵手紙は一語一絵や枇杷の花

民宿のメモに卒業梅の花
絵馬に記す恋の成就や梅の花
The accomplishment of love to write in the votive picture. The flower of the ume

絵馬に記す恋のやるせな梅の花
The anxiety of love to write in the votive picture. The flower of the ume

遠富士の雪のかすかに宵の藍
遠富士の雪のかすかや夜の列車
遠富士の雪のみかすか夕の闇
焼き物のどの店も咲く姫椿
Every store of the pottery is a princess camellia to bloom.
Cada tienda de la alfarería es una camelia de la princesa para florecer. スペイン語
Toda loja da cerâmica é uma camélia de princesa para florescer.  ポルトガル
Ogni negozio dell'arte ceramica è una camelia di principessa da fiorire.  イタリア
Chaque magasin de la poterie est un camélia de la princesse pour fleurir. フランス
Jeder Laden der Töpferwaren ist eine Prinzessinnenkamelie zu blühen.  ドイツ
Ĉiu vendejo de la pottery estas princino camellia al flor エスペラント

♪(*^。^*)♪ 2006年11月25 日 土曜日 曇 晴 ♪(*^。^*)♪
November, 2006 25.  Saturday, cloudiness, fine weather
Noviembre, 2006 25.  Sábado,nubosidad, buen tiempo
Novembro, 2006 25.  Sábado,cloudy, muito bem
Novembre, 2006 25.  Sabato,nuvoloso, benissimo
Novembre, 2006 25.  Samedi,nuageux, très bien
November, 2006 25.  Samstag,bewölkt, fein

"Asa Hiku" poem meeting at  Inage gallery.
Reunión del poema del “Asa Hiku” en la galería de Inage.
Do “reunião do poema Asa Hiku” na galeria de Inage.
“Riunione del poem dell'asa Hiku„ alla galleria di Inage.
Réunion de poésie de « asa Hiku » à la galerie d'Inage.
„ASA Hiku“ Gedichtsitzung an der Inage Galerie.

たとへば君ガサッと落葉をすくふやうに私をさらって行ってはくれぬか  河野裕子

介護せしズボンのほつれ冬銀河
Fraying of the trousers looked after.
The winter Milky Way

卒寿越え母の衰へ冬桜

冬桜卒寿を越えし母の文
Winter cherry blossoms.
The letter of the mother who got over 90

絵手紙は一語一絵や冬桜
たまきはる命いとしや冬桜
読初めは大伴家持春の歌
読初は一茶の句集茜雲
初読みは万葉集の一の一
初読みはいやけしきかな万葉集
読初めは新約聖書ヨハネ伝
読初めは奥の細道茜雲
読初めは旧聖書創世記
The  Bible Genesis to read in New Year's Day first

思ひつつ寝(ぬ)ればや人の見えつらむ夢としりせばさめざらましを  小野小町
Is it becususe I fell asleep
Yearnind for him
That he paid me a visit?
Had I known it was a dream,
I woildn't have waken up.
Ono no Komachi

箱舟に身を乗せて押す蓮根掘り  根岸善雄

折りにつき介護の話銀杏散る

起き、伏す時に骨の鳴る寒さ
起き伏しに骨の鳴りける寒さかな
The coldness that a bone rings to get up and to lie down
The cold that a bone sounds when I get up and lie down
El frío que un hueso parece cuando me levanto y me acuesto スペイン語
O resfriado que um osso soa quando eu me levanto e me deito ポルトガル語
Il raffreddore che un osso suona quando io mi sveglio e giaccio in giù イタリア語
Le rhume qu'un os sonne lorsque je me lève et me couche フランス語
Die Kälte, die ein Knochen ausspricht, wenn ich aufstehe und mich hinlege ドイツ語
La malvarmeco ke  osto ringoj   leviĝ kaj   kuŝiĝ  エスペラント

秋寒や野菜スープをたつぷりと

冬桜ただ思うこと母のこと
Winter cherry blossoms.
What it only thinks of should be mother.

時雨るるや町に怪しき薬売り

♪(*^。^*)♪ 2006年11月24 日 金曜日 雨 曇 ♪(*^。^*)♪
ボランテイア講習会。千葉市センシテイビル。
voluteer workshop. Chiba city sencity building 11F.
Taller de Voluteer. Edificio 11F del sencity de la ciudad de Chiba.
Oficina de Voluteer. Edifício 11F do sencity da cidade de Chiba.
Gruppo di lavoro di Voluteer. Costruzione 11F di sencity della città de Chiba.
Atelier de Voluteer. Bâtiment 11F de sencity de ville de Chiba.

秋冷の街路から入る喫茶店
A coffee shop to go from the cold street of autumn
裸木をつつく一羽の響きけり 秋山夢
A sound to pick at a nude tree of a woodpecker sounds
El sonido que un pito escoge a un árbol muerto en sonidos del invierno  スペイン語
O som que um pica-pau escolhe a uma árvore morta em sons de inverno  ポルトガル語
Il suono che un picchio sceglie ad un albero morto in suoni di inverno イタリア語
Le son qu'un pivert gratte un arbre mort dans les sons hivernaux フランス語
Voluteer Werkstatt. Chiba Stadt sencity Gebäude 11F.

ポケットに紅葉一枚夢ひとつ
In the pocket, one sheet of autumn colors, one dream
Es un pedazo de hojas coloreadas y un sueño en un bolsillo スペイン語
É um pedaço de folhas coloridas e um sonhe em um bolso  ポルトガル語
È un pezzo di foglie colorate ed un sogno in una tasca  イタリア語
C'est un morceau de feuilles colorées et un rêve dans une poche 仏蘭西語
Es ist ein Stück von farbigen Blättern und einem Traum in einer Tasche ドイツ語

銀杏散るまつただ中に法科あり 山口青邨

毟らるる聞く芳しき料理かな  前田普羅

雪富士のかすかに見える藍の夕
Fuji of the snow
It seems to be faint.
An indigo-blue evening

せせらぎに紅葉一枚錦鯉
In the murmur of a stream, one sheet of autumn colors, colored carp

あかあかと紅葉を焚きぬいにしへは三千の威儀おこなはれけむ   前川佐美雄

到来の赤福もちや伊勢の春  子規

しかられて次の間へ出る寒さ哉  支考

山の水吐き出す竹や冬籠り 伊藤径

秋空へ大道芸の跳躍す  神田松鯉
Into the sky of autumn
Street  performer
It jumps.

♪(*^。^*)♪ 2006年11月23 日 木曜日 曇り ♪(*^。^*)♪
2006 November 23rd Thursday cloudiness
2006 23 de noviembre jueves. nubosidad
2006 novembro 23o quinta-feira.
2006 23 novembre giovedì. nuvolos

I visited the Flower museum of Chiba city.
Visité el museo de la flor de la ciudad de Chiba.
Eu visitei o museu da flor da cidade de Chiba.
Ho visitato il museo del fiore della città de Chiba.
J'ai visité le musée de fleur de la ville de Chiba.
Ich besichtigte das Blumemuseum der Chiba Stadt.

オカリナで吹く山の歌遠青嶺
The song of the mountain which it blows with an ocarina throughA far blue peak
La canción de la montaña a través de la cual sopla con un ocarina.  Un pico lejos azul
A canção da montanha de que funde com um ocarina através.  Um pico distante azul
La canzone della montagna cui salta con un ocarina attraverso.  Un picco lontano blu
La chanson de la montagne par laquelle elle souffle avec un ocarina.  Une crête loin bleue
Das Lied des Berges, den er mit einem ocarina durch durchbrennt.  Eine weit blaue Spitze

霧ごめの落葉松林笛響く
It was wrapped in the mist.
A larch tree wood whistle sounds.

母思ふ電話数多や星月夜
There is much telephone which it thinks of mother with.
Starlight night

霧籠めの山の宿とはなりにけり
The lodging of the mountain is the night wrapped in the mist of autumn.

秋深し妻に買ひける赤き餅
It is deep in autumn. red rice cake to buy for the wife

店ごとに聖樹きらめく銀座かな
A town of Ginza where a Christmas tree glitters every shop Ginza where a Christmas tree glitters in every store
Un pueblo de Ginza dónde un árbol de Navidad reluce cada tienda
Uma cidade de Ginza onde uns Natal árvore resplendores toda loja
Una città di Ginza dove un albero di Natale brilla ogni negozio
Une ville de Ginza où un sapin de Noël brille chaque magasin
Eine Stadt von Ginza, wo ein Weihnachtsbaum jedes Geschäft glitzert

進歩   マリアン ムーア
あの沼地はどうにも渡れそうにない
と、あなたがもしそういうのなら
わたしはわたしでどうしたら
渡れるか、やってみるしかない

芋虫にして乳房めく足も見す 山西雅子

老いてなほ凛として生く冬の薔薇

英 スペイン ポルトガル イタリア フランス ドイツ中簡 中繁 エスペラント 

♪(*^。^*)♪ 2006年11月22 日 水曜日 晴 ♪(*^。^*)♪
2006 22 de noviembre miércoles. Claro

I swim in The Central sport club. At Isobe public citizen's hall Tale of Genji lecture.
Nado en el club central del deporte. En el cuento del pasillo del ciudadano público de Isobe de la conferencia de Genji.スペイン 
Eu nado no clube central do esporte. No Tale do salão do cidadão público de Isobe do lecture de Genji. ポルトガル
Nuoto nel randello centrale di sport. Al racconto del corridoio del cittadino pubblico di Isobe della conferenza di Genji. イタリア
Je nage dans le club central de sport. Au conte du hall du citoyen public d'Isobe de la conférence de Genji. フランス
Ich schwimme in der zentralen Sportverein. Isobe an der Geschichte Halle des allgemeinen Bürgers des Genji Vortrags.ドイツ
我在中央体育俱乐部游泳。 在Isobe Genji演讲的公开公民的大厅传说。 中簡 
我在中央體育俱樂部游泳。 在Isobe Genji演講的公開公民的大廳傳說。中繁

冬の薔薇佳人薄命なる哀れ
A beautiful woman bad fortune winter rose
Una mujer bonita la fortuna mala la rosa invernal  スペイン語
Mulher bonita fortuna ruim. É uma rosa em inverno ポルトガル語
Bella donna la cattiva fortuna, una rosa di inverno イタリア語
Belle femme mauvaise richesse, une rose hivernale 仏蘭西語
Schöne Frau schlechtes Vermögen, ein Winter stieg ドイツ語

落葉松の林歩めば草紅葉
If it walks a forest of a Japanese larch, it is leaves of grass putting on autumnal tints
Wenn es einen Wald von einer japanischen Lärche abgeht, ist es Blätter des Grases, die herbstliche Farbtöne anziehen(ドイツ語)
Si pasea un bosque de un pino alerce japonés, es hojas de césped que se pone los tintes otoñales(スペイン語)
Se cammina una foresta di un lardo giapponese, è foglie di erba che porsi tinte autunnali(イタリア語)
S'il marche une forêt d'un mélèze japonais, c'est feuilles d'herbe qui met sur les teintes automnales(仏蘭西語)
Se caminhar uma floresta de um larch japonês, é folhas de grama que veste matizes outonais(ポルトガル語)

ルノアールことさら好きで文化の日

ルノアールの乙女が好きで文化の日
I like a girl of Lenoir, and it is Culture Day
Me gusta una muchacha joven de Lenoir.Día de la cultura(スペイン語)
Un de du joven du muchacha de l'una Lenoir le gusta es y D un la du de Cultura(フランス語)
Ein junges Mädchen von Lenoir mag es, und es ist Kulturtag(ドイツ語)

白筆の滑り宜しき八一の忌

コスモスの辺にこそ座る遍路かな
The pilgrimage who chooses the side of the cosmos and who sits down.

雪かきが今始まったばかりです。
雪かきの今始まりしばかりなり
Snow removal has just started now.
El levantamiento de nieve simplemente ha empezado ahora.(スペイン語)
Remoção de neve há pouco começou agora.(ポルトガル語)
Rimozione di neve ha cominciato appena ora.(イタリア語)
L'enlèvement de la neige a commencé juste maintenant. (仏蘭西語)
Schneeentfernung hat jetzt erst begonnen.(ドイツ語)

一握の新米給ふ朝の晴

一握の新米光る朝の晴

♪(*^。^*)♪ 2006.11.21 火曜日♪(*^。^*)♪ 晴
2006 November 21st Tuesday. Clearing up
2006 21 de noviembre martes. Aclaración
2006 novembro 21o terça-feira. Cancelamento acima

The lesson of the ocarina was the happiness town public citizen's hall. Sport club day off.
La lección del ocarina era el pasillo de la felicidad del ciudadano público de la ciudad. Día del club del deporte apagado.
A lição do ocarina era o salão do cidadão público da cidade da felicidade. Dia do clube do esporte fora.
La lezione del ocarina era il corridoio di felicità del cittadino pubblico della città. Giorno del randello di sport fuori.
La leciono de la ocarina estis la feliĉo urbo publika civitana halo. Sporto klubo tago de.

老眼鏡持たぬ強がり冬桜
The bluff that does not have convex glasses. cherry blossoms
La fanfarronada que no tiene las gafas convexas.Es un señuelo en invierno
O blefe que não tem óculos convexos.É um chamariz em inverno
La scogliera alta e ripida che non ha occhiali convessi.È un richiamo in inverno
Le bluff qui n'a pas de lunettes convexes.C'est un leurre en hiver
Die Täuschung, die keine konvexen Gläser hat.Es ist in Winter ein Köder
La leçon de l'ocarina était le hall du citoyen public de ville de bonheur. Jour de club de sport au loin.
Die Lektion des ocarina war die Halle des Glückstadtallgemeinen Bürgers. Sportvereintag weg.

蜜柑剥き話す介護の話など
While we peeling the tangerine, the story of nursing which is discussed
Mientras que nosotros que pelan la mandarina, la historia del oficio de enfermera se discute que

遠伊吹刈田の畦に残る青
Far Mt Ibuki
Blue grass in the footpath of rice fields,
finished cropping it

菊日和終わり良ければすべて良し
Chrysanthemum weather
It is completely good if it is easy to finish.

兄弟会若干もめて紅葉雨
A brother meeting has trouble a little, autumn colors rain

もめごとの有るべき会議紅葉雨
The conference that a trouble is expected
Autumn colors rain

君在れば共に賞でたし姫椿
If you are here, I want to see it together.
Princess camellia.

♪(*^。^*)♪ 2006.11.20 月曜日♪(*^。^*)♪

御火たきや霜美しき京の町 蕪村

短き日障子の内の暮れかかる 松瀬青々

山茶花の辺にこそあらめ君の声
At the side of the sasanqua
I want to listen to your voice.
橡の実となりて我が辺に静まりぬ  加藤楸邨

夢より覚めて合歓の闇あるばかり 黛まどか

フォークダンス恥ずかし嬉し運動会
A folk dance is glad that it is a little shameful. Athletic meet

万国旗空いっぱいの運動会
The athletic meet of the flags of all nations sky fullness

運動会終わり疲れし一年生
A first grader is tired from an athletic meet end

日和誉め運動会の祝辞かな
The congratulatory address of the athletic meet which praises the weather

夜もなほ椿の広葉光りけり
Still the wide leaf of the camellia shines at night as well, too.

坪庭にただ一輪の椿かな
Is it only the camellia of one circle in the inside garden.

銀杏樹の黄金の宵となりにけり
The gold of the ginkgo tree
The early evening came.

ハーモニー揃うに時間秋桜
The harmony of music
It takes time.
A cosmos blooms.
La armonía necesita tiempo si recojo.Un cosmos スペイン語 

♪(*^。^*)♪ 2006.11.19 日曜日♪(*^。^*)♪

十三夜あかりの繭のしろさかな   米山光郎

彼岸(かのきし)に何をもとむるよひ闇の最上川のうへのひとつ蛍は  斎藤茂吉

落葉松の上の信濃の夕焼の雲を君来てただ一目見よ  与謝野晶子

空蝉の唐織衣何かせん綾も錦も君ありてこそ  和宮

ガッツ石松がかつてボクサーたりし頃われも生き生き生きおりたし  浜田康敬

起きよ今朝上野の四ツぞ花の雨   酒井抱一

初秋や心に高し空の鳶   酒井抱一

願はくば君と歩まん薔薇の苑
The rose garden.that it wants to walk it with you to pray
La rosa garden.that que quiere pasearlo con usted orar
La rosa garden.that che vuole camminarlo con Lei per pregare
La roseraie.  qu'il veut le marcher avec vous pour prier
Der rosa Garten.  daß es es mit Ihnen spazierenführen will zu beten,

蕎麦を挽く水車も休む昼餉時
The water mill which grinds buckwheat  is at the time of the lunch which takes a rest, too.
El molino de agua que muele el alforfón está en el momento del almuerzo que toma un resto, también. 
O moinho de água que moe trigo-mouro está na hora do almoço que leva um resto, também. 
Il mulino di acqua che macina grano saraceno è alla durata del pranzo che prende un resto, anche. 
Le moulin de l'eau qui broie sarrasin est au temps du déjeuner qui prend un reste, aussi. 
Die Wassermühle, die Buchweizen mahlt, ist zur Zeit vom Mittagessen, das eine Ruhe nimmt, auch. 

道草をいっぱいしよう秋桜
The cosmos way,lets enjoy do much loitering
La manera del cosmos.  permite disfrute haga mucho rezagándose
O modo de cosmo.  deixa desfrute faça muito vadiando. 
Il modo di cosmo.  impedimenti godono molto faccia vagabondaggio. 
Le chemin de cosmos.  laisse aimez faites beaucoup flâner. 
Der Kosmosweg.  Mietfristen genießen, machen Sie viel herumlungernd. 

♪(*^。^*)♪ 2006.11.18 土曜日♪(*^。^*)♪

いっそ
大きく凹もう
いつか
多くを満たす
器になるのだ
伊東柚月

秋惜しむオカリナ合宿果てし宵
In the early evening for camping for training of the ocarina to be finished. Dear autumn ends.

落葉松の梢掃きゆく鰯雲
The fleecy clouds that the treetop of the larch tree flows.

ガッツ石松がかつてボクサーたりし頃われも生き生き生きおりたし  浜田康敬

蕎麦を挽く水車も休む昼餉時
The water mill which grinds buckwheat  is at the time of the lunch which takes a rest, too.

道草をいっぱいしやう秋桜
The cosmos way,lets enjoy do much loitering

道草をいっぱいしやう星月夜
The starlight night,lets enjoy  do much loitering

思ふ人かくもあるかに冬の薔薇
It is a rose of winter so that there is a lover 英語
Es una rosa de invierno para que hay un amante  スペイン語

♪(*^。^*)♪ 2006.11.17 金曜日♪(*^。^*)♪
沢蟹の榧の実運び尽くしけり 水原秋桜子

秋時雨古書の匂ひの神保町 沢ふみ江

秋の暮通天閣に跨がれて  内田美紗

通ふ道選べば銀杏落つる音

落葉松の林を行けば草紅葉
If it goes a forest of a Japanese larch, it is leaves of grass putting on autumnal tints

一葉忌異人花嫁三味を弾く

Iciyou anniversary of death foreigner bride shamisen is played.

冬うらら円空仏の目笑み
さりながら水車の回る蕎麦屋かな
さりながら昔ながらの手打ち蕎麦
紅葉散る小川に回る水車かな
虫さへもいとしく思ふ秋の朝
冬薔薇の開き初めたる静寂(しじま)かな 
せせらぎを遠くに来聞こへ山粧ふ

さりながら紅葉振り込む水車かな
Is it a water mill which turns red leaves.

茹であがる少し固めの走り蕎麦

懐かしき紅葉振り込む水車かな
Is it the water mill which pays familiar autumn colors?

駅頭に蕎麦の花咲く日和かな
Is it the beautiful weather that the flower of buckwheat  blooms in front of the station ?

♪(*^。^*)♪ 2006.11.16 木曜日♪(*^。^*)♪
冬山の青岸渡寺の庭にいでて風にかたむく那智の滝みゆ  佐藤佐太郎

秋の暮大魚の骨を海が引く  西東三鬼

英雄は童のごとく秋澄みぬ  松鯉

海までは枯野ばかりや鳥のみち  丸谷才一

福豆を干せば降り込む紅葉かな
豆茣蓙に降込む紅葉とりどりに
冬薔薇の開き初めたる朝の冷え

冬麗や円空仏の眉に笑み
It is fine in winter.
The Enku wood engraving Buddha
It smiles at the eyebrows.

虎落笛終夜彷徨ふ無職びと

♪(*^。^*)♪ 2006.11.15 水曜日♪(*^。^*)♪

去りし人思ふばかりの柿日和
The persimmon weather which the person who left only thinks of.

山茶花の散るをいとしむばかりなり
Sasanqua  scatters.It is sad.

山また山川また川紅葉散る
Mountain and mountain
River and river
Autumn colors fall.

卒寿にし口は達者や紅葉散る
At ninety years old
A mouth is in good health.
Autumn colors fall.

今もなお仕事の夢や冬桜
Now, too, still, the dream of the work, winter cherry blossoms.
Todavía es un sueño de trabajo. Un cerezo de invierno スペイン語
Ainda é um sonho de trabalho. Uma árvore de cereja de inverno ポルトガル語

♪(*^。^*)♪ 2006.11.14 火曜日♪(*^。^*)♪

真つ白な鯉の一生神渡し 福谷俊子

雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 一茶

盃を止めよ紅葉の散ることよ  高野素十

逝きし人思ふばかりの柿日和
I only think of the person who passed away.
Persimmon weather.

秋の蝶巣箱のようなポストかな
A mailbox like the bird house which the butterfly of autumn comes through.

紅葉降る巣箱のようなポストかな
Is it a mailbox like the bird house which autumn colors fall in.
El poste dónde las hojas coloreadas parecen ser el birdhouses cayente(スペイン語)
O poste onde folhas coloridas parecem ser birdhouses cadente(ポルトガル語)
Il posto dove foglie colorate sembrano stiano cadendo birdhouses(イタリア語)

紅葉降る唯それだけの出湯かな
It is only the extension hot water of only that autumn colors leaves falling.

見えるもの唯星だけの出湯かな
Is what can be seen only the extension hot water of only the star?

♪(*^。^*)♪ 2006.11.13 月曜日♪(*^。^*)♪

語り部とならむと決めし開戦日

I make up my mind with the voice-over part with  myself, outbreak of the second world war day.

宵闇の藍なる出湯紅葉浮く
Red autumn leaves float in the extension hot spring, indigo of the evening air.

せせらぎの紅葉明かりの出湯かな
Is it the extension hot water of the autumn colors light of the murmur of a stream?

白樺の支へる天の高さかな
The white birch trees is sustainig  height of the sky.

酒肆の名は風林火山紅葉宿

The name of bar is "wind wood fire mountain" autumn colors lodging.
"wind wood fire mountain"is the banner of Takeda Shingen.

貰はれる子犬花梨に戯れぬ
星降るや宿の子犬の遊び好き
草紅葉瑞牆山に御製の碑

In grass autumn colors Mt Mizugaki, the monument of the Emperor's poetry.

出湯より望む星々きらめきぬ
出湯よりきらめく星を望みけり
清里や静寂に数多星降れり
信玄の頭の如き夏の雲
小春日の山の宿には鐘の音 

バスの窓真正面に雪の富士

In  front of the window of the bus, Fuji of the snow.

石蕗の花己は己君は君

♪(*^。^*)♪ 2006.11.12 日曜日♪(*^。^*)♪

たちまちに君の姿を霧閉ざし或る楽章をわれは思ひき  近藤芳美

コスモスや己は己君は君
A Cosmos flower,I am I, you is you.

秋桜己は己君は君
秋の空己は己君は君
明かり消し音消し過ごす開戦日
合宿の夕餉宜しき茸汁
学寮の夕餉採りたて茸汁
学寮の夕餉ぬめりの茸汁
茸汁このぬめりこそ佳かりけり
落葉松の霧のなかより笛響く
落葉松の霧晴れてより笛響く
朝霧の晴れて全き紅葉山
願はくば君と歩まん薔薇の苑

朝食の合図はチャイムスキー宿    A signal of breakfast is a chime ski inn 

20061112
0900 松下記念病院 母親見舞い 0915 守口市民会館 家族会議  1330 下司昭家 1515 新大阪駅 ひかり418  1813 東京駅 1915 稲毛海岸駅

♪(*^。^*)♪ 2006.11.11 土曜日♪(*^。^*)♪

忘己利他 最澄 伝教大師

牛飼が歌よむ時に世の中のあたらしき歌おほいに起る  伊藤左千夫

秋晴や丈の短き運動着
紅葉晴丈の短き運動着
バスを待つ時間たつぷり木の実晴
バスを待つ時間たつぷり紅葉晴
三味弾きし異人花嫁一葉忌
紅葉山へと俳句の旅も懐かしき
初紅葉鐘の曲にて正午報
瞑目しひたすら祈る開戦日
星降れば花となるや八ケ岳
朝霧の晴れ現れし紅葉山

20061111 0923 稲毛海岸駅 1036 ひかり369号 東京駅 1336 新大阪 1350 大阪駅 1425 星田  1500 八木邸

♪(*^。^*)♪ 2006.11.10 金曜日♪(*^。^*)♪

青春とよぶ過去ありき色あせし軍事郵便いまに秘めもつ  富沢幸子

ねむりても旅の花火の胸にひらく  大野林火

手花火のこころの中に散るごとし  川口重美

秋の空尾上の杉をはなれけり  榎本其角

草紅葉銅像またも若がへり
大年や銅像の頭に鳩遊ぶ
朝食の合図はチャイムスキー宿
朝食の合図は鈴やスキー宿
昼食はカレーに決まりスキー客
部屋の名は甲斐の山々大青嶺
部屋の名は甲斐の山々初紅葉
部屋の名は甲斐の山々山粧ふ
菊日和賜りにけるひとり旅
正午報エーデルワイス紅葉宿

ポケットに木の実ひとつと夢ひとつ
It is one nut and one dream in a pocket 

♪(*^。^*)♪ 2006.11.09 木曜日♪(*^。^*)♪

下向きに咲けるユッカの花序の筒一つ一つが白きかげをもつ 小野 昌繁

この駅のユッカを賞でていふことばしずかなれども心より出づ    服部 直人

秋深むひと日ひと日を飯炊いて  岡本眸

てのひらにうけて全き熟柿かな   木下夕爾

俳諧は素朴が宜し花石蕗の花
人生は風林火山鶏頭燃ゆ
甲州は風林火山柿の秋
新米の輝く戦後有り難し
新米の有り難きこと子に伝ふ
毎日のご飯大好き秋桜
バスを待つ時間の余裕木の実晴
バスを待つ時間の余裕紅葉晴
柿の秋赤で揃へし旅衣
異国人三味線弾きて一葉忌

♪(*^。^*)♪ 2006.11.08 水曜日♪(*^。^*)♪

藤波のうち過ぎがたく見えつるはまつるはまつこそ宿のしるしなりけり  紫式部 源氏物語 末摘花

初舞台金木犀の香る道 鳳蘭

秋風や蕪村と踏みし松ぼくり   丸山哲郎

とんぼうの大曲がりして田原坂  神田松鯉

まみへしは町の十字路萩の風
軒先に蜜柑の実る知人宅 
稔りけるの蜜柑目標し佳人待つ
木の実降る小径を君と歩まばや

紅葉道迎ふ女将の小町ぶり 
It seems to be Komachi of Ono of a proprietress of the hotel which makes me a way of colored leaves.

寒林の梢を揺する風の過ぎ
たまきはる古稀の一日冬うらら
父の日の孤独宜きし鳶の笛
父の日の孤独も宜し鳶の笛
俳諧は素朴が宜し花八ツ手

♪(*^。^*)♪ 2006.11.07 火曜日♪(*^。^*)♪

朝日さす軒の垂氷はとけながらなどかつららの結ばほるらむ  紫式部 源氏物語 末摘花

月の夜や石に出て啼くきりぎりす 加賀の千代女

とんぼうの大曲がりして田原坂  神田松鯉

塔二つ鶏頭枯れて立つ如し 沢木欣一

ポケットに木の実ひとつに夢ひとつ
菊うらら源氏の講義ゆるやかに
冬うらら源氏の講義のどやかに
花ユツカ雲なき空に夢託す
青丹よし奈良はみやこの柿日和
青丹よし奈良はみやこの菊日和
青丹よし奈良はみやこは草紅葉
青丹よし奈良はみやこは星月夜
門に立つ鶏頭ふたつ合寄りぬ
木の実降る林の空の明るさよ

♪(*^。^*)♪ 2006.11.06 月曜日♪(*^。^*)♪

飲食(おんじき)に猫が戻りぬ楸(ひさぎ)の実 手塚美佐

秋深むひと日ひと日を飯炊いて  岡本眸

まみへしは町の十字路紅葉風
朝刊の紅葉便りを楽しめり
齢より若しと褒めて茸狩
思ひ出の人とふと逢ふ野分かな
思ひ出の人とふと逢ふ明治節
幼な子が寄りそふごとく木瓜咲きぬ
葉陰にぞ深紅の木の実光りけり
光りける木の実の影に友の顔
深紅なる木の実の影に友の顔
傍らに友のありける木の実かな
 

♪(*^。^*)♪ 2006.11.05 日曜日♪(*^。^*)♪

年を経てまつしるしなきわが宿を花のたよりに過ぎぬばかりか  紫式部 源氏物語 末摘花

青丹よし奈良はみやこの柿日和
青丹よし奈良はみやこの菊日和
青丹よし奈良はみやこは草紅葉
青丹よし奈良はみやこは星月夜
門に立つ鶏頭二つ高かりし
秋風や膝のほつれも洒落らしき
初霜や皇后陛下七十四
霜柱皇后陛下七十四
草紅葉皇后陛下七十四
初紅葉皇后陛下七十四

♪(*^。^*)♪ 2006.11.04 土曜日♪(*^。^*)♪

思ひ出すとは忘るるか思ひ出さずや忘れねば 閑吟集

ジーンズの膝寂しけれ秋の風
新松子皇后陛下七十四
おそれながら皇后陛下木の葉髪
みちのくは秀衡の国柿実る
みちのくは秀衡の国菊香る
西瓜売る南瓜のやうな八百屋かな
大根売る南瓜のやうな八百屋かな
婦人帽雲に飛ばせし野分かな
試歩にして草の紅葉に第一歩
第一歩草の紅葉に記しけり

♪(*^。^*)♪ 2006.11.03 金曜日♪(*^。^*)♪

わが背子と二人見ませば幾許かこの降る雪の嬉しからまし 光明皇后

みちのくは秀衡の国柿日和
みちのくは秀衡の国菊日和
みちのくは秀衡の国稲香る
絵手紙にみ出しにける南瓜かな
生終へし蝉は枯葉と紛れけり
胡瓜売る南瓜のやうな八百屋かな
吟行の奥の細道柿実る
吟行の奥の細道稲香る
吟行の奥の細道菊香る
吟行の奥の細道曼珠沙華

http://gold.tanaka.co.jp
田中貴金属工業株式会社

♪(*^。^*)♪ 2006.11.02 木曜日♪(*^。^*)♪

涙落つわが友の日記にある大阪なまり忘れざるため  与謝野晶子

頂上のケルンに一つ石置きて逝きにし人を悼みたりけり  麦秋 

萬緑の中や吾子の歯生え初める  中村草田男

廃線の駅構内に泡立草
冬瓜を胴斬りにしておみをつけ
冬瓜を胴斬りにする気合かな
蝉時雨美術館への列にあり
蝉時雨に包まれている美術館
光堂早稲の香に包まれて
菊を見しあとの一服まろやかに
栗飯をおむすびにして俳句旅
栗飯をおむすびにして山遊び
思ひ出はかの清流の赤蜻蛉

2006/11/02
八ケ岳グランドホテル 0700朝食 1100 チェックアウト 1220 バス 1342小渕沢駅 あずさ20号 1600新宿駅 1650 東京駅  1730 稲毛海岸駅

♪(*^。^*)♪ 2006.11.01 水曜日♪(*^。^*)♪

心経に空は存在なるごとし知らぬことこそ智恵の初めか 麦秋

露の玉こはれて水に戻りたる 塩川雄三

逢ふ人の懐かしきかな冬木立
逢ふ人の皆懐かしき冬木立
冬木立抜けたる空に富士3ひとつ
冬木立歩むは君を思ふため
傷心を癒さんとして冬木行
逝くまでの一刻大事鰯雲
逝くまでの一秒大事鰯雲
冬うらら一服の茶のまろやかに
冬麗や一服の茶のまろやかに
鱒の寿司一桶買ふも初紅葉

2006/11/01
八ケ岳グランドホテル 0700 朝食 0900オプションミステリー観光バス 0915 八ケ岳高原大橋  930吐龍の滝 1000 東沢大橋(赤い橋) 1015 清泉寮 牧場 1145みずがき蕎麦 1200瑞牆山 1400 増富 みずがき湖 白い橋 女性銅像 1500 八ケ岳チーズ工房 1600 八ケ岳グランドホテル
1800 夕食

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月31日 (火曜日)

2006.10.1-2006.10.31 俳句日記

♪(*^。^*)♪ 2006.10.31 火曜日♪(*^。^*)♪

この君の十一の日の日記を見ぬわれの命よながくあらしめ  与謝野晶子

栗を焼く伊太利人や道の傍  夏目漱石

たまきはる小春日和をいとしめり
憂きことをすべて忘れし小春かな
古稀にして玉のやうなる小春かな
幾山河越え賜りし小春かな
憂きことを忘れ小春を遊ばむや
心よく小春の古稀を遊びせむ
心よく小春の古稀を遊ばむや
心して小春の古稀を遊ばむや
ひたすらに小春の古稀を遊ばむや
賜りし小春の古稀を遊ばむや

2006/10/31  0945稲毛河岸駅 1105新宿駅 1200あずさ17号 1358 小渕沢駅 1430八ケ岳グランドホテル 1500周辺 林間散策 1800 夕食

♪(*^。^*)♪ 2006.10.30 月曜日♪(*^。^*)♪

もみがらの山はよりほのほ出てきたる  辻桃子

西郷像肩より放つ秋茜 神田松鯉

かぐはしき闇いまわれに春ふかむ  木村風師

ぶらここの揺れあればこそ星月夜
オカリナを聴きて汗ばむ秋日和
栗の飯一折りもちて遠遊び
鱒の寿司一桶買ふも鰯雲
落ち鮎の夕べに堰を翔びにけり
秋澄むや卒寿を過ぎし母の文
絵手紙に幸の一字の小春かな
一日を遊びほうけし小春かな
次の世に持ちて行きたき小春かな
次の世に持ちて行きたき小六月

♪(*^。^*)♪ 2006.10.29 日曜日♪(*^。^*)♪

竹とんぼ飛ぶ飛べ飛べよ若夏の瑠璃色のあの空の向うへ  影山一男

吾木香さし出て花のつもり哉 一茶

天高し総の国には山は無し
老いて尚幼くなりぬ赤蜻蛉
オカリナは心の癒し赤蜻蛉
はふり今日僧ふてぶてし石蕗の花
悲しまぬ僧の来たりし石蕗の花
電線に集ふ燕のもう帰る
澄む水に畝耕せし鍬洗ひ
旅に来て一夜せせらぎ萩の風
空腹も亦心地良し秋の風
鱒の寿司一桶買ふは朝の露

オカリナ合宿 0715 食事 0900 練習 1130 発表 1215 食事 1330 霧ヶ峰学園出発 1630 山梨 談合坂SA 1840 稲毛海岸駅前

過ぎし生を恋ひ来たりたる寒き午後左千夫の墓に九人向ふ  土屋文明

九月尽遥かに能登の岬かな 暁台

空腹も亦心地良し萩の風
青い鳥近くにいるや小春の日
青蜜柑剥きて一息午後三時
青蜜柑剥きて一服午後三時
神の名のいくさ危うし鰯雲
青い鳥いる気配して秋うらら
大賢は大愚に似たり鰯雲
天国も地獄も知らず赤まんま
来し方はかくも坂道毛糸帽
鰯雲流れる果てに去りし君

オカリナ合宿 0710稲毛海岸 1020 山梨 談合坂SA 1155 諏訪IC 1250霧ヶ峰学園 1330 開会式 オカリナ練習 1830 食事

♪(*^。^*)♪ 2006.10.27 金曜日♪(*^。^*)♪

茅の舎の牛洗ふ水流れゆく蘆原にはなほ蓮の残りたりしを  土屋文明

妻留守の男料理の秋刀魚かな
杖忘れ旅なる妻や秋桜
秋日傘重くもあるや妊り女
駅前のマンション林立鰯雲
秋日傘かしげ歩める妊婦かな
卒寿過ぎ杖つく母や秋桜
割れ石榴こころの痛むこと数多
割れ通草こころの痛むこと数多
柿くへば子規の思ひや大和暮る
初紅葉心に沁みることあまた

♪(*^。^*)♪ 2006.10.26 木曜日♪(*^。^*)♪

朝に見て昼には呼びて夜は触れて確かめをらねば子は消ゆるもの 河野裕子

一家に遊女もねたり萩と月  松尾芭蕉

鰯雲つらき昔は過去のこと
みちのくの峡の深さよ通草熟る
みちのくの山の深さよ通草熟る
芋煮会川のせせらぎ山の晴
芋を煮る川のせせらぎ山の晴
この所些事の日多し木瓜の花
このところ些事に追はれて木瓜の花
職退きて些事の日多し木瓜の花
秋七草母は卒寿に吾は古稀
秋七草母は卒寿を一つ越え

1330英会話、稲浜CC

♪(*^。^*)♪ 2006.10.25 水曜日♪(*^。^*)♪

愛情のまさる者先づ死にゆきしとふ方丈記の飢饉描写はするどし  五島美代子

その思ひまさりて深きもの、必ず先立ちて死ぬ 方丈記

今年藁夜空を白き鳥ゆけり  対中いずみ

新蕎麦の腰の強さに驚きぬ
古希にして母の小言や石蕗の花
古希にして母の小言や鰯雲
古希にして母の小言や秋桜
古希にして母の小言や木瓜の花
古希にして母の小言や寒椿
さりげなく散華したきや鰯雲
古希にして母の小言や空し栗
何時か落ち何時か掃かれし蝉の殻
割れ通草こころに一つ痛みあり

1330 源氏物語、磯辺CC

♪(*^。^*)♪ 2006.10.24 火曜日♪(*^。^*)♪

此の此京に流行るもの、柳黛髪々似而非鬘、しほゆき近江女女冠者、長刀持たぬ尼ぞ無き 梁塵秘抄

介護する身も疲れあり割れ石榴
介護する身も疲れあり鰯雲
妻留守の料理簡単鮭むすび
空蝉の遂には風に飛せれぬ
大八島晴れて目出度き菊まつり
草野球本日休み赤蜻蛉
神の名のいくさ恐ろし割れ石榴
割れ石榴隣の国に騒ぎあり
割れ通草隣の国の騒がしや
割れ石榴こころ騒がす事ひとつ

♪(*^。^*)♪ 2006.10.23 月曜日♪(*^。^*)♪

かたみぞと風なつかしむ子扇の要あやふくなりにけるかな   与謝野晶子

向日葵のひともと彼方向きをりぬ
浜の風秋の気配となりにけり
銀芒房総線は海に沿ひ
秋桜房総線は海に沿ひ
コスモスや房総線は海に沿ひ
曼珠沙華房総線は海に沿ひ
野紺菊房総線は海に沿ひ
月見草遥かな富士はけふ見えず
白水仙房総線は海に沿ふ
菊なますをみな二人の暮らしにて

♪(*^。^*)♪ 2006.10.22 日曜日♪(*^。^*)♪

いとせめてもゆるがままに燃えしめよかくぞ覚ゆる暮れて行く春  与謝野晶子

昨日をば千とせの前の世と思ひ御手なほ肩にありとも思ふ     与謝野晶子

吊革に眠ってしまふ秋の暮  広渡詩乃

天高し遥かな沖に遠嶺富士
銀芒のみ輝いている夜の闇
露けしや母は補聴器好きならず
陶氏には作務衣が似合ふ鯊日和
陶氏には作務衣が似合ふ菊日和
陶氏には作務衣が似合ふ秋の風
陶氏には作務衣が似合ふ秋桜
菊氏には作務衣が似合ふ菊日和
おとぼけもまこと結構木瓜の花
林檎剥くは巧みやまだ老いず

♪(*^。^*)♪ 2006.10.21 土曜日♪(*^。^*)♪

四条橋おしろい厚き舞姫の額(ぬか)ささやかに打つあられかな   与謝野晶子

それぞれに生きて秋日の岩塔婆  神田松鯉

為せばなる為さねば成らぬなにごとも成らぬは人の為さぬなりける  上杉鷹山

伊夜日子の水の玲瓏ところてん 本宮哲郎

秋桜や何時か来たかと思ふ径
曼珠沙華や何時か来たかと思ふ径
青すすきや何時か来たかと思ふ径
露けしや何時か来たかと思ふ径
俳諧は文語宜しき菊の秋
卒寿過ぎまだかくしゃくや曼珠沙華
卒寿過ぎまだかくしゃくや青すすき
卒寿過ぎまだかくしゃくや秋桜
秋さやか風の音にも心にも
さやかなる風に誘はれ独り旅

♪(*^。^*)♪ 2006.10.20 金曜日♪(*^。^*)♪

ゆあみして泉を出でし我が肌に触るるは苦るし人の世の衣    与謝野晶子

春三月柱(じ)おかぬ琴に音立てぬ触れしそぞろの我が乱れ髪  与謝野晶子

旅宿に一夜せせらぎ萩の風
来し方はかくも坂道野紺菊
卒寿過ぎまだかくしゃくや茸汁
卒寿過ぎまだかくしゃくや鰯雲
いづれ行く次の世に咲く曼珠沙華
いづれ行く次の世に咲く秋桜
秋暖炉埃払ひてやや安堵
この道は夢に来たみち百日紅
この道は夢に来たみち秋桜
この道は夢に来たみち冬銀河
この道は夢に来たみち星月夜
この道は夢に来たみち都鳥

WPC お台場

♪(*^。^*)♪ 2006.10.19 木曜日♪(*^。^*)♪

ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清滝夜のあけやすき    与謝野晶子

何となく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな    与謝野晶子

この道は夢に来たみち百合鴎
この道は夢に来たみち水澄める
百合かもめ何時か来たかと思ふ径
星月夜何時か来たかと思ふ径
虎落笛何時か来たかと思ふ径
野紺菊何時か来たかと思ふ径
菊膾これも夕餉の珍味かな
来し方は坂道数多菊なます
卒寿また祝はるべしや菊なます
来し方はかくも坂道原爆忌

1330英会話、稲浜CC

♪(*^。^*)♪ 2006.10.18 水曜日♪(*^。^*)♪

電車の扉あきて夜風の流れ入るあいましを秋の虫鳴きゐたり  初井しづ枝

今更と思へど欲しき菊枕  古賀まり子

それぞれに生きて秋日の岩塔婆  神田松鯉

来し方はかくも坂道紅葉狩
来し方はかくも坂道久女の忌
来し方はかくも坂道漱石忌
来し方はかくも坂道八一の忌
来し方はかくも坂道草城忌
天高し収穫祭には人溢れ
来し方はかくも坂道曼珠沙華
来し方はかくも坂道秋桜
来し方はかくも坂道石蕗の花
来し方はかくも坂道鰯雲

1330 近代文学、幸町CC

♪(*^。^*)♪ 2006.10.17 火曜日♪(*^。^*)♪

やは肌のあつき血潮に触れも見でさびしからずや道を説く君  与謝野晶子

たまくらに鬢の一すじ切れし音を小琴とききし春の夜の夢    与謝野晶子

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規

来し方はかくも坂道秋うらら
来し方はかくも坂道一葉忌
来し方はかくも坂道木歩の忌
来し方はかくも坂道一茶の忌
来し方はかくも坂道子規忌なる
生きることかくも難し秋の風
秋疾風はふりの昼の心寒む
大太鼓小太鼓打ちて収穫祭
金木犀香れる道をポスト迄
来し方はかくも坂道翁の忌

0900 オカリナレッスン

♪(*^。^*)♪ 2006.10.16 月曜日♪(*^。^*)♪

その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春の美しきかな  与謝野晶子

清水へ祗園をよぎる花月夜こよひ逢ふ人みな美しき  与謝野晶子

閑さや岩にしみ入る蝉の声  芭蕉

来し方はかくも坂道頼朝忌
来し方はかくも坂道波郷の忌
来し方はかくも坂道近松忌
来し方はかくも坂道金木犀
来し方はかくも坂道帰り花
来し方はかくも坂道寒牡丹
来し方はかくも坂道針供養
来し方はかくも坂道木の葉髪
来し方はかくも坂道冬紅葉
フラダンス一団来たる収穫祭

♪(*^。^*)♪ 2006.10.15 日曜日♪(*^。^*)♪

電車の扉あきて夜風の流れ入るあいましを秋の虫鳴きゐたり  初井しづ枝

名月や油取らるるひきがへる 樗良

来し方はかくも坂道白マスク
来し方はかくも坂道虎落笛
来し方はかくも坂道寒昴
来し方はかくも坂道冬銀河
来し方はかくも坂道月凍る
来し方はかくも坂道寒の入り
来し方はかくも坂道大晦日
来し方はかくも坂道年つまる
来し方はかくも坂道年惜しむ
来し方はかくも坂道寒無月

♪(*^。^*)♪ 2006.10.14 土曜日♪(*^。^*)♪

経は苦し春のゆふべを奥の院の二十五菩薩歌受けたまえ  与謝野晶子

汀来る牛かひ男歌あれな秋の湖あまりさびしき   与謝野晶子

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規

閑さや岩にしみ入る蝉の声  芭蕉

来し方はかくも坂道師走空
来し方はかくも坂道こぼれ萩
来し方はかくも坂道草の絮
来し方はかくも坂道山葡萄
来し方はかくも坂道竹の春
来し方はかくも坂道小六月
来し方はかくも坂道白秋忌
来し方はかくも坂道牧水忌
来し方はかくも坂道夢二の忌

♪(*^。^*)♪ 2006.10.13 金曜日♪(*^。^*)

オシロイバナ両手に摘んで色水を作って遊ぼう君と日暮れは  前田康子

鹿ケ谷通り抜けたる良夜かな  小林量子

柚子の実に飛行機雲のあたらしき  石田郷子

菊花展聞こゆは潮騒ばかりなり
秋めくや逝きしを想ふばかりなり
白粉花摘むか摘まぬか君しだい
観覧車遥かな上に大花火
金木犀香れる道をポスト迄
木犀の道を選みてポスト迄
禰宜掃ける萩の花くずむらさきに
来し方はかくも坂道草紅葉
来し方はかくも坂道冬桜
木犀の道を選みてポスト迄

1000 セントラルスポーツクラブ 1145 PAT

♪(*^。^*)♪ 2006.10.12 木曜日♪(*^。^*)♪

暖炉消す云ひそびれたるそれでよし  岡本 眸

おさへればすすき放せばきりぎりす  柳多留

河原湯に男いつぴき天高し  渡辺恭子

潮騒を近くに聞きて菊まつり
蜩や介護の辛さお互いに
古稀ち言ふ齢ことほぎ菊日和
木歩忌や墨田の大河鯊日和
来し方を振り向きたれば望の月
郵便にかすかな温み秋うらら
郵便に温みありける小六月
木歩忌の雨こそやさし白粉花
来し方を振り向きたれば曼珠沙華
子を残し逝きたる姪や木犀香

1000 セントラルスポーツクラブ 1300 磯辺公民館 英会話

♪(*^。^*)♪ 2006.10.11 水曜日♪(*^。^*)♪

紐咥へ髪結びなほす冬泉  岡本 眸

むらさきの鶏頭見たり月の道  岡本 眸

若くして逝きたる姪や木犀香
子を残し逝きたる姪や鈴虫夜
若くして逝きたる姪や鈴虫夜
子を残し逝きたる姪や秋風鈴
若くして逝きたる姪や秋風鈴
子を残し逝きたる姪や望の月
若くして逝きたる姪や望の月
子を残し逝きたる姪や望月夜
若くして逝きたる姪や望月夜
風吹けば遠富士見ゆる秋あざみ

♪(*^。^*)♪ 2006.10.10 火曜日♪(*^。^*)♪

明日より昨日は遠し芒穂に  岡本 眸

白玉や子のなき夫をひとり占め  岡本 眸

折りとるは何はともあれ野紺菊
一茶忌や小さきものはいとほしき
信濃にも茶の花咲きて一茶の忌
茶の花の咲いて曇りのけふあした
ひらがなの短歌はやさし八一の忌
ひらがなはやさしきしらべ八一の忌日
版画には雷門や一葉忌
碧眼の箸を巧みにきのこ汁
紅毛の箸を上手にきのこ汁

0900 オカリナ 幸町CC 1530 セントラルスポーツ 

♪(*^。^*)♪ 2006.10.9 月曜日♪(*^。^*)♪

白玉や子のなき夫をひとり占め 岡本 眸

髪洗ひ来し手に乗りて夜の桃  岡本 眸

暗がりに壜積む音の良夜なる  岡本 眸

紅毛の箸を巧みにきのこ汁
新じゃがとこの子にもある笑くぼかな
身に沁むや深夜にありし訃の知らせ
身に沁むや深夜にありし訃の電話
妻呼ぶに時に愛称花かぼちゃ
妻呼ぶに時に愛称茗荷汁
妻呼ぶに時に愛称金木犀
妻呼ぶに時に愛称銀木犀
妻呼ぶに時に愛称きのこ汁
妻呼ぶに時に愛称花オクラ

1000 セントラルスポーツ 

♪(*^。^*)♪ 2006.10.8 日曜日♪(*^。^*)♪

あたらしく冬きたりけり鞭のごと幹響き合ひ竹群はあり   宮柊二

立冬の女生き生き両手に荷   岡本 眸

鮟鱇のこのほほゑみの顔を見よ  今井杏太郎

ポケットに小さな夢やどんぐりこ
ポケットに夢一杯やどんぐりこ
ポケットに林檎ひとつと夢ひとつ
ポケットに林檎ひとつとチョコひとつ
年の市重き荷物に立ちつくす
草紅葉して軽やかな朝歩み
立冬の日差しの早き歩みかな
白鳥の飛来せしとか絵の手紙
魚屋の亦も変はりて秋の暮れ
紅葉踏み雲のごとくに太極拳

1000 セントラルスポーツ 1330 めぐみ幼稚園 1430 卸市場産業祭

♪(*^。^*)♪ 2006.10.7 土曜日♪(*^。^*)♪

地の罅によべの雨滲む秋彼岸  岡本 眸

まつしろのすすきのなかを水走る 松尾隆信        

コスモスや天上天下佳き日和
秋桜天上天下佳き日和
望月や青墨こそは香れけり
西行の空芭蕉の空やや鰯雲
群れ咲ける中の一穂曼珠沙華
鳩の羽の秋風にのり飛びどこへやら
歳晩の重き荷物を持ちて立つ
歳晩の重き荷物を持ち余す
この河豚はどこか違ふぞ闇深し
立冬の足音軽く朝歩み

1030 セントラルスポ-ツクラブ 1130 一番線 1145 PATスーパーマーケット

♪(*^。^*)♪ 2006.10.6 金曜日♪(*^。^*)♪

田鰻は余禄なりしよ溝浚   茨木和生

取り出す秋とりどりや土瓶蒸  松本梓

鞘堂のがらんどうなる秋気かな  神田松鯉

松茸のほんの少しや土瓶蒸し
蓋取れば茸の香り土瓶蒸
久方に松茸を見し土瓶蒸し
古稀と言ふよはひ給はり萩日和
古稀と言ふよはひ給はり菊日和
古稀と言ふよはひ給はり鯊日和
古稀と言ふよはひ給はり冬桜
古稀と言ふよはひ給はり年惜しむ
古稀と言ふよはひに生きて萩日和
古稀と言ふよはひコスモス日和かな

061006曇り雨 1200 平野香織さん告別式 1400 はーとぴあにて母と面会 1619 新大阪 1619 ひかり422号 2013東京駅 2115 稲毛海岸駅

♪(*^。^*)♪ 2006.10.5 木曜日♪(*^。^*)♪

秋のかぜや日本のの稲の穂の酒のあぢはひ日にまさり来れ  若山牧水

日盛りに蝶の触れ合ふ音すなり  茨木和生

鉛筆の遺書ならば忘れ易からむ  福田基

方哉の空山頭火の空いはし雲
空海の空芭蕉の空や鰯雲
正論は揶揄さるばかり石蕗の花
正論は揶揄さるばかり鰯雲
鰯雲青き海には帆の白き
鯊日和白き帆を揚げ港発つ
風花や失ひし恋美しけりや
鉛筆の恋文なんぞ鰯雲
鉛筆の恋文なんぞ秋の雲
みちのくや駅前に咲く蕎麦の花

061005雨 1017 稲毛海岸駅 東京駅1109 ひかり409号 1359 新大阪 京阪電車 1450 守口市駅 1520
松下記念病院 はーとぴあ にて母と面会  1830  シテイホール 1930 平野香織さん 通夜

♪(*^。^*)♪ 2006.10.4 水曜日♪(*^。^*)♪

風花や候文の恋ありき  文挟夫佐恵

恋文を詩集に挟み秋桜
去りし子は何処に在るや鰯雲
しんしんと雪降る夜に着きし宿
夜学生夕焼けの学びの道の遠かりき
盆踊果てしなき夜をまた重ね
夜学生石榴の道を哀しめり
敗戦忌一粒の米いとほしき
芋あればこれが幸せ夜学生
芋あればこれが幸せ敗戦忌
芋あればこれが幸せ文化の日

♪(*^。^*)♪ 2006.10.3 火曜日♪(*^。^*)♪

塵劫や限り知らざる冬泉  宇咲冬男

望月や絵筆を洗ふ夜の青さ
絵手紙に追伸ありて石蕗の花
絵手紙に追伸ありて新茗荷
絵手紙に追伸ありて秋桜
絵手紙に追伸ありて風花す
絵手紙に追伸ありて年惜しむ
絵手紙に追伸ありて菊日和
絵手紙に追伸ありて紅葉す
絵手紙に追伸ありて秋燕
絵手紙に追伸ありて秋茜

0900 オカリナレッスン 幸町公民館 1200 昼食ガスト 1600 セントラルスポーツクラブ

♪(*^。^*)♪ 2006.10.2 月曜日♪(*^。^*)♪

今日は何の日 イタリア統一(1870年)

下見れば及ばぬ事の多ければ上見て通れ両国の橋 大田南畝

川幅の太さのままに海となる北上河の長き圧力 高橋みずほ

日光も月光も秋菩薩かな  倉橋羊村

一粒の新米光る終戦後
秋うららブロンズ像の上に鳩
秋さやかブロンズ像に鳩の糞
大南瓜宇宙は重くなりにけり
その文に返事は出さず冬桜
その文に返事は出さず落し文
望月の夜こそ佳けれ墨香る
その文に返信無用冬桜
その文に返信無用落し文
絵手紙に追伸ありて赤蜻蛉

♪(*^。^*)♪ 2006.10.1 日曜日♪(*^。^*)♪
1949年10月1日、毛沢東・中国共産党主席が中華人民共和国の成立を宣言した。

うち払ふ袖も露けきとこなつに嵐吹きそふ秋も来にけり  紫式部 源氏物語 夕顔

見し人の煙を雲とながむればゆうべの空もむつましきかな  紫式部 源氏物語 夕顔

山がつの垣ほ荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子の露  紫式部 源氏物語 夕顔

咲きまじる色はいづれと分かねどもなほとこなつにしくものぞなき   紫式部 源氏物語 夕顔

長き夜をたたる将棋の一ト手哉  幸田露伴

麦藁帽少しほつれて休み終ふ
来し方はうたかたの夢冬さくら
麦藁帽少しほつれて新学期
来し方はうたかたの夢返り花
古稀といふ不思議なよはひ冬さくら
古稀といふ不思議なよはひ帰り花
秋うらら一湾にかもめ溢れていたりけり
寝る前の端居の闇の深かりき
いとほしみ食ぶる新米よ今は古稀
新米の甘く哀しき戦後かな

10000 セントラルスポーツ 1130 一番線

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月31日 (木曜日)

2006.08.1- 2006.08.俳句日記

♪(*^。^*)♪ 2006.08.31 木曜日♪(*^。^*)♪

真葛葉のうらにかくれてすむ秋をけさ吹きかへしまいする初風   木下長嘯子

秋の航一大紺円盤の中  中村草田男

選集を選みしよりの山の秋 高浜虚子

胡瓜たつぷりのポテトサラダ召しなされ
遠雷か花火か知らね海光る
遠雷か花火か知らね富士光る
遠雷か花火か知らね玻璃光る
まぼろしの神風吹かず終戦日
さらと鳴る砂の遺骨や終戦日
まぼろしの大和魂敗戦日
故無しの虚しき戦死夏紅葉
南海に無念の遺骨敗戦日
忠魂のすめろぎ人に鰯雲

♪(*^。^*)♪ 2006.08.30 水曜日♪(*^。^*)♪

八月の重き思ひや国敗る  

芭蕉の「奥の細道」より

「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と笠うち敷きて時のうつるまで泪を落とし侍りぬ。

夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡 芭蕉

昭和戦争は日本国民のみならず世界の人々の大きな犠牲を与えました。この戦争を日本国民は真に理解する必要があります。そしてその実態と教訓を後世に伝えなければならない。
反省なき国民は同じ過ちを繰り返す。
残念ながら優秀なドイツ国民は2度世界大戦を起しました。

特攻は自滅にあらね鰯雲
俳諧は秋こそ良けれ風さやか
熱帯夜重き悪夢に落ちにけり
人目には立たずは床し石蕗の花
獅子さへも笑顔でありし秋日和

♪(*^。^*)♪ 2006.08.29 火曜日♪(*^。^*)♪

秋茄子をほめてひと山買はさるる  高橋圭葉

子を海へやりて幾夜やつりしのぶ  安住敦

暑気なればそれはなるほどごもっとも
暑気なれば人の意見に逆らはず
横臥して新聞開く熱帯夜
横臥して小説を読む残暑かな
あらはなる水着をかくす作務衣かな
漱石も猫も昼寝の午後三時
あらはなるビキニをかくす作務衣かな
水着には一枚羽織る作務衣かな
パジャマより作務衣が佳けれ熱帯夜
パジャマより作務衣が似合ひ一葉忌

♪(*^。^*)♪ 2006.08.28 月曜日♪(*^。^*)♪

青春の心臓として一粒のカシスドロップ白地図に置く 野口あや子

子の皃に秋かぜ白し天瓜粉  召波

谷中には坂道多し一葉忌
下町は醤油の香り一葉忌
その昔国際劇場一葉忌
この所六区さびれて一葉忌
暖簾には醤油の香り一葉忌
暑気なればのんべんだらり怠けもの
熱帯夜人を殺せし夢に覚め
手作りのアイス珈琲午後三時

♪(*^。^*)♪ 2006.08.27 日曜日♪(*^。^*)♪

白粉花は夕暮れ時に咲きます。別名「夕化粧」。英語名は「Four o'clock.4時」なんて面白いですね。

くれなゐの花さへ白と言ふおかし白粉花は宵に咲きけり  麦秋

ねむりても旅の花火の胸にひらく  大野林火

天竺の壊れんばかり夜の雷
漱石の伊豫弁おかし秋桜
定年後ほほ笑みにける花おくら
古稀にしてほほ笑みにける花おくら
秋風と共に舞ひ来る絵の手紙
周防へのお盆参りの帰省とか
メールより絵手紙宜し揚羽蝶
きりと締めくれなゐの帯紺浴衣
紅葉はや葉月の空を飾りけり
粧ひける山こそ良いけれ東山

♪(*^。^*)♪ 2006.08.26 土曜日♪(*^。^*)♪

戦に子を死なしめてめざめたる母のいのちえお否定してもみよ  山田あき

暗きより来り暗きへ踊りゆく  西村和子

本郷に残る下宿屋白粉花  瀧春一

帯きりと踊り浴衣の崩れざる
しばらくは金魚にまなこ合はせけり
浅草に学生下宿一葉忌
カセットに畳み短信暑気見舞ひ
七夕や星の便りのありさうな
飛び入りも歓迎さるる盆踊り
飛入りの以外に巧み盆踊り
盆踊り峡の灯りは小くて
楽譜集さやかな風に乗り来たる
秋風に乗りて届きし楽譜集

♪(*^。^*)♪ 2006.08.25 金曜日♪(*^。^*)♪

生涯を孤児として生きてゆかんかな東京キッドの夢を忘れず 福島泰樹

蓼咲くや墓石となりし遊女たち 大島民郎

☆万葉の歌
 わが屋戸の穂蓼古幹採み生し実になるまでに君をし待たむ
 作者不詳

うすものの中より銀の鍵を出す 鷹羽狩行

女人寄りおのもおのもに衣の透ける 桂信子

野をゆくや薄物くろき母のあと 桂信子

羅(うすもの)や人悲します恋をして 鈴木真砂女

羅(うすもの)や母とて女ざかり経し 上田五千石

羅(うすもの)をゆるやかに著て崩れざる 松本たかし

羅に透く鰐皮の阿弥陀経 穴井太

羅を抜けて棗の木にもたれ 宇多喜代子

吊橋の谿深からず岩菲咲く      井手 芳子

石竹の鉢にあふるる程に咲く     高田 青圃

敗戦日その日の暑さ忘れ得えず
敗戦日その日の暑さ忘れまじ
敗戦日その日の酷暑忘れ得えず
敗戦日その日の酷暑忘れまじ
立秋と言ふに驚く熱帯夜
日本列島熱中症にあるべしや
やりすごす酷暑のうちはのんびりと
暑中にはなまけ心を許されよ
羅の帯の一筋きりと締め
蓼咲くや昼寝時間の保育園

♪(*^。^*)♪ 2006.08.24 木曜日♪(*^。^*)♪

愛してる愛していない花びらの数だけ愛があればいいのに  俵万智(『サラダ記念日』)

常夏のやさしき花を付けて歩す    天野 菊枝

石庭の根締根締の雪の下       江上 多荻

化粧水肌に冷たし雪の下       甲斐 つる子

苛酷なる飢え忘れまじ終戦日
苛酷なる暑さ忘れじ終戦日
終戦日その日の暑さ忘れ得えず
終戦日その日の暑さ忘れまじ
七支剣立てし如くやグラジオラス
切っ先は剣の如しグラジオラス
新樹光みどりの丘に子守唄
頑張りはまっぴら御免青瓢箪
ひねもすをゆるり生きたし鰯雲
向日葵のその大きさに驚きぬ

♪(*^。^*)♪ 2006.08.23 水曜日♪(*^。^*)♪

シャンプーの香をほのぼのとたてながら微分積分子らは解きおり 俵万智(『サラダ記念日』)

出て遊ぶ子等に大きな盆の月  大庭土筆

ふるがへりたるまゝの葉も夏蓬    佐藤 多太子

夏草となってしまひし蓬かな     相須 ミヤ子

草を立つ風ひとしぢの秋はじめ  豊田都峰

合掌の手だけが残る夏野原  佐々木とみ子

貼り代へし襖純白夏座敷
貼り代へし襖純白萩の風
貼り代へし襖純白風さやか
炎かと思へるほどの日輪草
古稀として青葉若葉の風のなか
古稀としてコスモスを吹く風のなか
空調を時折つけてまた昼寝
残暑見舞ひの絵手紙に虚し蝉
残暑なほ素麺まこと喉滑る
空調を時折つけてまた眠る

♪(*^。^*)♪ 2006.08.22 火曜日♪(*^。^*)♪

核弾頭五万個秘め藍色の天空に浮くわれらが地球  加藤克己

百人の人にもてなす夏蕨       都甲 君子

薄墨で描かれし夏の蕨かな      佐竹 たか

古稀なればゆるり生きたし青瓠
笛聞こゆラブミテンダー秋桜
米粒のひとつ麗し終戦日
一椀の飯の麗し終戦日
還らざる兵に手向し芋の粥
還らざる兵に手向し握り飯
瓢箪のひねもすゆらり定年後
瓢箪のやうに生きたし定年後
もう頑張りはせず青瓢箪
頑張りはもうできません青ひさご

♪(*^。^*)♪ 2006.08.21 月曜日♪(*^。^*)♪

パスポートをぶらさげている俵万智いてもいなくても華北平原   俵万智 (『サラダ記念日』)

いつもより一分早く駅に着く 一分君のこと考える     俵万智(『サラダ記念日』)

年ごとにまみゆる桜色艶の深まるゆくを我が老いとせむ  鶴見和子

一ツ葉の五百羅漢の岩庇       伊東 文女

一つ葉の一つ一つの雨雫       鈴村 寿満

日照草いよいよ紅き日の続く     姫野 丘陽

ひしめきて岩松生ひし山の家     楠原 晴江

生芋を齧りしことも終戦日
戦場に飢えて逝きしや終戦日
宰相の頑固一徹入道雲
新しき襖を入れて終戦日
特攻のつひに還らず雲の峰
特攻のつひに還らず秋桜
特攻のつひに還らず蝉時雨
特攻のつひに還らず鰯雲
特攻機つひに還らず雲の峰
特攻機つひに還らず秋桜

♪(*^。^*)♪ 2006.08.20 日曜日♪(*^。^*)♪

母の住む国から降ってくる雪のような淋しさ 東京にいる  俵万智(『サラダ記念日』)

手紙には愛あふれたりその愛は消印の日のそのときの愛    俵万智(『サラダ記念日』)

万智ちゃんがほしいと言われ心だけついていきたい花いちもんめ  俵万智(『サラダ記念日』)

我という三百六十五面体ぶんぶん分裂して飛んでゆけ  俵万智(『サラダ記念日』)

たちなれて春にかはらぬ諸人や花も常盤の宿とみてまし  池坊専願

特攻機つひに還らず蝉時雨
特攻機つひに還らず鰯雲
悠久の大義虚しき靖国社
悠久の大義虚しき秋桜
悠久の大義虚しき鰯雲
悠久の大義虚しき雲の峰
特攻機つひに還らず虚し蝉
征きし人遂に還らず蝉時雨
征きし人遂に還らず虚し蝉
征きし人遂に還らず虚し栗

♪(*^。^*)♪ 2006.08.19 土曜日♪(*^。^*)♪

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ  俵万智(『サラダ記念日』)

愛人でいいのと歌う歌手がいて言ってくれるじゃないのと思う  俵万智(『サラダ記念日』)

たっぷりと君に抱かれているようなグリンのセーター着て冬になる  俵万智(『サラダ記念日』)

潮風に君のにおいがふいに舞う 抱き寄せられて貝殻になる  俵万智(『サラダ記念日』)

「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの  俵万智(『サラダ記念日』)

核弾頭五万個秘め藍色の天空に浮くわれらが地球  加藤克己

征きし人遂に還らずあめんぼう
征きし人遂に還らず落し文
悠久の大義虚しき虚し蝉
悠久の大義虚しき蝉時雨
聖戦はまことならずや落し文
遺骨とは異国の砂や鰯雲
遺骨とは異国の砂や蝉時雨
遺骨とは異国の砂や秋桜
遺骨とは異国の砂や萩の風

♪(*^。^*)♪ 2006.08.18 金曜日♪(*^。^*)♪

大きければいよいよ豊かなる気分東急ハンズの買物袋    俵万智(『サラダ記念日』)

生ビール買い求めいる君の手をふと見るそしてつくづくと見る  俵万智(『サラダ記念日』)

「また電話しろよ」「待ってろ」いつもいつも命令形で愛を言う君  俵万智(『サラダ記念日』)

落ちてきた雨を見上げてそのままの形でふいに、唇が欲し   俵万智(『サラダ記念日』)

はたらけどはたらけどわが生活(くらし)楽にならざるじつと手を見る  石川啄木 歌集「一握の砂」より

涼しさに中にさがるや青瓠  支考

雨を呼ぶ大向日葵の重さかな     佐藤 峻峰

向日葵の下に現れ隣の子       林 博子

公園に広き墓地あり菊供ふ
片陰にバス待ちにける墓参かな
稲風に頬を吹かれて墓参かな
鈴虫やこの道行けば何処に行く
城山と言うふも城無き法師蝉
秋桜子供機関車煙吐かず
炎天に売れぬ古書なる資本論
古典こそ心のこやし秋桜
遺骨とは異国の砂や雲の峰
遺骨とは異国の砂や手唄

♪(*^。^*)♪ 2006.08.17 木曜日♪(*^。^*)♪

砂浜のランチついに手つかずの卵サンドが気になっている  俵万智(『サラダ記念日』)  

寄せ返す波のしぐさの優しさにいつ言われてもいいさようなら  俵万智(『サラダ記念日』)

思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ  俵万智(『サラダ記念日』)  

夏桑に雨の降り来し馬籠かな     井上 史葉

夏桑の上に手を振る別れかな     大隈 草生

靖国は哀しきやしろ蝉時雨
靖国は哀しきやしろ鰯雲
鰯雲とはに還らぬ兵あまた
秋桜とはに還らぬ兵あまた
遠雷やとはに還らず兵あまた
虹の橋とはに還らず兵あまた
コスモスやとはに還らず兵あまた
靖国に居まさぬ魂も雲の峰
宰相の頑固一徹蝉時雨
靖国に魂は居まさず雲の峰

♪(*^。^*)♪ 2006.08.16 水曜日♪(*^。^*)♪

1977: Rock and roll 'king' Presley dies.

チューリップ母と並んで植ゑる花つまづかなでと時どき言ひて  河野裕子

灯されて岐阜提灯の真新し  深沢晶子

虫籠を提げて古本市にをり  井上弘美

大文字やあふみの空もただならぬ  蕪村

芭蕉去つてそののちいまだ年くれず 蕪村

婉然と伊豫の青石喜雨いたる  神田松鯉

万屋はコンビニとなり夏つばめ
曲がりける胡瓜も宜し胡瓜揉み
植字てふ古き言葉や鰯雲
大根の葉も大切におみをつけ
秋風や芭蕉の後に従ひて 
秋桜いま変はらず隅櫓
今日も亦芭蕉を慕ひ鰯雲
七夕や星のひとつに父の星
盆唄にアメージンググレース加へたし
神の名のいくさ虚しき紅葉燃ゆ

 

♪(*^。^*)♪ 2006.08.15 火曜日♪(*^。^*)♪

この年のこの日にまたも靖国のみやしろのことにうれひはふかし 昭和天皇 1987年御製

1945年 天皇自身によってポツダム宣言受諾の決定を日本国民に知らせるラジオ放送(玉音放送)が行われる
(終戦の詔勅が出されたのは前日の8月14日、降伏文書に調印して正式に受諾をしたのは9月2日)。鈴木貫太郎内閣は総辞職。

若かりし父の逞し肩車遙かに見ゆる七夕の星

朝皃ヤ絵ノ具ニジンデ絵ヲ成サズ   正岡子規

青柿や髪染めてより恋ごころ
吾が母の白玉好きの赤蜻蛉
神の名のいくさ怖ろし熱帯夜
伊達さまの菩提寺と聞く菊大輪
西瓜とは秋の季語なり不思議にも
赤ん坊抱くがごとくに西瓜買ふ
自転車の沈むやうなる西瓜かな
梅雨明けの水たつぷりの胡瓜かな
林檎より西瓜好きかもシンデレラ
国策と言ふ無責任蝉しぐれ

BBCの報道
1945: Allied nations celebrate VJ Day
Allied nations across the globe rejoice on Victory in Japan day that marks the end of World War II.

♪(*^。^*)♪ 2006.08.14 月曜日♪(*^。^*)♪

2004年  アテネオリンピックにて野村忠宏と谷亮子が金メダル。

軍(いくさ)人政治(つかさ)人みなおろかにて悲歌うたはせて国は破れき  岡野弘彦

よぎりゆく小動物のかろき身よするどき昏き雨季のまひるま  前川佐重太郎

江戸中を越後屋にして虹がふき  柳多留

地下道を首より出づる炎暑かな  山本一歩

蟻地獄逃れひとりの蟻地獄    並木赤平

切手ください嬬恋の霧送るんです  辻原登

少年期国民学校日輪草
台風の何事もなく過ぎ朝の雨
行水の汗を沈める青葉影
甲子園感動の汗亦涙
甲子園汗にまみれし子供達
運河にはさざ波のみや青葉影
大門を入り秋色の母校かな
秋澄むや遥かな沖に停泊船
蜩や湖に沿ふ遊歩道
法師蝉ひそかに唄ふ子守唄

♪(*^。^*)♪ 2006.08.13 日曜日♪(*^。^*)♪

立ちのぼり南の果てに雲はあれど照る日隈なきころの大空  藤原定家

天平のをとめぞ立てる雛かな  水原秋桜子

梨咲くと葛飾の野はとの曇り  水原秋桜子

なきがらにわれはぬけがら蝉時雨  須賀一恵

音花火遠くに聞こゆ夜の紺
甲子園の熱気を伝ふテレビかな
大西瓜弾ける音の頼もしき
金八先生優し過ぎかも夏休み
扇風機一夜回せし熱帯夜
靖国論するもしないも終戦日
白玉のギャマンの鉢に蜜たらし
聖戦と聞くは悲しき鉄線花
涼しさをふところに入れ大昼寝
少年期飢えなりし日の日輪草

♪(*^。^*)♪ 2006.08.12 土曜日♪(*^。^*)♪

くろぐろと水満ち水にうち合へる死者満ちてわがとこしへの川  竹山広

秋の蚊の人を尋ぬる心かな  蕪村

佳き人の後ろでひらく大花火 今村武彰

決勝や準決勝の汗のまま  依田善朗

土ほこり汗の制服甲子園
ユニホーム汗にまみれし甲子園
俳諧に夏休みなど有るまじき
くろぐろと西瓜弾ける音の頼もしき
台風の一夜過ぎたる鳥語かな
朝顔の一花記せし暑気見舞ひ
時折りは蚊の羽音の一夜かな
大窓のカーテン引きて花火見る
金八先生夏休みとて髭の濃き
肩寄せて見る大花火空の藍

♪(*^。^*)♪ 2006.08.11 金曜日♪(*^。^*)♪

1936年8月11日 ベルリンオリンピックで前畑秀子平泳で金メダル。

権力も金力も名声も失いて玲瓏の人となりゆきし父  鶴見和子

ハドソンの朝河べりに二十四のわが春舫い遠き旅立ち 鶴見和子

生類の破滅に向かう世にありて生き抜くことぞ終の抵抗  鶴見和子

おもむろに自然に近くなりゆくを老いとはいわじ涅槃とぞいわむ  鶴見和子

ひつぱれっる糸まつすぐや甲虫 高野素十

草の露鳳凰堂を宿したる  西村和子

水音と虫の音と我が心音  西村和子

涅槃図にぽつぽつぽつと和蝋燭  西村和子

向日葵を王座と為して揚羽蝶
願ひ事人には告げず星まつり
みどりごは希望のしるし合歓の花
みどりごは希望のしるし初つばめ
青田風わがものとせし風車かな
駅梁を賑やかにして燕の子
駅頭を賑やかにして燕の子
モーツアルト好き君が好き秋桜
チョコレート好き君が好き雲の峰
ポテサラダ胡瓜の味が良く効きし
冷や奴浜の風こそ佳かりけり

♪(*^。^*)♪ 2006.08.10 木曜日♪(*^。^*)♪

投下する者の瞳に輝きて美しかりけむ広島の川  松村正直

髪洗ふ荒ぶる神を宥めつつ  井上みち子

流星の激しい刻に行く迷路  滝川弘

旅長し海酸漿の美しき  高野素十

浮子動く水に笑みあり鯊日和
望外の古希ともなりて萩日和
大文字に大昼寝せし午後三時
古希にして医療費一割萩日和
新じゃがの昼餉余りてポテサラダ
父祖よりの賜ひし命星月夜
向日葵を遥かに越えししゃぼん玉
開くまで待たむと思ふ蓮蕾
鰯雲りんごの歌を口ずさみ

♪(*^。^*)♪ 2006.08.09 水曜日♪(*^。^*)♪

1945年8月9日 長崎に原子爆弾が投下しました

水あさざ空ひろびろしここは牢獄にあらざりにけり  北原白秋

うれしさや七夕竹の中を行く  正岡子規

天よりの喜雨のひとつぶ落ちにけり  長谷川素逝

友をはふりなみだせし目に雁たかく  長谷川素逝

バス停に遺る里の名夏の果  神田松鯉

悪童のまつ黒に焼け大昼寝
眼科医のまなこすずやか菊日和
土曜日の眼科満員金魚鉢
望外の古希の齢や萩日和
望外の古希賜りて萩日和
立秋と言ふと言へど萩いまだ
あけがたに薄れけりなる星月夜
酸漿の音懐かしや旅の果
園長のしゃぼん玉向日葵へ
明日からは夏休みしゃぼん玉

♪(*^。^*)♪ 2006.08.08 火曜日♪(*^。^*)♪

漕ぎかへる夕船おそき僧の君紅蓮や多きしら蓮や多き 与謝野晶子

退屈な背中水泳監視員  田中弘子

夏蓬瓦礫をふみて虔しみぬ 富安風生

漫才は浪速の華よ祭舟
蝶追へば心にいつも童唄
妻留守の自由自在の昼寝かな
浅草に古き劇場一葉忌
遙かなる未来を望み日輪草
遙かなる夢を心に日輪草
たまきはる蛍の夜の魂迎へ
昭和から平成渡す虹の橋
県境の大河を渡す虹の橋

♪(*^。^*)♪ 2006.08.07 月曜日♪(*^。^*)♪

市ケ谷に昔悲しき昭和あり今釣堀に平成の晴

涼しさやなに映りても嬰の瞳 広瀬町子

花石榴雨止んですぐ日が射して  広瀬町子

蟻地獄逃れひとりの蟻地獄 並木赤平

ただ今は向日葵満開暑気便り
盆踊り抜ける約束袖振りぬ  
ふと触れし佳人の袖や盆踊り
黴の香や古書に紛れし資本論
青梅雨や古書肆に売れぬ資本論
青柿やわが少年期飢えの日々
目覚めける嬰りごの瞳に新樹光 
目覚めける嬰りごの瞳に初つばめ
髪洗ふ今宵は一人暮らしなも
あんみつアイスお喋りついつい二時間

♪(*^。^*)♪ 2006.08.06 日曜日♪(*^。^*)♪

1945年 8月6日 広島市に原子爆弾が投下される。(

あらたふと青葉若葉に日の光  松尾芭蕉

半眼の鰐の昼寝のつづきおり  小林鱒一

夕顔咲く静かの海のほとりかな  五島高資

緑陰に華やぐ紀文稲荷かな  神田松鯉

呼応して踊り太鼓の遠く近く
泳ぎきて昼寝の時間幼稚園
ぽってりとダリア咲きしあしたかな
似顔絵の女優の笑顔梅雨の晴
向日葵の大柄にして君笑ふ
土用波激しき銚子黒いそり
日々修羅に生きて古稀なる山粧ふ
土用波激しき銚子高いそり
職退きて眠いときには昼寝する
古稀にして眠いときには昼寝する

♪(*^。^*)♪ 2006.08.05 土曜日♪(*^。^*)♪

1936年8月5日ベルリンオリンピックで棒高跳びで日本2位と3位取る

1912年8月5日  東京有楽町で日本初のタクシー会社が設立される。

茅渟(ちぬ)の海の鯛を思はず伊豆の海にとれたる鰹めいしませ吾妹  谷崎潤一郎

蝉が鳴き出してこの世は蝉の声 鷹羽狩行

空蝉のからくれないに砕けけり 橋閒石

銀河系字日本に端居かな  うまきいつこ

朝靄を譲り会いたる長い坂 森村誠一

どこまでも青い空澄みし海夏の風
ダイエット為すも夏痩せ相成らず
ルノアール少し夏痩せなさるべし
空蝉や征きし少年還らざり
千人針だけ帰国せり終戦日
黴の香やかつて愛読資本論
天皇の発言悲し終戦日
やうやくに梅雨の明けたるだるさかな
梅雨明けの気配の暑さ厳しけり
夜もすがら疲れを知らず盆踊り
雨粒を溜めて朝顔きらめきぬ

♪(*^。^*)♪ 2006.08.04 金曜日♪(*^。^*)♪

あすを負うももよ明日へのおののきに海にみなぎる朝かげに立て 近藤芳美

ふるさとを越え台風の来つつあり  寺井谷子

ふいの客少しぬるめの麦茶出し 小林尊晴

夏草や兵どもが夢のあと 松尾芭蕉

ある朝のかなしき夢のさめぎはに
鼻に入りきし
味噌を煮る香よ
        石川啄木

茄子煮して梅雨の明けるを心待ち
夏風邪や少し頭痛のこもりかな
朝霧のなかに求めし君のあり
銀河系字日本小字稲毛の星まつり
葉隠れの青蛙こそ親しけり
錆つきしピッケルひとつ山粧ふ
錆つきしスキーのひとつ山粧ふ
プールまでTシャツ一枚雨あがる
白衣着て帯は藍色薄化粧
羅に帯は藍色薄化粧

♪(*^。^*)♪ 2006.08.03 木曜日♪(*^。^*)♪

1492年8月3日  クリストファー・コロンブスがスペインから航海に出発。

村雨のふる江をよそに飛ぶ鷺のあとまで白きおもだかの花 正徹

喪にこもる心こそ葉の桜山  高橋睦郎

国分寺在れば朧に国分尼寺  野見川ひふみ

射干(ひおうぎ)の花大阪は祭月  後藤夜半

梅雨雲に入る観覧車大
梅雨寒に目覚めたりしが藍の闇
梅雨寒に目覚めたりしが紺の闇
膝抜けしジーンズ終はる夏休
膝抜けしジーンズ夏休終はる
青楓照りあふ空に飛行雲
梅雨寒の風に目覚めて紺の闇
立石寺石階の七曲がり蝉時雨
白粉の蕾の雨や赤合羽
白粉の蕾の雨の青さかな

♪(*^。^*)♪ 2006.08.02 水曜日♪(*^。^*)♪

渋柿の花ちる里と成りにけり   与謝蕪村

(光源氏の恋人の一人に「橘の花ちる里」がおられます。蕪村はこの名を意識したんでしょうね。)

あけがたのうすきひかりの蛍籠  大野林火

雨夜経て琥珀ふかめし梅酒あり  沢田しげ子

男滝縋るものなく落ちにけり   三井盛夫

子を守りて大緑陰を領したる 高浜虚子

梅雨明けの兆しの風の青さかな
わたすげの泉見せむと妻呼びぬ
桐の花橋のたもとを隠すほど
疎開の子潰せぬほどの半風子
噴水の幕に消ヘけりラヴェンダー
長梅雨にすこし気鬱のこのところ
衣食足り古稀なる春を寿げり
衣食足り古稀なる坂の山紅葉
亡き人の思ひ出ばかり山粧ふ
目覚むればそは通過駅梅雨青し
ジーンズの膝抜け終はる夏休み

♪(*^。^*)♪ 2006.08.01 火曜日♪(*^。^*)♪

鐘一つうれぬ日はなし江戸の春 其角

まさか降ろして売るなんてこと無いよね。
戦争末期には随分降ろして鋳つぶして軍需品になったけど負けちゃった。

素袷の心にはなり得ざりしや  高浜虚子

帰りたくなるほどの青田かな  太田土男

文平の覇気ありありと夏の潮  神田松鯉

噴水の幕に薄れしラヴェンダー
潮騒や浜木綿の浜盆の唄
はまなすや遥かに聞こゆ盆の唄
疎開子の手に余りける半風子
山頂へ白衣登山の気迫かな
立山へ成人登山白衣装
尾根に来て雲の峰にと入りけり
白百合の花蘂零る風に居し
そうめんを入れるギャマンの切り子鉢
新涼や軒端をかすむ風の声 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月31日 (月曜日)

2006.07.1-07.31俳句日記

♪(*^。^*)♪ 2006.07.31 月曜日♪(*^。^*)♪

仏は常にいませども 現(うつつ)ならぬぞあはれなる
人の音せぬ暁に ほのかに夢に見えたまふ
梁塵秘抄

短夜や露領に近き旅の宿  高浜虚子

大試験山の如くに控へたり  高浜虚子

曼珠沙華どれも腹出し秩父の子  金子兜太

木曽のなあ木曽の炭馬ならび糞る  金子兜太

峡また峡相馬盆歌踊りけり
幼稚園一夜の泊り夏休み
鉄棒の苦手な末子夏休み
夏場所や蒙古力士梅雨深し
天使魚の渦まく泳ぎありぬべし
布団干し大きな窓よしゃぼん玉
大南吹きたる空に飛行船
まつ白なスニーカー干す木槿垣
純白のスニーカー干す木槿垣
すずしろの望月い出し空の藍

♪(*^。^*)♪ 2006.07.30 日曜日♪(*^。^*)♪

上毛野の安蘇の真麻群かき抱き寝れと飽かぬを何どか吾がせも  東歌 万葉集14-3404

浮島に蓮の薄衣はこぶ舟  中上紀

みな海へ行き風鈴のよく響く  町山直由

絵巻には屋根無き屋形雛まつり
待つ場所は狛犬なりし雲の峯
待つ場所は狛犬なりし鰯雲
炎熱や蒙古力士の眉強し
散水のをみな大きな夏帽子
浪速には橋が多くて舟まつり
河童忌や独り登山の生胡瓜
ポストには絵手紙一枚梅雨青し
ポストには桃の絵手紙梅雨青し
芭蕉布の肌に沿ひける夕立かな

♪(*^。^*)♪ 2006.07.29 土曜日♪(*^。^*)♪

ふつくらと泰山木のつぼみ見ゆ葉の下影にわが入るまで 花山多佳子

白鳥の胸を濡らさず争へり 吉田鴻司

我子にて候へあれにほこの児(ちご)  大江丸

昼寝児のさめて座って居りにけり 野見山朱鳥

うつし世にかなしく覚めし昼寝かな  日野草城

赴任せし丘で祝へり星まつり
芭蕉布の肌に沿ひける青嵐
芭蕉布の肌に沿ひける青時雨
芭蕉布の肌に沿ひける白雨かな
芭蕉布の肌に沿ひける南風(みなみ)かな
河童忌のまことに激し出水かな
芭蕉布の肌に沿ひける星まつり
青梅雨のけぶれる街にもの思ひ
河童忌や男やもめの胡瓜揉み
河童忌や男やもめの胡瓜揉み

♪(*^。^*)♪ 2006.07.28 金曜日♪(*^。^*)♪

傘さすと言ふべくもなく傘に肩掴むまれてゆく子供がひとり 花山多佳子

木の芽雨病むときく加餐せよ  高浜虚子

旅の途中を草笛のよくひびく  黛まどか

芭蕉布の肌に沿ひける青野かな
絵手紙の蛍にひとつかまきはる
五月雨の土砂を運びし強さかな
夢に逢ふ妻は夏痩せしたりけり
茄子汁のまこと佳かりし夕餉かな
分け与ふ新馬鈴薯の甘かりし
賜りし新馬鈴薯をまた与ふ
行商のけふは来たらず白粉花
行商のけふは来たらず日輪草
青梅雨のあとは大雨大出水

♪(*^。^*)♪ 2006.07.27 木曜日♪(*^。^*)♪

たちまちに君の姿を霧閉ざし或る楽章をわれは思ひき  近藤芳美

もちかへし線香花火のゆれてをる 高浜虚子

しんしんと胸碧きまで海の旅   篠原鳳作

やませ来るいたちのやうにしなやかに  佐藤鬼房

湯上がりの風の親しき星まつり
湯上がりの風の親しき星月夜
扇風機さやかな風や風呂あがり
人災という他無きや梅雨出る水
籐椅子の肌にやさしき風呂あがり
籐椅子の肌にやさしき風星っまつり
靖国は桜が似合ふ坂の道
ふと逢ひし昔の妻や夏の夢
胡蝶花咲ける四国の道は遍路みち
給はりし佐渡の竹の子柔らかし

♪(*^。^*)♪ 2006.07.26 水曜日♪(*^。^*)♪

薔薇抱いて湯に沈むときあふれたるかなしき音を人知るなゆめ  岡井隆

単旋律のあさの祈りのしずかなる東方教会十字架の庭  紺野裕子

卒業の十六人と握手せり 嶋玲子

姉妹白玉つくるほどになりぬ   渡辺水巴

風流のはじめぞ奥の田植唄   松尾芭蕉

懐の遺影は若し梅雨青し
朝顔や遺影一枚懐に
未熟児ももうすぐ入学初桜
死して行く靖国神社終戦日
天皇の責負ひ死ぬや終戦日
夏の夜のパトカー走る目覚めかな
うつし世の梔子崩る早さかな
灯台の先に夢あり月見草
ソフトクリーム和語と知るなほも好き
幼稚園児のお泊まり教室梅雨明ける

♪(*^。^*)♪ 2006.07.25 火曜日♪(*^。^*)♪

土用の丑の日が近づいてきましたが、鰻は昔から食べられていて、万葉集の中でも歌われているそうです。編纂者といわれる大伴家持の歌です。

「石麻呂(いわまろ)に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻(むなぎ)とり食(め)せ」

涼風の曲がりくねつて来たりけり  一茶

the cool breeze winding its way through has arrived Issa

訳者不明 2006年6月23日読売新聞掲載

傍観を良心として生きし日々青春と呼ぶときもなかりき  近藤芳美

やはらかに金魚は網にさからひぬ 中村汀女

遠雷や陰陽石の人集(だか)り  神田松鯉

蛍見の儚ごとめく顔の濡れ    岡本眸

おくれ翔ぶ白鳥一羽草青む  深見けん二

♪(*^。^*)♪ 2006.07.24 月曜日♪(*^。^*)♪

尊敬できる人を真似して、尊敬できない人を真似しない。
ウォーレン・バフェット

一人ゐて室明るしと思ひけりつかねたる手がぬくみて来る  長澤美津

団栗は小春に落つる端山かな 言水

小春日や石を食みゐる赤蜻蛉  村上鬼城

玉の如き小春日和を授かりし  松本たかし

父を恋ふ心小春の日に似たる  高浜虚子

振袖のちらと見えけり闇の梅  野坡

特攻は無駄死にだつた終戦日
天皇は神でなかった終戦日
悠久の大義無かった終戦日
靖国は死出の終点終戦日
赤子まで被害者だった終戦日
責任は他に押し付け終戦日
神の名のいくさ絶へまじ梅雨茸
蜘蛛の子を吹きて逃がせし読書かな
灯台の先に夢あり浜防風
灯台の先に夢あり合歓の花

♪(*^。^*)♪ 2006.07.23 日曜日♪(*^。^*)♪

蒲島郁夫  不屈のひみつ
1 夢を持つ
2 退路を断つ
3 舞台は一つと思わない

箱根路をわれこえくれば伊豆のうみや沖の小島に波の寄る見ゆ  源実朝

大仏の大きさ知れず秋の風 正岡子規

和らかき老公の貌夏の月  神田松鯉

ナイル河の金の睡蓮ひらきけり  石原八束

日焼けして帰省子の顔逞しき
秋桜咲きそむ朝の涼やかに
宵まつり眼と眼が合へば思ふ人
思ふ人待つ銀座には青柳
小学校今日はお休み青柳
妻留守の一食分のカレーかな
深夜目覚め行水なせる窓に星
星数多きらめく丘に赴任せり
オカリナを吹けば零るる合歓の花
賜りし純白のシャツ父なる日

♪(*^。^*)♪ 2006.07.22 土曜日♪(*^。^*)♪

貪りては勝てず    本因坊秀策
小を捨て大を得る   本因坊秀策
欲を出しては勝てぬ  本因坊秀策

水無月や氷室の使ひ鞍馬より  中川四明

雷過ぎて蠍座あかきこの夜をいろいろの猫屋根に上りぬ   小島ゆかり

茶の花に金の蘂あり加賀の国 山上樹実雄

時の日や身の長らへし不思議かな
見え初めし赤子に買ひし金魚かな
夏痩せは妻の切なる願ひなり
読み終へしお役所文書蜘蛛の糸
機関車の汽笛遥かに新茶時
大井川豊かに流れ新茶時
夏の夜のパトカー走る回転灯
青梅雨の朝の風こそ佳かりけり
夏空に湖まさに溶けにけり
梅雨晴の日差しに眼傷みけり

♪(*^。^*)♪ 2006.07.21 金曜日♪(*^。^*)♪

芭蕉は弟子たちに「舌頭に千転せよ」と教えていたと言われています。何度も何度も詠んでみると善し悪しが見えてくるのでしょう。また、写真の上達のコツは「仕上がりを想像しながら、枚数を写すことだ」と某カメラマンに聞いたことがあります。
 どちらも回数を重ねることがポイントのようですね。

裏富士の月夜の空を黄金虫   飯田龍太

いちまいの瓦の上の手向け雛   友岡子郷

さらさらと水の流るる団扇かな  吉岡桂六

夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり  三橋鷹女

用心に用心蟻が角振つて  ふけとしこ

羅(うすもの)や人悲します恋をして  鈴木真砂女

真夜目覚め頭を冷やす扇風機
暑き夜に目覚めて回す扇風機
敗戦の軍服干して終戦日
故郷の目高の川の失せにけり
成果主義てふ目先の仕事深夜の星
トンネルにオカリナの曲青葉風
融通の無きお役所文書梅雨深し
中継所勤務なるまほろばの青嶺かな
出目金に見つめられけり宵まつり
蓮池に掬ひし金魚放ちけり

♪(*^。^*)♪ 2006.07.20 木曜日♪(*^。^*)♪

 645年 7月10 旧暦6月12日  大化の改新がありました。蘇我入鹿が宮中で暗殺され、大和朝廷の独走体制が確立した。
それまでは必ずしも大和朝廷の絶対権があったわけでは無かったと思われる。

不来方のお城の草に
寝転びて空に吸はれし
十五の心
石川啄木

炎天の富士となりつつありしかな  大峯あきら

たてよこに富士伸びてゐる夏野かな  桂信子

裏富士は鴎をしらず魂まつり   三橋敏雄

雪渓の水汲みに出る星の中  岡田日郎

鳥も稀の冬の泉の青水輪 大野林火

さらさらと水の流るる団扇かな  吉岡桂六

雪渓の水にて溶かす粉ミルク
雪渓の水にて溶かす粉ジュース
淡交といふが佳かりし朝の虹
淡交といふが佳かりし水すまし
淡交といふが佳かりし冷奴
淡交といふが佳かりし朝の星
淡交といふが佳かりし鰯雲
たまきはる命うるはし星まつり
空調の響くも哀れ終戦日
追悼の英霊と言ふ青嵐

♪(*^。^*)♪ 2006.07.19 水曜日♪(*^。^*)♪

パスポートぶらさげている俵万智いてもいなくても華北平原  俵万智

たとへば君ガサツと落葉をすくふやうに私をさらつて行つてくれぬか  河野裕子

白藤のせつなきまでに重き房かかる力に人恋へといふ  米川千嘉子

生ものに眠るあはれや龍の玉  岡本眸

菜を引いて寒暮のまなこ濡れにけり 岡本眸

古稀にして昼寝たつぷり許されよ
うながして相馬盆唄踊りけり
青梅雨のまなこの痛み手のいたみ
山小屋の夜はきらめける星のなか
安房国の西瓜まことに黒光り
暑き日は水浴しては亦昼寝
水浴びと昼寝三昧このところ
アイゼンの紐強く締雪渓行
尾根を行く雷鳥にも会釈して
思ひ出は雪渓のに冷やすジュースかな

♪(*^。^*)♪ 2006.07.18 火曜日♪(*^。^*)♪

大熊座沈めば君が言はざりし言葉にむきてふかく眠らむ  米川千嘉子

水中花ひらききりしがやや傾く  西垣脩

七夕竹借命の文字隠れなし  石田波郷

いちまいの瓦の上の手向けけ雛  友岡子郷

どこまでも宇宙遊泳あめんぼう
身障と言ふも唄を忘れず燕子花
身障と言ふも夢多かりし星まつり
巴里祭や大きな皿に桜ん坊
巴里祭や晶子の短歌くちずさみ
啄木も見たか浜茄子の紅き実を
峡また峡相馬盆唄競ひけり
髭しごき売るは竹の子ばかりなる
酔へるふりして恋告げる宵まつり
酔へるふりして指触れし宵まつり

♪(*^。^*)♪ 2006.07.17 月曜日♪(*^。^*)♪

馬鹿なこともせず生きている者が、自分で思っているほど賢いわけではない。   ラ・ロシュフコー

草原に母が最後に摘みくれし庭石菖や遠き記憶に  植田重雄

桐仰ぐ安居の寺を辞すやうに  榎本好宏

水中花ひらききりしがやや傾く 西垣脩

聞わけもなく又来ては蚊を入れる  柳多留

ひとり居といふ贅沢や水中花   櫨木優子

赤ちゃんの香したりけるシャボン玉
白根葵あまた咲きたる急斜面
酒飲めば戦の話す父逝けり
さえずりの真っ只中に目覚めたし
昼寝覚め半ばは夢の続きにて
葉桜の滴り嬉し朝歩み
遥かななる天に泰山木咲けり
白着にて蝶の如くに踊りけり
暫くは蜘蛛と戯れ午前九時
どこまでも宇宙遊泳水馬

0900高洲プール雨

♪(*^。^*)♪ 2006.07.16 日曜日♪(*^。^*)♪

東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ  柿本人麻呂 万葉集 1ー48

夏蕨振る舞ひ水の桶に挿す   榎本好宏

まず箸を岩魚に川を称へてや  榎本好宏

水中に皿すべらせて七月よ  高勢祥子

氷酒大河しずかに流れたる  新馬立也

君が好き竹の子が好き米が好き
青梅雨や並び体操車椅子
青葉風並び体操車椅子
知床の瀧を求めて出航す
時として憂しとも思ふ梅雨日和
梅雨憂しや紫陽花憂しや身の憂しや
貴婦人のまことに似合ふサングラス
貴婦人のまことに似合ふバンパイザー
逝きし人またも思へる星まつり
車椅子並び並びて菖蒲見る

♪(*^。^*)♪ 2006.07.15 土曜日♪(*^。^*)♪

彦星と織女(たなばたつめ)と今夜逢ふ天の川門に浪立つなゆめ  柿本人麻呂 万葉集 10ー2040

瀧落ちて群青世界とどろけり  水原秋桜子

三国志読みかけてある昼寝かな  山中弘通

茶摘唄聞こゆる丘に鰻食む
かの終戦の日の肥たご車
海辺には宿借貝のごつこんこ
緑陰に目あり鼻あり君があり
七夕や鏡を見れば父の顔
たまきはる命うるはし星まつり
給はりし命とほとし星祭り
亡き人はいずこの星や星まつり
亡き人の星を捜せし星まつり
逝きし人思ふのみなる星まつり

♪(*^。^*)♪ 2006.07.14 金曜日♪(*^。^*)♪

東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる 石川啄木

牧場の空の広さに夏燕  高浜年尾

落葉するこれから水がうまくなる  種田山頭火

水の味も身にしむ秋となり   種田山頭火

七夕や亡き父を見し鏡かな
いつまでも翁ならずや月見草
貝殻の風鈴響く海の家
耳たぶの可愛い乙女桃実る
剱岳へ刃渡りのみち鎖みち
穂高への縦走のみち雲の峰
ケルンには小石置きては雲の峰
山頂のケルンに加ふ小石かな
雷鳥を親しと思ふ鎖みち
青梅雨の鳥の声にぞ目覚めけり
天地いま梅雨の滴り歓びありにけり

♪(*^。^*)♪ 2006.07.13 木曜日♪(*^。^*)♪

やせがえる負けるな一茶ここにあり  小林一茶

草の葉にかくれんぼするかえるかな  小林一茶

青蛙おのれもペンキぬりたてか  芥川龍之介

青蛙喉の白さを鳴きにけり  松根東洋城

灯台の眼下白波初つばめ
戯れに蛙描きて鳥羽僧正忌
つばくらや運河に添ひし青柳
はつなつの空を斜めに飛行雲
初夏の夜を走りし飛行灯
雨の日は室内プールサウナ風呂
絵手紙に蟹を描きし啄木忌
(啄木忌4月13日)
つばくらめ運河に潮の満ちて来し
牛蛙重くも聞こゆ外湯かな

060713 曇 29℃ 0900 高州プール 1100スーパー一番線

♪(*^。^*)♪ 2006.07.12 水曜日♪(*^。^*)♪

人生の先読みとして次の世の自分の住処と買う金魚鉢  森田平

ふるさとの水をのみ水をあび       種田山頭火

やつぱりおいしい水のおいしさ身にしみる 種田山頭火

ふるさとの水だ腹いつぱい        種田山頭火

アルビン・トフラー
「富の未来」
 画一的な大量生産が富の源泉だった従来の産業社会では、労働者たちが規律正しく一斉に働く工場モデルが効率的だった。しかし、今ではむしろIT技術などを生かしてバリエーションに富んだ少量生産に取り組むことが富の源泉となる。そこでは個々の多様性こそが求められる。
 古い産業時代に慣れきった人々にとっても、個の創造性を求められる新たな文明は脅威に映る。しかし、こうした問題は、時間をかけて何とか乗り越えていくしかない。
「日本を例にとれば、系列の結びつきとか終身雇用制といったものは、産業社会には非常にマッチしていた。しかしこれは、第三の波の時代にはどうしてもマイナスに働いてしまう。小泉首相の郵政改革は評価するが、こうした変革はまだまだ足りないのではないか。」
 より広い視野に立てば、世界的に広がっている宗教的な原理主義なども、古い文明を懐かしむあまりの反動としてとらえることができる。

060712
0900 松岡八重子ちゃんから電話。0905 高州プール呑亦 昼食 戴いたラーメン
1330 千葉銀行 GW七つの卵10000円購入、 マリンピア3F未来堂書店で雑誌購入、高州ccで住民票マシンで買う。

♪(*^。^*)♪ 2006.07.11火曜日♪(*^。^*)♪

お互いが互いの看守である国に金属疲労を重ねつつ日々  森田平

コンビニは安心できる絶対に「ほんもの」だけは置いてないから 松本秀

一泳ぎして東京へ出勤す  水野李村

古稀にして一病息災星まつり
古稀にして一病息災宵まつり
紺作務衣身に添ふ日々や浅蜊汁
先生の眼差し優し薔薇描く
翡翠の一瞬光る水と空
口付をするかに食べる桜ん坊
職退きて心を癒す額の花
牛蛙重くも聞こゆ露天風呂
梅雨青し独りも宜しサウナ風呂
青梅雨や妻留守も良しサウナ風呂
朝顔の一輪描き千代女のの忌
9月8日 千代女の忌
(朝顔に釣瓶とられてもらひ水 加賀の千代)

幸町公民館オカリナレッスン 昼食PAT夢庵 午後 養護施設さいわいでオカリナ出前演奏。 サイゼリアで珈琲 高嶋さん。川崎さん。」松下さん。

♪(*^。^*)♪ 2006.07.10月曜日♪(*^。^*)♪

議員さんを人気商売と言ふなかれ人気なくなればダッコチャンも売れず  土屋文明

緑雨して山刀伐峠山毛欅峠  長谷川冬虹

丸ビルの古るゆくものにクーラーモ  星野貴士

梅の実や門扉に重き葵紋   神田松鯉

風薫る義公の社慎ましく  神田松鯉

氷酒大河しずかに流れける  新馬立馬

車椅子押す十字路に梅雨青し
節々の金属疲労蟻地獄
先生の夏痩せにして薄けはひ
先生の夏痩せ隠すサングラス
令夫人選ぶ抜きたるサングラス
七夕の風のやさしき浅蜊汁
七夕の笹吹く風や浅蜊汁
七夕に誰に逢ふらむ薄けはひ
職退きて心を癒す四葩かな
接吻をするかに食める桜ん坊

1300 幕張WBG コラソネスラテイノス

♪(*^。^*)♪  2006.07.09 日曜日 ♪(*^。^*)♪

湖に浮かべたボートをこぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく。目に映るのは過去の風景ばかり、明日の景色は誰も知らない。
バレリー  フランスの詩人

智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空がが見たいといふ。
高村光太郎

若者の匂ひ残れるマント着て雪降りしきる街帰りゆく  池田はるみ

椅子におち腑おちたるかバッタの子 高見のつぽ

へぎ板の匂ひて氷室饅頭かな  宮城里人

山国や蟻の地獄の育ちつつ  辻桃子

めし粒のながれてゆきぬ黄のあやめ  辻桃子

ねじり花条理とほらぬこと多し  樋笠文

虹立ちて遥かに思ふ母のこと
いま風車しばしの休み虹立ちぬ
大河越し虹の大橋渡しけり
野にきたり飛蝗を友にそびけり
妻留守の男料理の茄子煮かな
目覚めしは紫陽花の苑鳥の声
定年後新しき友浅蜊汁
美しき先生を得し浅蜊汁
職退きてまた友を得し浅蜊汁

10000 セントラルスポーツ ストーブ修理、オカリナ練習。

♪(*^。^*)♪  2006.07.08 土曜日 ♪(*^。^*)♪

雪降れば木ごとに花の咲きにけるいずれを梅とわきて折らまし  紀友則  古今集6冬

虚子の忌の大浴場に泳ぐなり  辻桃子

鬼貫や進取のなかに貧に処す  蕪村

美しく木の芽のごとくつつましく  京極紀陽

をとめらや氷の上をともに恋ひ  飯島春子

立葵すっくと空に伸びにけり
クローバやクラーク先生の手を挙ぐる
クローバやクラーク先生未来指す
八十八夜茶畑の丘栄西碑
少年の夢成らずして葱坊主
茄子の花紺の作務衣の身に合ひし
茄子の花紺の作務衣の身に添ひて
花かぼちゃここ二三日妻は留守
青梅雨や生駒山から金剛山
十年を経て再会の時花梯梧
この後は何時のまみへか海紅豆

♪(*^。^*)♪  2006.07.07 金曜日 ♪(*^。^*)♪

ありま山ゐなの笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする 大弐三位  百人一首  この方の本名は 藤原賢子 紫式部の娘さま。

初氷島のなかとも思はれず    飯島春子

明けぼのやしろ魚しろきこと一寸 芭蕉

入院の行李ひとつや梅雨の蝶 山田文男

来信にかの夏蝶の絵の一枚
四阿屋を浮かべ大賀蓮の池
グラジオラス見知らぬ人に会釈して
紫陽花の色また濃かりき雨催よひ
あずま屋をひとつ浮かべて蓮の池
青梅雨のしたたり美しや朝歩み
会釈して木の道を過ぐ蓮の池
会釈して木の道を渡る蓮の池
野にあそび飛蝗を友にし遊ぶ
虹の足ひととつは沖にありにけり

♪(*^。^*)♪  2006.07.06 木曜日 ♪(*^。^*)♪

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日  俵万智

七月のレタスになりてゆく吾の腹でねむれよねむれ児よもう少し  成川彩

君眠る白樺の丘ちその葉一品添えて語るひととき   田村志女子

スカンポを手折りて食みし幼き日ドレッシングの知恵など無くて  松永京子

菜園でつくりし青菜柔らかし明日の私に光さしくる  平本宣子

マヨネーズをハートの形にたつぷりとサラダにかけて単身赴任  林優

初恋は夕日を浴びた校門でトマトの様に空は赤くて   木村翔太

働いて風のそよぎのリラの街自転車止めてレタス買いたす  市川久美子
人はいさ心も知らず故里の花ぞ昔の香に匂ひける  紀貫之

さくはなのとはににほへるみほとけをまもりてひとのおいにけらしも  会津八一

思ひける人にとどくや虹の橋
虹の橋くぐりて船の入港す
空海を先達として夏遍路
巴里祭やトマト大好きサラダ好き
パリ祭やトマトのやうな君が好き
赴任してリラ咲く街の風が好き
北斎の赤富士も良し実景も良し
赴任してリラ咲く街の風のなか
案内せし庭の明るき花梯梧
案内せし庭に溢れし海紅豆

♪(*^。^*)♪  2006.07.05 水曜日 ♪(*^。^*)♪

尊敬できる人を真似して、尊敬できない人を真似しない。
ウォーレン・バフェット

六月の日照強しや花梯梧外へ出てみれば明るし冬の山  田中裕明

月光のごつと当たりぬ葛の花  田中裕明

なきひとにならひて坐る桃の花  田中裕明

風呂敷につつむ額縁鳥の恋  田中裕明

空よりも高き都や夏燕  小滝徹矢

くちなしの壊れ易きや朝の雨
給はりし古稀なるよはひ朝の虹
蚊を打ちし頬の痛みや手の痛み
目出度くも古稀賜はりし朝の虹
うたた寝のはてしも無きや熱帯夜
佳人けふ長き手袋にサングラス
皇太子妃孤独なりしや麦の秋
囀りに目覚め息災朝あかり
迸る汗のなかなる講義かな
平泉雲の流れて百合の花
平泉雲の流れて岩つばめ
下総の風香ばしや麦の秋
投句してややも安堵や胡桃餅
恙無く囀りの朝給はりぬ
恙無き囀りの朝虹うるはし

梅雨に入る桐の輪積みの音にさへ  榎本好宏
2006年7月5日北朝鮮はミサイル7発発射しました。いずれも日本海に着弾した。

♪(*^。^*)♪  2006.07.04 火曜日 ♪(*^。^*)♪
みみしふとぬかづくひともみわやまのこのあきかあえをきかざらめやも  会津八一

くたびれて宿かる頃や藤の花 芭蕉

牡丹ある寺行き過ぎしうらみ哉  蕪村

菩提樹の並木あかるき白夜かな  久保田万太郎

ゆくすゑの先にゆくすゑ花山椒  中原道夫

二千代の夢より覚めて咲く蓮   石橋光

泰山木けふの高さの一花あぐ 岸風三楼

恋人は小鳥となりて睦みけり
鷺一羽寂しからずや蓮の池
鳥の恋包みて樹林明けにけり
鳥の恋包みて森の明けにけり
鳥の恋包みて明ける軽井沢
会釈して蓮見る人をやり過ごす
若葉風たのみて乗りぬ縄電車
妻留守のなれぬ包丁初鰹
----------------------
2006.07.03月曜日

やさしく生きて
     いこうね
あせらず
   むりをせず
ほんとうのしあわせを
    つかんでいこうね
信じあうことを
    大切にしようね
夢をつくることを
    大切にしようね
健康であることを
    大切にしようね
いつまでも
    人生を大切にしようね
須永博士

「笑顔」
あなたのその笑顔を 
     たやさないで下さい
 あなたのその優しさを
      たやさないで下さい 
あなたのその努力を
     たやさないで下さい
 人はみんな苦しさに耐えて
      生きているんです 
あなたのその一生懸命生きている人生を
     たやさないで下さい
                須永博士

「やれるんです 」

やれるんだよ
 誰だってその気になれば やれるんだよ

 人間みんな同じ力をもっているんだよ

  いつまでも考えていないで
      やってみることだよ 
   あなた やれるんです

           須永博士

------------------------------------------------

♪(*^。^*)♪  2006.07.02 日曜日 ♪(*^。^*)♪

夕ぐれは焼けたる階に人ありて硝子の屑を捨て落とすかな  近藤芳美

人生の有用差はその長さにあるのでなくその使い方にある。  モンテーニュ

箱庭のとはの空家の涼しさよ 京極杞陽

日のうちに菖蒲放ちしさら湯かな  深見けん二

気配してひのかげりたる草の花  深見けん二
ふつくらとしたる海鞘こそ甘かりし
吾が好きな海鞘なれど人嫌ふ
仙台の海鞘こそ佳けれ青座敷
箱庭の添水ことり淋しけり
箱庭の空に月日のなかりけり
咲き初めし萩うるはしや朝湿り
その佳人語りはじめし青扇
ギャマンには琥珀色なす冷珈琲
昼寝して三千世界遊びけり
好き嫌い誰にもありて海鞘が好き
望月の夜走りける飛行機灯

♪(*^。^*)♪  2006.07.01 土曜日 ♪(*^。^*)♪
かがしなき木の下闇の暗き夜に水の音して水鶏鳴くなる  永福門院

人生の先読みとして次の世の自分の住処と買う金魚鉢  森本平

紅葉にも火の廻りたる落葉焚   深見けん二

朝顔のどれも夜明けの空の色  小澤實

羅や人悲します恋をして  鈴木真砂女

向日葵の空かがやけり波の群 水原秋桜子

松よりも琵琶の葉照りや金魚売  中西夕紀

海よりも枇杷の葉照りや氷菓売り 中西夕紀

燕の子合唱してる駅舎かな
高原の駅舎青葉の香の溢れ
トマトさへあれば嬉しき朝餉かな
田舎駅窓より燕出入りして
啄木の立待岬初燕
枕して遥かにも聞く瀧の音
翡翠のきらめく緑魚咥へ
思ひ出の夢は虹いろ麦の秋
今も尚仕事の夢や梅雨青し
金色堂青田の風に包まれて

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月30日 (金曜日)

2006.06.1-2006.06.30 俳句日記

♪(*^。^*)♪  2006.06.30 金曜日 ♪(*^。^*)♪

お互いが互いの看守である国に金属疲労を重ねつつ日々  森本平

樹の下に俤ありて氷張る   飯島晴子

をとめらや氷の上をともに恋ひ  飯島晴子

太竿のかしぐばかりの鯉幟
灯台の眼下翔び交ふ岩燕
つつかかりつつかかり来る荒神輿
ぶつかりて暫し進まず荒神輿
道の駅丘に掲げし大漁旗
おちょぼ口して蚕豆を食みにける
新しき卯波生まれて湘子の忌
岬にはまたまた卯波生れけり
ぶつかりて暫し退く荒神輿
早朝の祭太鼓の調べかな

♪(*^。^*)♪  2006.06.29 木曜日 ♪(*^。^*)♪

誰そこの屋の戸押そぶる新嘗に我が背を遣りて斎(いは)ふこの戸を   万葉集14ー3460 相聞歌

黒南風のむらさき湿り石切場  岡本眸

俳句の心得 表面淡々とさりげなく、しかもしみじみと心に沁みとおるように句をつくる。 水原秋桜子

短夜を縦横無尽に練る赤子 横井理恵

一撥ねし金魚掬ひの紙破る
泳ぐにも少しの化粧されたるや
その佳人しなやかなりし泳ぎかな
立葵いのち思へば空澄みし
朝顔のもうすぐ開く療養所
洛中に佳人在はせば沙羅開く
建禮門院深き思ひや沙羅の花
浜昼顔見れば心に傷みかな
朝顔を一輪渡す車椅子
父の日の父は孤独を愉しめり

♪(*^。^*)♪  2006.06.28 水曜日 ♪(*^。^*)♪

鐘鳴りて春行くかたや海のいろ  素丸

天地の円美しき大夏野  加藤耕子

函館を指して卯波の競り合へり 神田松鯉

花の雲鐘は上野か浅草か  芭蕉

ありそめし文字摺草や温泉(でゆ)の道 岡安迷子

夫婦滝からみからみて落ちにけり
不可解な事はしばしば滝落ちる
初西瓜小ぶりなれども甘かりし
初西瓜模様濃きもの選みけり
久方ビールなりしも泡嬉し
眠らねぬ夜の冷やし梅酒と端居かな
敗戦日かつて荷馬車の糞る街路
自転車で坂をくだれば濃紫陽花
観覧車見降ろしにける椎の花
麦秋や月の滴り愉めり

♪(*^。^*)♪  2006.06.27 火曜日 ♪(*^。^*)♪

草の青さよはだしでもどる 山頭火

草は咲くままのてふてふ  山頭火

踏むまじき沙羅の落花のひとつふたつ 日野草城

うれしさは葉がくれ梅の一つ哉  杜国

我生の今日の昼寝も一大事  高浜虚子

清流に積む芹あまた手に余る
青梅雨や縄電車に乗せ貰ひ
乗せ貰ふ縄の電車や沙羅の花
つばくらや古希にし乗りし縄電車
若葉風乗せ貰ひける縄電車
外湯こそ佳けれや蟇の声溢る
外湯こそ佳けれや蟇の合奏す
泳ぎきて深き眠りの小半時
清流を少し動かし芹洗ふ
浜昼顔水玉いくつ転がせり

♪(*^。^*)♪  2006.06.26 月曜日 ♪(*^。^*)♪

あざみの歌  桜井弘 作詞 八州秀章 作曲
山には山の愁いあり
海には海のかなしみや
ましてこころの花園に
咲きしあざみの花なれば

竹伐の新参鞍馬荒法師   柳井硬恒子

画家午睡水の惑布に浮き  馬場駿吉

水あるは宇宙の奇跡水草生ふ 馬場駿吉

宇宙また永遠には在らず星祭  馬場駿吉

ものぐらく人行く上に降りて居る鉄切断の音無き火花 近藤芳美

浜昼顔とほき汽笛をわれも待つ  小野恵美子
船の汽笛でしょうね。

昼顔のほとりによべの渚あり 石田波郷

渚と言うので」浜昼顔でしょうね。

青梅雨や妊りし歩のたゆたかに
空調の効きかない講義年代記
雲雀てふ喫茶室より見ゆ青嶺
薊見し傷心の旅懐かしき 

♪(*^。^*)♪  2006.06.25 日曜日 ♪(*^。^*)♪
天地(あめつち)の神も助けよ草枕旅ゆく君が家に至るまで  万葉集 4-549 作者未詳

いつの間に夜の省線にはられたる郡のガリ版を青年が剥ぐ  近藤芳美

たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき 近藤芳美
 
まひまひや深く澄みたる石二つ 村上鬼城

駐在所郵便局と燕来る   鈴木由江

妻留守の男料理の初鰹
龍胆や山波統べし槍が岳
龍胆やアルプスを統べ槍が岳
若葉風胸に一穂文字摺草
したたりの一滴響く茶席かな
靖国の是非は問はずや終戦忌
紅顔の君は還へらず終戦忌
初燕未熟の子にも誕生日
傷心の旅にしありて岩燕
城までは篁の山紫雲英の野
城までは竹の子の村紫雲英の野

♪(*^。^*)♪2006.06.24 土曜日  ♪(*^。^*)♪

おもひつつぬればや人の見えつらむ夢としりせば覚めざらましを  小野小町

独り坐す幽す幽篁の裏
琴を弾じ復長嘯す
深林人知らず
明日来って相照らす
王維

春潮のテープちぎれてなほも手をふり  種田山頭火

あてもない旅の袂草こんなにたまり 種田山頭火

いそりには卯浪輝く襟裳かな
いそりには卯浪輝く銚子かな
たけむらの一家で竹の子づくしかな
掘るほどに竹の子の根の深かりし
日々濃くになりし四葩の便り来し
便りには四葩の色のこまやかに
四葩なほ濃くなりにけるあしたかな
余花惜しむ吉野の山の句会かな
余花ありし学寮尋ぬ句会かな
石南花を尋ね来たりし句会かな

------
2006.06.23 金曜日

あさゆふに花まつ比はおもひねの夢のうちにぞさきはじめける   崇徳院

化石凍て節足類の肢正し   馬場駿吉

藍みじん三社祭を渡りけり  加藤郁乎 

このはなのさくやはうつつ初桜 加藤郁乎

春夫忌の垣根にからむ忍冬
青葉風手鞠のやうな眠り猫
抱かせて貰ふ赤子や初燕
みどりの夜眠る赤子の息すこやか
黒百合や剣岳へと雲流る
まつり稚児ほのかに化粧恥ずかしき
茶摘唄音なく回る風車
しもた屋の目高より大き緋鯉かな
路地店の目高より大き緋鯉かな
胸に差す一穂の文字摺草
----------
2006.06.22 木曜日 曇 小雨 24℃

猫が過ぎ黒揚羽すぎ睡り来ぬ  寿

朝焼や聖(サンタ)マリヤの鐘かすか  山口誓子

朝焼けの雲の遥かに笛の音
パラソルの日陰に佳人昼寝かな
パラソルの陰の小さき昼寝かな
遠嶺にも蘇枋の染みる朝明ける
賜りし指の紅しやゆすらうめ
清盛も見たかもしれぬ沙羅の花 
黄色芥子紅色芥子と蝶渡る
初夏の風頬をくすぐる朝餉かな 
つつがなき宵賜りて胡瓜揉み
つつがなき夕餉賜り胡瓜揉み
そばかすもえくぼと見えし初夏の風
-----------------

2006.06.21 水曜日
1582年6月21日 旧暦6月2日本能寺の変。敵は本能寺にあり。
明智光秀の反乱。

河骨の花に神鳴る野道かな  高浜虚子

熱帯魚石火のごとくとびちれる  山口青邨

夏羽織先師は芸に遊びけり   神田松鯉

早苗田の風のなかなる野菜売り
早苗田の風のなかなる道の駅
甘藍の渦の一列風車舞ふ
買ひたるはみめ佳き大根湖の岸
熱帯魚と見えしは佳人泳ぎけり
纜を解くやあやめの岸辺より
七夕やみちのく訛懐かしき
みちのくの訛うるはし星まつり
みちのくの訛懐かし星まつり
岬には採るに余れる浜防風
山法師黄色に咲きし岬かな
夢二碑は浜昼顔に包まれて
栞にと一穂摘みにし文字摺草
-----
2006.0620 火曜日 
1789.06.20 フランス革命、テニスコートの誓い。

くらがりの合歓を知りたる端居かな  石田波郷

こんなうまい水があふれてゐる 山頭火

今日の道のたんぽぽ咲いた   山頭火

ポテサラに有難きかなマヨネーズ
かの昔マヨネーズ知らずポテサラダ
生かされて古稀なる齢ひ麦の秋
日曜といふ麦秋の空虚かな
生かされて古稀なる齢ひ胡瓜揉み
睡蓮も目覚めし池のあやめかな
見返るは佳人大きなサングラス
梅雨晴れ間銚子の岬浪白し
ほかほかの新じゃが食べて子の育つ
ほかほかの新じゃが食べて未熟の子
----
2006.06.19 月曜日
あるときは船より高き卯浪かな 鈴木真砂女
  千葉県の俳人です。

灯台の岬に寄する高卯浪 
青葉潮この浪の先小舟見ゆ 
風香る小さな旅の誘ひかな
息吹けば揺れとどままらず白糸草
玉葱の土をはみ出す太さかな 
夢に見し薔薇こそ君の面影か
平安京今も昔も青葉風
それとなく縁切りのふみ鳥帰る
疎開子へ遥か持ち来しポテサラダ
疎開子へ母持ちきたるポテサラダ
終戦日涙し食べるポテサラダ
未来への舟出もあらん夏の海
朝餉いま青葉若葉の風のなか
房総は黒潮洗ふ初夏の風 
ことごとく窓喜べる若葉風

2006.06.18 日曜日
アマリリス月のなき夜をふかねむり 柴田白葉女

千葉県の有名女流俳人です。ご生存中にお目にかかりました。

水中花人魚も良かれ水のなか
初鰹買ふも小雨のけぶるなか
港には丘ありて初夏の風
きざはしに源氏の君や杜若
触れたれば壊れさうなる白糸草 
忘れじの君こそあるや風香る
佳人なほ見とれるだけか白糸草
願はくは青嶺の川を泳ぎたし
初夏の花溢るベンチで眠りたし
愛犬に合羽ぞ着せよ春の雨
緑陰の散策なれば君ととも
サーフィンを起こせば傾ぐ水平線

♪♪20060617 土曜日 曇 28℃ ♪♪
すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。
新約聖書 マタイの福音書11ー28

Come to Me all you who labour and are heavily
burdened.   Matthew 11-28

君は今大粒の雹君を抱く 坪内稔典

礒ぎはをやまもも舟の日和かな 惟然

谷は鯉もみ合う夜の歓喜かな 金子兜太

兵のあまた匿う青芒  宇多喜代子

薫風を胸にいつぱい鰻食む
日々伸びて胡瓜のやうな乙女かな
青田風風車を回すお茶所
それとなく扇動かす端居かな
微かにも扇動ける端居かな
端居して故里の山思ふなり
端居せし人に会釈や夕まぐれ
端居して見知らぬ人に会釈せり
端居して見知らぬ人に会釈され
端居して昨夜の碁跡思ひけり
端居して風の漂ふ気配かな
端居せし面影にある薄けはひ
端居して愁ひをかくす薄けはひ
道の駅青田の風に包まれて
店の名は道の駅なり青田風
団子虫乙女言ふほど怖がらず
父の日や懐いつぱい風入るる
今日もまた花嫁舟や菖蒲咲く
菖蒲咲く岸を離れし手漕ぎ舟
花嫁はあやめ祭の舟に乗り
花嫁の小舟あやめの岸離れ

2006.06.17 土曜日 曇 26℃
あしひきの山のしづくに妹待つとわれ立ち濡れぬ山のしづくに  大津皇子

かつらぎに日はかたむきて畝傍山二上山も遠霞むなり 栢木喜一

竹伐りも弟子二三年勤めねば  高野素十

シナプスの発火しており春の闇  結木桃子

初鰹捌く青葉の風のなか
ひとり身を通し育てる文字摺草
あさざの葉池に溢れて花ひとつ
そのまなこきょとんとしたる秋刀魚焼く
その眼きょとんとしたる秋刀魚焼く
SLの窓いつぱいの若葉かな
面影を秘かに隠すサングラス
ことごとく窓の喜ぶ若葉風
ことごとく窓喜べる青葉風
呼びたれば見返りにける白日傘
覚めてなほ夢のなかなる昼寝かな

060616 金曜日 雨
060616 俳句日記 金曜日 雨 24℃
自分の失敗は自分で責任を取る。失敗の分析、原因の解析をする。失敗に学ぶ事が一番大切である。
どんな失敗でも他人、社会、政府の責任にしない。

涼風の曲がりくねつて来たりけり   小林一茶

the cool breeze winding its way through has arrived  Issa

降るばかりでも迷惑な傘や(からかさ)屋 柳多留
賢き母といわれし不運見尽くせり勝手な母をわれは生きむか   名取二三江

春惜しむ師弟の墓碑の寄り添ひて 神田松鯉

松の花花粉をこぼす夕べかな
鯉のぼり青葉の風を待ちにけり
新樹光零るる葉影に太鼓打つ
日曜の公園市のをみな美(は)し
知り人に声掛けられし青葉光
知り人に声掛けられし若葉光
春惜しむ公園市に逢ひし友
駿河いま茶摘みの頃に友と逢ふ
友と逢ふ青葉の風の親しさよ
友と逢ふ若葉の風の親しさよ
職退きし便りに赤ちゃんアマリリス
まったりと口にとろける鰻かな
石階は若葉青葉のしたたれる
若葉風に頬撫でられて自然浴 
青葉風また若葉風飛龍橋
失ひし恋の痛みや薔薇に刺

ひく波の跡美しや桜貝  松本たかし

夢に舞うふ能美しや冬籠  松本たかし

ゆく春や逡巡として遅さくら  与謝蕪村

若楓京に在ること二日かな  川崎展宏

060615 木曜日 曇 雨 24℃
自分の失敗は自分で責任を取る。失敗の分析、原因の解析をする。失敗に学ぶ事が一番大切である。
どんな失敗でも他人、社会、政府の責任にしない。

家ごとにリラの花咲き札幌の人は楽しく生きてあるらし  吉井勇

ライラックの花言葉  初恋の想い出、青春の喜び。
英語 lilac  フランス語 lilas

血遠い雨にワイシャツ濡れている無援ひとりへの愛うつくしくする   岸上大作

舞ひ落つる蝶ありあさざかしげ咲き  星野立子

母乗せて舟萍になかへ入る  桂信子

萍や濯ぐ水輪に乗り揺れて  松藤夏山

まん丸な小さん師匠のやうな月の夜
郵便婦若葉の風連れ来たりけり
練達の包丁捌き初鰹
包丁の青くきらめく初鰹
電話より犬の咳き梅雨青し
小町てふあやめの根元水響く
留守の間にメール百通若楓
懐の遺影の若し若葉風
浜防風摘むに余りし岬かな
花あさざ揺るる池塘や尾瀬暮るる
花あさざ揺るる池塘や燧暮る

ふたりになるためのひとりやがてひとりになるためのふたり  浅井和代

鵜の吐きし鮎篝火にきらめけり 武田孝子

藤を見て蜜たっぷりの葛の餅
早起きの蕎麦屋の亭主桐の花
遠山は山藤溢れいたりけり
薔薇見れば遙かな君を思ふのみ
遠山を借景として大吊り橋
歯車電車カタカタ若葉の山を登りけり
白つつじ又紅つつじ試歩の道
神の名のいくさ恐ろしみどりの曰
春耕の人また一枚を脱ぎにけり
摘みとるにあまりに惜しきしゃがの花
片蔭に猫眠りける静けさよ
蜂となり花ある君を訪ふべきや
捜しける君こそ在りし片かげり
近江のうみ夕波千鳥風香る
カタこトリ歯車列車に若葉風
さみどりの一番茶摘む風のなか
]
060614 曇 25℃
自分の失敗は自分で責任を取る。失敗の分析、原因の解析をする。失敗に学ぶ事が一番大切である。
どんな失敗でも他人、社会、政府の責任にしない。

0945 京成稲毛駅 1040 江戸川駅 1100 菖蒲園
1200 江戸川駅 1220 京成稲毛駅

眦を波にしづめし河鹿かな  阿波野青畝

答ふるはみちのく言葉百合の花
駐輪場満車でござる菖蒲苑
振り返る白きパラソル潮の風
汐風に見返る君のサングラス
切望の夏痩せなれど叶はざる
汐風に見返る君のバンパイザー
面影を隠しつくさず白日傘
想ひける人振返る白傘
想ふ人見失ひにける白日傘
豆腐買ふにも薄けはひ白日傘
手すさびに廻す日傘のまつ白に
岬にてふと振返る白日傘
水ぎはにて廻す日傘のまつ白に
高遠の桜に酔ひし小半日
串団子一本食べて菖蒲の日
車椅子あやめに寄せて歌の会
初夏うららオカリナ吹くや古稀宜し
古稀にしてオカリナ吹くや川堤

♪(*^。^*)♪
060614 水曜日
山里の春の夕暮れきてみれば入相の鐘に花ぞ散りける  能因法師 新古今集

火柱のごとくに薔薇を仕立てけり 森田峠

人形に紅差す窓の明け易し 与勇輝

さみどりの茶畑縫ひてバスの旅
アプト線若葉の風の香りけり
囀りに目覚めて朝の沢めぐり
バス停の目印はそれ桐の花
藤を見て人に揉まれし疲れかな
民宿に温泉三昧藤の雨
美女の湯は岩間より来し藤の宿
伝へける遠州の庭藤白し
せせらぎに紛る雨音藤の宿
駿河いま新茶の香りささめ雨
駿河には佳人多くて茶摘み唄
さざ波に揉まれて流る藤の花
民宿に温泉三昧藤の雨
美女の湯は岩間より来し藤の宿
外風呂は展望宜し桐の花

♪(*^。^*)♪ 
060613 火曜日 晴 曇 23℃
天地の春たけなはにをちこちの蛙鳴く野や昼しづかなる 伊藤左千夫

瀧のおもてはよろこびの水しぶき   山上樹実雄

プータンも田を植ゑる国うたの国  田中裕明

梅雨晴と言ふも岬に富士見えず
つややかな干物買ひけり梅雨晴間
昼顔や夢二自筆の歌碑ひとつ
囀のなかに目覚めて句を案ず
昼顔や磯りに騰がる磯りに白き濤
美女の湯は岩より流る桐の花
外風呂は谷底見えて桐の花
割箸のやうな吊橋藤の雨
外風呂はせせらぎ近く桐の花
外風呂はせせらぎのなか藤の花
外風呂はせせらぎの譜や桐の花
藤の宿山女大きく皿にあり
吊り橋や小雨に揺るる藤の房
白つつじ又紅つつじ試歩の道
したたれる青葉若葉や湯の香り

コスモスに似た初夏の花 ムギセンノウ

2006.06.12 月曜日 曇 21℃

0612銚子バス旅行
曇 21℃
0800 真砂  830 幸町公民館 0900-0912 野呂PA09420942-1005 オライ蓮沼PA 1100 銚子市 1110-1155 地球が丸く見える丘 1205―1245 犬吠埼灯台 1250一1400 一山いけす 1410 海のハーブガーデン 1445 うおっせ22 1620ー1650
 多古道の駅SA  1730 幸町公民館  1800 真砂

茜さす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖振る
額田王

紫のにほへる妹をにくくあらば人妻故に吾恋めやも  大海人皇子

蝙蝠や月の辺を立さらず  暁台

打ちつづく小動(ゆるぎ)の磯鳥渡る  小林鱒一

とろろ汁老いて父似を肯へり  山崎雅葉

生涯に我儘通し燕子花
我儘を通し逝きけり花柊
生涯に我儘通し日輪草
我儘を通し逝きけり日輪草
寡婦にしてオカリナ吹くや燕子花
岬には白き灯台苜蓿
寡婦にしてオカリナ吹くや水中花
襟裳岬(さき)いつも小動(ゆるぎ)高卯波
育英会廃止と聞きぬしゃぼん玉
育英会廃止と聞きぬ水中花
関東を浮かせ一面青田風
唐黍の髭こそばゆきあしたかな
撫子を一束買ふも大和の女
撫子を買ふときまこと大和の女
撫子を買へば優しき大和の女
風車からこら廻す青田風
風車からこら廻す黍の風
黍渡る風よろこびぬ風車
青田風よろこびにける風車
甘藍の渦くるくると朝の風

0611俳句日記
雨 曇 22℃
悲しんでいる人たちは、さいわいせある。彼ら慰められるであろう。  マタイの福音書5ー4

Blessed are they who  mourn, for they shall be comforted.

うきくさや蝶のちからの押さへても  千代女

霾や忍者の里の景となり   神田松鯉

思ひ出は白はまなすの襟裳岬(さき)
はまなすや襟裳の岬風荒れる
紅花や父の似顔絵髭の濃き
父の日の似顔絵髭の濃かりけり

0611俳句 日曜日

人知れず大内山の山守は木隠れてのみ月を見るかな  源頼政

上るべき便りなき身を木の本にしゐを拾いて世を渡るかな  源頼政

春の暮列柱に身を紛らしむ 岡本眸

陰に生る麦尊けれ青山河  佐藤鬼房

わか竹や今解し葉に風わたる  闌更

緑陰にオカリナ吹くも憂ひかな
蒲鉾に海苔の香りや皐月風
起き伏しに頬に感ずる青葉風
起き伏しに頬に感ずる若葉風
春の海藤田嗣治のミルク色
うたかたと思ふ浮世や茅舎の忌
少年の日の夢に覚む聖五月
緑陰に四阿ひとつ昼餉どき
緑陰に四阿ひとつ昼寝どき
青梅雨に自転車走る朝まだき
青梅雨に走る自転車融けにけり

0610 土曜日
俳句日記
曇 晴 28℃
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ  紀友則

農業高校の教師となりて九年経つ牛飼ひあまた育てきにけり  森山良太

今やかの三つのベースに人満ちてそぞろに胸のうちさわぐかな  正岡子規

あじさゐの藍のつゆけき花ありぬぬばたまの夜あかねさす昼  佐藤佐太郎

浄らかに風を通して雑木々が夕映えに影黒々伸す  藤井徳子

裏家住つき出し窓に金魚鉢  柳多留

学生は素顔ぞ佳けれ卒業歌  岡本眸

割って飲む薬や梅雨に入りにけり  岡本眸

蓮の花すいこまれそう妖しき手 太田治子

初恋や燈籠によする顔と顔 太祇

あじさゐやきのふの手紙はや古ぶ 橋本多佳子

木の下に柿の花散る夕かな  与謝蕪村

ままごとの皿いつぱいの柿の花  福寿芳江

給はりし豌豆まこと青き味
をみなごとしばし語らふ冷やし珈琲
をみなごとしばし語らふ水中花
藤棚に一日遊びし夜の疲れ
青梅雨をしばし歩みし疲れかな
巴里祭小さき旅に誘はれて
古稀と言ふよはひ賜り菖蒲の湯
けはひより素顔佳かりし青葉風
駅軒に発声練習燕の子
友言へり百の名山登了す
水中花果たせぬ事の思ひけり
緑陰の切株よろし昼餉の座
緑陰の切株よろし笛吹く座
天上天下往来をせし大昼寝
北斎を見たるほてりや膳の鮎
泳ぎきて天上天下大昼寝
聖戦と言ふが虚しき終戦日
思ひたる人にまみへし夏の夢

♪(*^。^*)♪ 060610  土曜日

抱かねば水仙の揺れやまざるよ 岡本眸

胸もとに竹の踏切梅雨の入り  岡本眸

白鳥といふやはらかき舟一つ 鍵和田柚子

♪(*^。^*)♪ 060610  日曜日

秋草のいづれはあれど露霜に痩せし野菊の花をあはれむ 伊藤左千夫

白鷺の羽ずりにうごく早苗かな  浪化

たんぽぽの絮とぶ誰も彼も大事 岡本眸

青春のまだ見ぬ恋や桜草 麦ちゃん
初恋は淡く懐かし花杏
疲れにし旅も夕暮藤の宿
やうやくに辿りつきたる宿の藤
青葉風ズボンの裾をほつる朝
気になりしズボンのほつれ若葉風
気になりしズボンのほつれ桐の花
珈琲の苦さ宜しき昼寝覚め
藤を見し疲を癒す葛の餅
気になりしズボンのほつれ巴里祭
気になりしズボンのほつれ鴎外忌
貴夫人の白き帽子や巴里祭
薔薇園はをみなばかりや遠郭公
未だ見ぬ人を恋ひけり薔薇の苑
噴水の悦び跳ねる水しぶき
蕎麦茶屋の床几は庭に桐の花
蕎麦茶屋の床几は庭や鯉のぼり
蕎麦茶屋の席は野外や桐の花
夏場所の蒙古力士の強さかな

♪(*^。^*)♪ 060609  金曜日 雨 22℃

山かひの棚田ひとつ忘れ苗あまのはらふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも  阿部仲麻呂

夏は来ぬ雲取山に白雲を追いかけ行きし人は帰らず  谷岡亜紀

池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまつ白で、そのまん中にある金色の蘂からは、
なんともいえない良い匂いが、絶え間なくあたりへ流れています。  蜘蛛の糸  芥川龍之介

西へ行く道もあかるしさくら時 紀伊国屋文左衛門

麦秋や未だ治らぬ歯痛かな
麦熟るや小さな旅に誘はれて
乗りつぎてフィアンセを訪ふ麦の秋
川岸の新芽光れる風のなか
堤には今花吹雪朧の灯
堤には花の朧の灯を連ね
堤には今花吹雪朧の灯
つばくらめ親指姫を乗せ飛べり
初恋の人はいづこや麦の秋
梅雨どきの普通電車の遅さかな
囀りの駅に降り立ち俳句会
姫の名の菖蒲もありや水光る
堤には今花吹雪朧の灯
堤には今花吹雪朧の夜
葱坊主やもめとなりて童べ顔
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり
みやこ鳥隅田の堤花吹雪

0608俳句日記
曇 22℃
0930 稲毛海岸駅バス 1020 千葉中央 1030 千葉市美術館 北斎他海の絵 1150 千葉三越 1240 千葉駅 1300 稲毛海岸駅

大きなるものに飼わるる心地してエレベーターの四方を見やる   松村由利子

五月雨や天下一枚うち曇 宗因

姫の名の苺大きくまろやかに
花咲けば西行の歌吟ずべし
夢なりし古稀ともなりぬ立葵
麦の秋ミレイがそこにある思ひ
囀の朝に目覚めて芥出す
囀の朝に目覚めて二度寝せし
給はりしゆすら梅にぞ指染むる
誹諧の森に彷徨ふ鴎外忌
蕗茹でて単身赴任の淋しさよ
メルヘンの女王の名前薔薇に刺
誹諧の森に彷徨ふ茅舎の忌
北斎の紺青の海卯浪立つ

♪(*^。^*)♪ 060608 木曜日 晴 曇 22℃
湧きいづる泉の盛りあがりくずれるとすれやなほ盛り上がる  窪田空穂

まだ青きナイターの空月昇る  白沢弓彦

麦秋や中国下る旅役者 正岡子規

いずれ菖蒲か杜若。
菖蒲は乾燥地に咲く。花びらに網目。
杜若、(燕子花)は湿地、水辺に咲く。花びらの中心が白。

羊蹄山持ち上げている薯の花
羊蹄山浮かしていたる薯の花
紫雲英野に子犬乗せたる乳母車
若葉風ややも湿りの夕餉かな
若葉風ややも湿りの夕べかな
苜蓿いっぱいの野に乳母車
御手洗しに湧き水つとに走りけり
天上天下旅をなしたる昼寝かな
苜蓿柔らかき野に乳母車
烏飛ぶただそれだけの夏の空
飛行雲一筋のみの初夏の空
浮世絵の亀戸天神藤散れり
稲妻に茶碗光れる夕餉かな

0607俳句日記
0607 水曜日  晴 21℃
烏とふ大をいて烏のまさでにも来まさぬ君をころくとぞ鳴く  東歌 万葉集

コンパッションとは共に悲しむことである。

紫陽花や白よりいでし浅みどり  渡辺水巴

瀧の上に水現れて落ちにけり   後藤夜半

六月や水辺の花のみな白く  三城佳代子

どこからも淀川見ゆる麦の秋
生駒山遥かに見ゆる麦の秋
麦秋やどの道行くも大河の辺
芦屋には紫陽花似合ふ夕まぐれ
緑陰のATMの閑散と
緑陰のATMより機械音
黄砂降る蒙古力士の強さかな
もの憂しや春の名残のなかに居て
アスパラや夕餉の風の翠めき
単純に生きたく思ふ麦の秋
麦の秋単純に生き古稀なる日

○再会の朝がある。 See you in the morning.
再会の朝を信じて風香る

6月6日 火曜日
通夜の席に笑声起こる死は所詮他人事にてビールがまわる  山本かね子

寡黙の性老いて変らず草の花  倉橋羊村

道ならぬ道に熟れゆく蛇一語 古内美也子

遊びやせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子どもの声聞けば
我が身さへこそ動がるれ
粱塵秘抄

さう言ふはこの幻影の河童
村や町へ水からでて遊びに来る
浮草の影に水草ののびる頃
西脇順三郎

夏の夜の夢にぞ見たるかの上司
夏蜜柑給はりにける古稀なる日
子や孫に祝はれにける古稀なる日
草刈機終日うなる団地かな
端居して無為なる時間愉しめり
古稀にして春の名残を惜しみけり
単純に生きるが宜し麦の秋
石南花や見送ることの淋しさよ
夙川のほとりいつぱい濃紫陽花
咲き初むる紫陽花淡し芦屋かな

06月05日月曜日 俳句日記

初恋  島崎藤村
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

かならずと希ふはさびし天井へのぼりつめたる風船が見ゆ  春畑茜

天上も淋しからんに燕子花 鈴木六林男

業平はいかなる日とぞ杜若  京極杞陽

0604の笠間オカリナ大会参加

0640 稲毛海岸駅前 0650 検見川浜真砂コニュニテイ 0800-0815 谷田部SA 0900 笠間市中央公民館 0915 芸術の森 オカリナ練習 1040 笠間市中央公民館 1100 笠間稲荷 1200 笠間市中央公民館 昼食
出演 1845 笠間市中央公民館出発 1930 食事
樽 1950 守谷SA

6月4日ー10日は、歯の衛生週間です。

蟇歩く世の太平を疑はず  太田裕子

夕東風に東風に子心淋し戻り来る 富安風生

笛持ちし小さな旅や風香る
青葉風名医と言ふも太りぎみ
夢多く若葉の風に紙揺るる
きのふ見し芍薬いまだ夢のなか
芍薬のうつる鏡に顔洗ふ

6月4日 日曜日
かくあるをわが充実の日々と呼べ封印をして時は経しけり  大島史洋

風に鹿口をむすんで鳴きにけり  富樫均

菖蒲湯の香の赤ん坊量りけり  白石多重子

草刈りのざわめきのなか目覚めけり
菖蒲湯の香り溢れる赤子かな
しゃぼん玉いまさら妻と議論せず
しゃぼん玉強きをみなに争はず
象潟や九十九島青田風
夢あまた持ちて上京雪柳
古稀と言ふ不思議なよはひ麦の秋
古稀と言ふ不思議なよはひ葱坊主
古稀にまで生たる不思議麦の秋
古稀にまで生たる不思議青嵐
古稀にまで生たる不思議青時雨
せせらぎの響く校門麦の秋
生かされて古稀なるよはひ麦の秋
生かされて古稀なるよはひ青嵐
古稀にまで生かされ嬉し青葉風

6月3日 土曜日
菜根譚
 花は半開を看、酒は微酔に飲む。此の中に大いに佳趣あり。

そしてまた神たらむとし雨蛙草にまぎれて身を蒼く染む  築地正子

地に低く草合歓ねむりこれだけの人生だからこれだけの秋
 築地正子

旅に来て浜名湖の鰻重
浜名湖の鰻は口に解ろけけり
これ程の鰻食べたる青座敷
藤まつり藤の切手のシート買ふ
片肌を脱ぎ捌きける夏料理
魂の浮きつ沈みつ雛流し
恋ひたれば君も恋ふらし木の芽雨
つつがなく一日過ぎて胡瓜揉み
青山河ひときは高く藤の花
坂少し登りつめたる藤の宿
図書館で少し俳談風光る
誘はれて撫子見しは午後三時
春蘭の紅よりは白が良かりけり

6月2日 金曜日
馬鹿げたる考へがぐんぐん大きくなりキャベツなどが大きくなりゆくに似る  安立スハル

夏来てもただいとつ葉の一葉哉   芭蕉

昼餉どき青葉の風を部屋に入れ
昼餉どき若葉の風を部屋に入れ
山かひの隠し田夫婦早苗植え
囀りのまっただなかの昼餉かな
囀りのまっただなかの夕餉かな
囀りのまっただなかの朝餉かな
囀りのまっただなかの目覚めかな
吟行の何はともあれ青葉風
吟行の何はともあれ若葉風
吟行の何はともあれ風香る
吟行の何はともあれ初燕
存へてオカリナを吹く初夏の風
げんげ野のぬくみ座して母恋し

6月1日 木曜日
パン焼く香溢る青山薄暑かな   恩田秀子

生醤油の匂ひて佃島薄暑     今泉貞鳳

薄暑はや日陰うれしき屋形船   高浜虚子

藤棚のみどりの陰に子をあやす
藤棚のみどりの風に子をあや
藤棚のみどりの風に子の眠るす
湧水の奏でる調べ水芭蕉
湧水の奏でる調べ菖蒲園
赴任して大根多く栽培す
古稀にして青春の歌夢ひとつ
疑問符の柄の傘持ちて春の雨
房総は菜の花畑に浮かびけり
麦の秋大和撫子いと強き
逞しき大和撫子夏近し

| | トラックバック (0)

2006年5月31日 (水曜日)

2006.5.1-5.31俳句日記

5月31日水曜日
ナンバーワンよりオンリーワンを目指そう。Only one than Nomber one.

時計台の時計の針はいつも正午若葉すがすがしく今日もわれ来つ 土岐善麿

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ  石田波郷

帰るんか池の白鳥春近し  あきお

玻璃盤に露のしたたる苺かな  夏目漱石

碁敵の二人親しき夕端居
古稀と言ふよはひ給はり桐の花
競べ馬まだ来ぬ空の広さかな
春夫忌の垣根にからむ忍冬(すいかずら)
手術後の少しのやつれ桐の花
炎昼や手鞠のやうに眠る猫
尖塔に風見鶏あり初つばめ
山法師陶焼くけぶり真っすぐに
茹卵剥きたてのやう裸の子
素麺のつるりと食べる夜食かな
野に咲ける著莪こそ良けれ試歩の道
丘に咲く著莪こそ良けれ試歩の道
紙風船おまけに持ちし薬売
紙風船膨らまし売る薬かな
薬食ひとて高僧の猪を食ひ
薬食ひとて法要の膳の猪

5月30日火曜日
BBC
1998: Veterans reject Japanese 'sorrow'
Emperor Akihito of Japan speaks of his "pain" over the suffering inflicted by his country during World War II・
but war veterans feel he does not go far enough.
昭和天皇さまは旧憲法では日本唯一の主権者でした。戦争責任をどのように考えておられたでしょう。
日の本の男の子かなしも業平忌  三橋鷹女

わが宿のそともに立てる楢の葉のしげみに涼む夏は来にける 恵慶法師

黄金虫どこへ飛びても真昼なり  三森鉄治

花薊敵の墓碑の慎ましく 神田松鯉

立ち止まる背に励ましの若葉風  松下八重子

若いとはああいうことか若葉風  牧田朋子

職退きて至福の春の眠りかな
図書館の朝は五月の青き雨
青山河今日も行くなむ山頭火
アランドロンも古稀ともならん業平忌
紫陽花の蕾や雨の青さかな
入れたれば翡翠の渦の新茶かな
業平忌ひばり雷蔵今はなき
撫子の雨や僅かの時間給
佳人より給はる蕗のさみどりに
泳ぎすぎ疲れはてたる鯉のぼり
からつ風名物にして鯉のぼり

5月29日月曜日

日暮れまで風をさまらず今日穀雨 棚山波朗

5月28日は業平忌です。平安時代の美男の歌人で「伊勢物語」の主人公とも言われていますがだいぶフィクッションあるようですね。この物語でははるばる江戸まで来たことになっています。

名にし負はばいざこと問いはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと 在原業平 伊勢物語 古今集

この都鳥のは百合鴎と呼びます。東京千葉にも冬には沢山来ますよ。

東京の隅田川に「言問橋」があるんですよ。

雨一過路に溢れし青蛙
夜もすがら山宿かすか瀧の音
天高しきりんの餌を高く揚げ
水茎の滴り宜し若葉風
心経を写す水茎風光る
水茎の滴りの良き若葉風
賜りし伊豫の夏柑重きかな
夕餉また竹の子飯の賜りし
日々感謝竹の子飯の賜りて
厨には浅利の息吹飛びにけり
陽炎や少年の夢はかなきや
忘れじの君あればこそ花吹雪
忘れじの君あればこそ罌粟の花
少年のウエルテルに耽け春憂ひ

父好むはうれん草の紅と緑    棚山波朗
池底に泡吐きすづく種俵     棚山波朗
巣づくりの鴉入れ替り立ち替り  棚山波朗
巣鴉のつがひの一羽あま声    棚山波朗

♪(*^。^*)♪
2006 5月29日 月曜日

日の本にはやらせ給ふ石清水参らぬ人はあらじとぞ思ふ

もうひとり産んどきなさいとそんなこと河野裕子でなければ言はず  今野寿美

春興やどろばふてふ名の橋往き来 棚山波朗

春深む枯山水の真実・行く・草  棚山波朗

那須に来て躑躅まつりの盛りかな
未熟児の誕生祝ひ初つばめ
びいどろに緑茶の渦の混沌と
未熟児の誕生祝ひつばくらめ
未熟児の誕生祝ひ雛燕
ぎゃまんには緑茶の渦の混沌と
微かにも団扇動ける端居かな
それとなく扇動かす端居かな
端居して故里の山思ふなり
端居せし人に会釈や夕まぐれ
端居して昨夜の碁跡思ひけり
端居して風の漂ふ気配かな
端居せし面影にある薄けはひ
縁将棋終はりし安堵夕端居

♪(*^。^*)♪
5月28日日曜日
Bush and Blair admit Iraq errors
Tony Blair and George W Bush acknowledge mistakes in Iraq, but urge support for the new government.

陰に生る麦尊けれ青山河  佐藤鬼房

賜りし伊豫の夏柑重きかな
夕餉また竹の子飯の賜りし
日々感謝竹の子飯の賜りて
厨には浅利の息吹飛びにけり
陽炎や少年の夢はかなきや
忘れじの君あればこそ花吹雪
忘れじの君あればこそ罌粟の花
赴任してしばれる駅に降り立ちぬ   札幌で
じんつあんとばんつあんばかり芋煮会 仙台で
かったるい花見の宴となりにけり   千葉で
あちゃ初めて見たんがやぜ蜃気楼   富山県魚津
わかりませんかわかりますか四月馬鹿 東京
おちょくってやありまへんでエイプリルフール 大阪
花見してうんだうんだおすしょへるべ  どこか分かればうれしいね。

2006 ♪(*^。^*)♪
5月27 日土曜日
芭蕉は 奥の細道の旅で義仲の足跡をたどりました。
多田神社にて

むざんなや甲の下のきりぎりす 芭蕉

人形に諌められたる深き酒 与勇輝

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ 加藤楸邨

氷菓嘗む薔薇見しほてり癒すため
薔薇を見しほてりをさますアイスクリン
病ひの名知らず逝けり杜若
病ひの名知らず逝けり若楓
若楓病名知らずに逝きにけり
佳人にし男嫌いや蘭香る
佳人にしひとり身通す若楓
その薔薇は白雪姫といふ名前
山宿の竹の子和への朝餉かな
湯の宿の竹の子和への朝餉かな
吟行の竹の子づくしの夕餉かな
さみどりの茶畑を縫ひて汽車走る
オカリナの音色こだます青嶺かな

♪(*^。^*)♪
May 26 2006 Friday

人の死もすでに関心の外にして合はぬ入歯に難儀しゐけり 清水房雄

マーガレット東京の空よごれたり   阿波野青畝

小さき蝶は二枚重ねて粽結ふ     吉田 立冬子

短い夜を縦横無尽に寝る赤子  横井理恵
 
晴れ渡る幟を仰ぎ空仰ぎ    吉光 久馬

堤には今花吹雪朧の夜
葱坊主やもめとなりて童べ顔
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり
みやこ鳥隅田の堤花吹雪
川岸の新芽光れる風のなか
堤には今花吹雪朧の灯
堤には花の朧の灯を連ね
堤には今花吹雪朧の灯
堤には今花吹雪朧の夜
風に揺る白雪姫と言へる薔薇
   
♪(*^。^*)♪
May 25 2006 Thursday

帰省子の言葉少なし柏餅       岡 和子

火柱のごとくに薔薇を仕立てけり  森田峠

枇杷積んで桜島より通ひ舟        伊藤柏翠

水中花駅前交番今は留守
蒙古なる黄砂も力士も荒々し
未熟児の誕生祝ひ葱坊主
誰が持ちしこの水中花看護婦室
尖塔に風見鶏あり初つばめ
アスパラの翠濃き夜となりにけり
神戸には坂多くして初つばめ
神戸には洋館多いし初つばめ
若葉風入れむがために窓開ける
純白は豪華の極み寒牡丹
メルヘンの姫乗せて飛ぶつばくらめ
黄砂起つ蒙古の力士強し強し

♪(*^。^*)♪
May 24 2006 Wednesday

一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております  山崎方代

風に散るために咲きたるさくら花いまおおけなく杖の身に浴ぶ 石本隆一

濡れ濡れて人の心の外に咲く源流ちかく大文字草 中澤照代

水音は始まりの音風の盆      田口茉於

大根焚きみずら太子にまみへけり  加藤三七子

小鳥来るここに静かな場所がある  田中裕明

袋角熱あるごとく哀れなり  中田みずほ

雪に寝た竹を旭がゆり起もし  古川柳

竹の子の力を誰にたとふべき 凡兆

深海の生死の無音去年今年   藤田湘子

愛されずして沖遠く泳ぐなり  藤田湘子

百合鴎よりあはうみの雫せり 対中いづみ

さきほどの冬菫まで戻むるか 対中いずみ

囀りのなかの一屋に目覚めけり
目覚むれば囀りのなかに居たりけり
水中花先生少し痩せぎみで
やや少し苦み宜しきたかんな飯
やや少し渋み宜しきたかんな飯
小鳥来る静かな野なか笛吹きぬ
小鳥来る静かな野なか笛響く
里神楽今はお休み藤の花
里神楽休憩時間み藤の花
手術後の少しのやつれ白牡丹
手術後のやつれは見せず白牡丹

♪(*^。^*)♪
May 23 2006  2006 Tuesday

静けさの戻る幟を立て終へて     斉藤 幸一

吹流し遠くの街のひらひらす     友草 寒月

鯉のぼり杉山の杉立ちならび     小田部 杏邨

葱坊主やもめとなりて童べ顔
水滴は若葉の絨毯転げけり 
旅立ちの小径たどれば笹鳴す
遥か来し青き山河や笹鳴す
山頭火今日も分け入る若葉山
感傷の旅にしあれば藤溢る
来てみれば白藤溢る宿なりし
若葉風手鞠のやうに眠る犬
鴬に和してオカリナを吹くべきや
ささめ雨けぶる谷間に笹鳴きす
緑陰の暮れくるまでの将棋かな
突風を泳ぎ廻れる鯉のぼり
緑陰の暮れくるまでの将棋かな
突風を泳ぎ廻れる鯉のぼり

♪(*^。^*)♪
5月22 日  月曜日  晴
ああ皐月仏蘭西の野に火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟  与謝野昌子

手のひらにはづませてみる八重桜 野口光枝

ひと周りして婆の坐す八重桜 別府優

八重桜水底深く沈みゆく 尾上有紀子

メルヘンの姫の名多し薔薇の苑
おどけたる園長先生鯉のぼり
近江には義仲寺ありて若葉風 
義仲と芭蕉の寺の花吹雪
緑陰に君にま見えし静けさよ
撫子や夢の次第は言はざりし
ころり枇杷一つ稔れる葉影かな
朝刊の入る音さへ明け易し
ミルクよりお母さん好き子供の日
蓮華の海に立つ太柱鯉のぼり
鯉のぼり蓮華の海に立ちにけり
みどり濃きせせらぎに摘む

♪(*^。^*)♪
5月21 日 日曜日
さざ浪や志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな よみ人知らず。 千載集(平忠盛 作 勅勘の身なれば名を記さず。)

五月鯉上り山里明るくて       後藤 緒峰

雨を呼ぶ嵐に矢車廻る廻る      大江 朱雲

矢車の少し戻りて止まりけり     斎藤 萩女
   
夏めいて奥まで見える八百屋かな  高原桐

近江には義仲寺ありて若葉風 
義仲と芭蕉の寺の花吹雪
緑陰に君にま見えし静けさよ
撫子や夢の次第は言はざりし
ころり枇杷一つ稔れる葉影かな
朝刊の入る音さへ明け易し
ミルクよりお母さん好き子供の日
蓮華の海に立つ太柱鯉のぼり
鯉のぼり蓮華の海に立ちにけり
みどり濃きせせらぎに摘む
緑陰の暮れくるまでの将棋かな
突風を泳ぎ廻れる鯉のぼり

♪(*^。^*)♪
5月20 日土曜日
-------------------------------
知床旅情  森繁 久弥  作詞作曲

知床の岬に ハマナスの咲くころ
想いだしておくれ おれたちのことを
呑んで 騒いで 丘にのぼれば
はるか 国後に 白夜はあける

旅の情けか 呑むほどに さまよい
浜にでてみれば 月は照る 波の上
今宵こそ 君を 抱きしめんと
岩かげに寄れば ピリカが笑う

別れの日は 来た ラウスの村にも
君は出てゆく 峠をこえて
忘れちゃ いやだよ 
気まぐれカラスさん私を泣かすな
白いカモメよ 白いカモメを
------------------------------------
孫と子と集ひて夕餉子供の日

みやこ鳥隅田の堤花吹雪
川岸の新芽光れる風のなか
囀りの真つただ中の一樹かな
桐壺てふあやめ一輪咲きそむる
能装の殿ばらのぞむ競べ馬
夏の夜に夢の奥には君ありし 
お伽でも夢は嬉しき初夏の夜
春耕の土さへ笑ふ日和かな
風香る土さへ汗をかきさうな

♪(*^。^*)♪
May 19 2006 Friday

BBC
Japan sees jump in bankruptcies
Japanese bankruptcies rise in April as the world's second-largest economy tries to keep on the road to recovery.
本当に日本経済は回復したんだろか。増税で弱者、老齢者いじめばかり。もっと消費税は間違いなく上がるよ。

ぼくのサングラスの上で樹や雲が動いているって、うん、いい夏だ 加藤治郎

亡き母の仕草を真似て粽結ふ     川口 厚子

一人居の母を慰さむ柏餅       衛藤 芙代子
   
藍竈に藍の花咲く五月かな  神蔵器

谺して山ほとゝぎすほしいまま 杉田久女

柏餅食むとき童となりにけり
競べ馬武者前方を見るのみぞ  
房総は黒潮流る夏景色
競べ馬待つ時間こそ長かりし
みやこにはしきたり多く夏木立 
会津いま猪苗代湖の風香る 
つちふるや英世旧居の柱傷
つちふるや英世旧居の柱書き
橋の名は言問と言ふみやこ鳥
競べ馬まだ来ぬ空の広々と
献血を勧む誰彼さつき晴

♪(*^。^*)♪
May 18 2006 Thuesday
BBC
1994: Mandela becomes SA's first black president
Nelson Mandela becomes South Africa's first black president after more than three centuries of white rule.
昔白豪主義なんて言葉あったね。マンデラさんも苦労しました。国連事務総長に推薦したいね。

鵜の吐きし鮎篝火にきらめけり 武田孝子

ひく波の跡美しや桜貝  松本たかし

夢に舞うふ能美しや冬籠  松本たかし

初夏の街角に立つ鹿のごと  小檜山繁子

チュ一リップ幼稚園より招待状
鯉のぼり幼稚園より招待状
子供の曰幼稚園より招待状
花吹雪良く聞き取れぬ留守電話
花の雨良く聞き取れぬ留守電話
葉桜や良く聞き取れぬ留守電話
葉桜や迷惑メ一ルあまた来て
花吹迷惑メ一ルあまた来て
花の雨迷惑メ一ルあまた来て
鳥雲に意味のわからぬ留守電話
起き伏しに声かけるなり終戦日

♪(*^。^*)♪
May 17 2006 Wednesday
BBC
Tuesday marks the 40th anniversary of the beginning of one of
the greatest social upheavals of the 20th century.
へーもう40年文化大革命って良い名前の権力闘争 
今中国の歴史教科書には書いていない。
日本の教科書を批判するお隣の大国さんどうなるんかね。

ゆく春や逡巡として遅さくら  与謝蕪村

若楓京に在ること二日かな  川崎展宏

火柱のごとくに薔薇を仕立てけり 森田峠

貧子にも主権と自由憲法曰
姫君もまつり太鼓をたしなめり 
をみなごの元気な祭太鼓かな
幼稚園高く揚げにし鯉のぼり
孫と子とも集ひて遊ぶ子供の日
古希にても遊び愉しき子供の日
大人とてこころして遊ばや端午の日
初恋の人はいつも若きや春の夢
吊り橋のどんぶらどぶら春来たる 
風生の詠ひし桜いま見ける

♪(*^。^*)♪
May 16 2006  2006 Tuesday
BBC
Thailand, Vietnam bird flu praise
The chief UN coordinator for the fight against bird flu praises efforts in Thailand and Vietnam to fight the disease.
えー又アジアで鳥インフルエンザ 鶏肉食べるの怖い。

BBC
Blasts kill 14 at Baghdad airport
Fourteen Iraqis are killed in a double suicide attack near Baghdad's airport on a day of bloodshed in the capital.
自衛隊は招かざる客人でなかろうか。ブッシュさんのしもべ純ちゃんどうする。

散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ  細川ガラシヤ

しばらくは月の上なる月夜哉  芭蕉

大小で配つてあるく柏餅  柳多留

恋をしてトマト一杯食みにけり
吊り橋どんぶら揺れて春の風
そのなかの菖蒲のひとつ源氏の名
春耕の土くれ足音待っている
気紛れな五月の風に惑ひけり
朧なる堤にまさに花吹雪
春暁の眠りのなかの夢幾重
虹に似てはかなき夢もありぬべし
水撒きて小さな虹をつくりけり
見る方も疲れはてたる競べ馬
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり

♪(*^。^*)♪
5月15日 月曜日

賢き母といわれし不運見尽くせり勝手な母をわれは生きむか   名取二三江

春惜しむ師弟の墓碑の寄り添ひて 神田松鯉

松の花花粉をこぼす夕べかな
新樹光零るる葉影に太鼓打つ
日曜の青空市のをみな美(は)し
知り人に声掛けられし青葉光
知り人に声掛けられし若葉光
春惜しむ青空市に逢ひし友
妻今も童顔にして桜餅
競べ馬走れる前の足掻きかな
くれないの橋の頂上藤見けり
殿上の殿ばら賞でる競べ馬

♪(*^。^*)♪
5月14日 日曜日

ふたりになるためのひとりやがてひとりになるためのふたり  浅井和代

人形に紅差す窓の明け易し 与勇輝

人形に諌められたる深き酒 与勇輝

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ 加藤楸邨

氷菓嘗む薔薇見しほてり癒すため
薔薇を見しほてりをさますアイスクリン
病ひの名知らず逝けり杜若
病ひの名知らず逝けり若楓
若楓病名知らずに逝きにけり
佳人にし男嫌いや蘭香る
佳人にしひとり身通す若楓
その薔薇は白雪姫といふ名前
山宿の竹の子和への朝餉かな
湯の宿の竹の子和への朝餉かな
吟行の竹の子づくしの夕餉かな

♪(*^。^*)♪
5月13日土曜日

すずらんのりりりりりりりと風に在り 日野草城

くれないの太鼓橋より藤見けり
青草を蹴りて始まる競べ馬
誘はれて余花なる駿河訪ひぬ
誘はれて新茶の駿河訪ひぬ
しばらくは藤の下なる巫女ひとり 
をみなとてにぎやか遊ぶ端午の日
駿河より新茶の便り旅誘ひ
競べ馬走れるまえになだめけり
亀戸に学門の神藤まつり
鳥のごと軽々と跳ぶ子猫かな
子守唄とも聞こゆ講義や春うらら

5月12日
0805 山湯館 0845 バス亭 0915 奥泉駅 アプト式鉄道駅 0955 接岨湖 1002 奥大井湖 レインボウブリッジ 1050ー1103 井川駅 1400 新金谷駅
1415 お食事所 多賀弥 1500 島田ばらの丘園 1655 島田駅 1735 静岡駅 1811 ひかり421号 1925 東京駅 2010 稲毛海岸駅

馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり  芭蕉

命なりわづかの笠の下涼し    芭蕉

SLの元気な汽笛鯉のぼり
SLは子供大好き鯉のぼり
さみどりの新茶摘みいる出で湯の香
遠山に山藤溢る大吊り橋
うぶすなの紋は楓や新茶の香
吊り橋に望む遠山藤溢る
茶畑のみどり目にしむ駿河旅
茶の翠まなこにしみる三日かな
ほの白く藤房垂れし外湯かな
内湯また外湯と巡り藤の花
古稀といふよはひ賜はり桐の花

5月11日
1040 山湯館 1120 夢の吊り橋 1200 飛龍橋 1330 手造りの店さとう とろろ蕎麦おいしかった。1400山湯館 

青葉の笛
一の谷の軍破れ 
討たれし平家の公達あわれ
暁寒き須磨の嵐に
聞こえしはこれか青葉の笛
 
 
さみどりの茶畑貫き走る汽車
SLの車掌の歌ふ「鯉幟」
SLは一日二回藤の花
発車まで時間たつぷり藤の花
藤の花一夜小雨かせせらぎか
藤の宿一夜小雨かせせらぎか
駿河いま新茶の季節ささめ雨
伝へける遠州の庭白躑躅
遠州の庭茶畑を借景となしにけり
山藤や伝へける遠州の庭ささめ雨

5月10日 小雨 曇
0635 稲毛海岸駅 0730 東京駅 0803 新横浜駅0925  静岡駅 1035 金谷駅 1100 牧野原 茶祖 栄西像 1158新金谷 1312 千頭 大井川鉄道SL1330 バス1420南アルプス寸又峡 山湯館

散りぬべき時知りてこそ世のなかの花も花なれ人も人なれ 細川ガラシヤ

山藤や谷の底にも笹鳴きす
せせらぎにい出湯の香り藤の花
風呂の湯に触るるばかりの藤の花
湧きいづる出で湯に触るる藤の花
新樹より漏れける光こまやかに
みやこ鳥隅田の堤迷子あり
みやこ鳥隅田の堤花吹雪
川岸の新芽光れる風のなか
堤には今花吹雪朧の灯
堤には花の朧の灯を連ね

May 10 2006 Wednesday

清水次郎長が大好き一番茶  吉田汀史

越も大丸も今日子供の日      山本 二千

空港に子供の多し子供の日      佐久間 道子

眠くなる長き説教春うらら
眠くなる長き講義春うらら
亀戸に学門の神藤揺るる
園児今日屋外授業磯遊び
野に咲けるしゃがの様なる佳人かな
それとなく芝桜咲く散歩道
始めての海を見る子の磯遊び
野良猫も戯れてくる磯遊び 
青麦やせせらぎ渡る風柔らか
みどりの日おみなご強くなりにけり

May 9 2006  2006 Tuesday
BBC
Hawaii whales at risk from boats
More humpback whales are in danger of being hit by boats off Hawaii as whale numbers increase, scientists say.

そんなに鯨増えてるなら捕鯨してもらって鯨刺身食べたいな。

1945 May 8 Rejoicing at end of war in Europe
The Prime Minister・Winston Churchill・officially announces the end of the war with Germany
もう日本はお手上げだったのに、原爆2個落ちるまでがんばったんだな。

どんたくの昔を今に老妓あり  高石幸平

まだ続く春の渚と別れけり 林亮

佐伯泰英 不屈の三か条
1あきらめない。ドアは叩き続ける。
2孤独に耐える。孤独を楽しむ。
3早寝早起き。体調管理。

ああ、これもよろしかりらうよ疲れしか地球の肌に若者眠る  鹿井いつ子

朝に見て夕に眺める菖蒲かな
賜りし竹の子飯のほろ苦さ
噴水のしぶき温かチューリップ
八重桜散るメルヘンの苑子等溢れ
鯉幟メルヘンの苑子等溢れ
リラ咲くやメルヘンの苑子等溢れ
蒲公英の絮飛ぶなかに乳母車
春愁やふるさとの川ふるさとの山
風香りせせらぎ響く疎水かな
初恋は純白に似て白躑躅

May 8 2006 Monday  Fine
BBC
Oil prices 'threaten Asian boom'
Escalating oil prices could cut economic growth across Asia by at least 0.6%, the Asian Development Bank warns.

大空は梅のにほひにいかすみつつ曇りもはてぬ春の夜の月  藤原定家

うすみどり色に染りて菖蒲の湯    金丸 希骨

旅の日の二日おくれの菖蒲風呂    平山 愛子

藤を見る人形の目の上向きに
池に降る藤ひとひらやまたひとひら
風香るさつきの水の豊かにも
風香る埴生の宿は今は無し
秘めにける恋は終はりし麦の秋
海辺にはに子達の溢れて五月晴
挨拶の返らぬ朝のさつき冷え
挨拶の跳ね返りきし藤曰和
緑蔭の静けさにある安らぎよ
飛び去りし青春の夢絮のごと

May 7 2006 Sunday  fine
BBC
1945: Germany signs unconditional surrender
Germany signs an unconditional surrender ending six years of war in Europe.

深熊野の弓矢の神に菖蒲葺く     山川 喜八
   
六月の菖蒲を葺いて飛騨路かな    成瀬 千代

疎水には青葉若葉の香り満ち風に光りて乙女走りぬ 

すれ違ふ君に若葉の香りせし
天空の虹の彼方に夢生まる
蒲公英の絮の飛び行く過去未来
孫と子と集い夕餉やこどもの日 
大人とて遊び愉しき子供の日
げんげ田に太柱立て鯉幟
遊びこそ人のよろこびこどもの日
遊ぶため人は生きるや端午の日
春の日は絮ともなりて君訪はん
雲にある春のせせらぎ端午の日 

♪(*^。^*)♪
May  6 2006 Saturday Fine

ふるさと特集です。

ふるさとは遠きにありて 室生犀星

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
--------------

ふるさとの山に向ひて    
言ふことなし        
ふるさとの山はありがたきかな

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく

石をもて追はるるごとく
ふるさとを出でしかなしみ
消ゆる時なし

石川啄木
「一握の砂」より

♪(*^。^*)♪
May 5 2006 Friday Fine

童話祭(どうわさい)五月五日・童話作家久留島武彦の生地大分県玖珠町にて行われる童話のお祭
   
デンマーク市長の式辞童話祭     千葉 大行

玖珠の子となりし孫つれ童話祭    渡辺 彦陽

晴れ渡る幟を仰ぎ空仰ぎ       吉光 久馬

静けさの戻る幟を立て終へて     斉藤 幸一

吹流し遠くの街のひらひらす     友草 寒月

鯉のぼり杉山の杉立ちならび     小田部 杏邨

五月鯉上り山里明るくて       後藤 緒峰

私って本当に不十分な人、そして、私はそういう自分を愛してる メグ、ライアン

なれなかった自分になるのに、遅すぎることはない。 ジョージ・エリオット

梢より見下ろされをり小さな鳥の頭のも中を   佐々木六戈
 
春眠の覚めてもなひおも夢うつつ
春眠を覚まして去り濡ぬい地震かな
絵手紙の藤濡れてくる俄雨
絵によりて人柄知るや桜草
いふなれば花の雲とも思ひけり
不忍や芭蕉も見しや花の雲
春愁も今は楽しき夢のなか
朧月来ぬ人待ちし一夜かな 
かぐや姫月より来たる朧月
園児今日屋外遊び草萠ゆる
風香る埴生の宿は胸の奥

♪(*^。^*)♪
May 4 2006 Thursday Fine
Volunteer at Makuharui Messe.

長崎は石だたみ道ヴエネチアの古き小路のごとぞ聞け   斉藤茂吉

朝昼と過ぎて夜のくる八重桜 青山丈
   
どこからも雀の出入り八重桜 青山丈
   
小綬鶏の兄さんが呼ぶ八重桜 桐木榮子

風呂上がりとも見えし菖蒲かな
お隣の方怖ろしき春嵐
振り向けば更にうるはし花衣
黒潮の春濤響く総の国
房総は黒潮響き春早し
京都には姫君多く花衣
混沌として草萌えの兆しかな
塔の上長閑な春の雲流る
弁天の琵琶の音聞こゆばかり春
春うらら弁天さまの琵琶聞ゆ
ふるさとの訛懐かしリラまつり

♪(*^。^*)♪
May 3 2006 Wednesday Fine

自由ありけふは憲法記念の日     原山 英士

夢あらば一つ増やして八重櫻 有山光子
   
宮中は奈良よりつづく八重櫻 長谷川登美
 
しんがりに咲くが身上八重桜 横山昌子

金色の仏ぞおはす蕨かな 水原秋桜子

いにしへの恋は始まる見ぬ人に大和歌なぞまずは届けて

吾が思ふ人を訪なふや蜆蝶  
絵紙の筆を買ひけり花の雲
君知るやいなごかばった絮蒲公英 
蒲公英の絮に遊ぶは誰なるぞ
恋の文来たるひとひら藤挟み
藤の花たるひとひら挟む思ひ文
京の春 遠くに霞む東山
腕白の刈田を跳び手蝗追ふ
絵手紙に桜便りや梅便り
仲店の天麩羅熱き花吹雪

May 2 2006 Tuesday Fine

ふせてある舟も春愁のひとひら 田口満代子

春の雲突き抜けている塔の屋根 
とらいあんぐるとは塔の屋根若葉風
姫さまの東下りや春うらら 
藤咲くや蜜たらし食む葛の餅
春の日のまさにあがるや森深し
藤まつり北斎の絵の今もなほ
昼寝してうたた寝をして叱られて
仲春のうたた寝こそは楽しけれ
蒲公英の絮をしとねと眠りたし
不忍の波に織こむ桜かな

May 1 2006 Monday Fine

蝶の来て一夜寝にけり葱のぎぼ  半残

ゆく春やおもたき琵琶の抱きごころ  蕪村

宝石の水玉溜めし青葉かな
黄金の鯱泳ぎける春の空
草萌を長閑に遊ぶ鹿あまた
から堀に草萌え食める鹿のどか
初恋の想い出淡きリラの花  「リラの花言葉初恋の思い出」
塩焼きの鯛のけぶりも麗らの夜
蜆蝶しばしは君に魅入られて 
蜆蝶しばしは君に見入られて 
蜆蝶しばしは休める草の先

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月30日 (日曜日)

2006.4.1-4.30俳句日記

蝶の来て一夜寝にけり葱のぎぼ  半残

ゆく春やおもたき琵琶の抱きごころ  蕪村

宝石の水玉溜めし青葉かな
黄金の鯱泳ぎける春の空
草萌を長閑に遊ぶ鹿あまた
から堀に草萌え食める鹿のどか
初恋の想い出淡きリラの花  「リラの花言葉初恋の思い出」
塩焼きの鯛のけぶりも麗らの夜
蜆蝶しばしは君に魅入られて 
蜆蝶しばしは君に見入られて 
蜆蝶しばしは休める草の先
昼寝してうたた寝をして叱られて
仲春のうたた寝こそは楽しけれ
蒲公英の絮をしとねと眠りたし
不忍の波に織こむ桜かな

♪(*^。^*)♪
April 30 Sunday  2006 Fine

おもしろううわさびに咽ぶ泪かな 召波

寝ることは幸せなれば三尺寝
言ふなれば晩春とも言ふべきか 
菖蒲(あやめ)の日生まれし赤子保育器に
ふるさとは心の奥にリラまつり
魅入られて動かざりける胡蝶かな
吊革の揺るほど昼寝したりけり
麦の穂を摘みしふるさと今は無し 
少年は青麦噛みもの思ふ
君ととも童となりて胡蝶追ふ
栄転と言われし左遷あられ雪
行く春を惜しみて思ふ去りし家

♪(*^。^*)♪
April 29 Saturday  2006

みどりの日 昭和天皇のお誕生日です。1901年(明治34年)4月29日~1989年(昭和64年)1月7日)は、日本の第124代天皇。
名は裕仁(ひろひと)。生没年が確認されている歴代天皇の中で、神話上の天皇を除き、在位期間および享年が最長でした。
昭和は日本歴史最大の戦争のあった時代です。軍人、民間人、外国人を含め多くの犠牲者がありました。
歴史の教訓 反省無き民族はまた同じ失敗を起こす。

山ぶきやはるの奥なるかし座舗  祇空

古希にして竹の子飯のほろ苦し
親指姫遊びいいるやチューリップ
不忍の岸に筆買ふ花の雲
真白な雲の中へと鳥帰る
茜なる雲の中へと鳥帰る
触れたればほのかときめくチューリップ
メルヘンの姫さま居るやチューリップ
赴任して孤独を癒すリラまつり
誕生はめのこごなれど菖蒲(あやめ)の日 
水晶の水玉浮かぶ若葉かな

♪(*^。^*)♪
April 28 Friday 2006 cloudy

照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜にしくものぞなき 源氏物語 紫式部

くたびれたやつが見つける一里塚  柳多留

とこしへに君待つ心朧の夜
見いたるはチューリップより君のこと
思へるは桜の苑にありし君
薄化粧(けはひ)ほのかに匂ふ宵まつり
誰がためぞその薄化粧(けはひ)宵まつり
勿忘草君のことなら忘れずに
薄化粧せしとも思ふチューりップ
ふるさとは何時も恋しき紅躑躅  
勿忘草歌へばしばし涙せり
ままごとの姫のあるかもチューリップ

♪(*^。^*)♪
April 27 Thursday 2006

ああも言おうこうもい言おうとシュミレースヨン重ねて部下をひとこと叱る 松村由利子

寝ころんで蝶泊らせる外湯哉 一茶

蛙啼や水玉うかぶ春の水  樗良

待ちにける葵祭の切ないさよ   

草の雨祭の車過ぎてのち 蕪村

風香るアルバムすべて花写真
切なさは春のアルバム待つ長さ
豆の花見るたび思ふ君のこと
菜の花の揺るるにまかせ蜂あそぶ
姫君のころもに似たる躑躅かな
チューリップ余りに多くもの忘れ
捜してもチューリップ苑に君在らず
ついついに夜更かしするや賀茂祭 
石垣に衣ふれける朧かな 
石垣に衣擦れかすか朧の夜

♪(*^。^*)♪
April 26 Wednesday 2006 Fine

御車はうしろさがりや賀茂祭  後藤夜半

ままごとの飯のおさいも土筆かな  星野立子

蝶となり吸ひ込まれたき吾が心
神のみおはす回廊風香る
みたらしの水の冷えこそ初夏の朝
白無垢の花嫁にこそ若葉風
せせらぎの幽かにも初夏の朝
静寂の森にさえずり始まりぬ
神前に誓ふ未来や風香る
夏来れば思ふ故郷青シーサー
麗らかや海への道の小半時
花水木より明けにける山の宿

♪(*^。^*)♪
April 25 Tuesday 2006 Fine
Ocarina.

6月4日笠間市でオカリナ大会があり麦ちゃんのサークルも参加します。テーマ曲はモーツアルトの(Ave verum corpus)です。

アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus)とは、カトリックで用いられる聖体賛美歌である。トリエント公会議で確立された対抗宗教改革の一環として典礼に取り入れられ、主に聖体祭のミサで用いられた。

現在ではモーツァルト作曲によるものが有名(モーツァルトはテキストを一部変更している)。

歌詞
Ave verum corpus
Ave verum corpus natum de Maria Virgine.        
Vere passum immolatum in cruce pro homine:       
cujus latus perforatum fluxit aqua et sanguine.     
Esto nobis praegustatum mortis in examine.      
O Iesu dulcis,                                          
O Iesu pie,                                           
O Iesu Fili Mariae. Amen.

めでたし、乙女マリアより生まれ給いしまことのお体よ。
人々のため犠牲となりて十字架上でまことの苦しみを受け、
貫かれたその脇腹から血と水を流し給いし方よ。
我らの臨終の試練をあらかじめ知らせ給え。
優しきイエスよ。
慈悲深きイエスよ。
マリアの子イエスよ。アーメン。

ラテン語の発音ではVはウ、Jはイです。 「アウエ ウエラム コルプス 」となる
参考
モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618
作曲時期: 1791年6月17日
編成: 混声四部合唱。ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、オルガン。
この曲はモーツァルトが、妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したものである。簡素な編成でわずか46小節の小品だが、絶妙な転調による静謐な雰囲気から、モーツァルト晩年の傑作とされる。

♪(*^。^*)♪
April 24 Monday 2006

かくかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水がながるる    吉井勇

四国上空雲をゆたかに空海忌  正木ゆう子

土の香のなにかたのしく翁草  飯田蛇笏

土の香のなにかたのしく蕗のたう
静寂の森にさえずり始まりぬ
終戦曰その頃みんな飢えていし
弁天の大きな琵琶に花吹雪
朧なる夢に見しは彼の佳人
春の野に寝たりて見たる春の蝶
鈴蘭の咲く苑似合ふアヴェマリア
鈴蘭は癒しの花よアヴェマリア
陽炎の空に姫ある思ひかな

♪(*^。^*)♪
April 23 Sunday  2006

白雲の八重に重なる遠(おち)にても思はむ人に心へだつな 古今集

八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を
素戔嗚尊 古事記

アネモネや千里の先に吾を置き 栗林千津

甘茶仏虹は海棠より淡く 西島麦南

若き日の感傷深き紫雲英の野
さざ波に花の散り込む散歩道
花筏流るる川に沿ひ歩む
朧の夜君のかんばせ見たる夢 
白濤や海り高き雛まつり
アネモネの光なかに笛を吹く
げんげ田に太柱立て鯉幟 
草萌や転げても立て幼な子よ
江ノ島の弁天弾くや早春賦
弁天の池にはもはや蝌蚪の渦

♪(*^。^*)♪
April 22 Saturday  2006

種俵この水音の太古より 山本きよ子

おみなごはああうるはしきかな強きかな石階高き春の詣でよ

母の日の父は脇役床柱 
父なれば母を引き立てカーネーション
襟裳いま白濤立ちて海鳴れる
散歩道はばみけりなる春疾風
ふくろうのもの思ひげなる春愁ひ
鉄線と言ふにそぐはぬ柔らかさ
桜守そっと見ている桜かな
桜守花見る人の影に居し
姫君のいそがしさうな花見時
かぐや姫あるかと思ふ竹の秋
花吹雪振り返りさうなる姫ふたり

♪(*^。^*)♪
April 21 Friday 2006 cloudy

百人一首7 古今集 羇旅  Mac Cauley訳

天の原
ふりさけ見れば
春日なる
三笠の山に
出でし月かも  安倍仲麿

Abe no Nakamaro

When I look up at
The wide-stretched plain of heaven,
Is the moon the same
That rose on Mount Mikasa
In the land of Kasuga?

奥山の鹿も下り来ぬ花まつり 益本三知子

桜餅あけぼの色を葉に包む 栢森敏子

残す葉にほのと香のある桜餅 木内美保子

参道に響く海鳴り雛まつり
岬への石階いつぱい雛人形
夜桜の隙間の空に星響く
ぼっちゃりの愛子殿下のご入園
寂聴さん花まつりにてのお説教
寂聴の説教優し花まつり
いにしへの恋うるはしき花まつり
絵手紙の先生微笑む桜餅
をみなごの会に一人をとこや桜餅
飢えありし日の懐かしき桜餅

♪(*^。^*)♪
April 20 Thursday 2006 cloudy

山吹の 花取り持ちて つれもなく 離れにし妹を 偲ひつるかも  大伴家持 万葉集19-4184

山吹の枝を手にするたびに、
つれなく別れてしまったあなたのことを、偲んでいるのですよ。

いにしへの 人は汀に影たへて 月のみ澄める 広沢の池    源三位頼政 新千載集  

長閑とはたとへばおのれなきごとし 清水良朗

花疲れせしまなこに塔のかたぶきぬ
めくらみのする石階や春の汗
煩悩を捨てたく歩む遍路道
山吹の小径たどりてはふりの夜
羽衣やいまも昔も春の波
東風吹けば心にうずく旅ごころ
雛並ぶ石階なほも春の風
初蝶や心に残る君のこと
長閑とは心のゆとり太極拳
長閑とは心のゆとり藤の花
入園の愛子殿下の元気かな

♪(*^。^*)♪
April 19 Wednesday 2006 Fine

かつらぎに日はかたむきて畝傍山 二上山も遠霞むなり
  栢木喜一

さまざまに品かはりたる恋をして  凡兆

浮世の果は皆小町なり 芭蕉

大根の花紫野大徳寺  高浜虚子

うららかやオカリナ吹けば鳶の笛
さざ波の志賀のみやこの花吹雪
米あるだけで嬉しきや終戦日
米あるだけで有りがたや終戦日
花吹雪何もかも言うことは無し 
祝いひ客ひきもきらずに竹の秋
来ぬひとを待ちて納得花吹雪
八重桜重き蕾を開きけり
スケートの刃の光り立つトリノかな

♪(*^。^*)♪
April 18 Tuesday 2006 Fine
Ocarina.

霞立つ 野の上の方に 行きしかば うぐひす鳴きつ 春になるらし  丹比乙麻呂 万葉集8-1443

葱坊主遊ばせている川の風      
群青の高浪見ゆる雛まつり
フラミンゴ見上げてゐるや春の雲
青空を大河となして鯉のぼり
せせらぎの波に織り込む花吹雪
白百合や潮鳴る家仁住みいなれし
この小径せせらぎ響き花吹雪
せめてなら君と歩まん花の道
春うらら古きならはし袂酒

♪(*^。^*)♪
April 17 Monday 2006

山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく 高市皇子 万葉集 2.158

七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞかなしき

雁の声おぼろおぼろと何百里  支考

馬酔木咲く丘は野となり丘となる 山口波津女
   
投句してしばしの安堵草の餅
北国の辛夷の便り木の芽和へ
消しがたき名簿の一人沈丁花
失ひし夢の多くて四月馬鹿
不忍の岸に筆買ふ花吹雪
石階に潮音ひびく雛まつり
フラミンゴ皆見上げゐる春の雲
竜胆やひときは高き槍が岳

♪(*^。^*)♪
April 16 Sunday  2006

八月の窓辺に象の微笑かな 宇田喜代子

山路来て何やらゆかしすみれ草  芭蕉

海棠や白粉に紅をあやまてる  蕪村

灯に入りて大きくなりぬ春の雪  加藤瑠璃子

風光るすなはちもののみな光る   鷹羽狩行

職退きて遊びぞ嬉し花衣
ハンカチが空に遊びし聖五月
摺り寄れる子猫投げても又寄れる
石階にきらびやかなる雛の列
石階の雛喜ぶや日和良き
石階の雛つつがなき良き日和
天皇のややもや猫背「みどりの日」
雨粒を転ろがしているポピーかな
群青の大瀧かけるほととぎす
群青の大瀧かける春の虹

♪(*^。^*)♪
April 15 Saturday  2006

勸酒
于武陵    

勸君金屈巵
滿酌不須辭
花發多風雨
人生足別離

君に勧む 金屈の盃
満酌辞するをもちいず
花ひらいて風雨多し
人生 別離足る 

酒を勧ム  井伏鱒二訳
コノサカズキヲ受ケテクレ
ドウゾドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシナタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ   

天皇の白髪にこそ夏の月  宇田喜代子

皇后に白髪見えける春の虹
ポピー撮る姿勢は低く飛行雲
雨粒の転がりているポピーかな
送別の杯こぼる花の雨
栄転と言ふ左遷ありけり花吹雪
意に添はぬ転勤辞令春の雪
転勤の思はぬ辞令ぬ春の雪
送別の杯こぼる春の雪
餞別の袋にこぼる春の雪
赴任せし空港なほも春嵐

♪(*^。^*)♪
April 14 Friday  2006

山桜 ほどなくみゆるにほひかな さかりを人に待たれ待たれて 西行

花吹雪千鳥が淵は群青に
花よりも夢の溢れる馬車なりし 
メルヘンを届けるための花の馬車
もう焚かぬ薪の束にも花の雨
どの母もマリアさまなり花便り
この春を惜しみて歩む小半日
金柑は昼間の星か飛行雲
消しがたき名簿の一人チューリップ
夫逝きてサークルを去る花の雨
先生は入院と聞く藤の風

♪(*^。^*)♪
April 13 Thursday 2006 cloudy

東(ふむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 柿本人麻呂 万葉集巻1-48

陽炎や名もしらぬ虫の白き飛
The air shimmers.
Whitish flight
Of an unknown insect.
----------------
白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子

They call this flower white peony.
Yes, but
A little red.

四ツ谷 龍 訳
--------------
四月馬鹿またや失敗もの忘れ
桜草こぼして走る車かな 
母の日に優しき便り息子より
靖国や今も昔も花の雨
靖国は涙の雨か花吹雪
ふと逢ひし友と語れば花吹雪
その昔夢に溢れし花の旅
転勤の雨の旅かや春彼岸
石楠花の咲く美術館朝の雨
ピエロはくだぶだぶズボン花吹雪

♪(*^。^*)♪
April 12 Wednesday 2006
はろばろと睦みお移りし雪の街に娘を失いて海鳴り哀しい 横田早紀江

あねもねの薄むらさきの花びらに軽くただよう夕づう日こあな 金子薫園

つちふるや大和の寺の太柱  大峯あきら

花の中太き一樹は山ざくら  桂信子

人恋し灯ともしころをさくらちる  加舎白雄

白木蓮  モクレン科  落葉高木 中国原産 花期 3~4月 花が先葉が後。
紫木蓮  モクレン科  落葉高木 中国原産 花期 3~4月 花と葉が同時。
こぶし  モクレン科  落葉高木 中国原産 花期 3~4月 花が先葉が後。花の下に一枚葉が付きます。

木蓮の英語名 Magnolia フランスの植物学者 p.Magnol マニョールに由来します。
花言葉は 威厳。 アメリカ ルイジニア州、ミシシッピ州の州花です。

♪(*^。^*)♪
April 11 Tuesday 2006 cloudy rain
Ocarina

我つひに還り来にけり倉下や揺るる水照の影はありつつ  北原白秋

まさをなる空よりしだれざくらかな   富安風生

散るさくら残るさくらも散るさくら   良寛 

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そ聴いきにゆく
石川啄木

やすらひや鬼もこもれる若草野  几蕫

訛こそわが誇なれ花吹雪
野田は今醤油の香り花見時
野田はなほ醤油の香り花筏
花筏分けるボートの櫂の先
花筏分ける鯉去りまた一尾
春の虹去りたる後の夢世界
春の風松の花粉を流し来し
葉桜や小さく聞こゆ初音かな
仙山線谷間を走る初音かな
仙山線無人踏切笹鳴きぬ

♪(*^。^*)♪
April 10 Monday 2006
Corazones Latinos.

たらちねのつまめばゆがむ草の餅  川端茅舍

銚子双葉小学校校歌
             作詞ジェ一ムス三木
双葉の歌 

いつの曰か花になれ
すこやかに実を結べ
草の根の願いを胸に
いまほのぼのと
双葉は薫る

向い風恐れるな
踏まれてもくじけるな
朝霧の学びの庭に
いまりんりんと
双葉は光る

それぞれの夢の色
織りなして森になれ
手をつなぎ心をつなぎ
いまあかあかと
双葉の誓い

♪(*^。^*)♪
April 9  Sunday 2006

さざ浪や志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな よみ人知らず。 千載集(平忠盛 作 勅勘の身なれば名を記さず。)

湖に氷魚汲みゐるさくらかな 脇村禎徳

南天に紅(くれなゐ)の水滴れり 
クローバを転がる水のまろやかに
春雨や木の葉がくれのに佳人見え 
春雨の傘影に見しかの佳人
花びらは浪に紛れし山桜 
傾きし枝は川へと山桜
薔薇摘めば指に刺すとげ春憂ふ 
姫ととも見たや枝垂れる山桜
太閤の傍に姫ある花吹雪

♪(*^。^*)♪ 
April 8 Saturday fine

花のいろはうつりにいけりないたずらにわが身世にふるながめせしまに 小野小町 古今集 春

まだそこにゐたかと亀に鳴かれけり  中嶋秀子

人しらぬ池に来たりて春憂
薔薇園に行きたし友は誰かある 
薔薇の苑共に譲りて賞でにけり 
義仲と芭蕉の声か花吹雪
岩山は蝉時雨また蝉時雨 
静かこそ心の癒し若葉風 
空の青映しているや雪柳
水澄むや女神降り立つ池の面(おも)
はるばるも来たりし都花の雨
花吹雪吾がものと思ふ朝歩み

♪(*^。^*)♪
April 7 Friday  2006

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 紀友則  古今集 春、 

ねこの子のくんづはぐれつ胡蝶かな  其角

惜春や思へば去りし夢あまた 
花の雲翼ま下のぞみけり 
ひたすらに桜吹雪に手を合はせ 
世のなかにいくさ無ければ姫桜 
ちゅらさんの眉のすずしき若葉風
守護獅子のかなた夏雲睨みけり
故郷をはるかに離れ花の雲
四月馬鹿冗談ひとつ許されよ  
美しき薔薇にもあるや刺ひとつ
みやびこそ大和の心雛まつり

April 6 Thursdauy 2006

「宗教より人間が偉大であるりますように。人間価値こそ価値あるものでありますように」
イムダウル・ミロン バングラデシュの作家 
狂信的原理主義宗教家がある女性を自殺に追いこんだことからミロンさんはこう考える。
ある大国の大統領はある宗教の熱心な信者という。小国に軍隊を出しその国の人、自分の
国の兵隊が毎日死んでいく。
パレスチナとイスラエルまた北アイルランドのカトリックとプロテスタントの問題は宗教が
深いかかわりを持っているように思える。神はこれをどうされるのか。

肌のよき石にねむらん花の山   路通

水栓をひねる即ち春の水   日野草城

罪の人哀れいとしや花の雨
花の雨吾も罪人君も罪人
日々罪にさいなむばかり花の雨
春眠や去りにし君を追ふばかり
安らかに生きたし思ふ古希の春
餞別を渡せばなほも花の雨
八月十五日雲の流るる果哀し 
夏雲や還らざる兵あまりにも 
還るらざる昭和哀しき花の雨
春愁やあつと言ふ間に花吹雪

4/4
April 4 Tuesday 2006 Fine

  桜   杉山平一
毎日の仕事の疲れや悲しみから
救はれるやう
日曜日はみんなはお花見に行く
やさしい風は汽車のやうにやつてきて
みんなが心に握つている桃色の三等切符を
神様はしずかにお切りになる
ごらん はらはらと花びらが散る

かたはらに秋ぐさの花かたるらく亡びしものはなつかしきかな 石川啄木

鳥雲に忘れしことの限りなく 甲田鐘一路

花見して葛餅食べて憂ひなし
大道のピエロ哀しや花吹雪
入社式桜吹雪につつまれて
ボート漕ぐオールに絡む花吹雪
純白の清潔持ちし沈丁花
飛行機の翼の彼方うらら富士
うららかや亦眠くなる昼餉あと 
人恋し子猫すり寄るうららの夜
子猫さへ摺り寄るほどの花の冷え
守護獅子のまなこ遙かに初夏の濤

April 3 Monday 2006 Fine

不忍の岸辺筆買ふ花吹雪
仲見世に天ぷら食むも花吹雪
似顔絵師に客のいつぱい花吹雪
不忍に鴨飛び立つも花吹雪
オ力リナを吹きて花見や風のなか
思ふれば昭和哀しき花吹雪
花吹雪浴びて筆買ふ上野かな
似顔絵師のわらべ顔にて花吹雪
オ一ドリー呼びたきほどの花吹雪
荒川静香始球投げける花吹雪
芭蕉句碑いま花吹雪花吹雪

4/2
April 2 Saturday 2006

仲見世の熱き天ぷら花吹雪
不忍にボ一ト行き交ふ花吹雪
荒川静香髪たなびきし花吹雪
失なひし夢生れける夢花吹雪
慣れにける妻も新し花吹雪
暖簾より散りこむほどの花吹雪
地下駅の石階に降る花吹雪
これほどの花吹雪言ふことはなし
敷島に生れて嬉し花吹雪
神田川水より多き花筏
郭沫若記念館
中国・四川省楽山市出身の政治家・文学者である郭沫若(かくまつじゃく)氏は、昭和3年から約10年間にわたり、市川市の須和田で家族とともに暮らしました。その後、日本と中国の架け橋となる活躍をし、市川市と楽山市の友好都市締結のきっかけとなりました。
 この「市川市郭沫若記念館」は、郭沫若氏の旧宅を真間5丁目公園に移築・復元し、整備したものです。
--------------------------------------------------------

春望 杜甫

  国 破 山 河 在    国破れて山河在り
  城 春 草 木 深    城春にして草木深し
  感 時 花 濺 涙    時に感じて花にも涙を濺ぎ
  恨 別 鳥 驚 心    別れを恨みて鳥にも心を驚かす
  烽 火 連 三 月    烽火 三月に連なり
  家 書 抵 万 金    家書 万金に抵る
  白 頭 掻 更 短    白頭 掻けば更に短く
  渾 欲 不 勝 簪    渾べて簪に勝えざらんと欲す

解説

 長安賊中から眺める都城にも、うららかな春が訪れる。草や木々が青く茂り、
花が美しく咲き乱れる。小鳥が美しい声で囀る。しかし、長安の都は、動乱で破
壊され、玄宗皇帝時代の華やかな面影は、消えてしまった。

 昔のまま存在するのは、都をめぐる山河の自然だけである。山々には、陽春三
月の好時節だというのに、今もなお、いまわしい烽の火が上がっている。待ちわ
びる家族の便りも途絶えたままである。

 家族を思い、時勢を考えるとき、杜甫は、激しい憂愁にとらわれる。花や鳥さ
えも同情の涙を流しているよう思えるのであった。そんな心情を憂愁の思いをこ
めて「春望」を詠じた。
------------------------------
芭蕉は杜甫の詩を踏まえ奥の細道に次の紀行文を書いています。

奥の細道 平泉より 芭蕉

国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠うち敷きて、時の移るまで涙を落とし侍りぬ。

夏草や つはものどもが 夢の跡
五月雨の 降りのこしてや 光堂

♪(*^。^*)♪
April 1 Saturday  2006

若草に口ばしぬぐふ烏かな   凡兆

さみどりの草餅食べて夕の雨
春泥を踏みて帰らぬ道に立つ
赴任して春泥の空港に立ちにけり
うららかやスローライフてふ良き言葉
つちふるや青きシーサー赤き屋根
つちふれる島の大根良く太り
つちふるや魔除けの獅子の海に向き
よな曇島の大根取り入れ季
入学の前にも背負ふランドセル
切株の香りの中の少年期

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月31日 (金曜日)

2006.31-3.31俳句日記

♪(*^。^*)♪
Der März 30 Donnerstag 2006

卒業子顎にひげもち恩を謝す 山口青邨

ぶらんこをはずれて浮かぶ子供かな  鴇田智哉

せせらぎの源に生ふ三ツ葉かな
草青みマリア聖堂夕の鐘
悠久の大河を歌ひ卒業す
いま奈良は桜吹雪や伎芸天
花の日は厨で歌ふ恋の歌
上野には芭蕉の句碑や花吹雪
さみどりの蕾はじけて白木蓮
プリムラより桜草好き少年期
雪柳この夜のことは懐かしき
糸柳このさみどろを吾好む

世のなかにいくさ無ければ姫桜

♪(*^。^*)♪
Der März 28 Dienstag 2006
0900^Ocarina.

身は鳴門船かや 逢はで焦がるる 閑吟集

東風鳴りとこの潮騒をいひならし   小杉余子

初出式なる鳶職の逆さ富士
藤揺れて紫式部ある如く
誇りこそ地の塩なれや梅香る
春おぼろ聴くものすべて新しき
新しき服新しき靴入学子
指切りのは果たせぬかもや沈丁花
春泥ややっと背負ひしランドセル
春風にふくれていたる雀かな
指切りは果たせぬ約か木瓜の花
老いらくの恋のうはさや春たける

♪(*^。^*)♪
Der März  27 Montag 2006

季文子三思而後、子聞之曰、再思斯可矣 (論語)

意訳
季文子は三度考えてから物事を行われた。これを聞いた孔子は、二度考えれ
ば十分だ、と言われた。三度考える間に機会を逸する。
二度考えて良ければ直ぐ実行すべきであるとの孔子の教えでしょうか。

夜も更けてさくらさくらと触れ会えり 五島高資

雲海はゆるびつつあり暁鴉   斎藤 夏

大仏の冬日は山に移りけり   星野立子

龍天に登る指輪の置き所      岩淵喜代子

姉妹入れかわりたる苜蓿    高橋修宏

道なりに来なさい月の川なりに 恩田侑布子

君ら皆なづなたんぽぽ卒業す  九鬼あきゑ

♪(*^。^*)♪
Der März  26 Sonntag 2006
Ich gehe die Kirche.

ひややかにみづをたたへて
かくあればひとはしらじな
ひをふきしやまのあととも
生田長江

帰らざる貝ある春の渚かな  石田勝彦

花あれば西行の日とおもふベし  角川源義

白木蓮の奥なる空の微動せり
白木蓮の奥なる空の雲微動
節分にピーナツ撒きて現代子
節分や平成の子撒ける落花生
踏絵せし子孫なりしが麦踏める
春疾風心に渦のありにけり
春疾風倒しせし松の肌香る
露座仏の手につもりたる春の雪
雪柳川のせせらぎ鳴り止まず

3/25
♪(*^。^*)♪
Der März 25 2006 Samstag
11300 Asa Haiku meting.

国ひととつ国人とうちきそふベースボールを見ればゆゝしも  正岡子規

磯城島の日本の国に人二人ありしと思はば何か嘆かむ    万葉集13-349

雪嶺のゆるびし気配水走る
春の雪昭和を知らぬ子供達
水ぬるむゆたり動鯉の鰭
寒稽古終はりし後の肌に湯気
うすらひの緩みし広場開拓祭
降る雪や行方も知れぬ定年後
膨らみし公園墓地の参りの桜かな
摘みきたりしポピー開かず萎れけり
海岸へ続く通りポピー畑
花も亦藁もうるはし寒牡丹

3/24
♪(*^。^*)♪
Der März 24 2006 Freitag

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ   紀友則

大藁家辛夷がくれになき如し  富安風生

葉桜や遺影は陸軍上等兵
葉桜の影に開きし父の文
純潔は贅の極みや寒牡丹
純白は贅の極みや寒牡丹
入学や母の白服輝きて
こぞり翔つ白鳥の群冬田べり
究極の白を極めて白木蓮
白鳥の翔つ青空の広さかな
春灯の一つは真赤非常口
コロポックリ現れさうな蕗畑

3/23
♪(*^。^*)♪
Der März 23 2006 Donnerstag

行雲流水 (こううんりゅうすい)
自由に生きていこう。大空に浮かぶ雲。行く手を阻む大きな岩が出てきたって、なんなく流れていく水はこだわりなくぐんぐん進む。自由に生きていきましょうよ。
 

いかなご煮くずさぬやうに照るやうに  植田房子

盗人に取り残されし窓の月  良寛

君知るや雪嶺に翔ちし雷鳥を
這松の影に見えしは雷鳥か
こまやかな雨も親しき早春譜
こまやかな雨身に親し早春譜
木蓮の雨のこまやか早春譜
白木蓮ほころび初むるささめ雨
青柳うるみたりけるささめ雨
糸柳うるみた初けるささめ雨
夢に見し佳人の影やおぼろの夜
青春は桜の季節はるか夢 

3/22
♪(*^。^*)♪
Der März 22 2006 Mittwoch

次の言葉は絵手紙の友人ひろりん様よりいただきました。

日々是好日 (にちにちこれこうじつ)
どのような日でも毎日は新鮮で最高に良い日だという意味
雨の日も風の日も、その時の感情や状態を大いに味わって過ごせば、かけがえのない日になる。
 
応仁の乱のさなかの三月の桜のつぼみ、みたいだ、あなた  坪内稔典

日記買ふ表紙はけふの空の色  谷中淳子

白露や死んでゆく日も帯締めて   三橋鷹女

祈りこそ地の塩なれや白木蓮
マラソンの過ぎて残りし菫かな
すみれ草風の中より君来たる
にぎり飯硬くにぎりて野遊びに
寒卵掛けし飯より湯気あがる
春雪や一茶の旧家ありし村
駅前は花の雨にて御座候ふ
太極拳終はりて帰る花の雨
春雨にや絵手紙に描く真鯉かな
錦鯉金粉零す春の雨

3/21
♪(*^。^*)♪
Der März 21 2006 Dienstag
Ich gehe die Kirche.

開拓史たどりてゆけば頭のうちを浸してゆけり水の連鎖を    兼平勉

鎧ふものなき身や風のクロツカス  小林量子

うららかや恋人待ちて半小日
踏み入れて白詰草の湿りかな
踏み入れて白詰草の柔らかさ
榛名湖の光に売れる青林檎
スケートの靴の光りて恋多し
亡き人のむかうに在りし春障子
祈りこそ地の塩なれや白水仙
ばあちゃんの訛大好き雛まつり
ばあちゃんの訛大好き雛あられ
ばあちゃんの似顔絵描きて雛あられ

♪(*^。^*)♪

Der März 20 2006 Montag
Sekiya clinec.

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにもそまずただよふ 若山牧水

ひとつひとつのチユーリツプの花をのぞいてゆくどの色もよくて黄色のチユーリツプ  河野裕子

若布刈る竿紀貫之の昔より  細川加賀

はん人の木のそれでも花のつもり哉  一茶

朧なる夜のしめりの蕾かな
朧なる夜のしめりの花のいろ
朧なる夜のしめりの桜かな
ついついと泳ぎ過ぎたる疲れかな
花のいろ溢れる夢に目覚めけり
手漕ぎ舟寒潮高く揚げにけり
西行の夢芭蕉の夢うや春おぼろ
なりはひの泥葱光る湖の岸
すみれ草風の中より波の音
振りむきてまた振りむきて入学子

3/19
♪(*^。^*)♪
Der März 19 2006 Sonntag Wolke
Ich gehe die Kirche.

離郷者をむかへる山はたたなはる太平山にして雲隠る  外塚 喬

両方に髭がある也猫の妻   来山

風船が大好きな子は一年生
風船の糸の繋がる乳母車
誰がものかバスの窓より赤風船
サ一カスの天幕膨れ春の風
友待てば亦嬉しけり梅の雨
友待てば亦嬉しけり枝垂れ梅
チユーリツプ明かるき彩に描きけり
ぬるみける川面に投げける紙風船
おそろしき春ー番を知らざるや
春光や山々なベてまろやかな
飛ばされし帽子の行方水ぬるむ

3/18
♪(*^。^*)♪
Der März 17 2006 Freitag Schön

のほり来て息ととのへる草木瓜の実の二つ三つ垂るるかたへに  外塚 喬

一色に目白囀ル木の芽かな  浪化

初電話うけに立ちたる主人かな 菊坡

木枕のあかや息吹ののこる雪  丈草

飛ばされし帽子の行方水ぬるむ
枝垂れ梅今年の運はいかにとや
チユーリツプ明かるき彩に描くベし
未熟の子やうやく五歳こどもの日
春風のいまだ寒しや雛の旅
芭蕉いま深川発つや雛祭り
描きける筆の柔らか寒牡丹
小児科の先生優し姫椿
むつくけきおのこの心初桜
水彩の筆の柔らかしゃがの花

3/15
♪(*^。^*)♪
Der März 15 2006 Mittwoch
1430 Makuhari estatione.

父母妻子干柿のごと並びけり  正岡子規

南無八万三千三月火の十曰  川崎展宏

青海苔や水にさしこむ日の   正岡子規

春の鯉けぶりごとく漂へり
遥かにも潮音ひびく雛まつり
石階に雛の溢れてさんざめき
チユーリツプ明かるき彩に描きけり
ぬるみける川面に投げける紙風船
鳥の羽の春光切りてひるがえりり
飛ばされし帽子の行方春の波
ひこばえの梅こそ力あるごとし
春場所の力士の汗の粒跳べり
五歳にし未だ襁褓の雛祭り

3/14
♪(*^。^*)♪
Der März 14 2006 Dienstag
0900 Der Ocarina klub

紙雛に角力とらせる男の子   柳多留

顔洗ふ水に目覚めて卒業子   岩淵喜代子

梅うるむ小学生の背の高さ
初桜ジヨギングの軽やかに
朝市に潮の香満ちし雛まつり
画廊には日本庭園寒の鯉
初桜見ばやと風に吹かれけり
初桜見る心そは旅の人
思ふれば今も青春寒椿
写真展椿の門に入りてより
画廊には日本庭園姫椿
佳人待つ日本庭園梅うるむ

3/13
♪(*^。^*)♪
Der März 13 2006 Montag
1200 Kaihin Makuhari estatioine. 1330 Corqasones Lainos.

美くしき断崖として仰ぎゐつ灯をちりばめしビルの側面  大西民子

踏みこみし足跡一つ寒牡丹   ひさを

白梅に返り寒こそ良かりけり
白梅に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ良かるべし
風邪ごもり絵手絵三眛十日間
待ちしわびし桜ほころぶ駅の前
桜咲くビルの谷間の駅の前
定年は恩赦のごとし冬すみれ
定年は恩赦のごとし返り花
探梅の暖を求めて力蕎麦

3/12
♪(*^。^*)♪
Der März 12 2006 Sonntag  Schön
1000 Ich gehe die Kirche.

寒牡丹琴一つとや二つとや   内村才五

蛇穴を出れば飛行雲日和也    幸田露伴

白梅に返り寒こそ良かりけり
白梅に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ似あひけり
水仙に返り寒こそ良かるべし
返り寒春は名のみぞ白水仙
白水仙返り寒も亦良けり
夜も更けてさくらの寒さありにけり
苜蓿はだしになりて歩むべし
紙雛よ夜には何を囁くや
柔らかに御顔ぬぐひ雛納む

3/11
♪(*^。^*)♪
Der März 11 2006 Samstag  Schön

梅の花さくころほひは
蓮の花さかばやと思ひわび
蓮さくころほひは
萩さかば思ふかな
島崎藤村

桜の花ちりぢりにしもわかれ行く遠きひとりと君もなりなむ  折口信夫

たんぽぽのサラダの話野の話  高野素十

初桜見ばやと風に吹かれけり
初桜見る心そは旅の人
うららかや聞けば眠気のさす話
うららかや石に坐れば笛吹かん
春なれど佳人の愁ひいたたまし
春風や胸のときめきあるやうな
加湿器の蒸気あたたか桃の花
苺など持ち幼き友を訪れむ
春愁の佳人マスクの深かりし
初桜咲きても亦の戻り寒

3/10
♪(*^。^*)♪
Der März 10 2006 Freitag Schön
1000 Inage gallaery 1400 Central sports club sw2imming pool.

春の夜の夢の浮橋とだえして嶺にわかるるよこ雲のそら  藤原定家 新古今集 1 春 上38

猫柳高嶺は雪をあらたにす   山口誓子

啓蟄や生きとし生きるものに影 斎藤空華

雛あられ五色に光り満五歳
雛段のそれぞれの顔誰かに似
猫柳ほほける風や朝あゆみ
子をいだく膝のぬくみや雛あられ
子をいだく膝のぬくみや柏餅
子をいだく膝のぬくみや桜餅
子をいだく膝のぬくみや蓬餅
子をいだく膝のぬくみや朧月
初桜夢溢れけるかの青春
早桜三分となりて友来たる

♪(*^。^*)♪
Der März 9 2006 Donnerstag  Wolke

言ふなかれ、君よ、別れを世の常を、また生き死にを  大木惇夫

京菜洗ふ青さ冷たさ歌うたふ  加藤知世子

永き日や波のなかなる波のいろ  五所兵之助

葉ざくらや南良に二日の泊り客  蕪村

歯にしみる冷たさありし京菜漬
葉ざくらの絵手紙をもて病み見舞
見舞とて葉ざくらの絵を送りけり
葉ざくらや見知らぬ駅の風青き
ハミングす青い山脈送別歌
聞くよりは遠き道なり春の雲
ハミングす青い山脈君の歌
残雪の滴り初むる開拓祭
野遊びや力スタネツトを打ち鳴らし
雛あられ未熟児ようやく誕生日

3/♪(*^。^*)♪
Der März 8 2006 Mittwoch
Ich gehe die Kirche.

草隠れして鳴く声は午すぎに徒行の耳にとほく聞こえ来   外塚 喬

華船遅日の風に運ばるる   岩淵喜代子

新しき巣箱の上に巣箱あり   岩淵喜代子

異人なる大道芸や梅うるむ
大道の一人楽団梅蕾む
石階に日差しあまね雛祭り
石階に飾る雛祭にもぼんぼりを
春雨に濡れて人待つ小半時
佳人待つ春雨うれし小半時
小半時水仙を見て佳人待つ
きざはしに濡ける雛の哀れかな
干魚を売れる店にも紙の雛
誘はれて来し港町雛飾る

3/7

♪(*^。^*)♪
Der März 7 2006 Dienstag
0900 Der Ocarina klub.

関東に日がな日さむき風吹けば恋しも風の子太郎  外塚 喬

藁囲ひはみ出してゐる冬牡丹  細井三千代

初神楽終はり紅白餅投げる
麗らかやくさみするさへ美しく
年一度桜のもとで逢ふ佳人
マスクした妻の素顔はいかなるや
その齢(よわい)マスク買ふさへこだわりて
マスクせる昔の妻を見る思ひ
紙の雛いつも恋しているさうな
白梅の蕾のもとのピエロかな
ピエロさへ泣くことあるや春の月
春星や失ひし夢あのあたり

♪(*^。^*)♪
Der März 6 2006 Montag
3月6mにtは世界一周記念日(日本) 1967年3月6日に日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始したことにちなむ。

みづからの二本の足をはげまして子であるわれに近つきてくる  外塚 喬

純白は誇りの極み寒牡丹    鈴木真砂女   

春霜やイチロ一選手行者めき
したためる水茎の伸び月朧
木の芽風チロ一選手行者めき
うららなかな笑顔や静香金メダル
着ぶくれて散歩のよけれ定年後
子と共に賞でる数多の春の星
左義長の終はり見へける星数多
太箸は袋の絵柄で区別せり
雪国を逃れて来る老婆かな
母に描く見舞ひの葉書寒牡丹

♪(*^。^*)♪
Der März 5 2006 Sonntag  Schön
1000 Ich gehe die Kirche.

3月5日は啓蟄です。俳句の季語になっています。
二十四節気の1つ。太陽の黄経が345度の時で、大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。

掘りすすむときの楽しさ思うなり春のもぐらがq盛りあげし土  佐佐木幸綱

半ばまで凍りし池よ夕暮れの深泥池に降りつもる雪  永田和宏

またの世は青磁双魚として逢はむ 恩田侑布子

剪るために畑に踏み込むポピー園
剪る花は蕾が宜し白ポピー
真砂女句碑春の怒濤の響く丘
真砂女句碑いま白水仙のまつ盛り
房州や椿のなかの真砂女句碑
頼朝の隠れし洞や春怒濤
手漕ぎにて渡る小島や水仙花
白波の砕ける丘や眸句碑
秋桜子句碑春潮上がる丘の上
風生の来たりし丘の白水仙

♪(*^。^*)♪
Der März 4 2006 Samstag  Schön
1200 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza.

3月4日はミシンの日 日本家庭用ミシン工業会が1990年に制定。ミ(3)シ(4)ンの語呂合わせから来ている。
サッシの日 吉田工業(現YKK AP株式会社)が制定。サッ(3)シ(4)の語呂合わせから来ている。

もののふの八十をとめらがくみ乱(まが)ふ寺井の上のかたかごの花   大伴家持

ざくざくとよそひてくれし蜆汁  浅生田圭史

スキイ穿きこの子可愛や家はどこ  富安風生

山茶花に注げる雨のぬくさかな
菜の花に雨後の水玉ひとり旅
山茶花に雨後の水玉ひとり旅
春の雲遥かに去りし夢あまた
春風や青いお屋根の時計塔
水ぬるむ川はみどりに流れけり
みどりなる川のせせらぎ水ぬるむ
杉木立大和三山の木の芽風
遙かにも去りし昭和や春の雪
遙かにも去りにし恋や昔春の雪

3/3
♪(*^。^*)♪
Der März 3 2006 Freitag Schön

母の手に負へなくなりて赤腐れしたる茄子の立てり四五本  外塚 喬

冬雨の石階(きざはし)のぼるサンタマリア   種田山頭火

一の字の清く正しきさよりかな   今富節子

持ちかねる大きな鞄入学子
新しき靴に慣れずに入学子
中学に入学の時軍靴なり
かの重き父の軍靴の入学子
しばらくの無為を愉しみ風邪ごもり
旅にゐて西行と逢ふ春の夢
西行も芭蕉も親しと春の夢
雛の夜はいつか楽しき恋の夢
恥ずかしきそはぴかぴかの一年生
をみな皆恋を夢見て雛まつり

3/2
♪(*^。^*)♪
Der März 2 2006 Donnerstag  Wolke Schön
The Mary Griggs Burke Collection at Tokyo Metropolitan Museum in UENO.

高槻の木末にありて頬白のさえづる春になりにけるかも 島木赤彦

頬白移りゆく枝みな芽吹く   中村四峰

芹の香のまことよろしき朝餉かな
舗道には春蘭乱れ溢れけり
行商の春蘭の辺に荷を開き
最後には芹を散らせしをみおつけ
枯草をくぐる雀や神渡し     
かぐはしき荒磯の卯波真砂女句碑
思ふ人いつも若きや春の夢
風邪ごもりお粥に落とす卵かな
当主とて美(は)しき挨拶春の雪 
新しき巣箱に降れる山桜

3/1火
♪(*^。^*)♪
Der März 1 2006 Mittwoch   Regen

暖かや芯に蝋ぬる造り花 芥川龍之介

薔薇色の暈して日あり浮氷  鈴木花蓑

十二月八曰そは哀しみの始りぞ
茎立や間違ひ電話又一つ
茎立や主無きメールまた一つ
せせらぎの聞こゆ農園茎立ぬ
草萌やべビー靴さへ浅みどり
青草に寝て青雲の夢遥かかな
芭蕉布てふ調べを聞けばものかなし
芭蕉布てふ調べ聞こへて草青む
芭蕉布てふ愛しき調べ草青む
草萌やべビー靴さへ萌黄いろ
棚田いま菜の花溢れ乱れけり
蕗のたう手渡さたれば土こぼれ

-------------------------------------------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月28日 (火曜日)

2006.2.1-2.28俳句日記

せりなすずなごぎようけこべらほとけのざすざしろ春の七草  古歌

パソコンのイルカ呼び出す兼好忌   岩淵喜代子

どこまでも芹の青さをたどりけり  平井照敏

大原やことにあかつき芹の水  加藤耕子

ほどほどの小雨となりし雛まつり
入学の絵馬恋の絵馬梅の花
灯を消せば囁きあるや雛の段
舞姫の氷上を舞ふを夢に見し 麦秋

♪(*^。^*)♪
Der Februear 28  2006  Dienstag   Wolke
0900 Der Ocarina klub.

せりなすずなごぎようけこべらほとけのざすざしろ春の七草  古歌

パソコンのイルカ呼び出す兼好忌   岩淵喜代子

どこまでも芹の青さをたどりけり  平井照敏

大原やことにあかつき芹の水  加藤耕子

ほどほどの小雨となりし雛まつり
入学の絵馬恋の絵馬梅の花
灯を消せば囁きあるや雛の段
舞姫の氷上を舞ふを夢に見し 麦秋

花いちごことしは何かよささうな
早梅のほころぶ知らせトリノより
芹の香のまことよろレき朝餉かな
舗道には春蘭乱れ溢れけり
行商の春蘭の辺に荷を開き
最後には芹を散らせしおみおつけ

2/27月
♪(*^。^*)♪
Der Februear 27 2006 Montag 
読売旅行日帰りツアー 添乗員 内田さん バス 千葉交通バス1169 

0730 稲毛海岸前 0810千葉駅前  0843市原道の駅  1050 安房勝浦 遠見岬神社 参道60段 600体の雛かざり   勝浦市民会館 江戸亨保時代雛かざり 鑑賞  1240カステラ工房 1300太海  1320 仁右衛門島 1430 太海 1540- 1600花つみ 道の駅 花倶楽部 1630海鮮土産店Fish 1545市原SA 1700稲毛海岸前

白梅や旧家当主は令夫人
四温なる朝賜りし雛見旅
田に畦に草萌え美しや朝の雨
草萠や遥かに望む城甍
遠景に城の甍や梅の花
鮮魚売る店にも雛や港町
港町どちらの店も雛飾る
どの店も雛飾りける漁港かな
菜の花やカステラ工房青甍
極楽鳥てふ花はそれ空を舞ふ

Der Februear 26 2006 Sonntag   Wolke
1000 Ich gehe die Kirche.

オペラ座の奥に怪人紫木蓮   岩淵喜代子

唐衣妍を小出しに寒牡丹    本多槿伍

祖母の目に残像深し入学子の
入学の日懐かし遠しランドセル
パンジーや駅伝選手走り去る
去りし人瞼の奥の冬野かな
早出しの蜜柑売りたる伊代訛
冬空や金剛生駒晴れ渡る 
絵手紙を描き好曰風邪ごもり
オカリナを吹けば好曰風邪ごもり
大道芸とて上手梅日和
山頭火今も野を行く春の夢

2/25
♪(*^。^*)♪
Der Februear 25 2006 Samstag   schön
1245 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza.

桐の水の高さ低きに実の殼のさらさら鳴るに耳をたつるも  外塚 喬

空深く伸びてゆくなり凧の糸 田中政子

木の芽立つ上野の丘のジャズ楽団
木の芽立つ上野の丘の大道芸
木の芽立つ上野の丘のマジッシヤン
風邪ごもりして日々絵手紙にふけにけり
梅蕾む上野の丘のピエロかな
梅蕾む上野の丘のジャズ楽団
梅蕾む上野の丘のマジッシヤン
入学や大きく光るランドセル
入学の式に間に合ふランドセル
懐かしき祖母に賜りしランドセル

2/24
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 24 2006 Freitag  schön

トリノオリンピックのフィギュアスケートで荒川静香さん金メダル心からおめでとう。
「何回もスケ-トを止めようと思ったことがあったが、あきらめなかった。」すごいね!!

巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ思はな巨勢の春野を 坂門人足

おもふことみなましぐらに二月来ぬ   三橋鷹女

火ともせうら梅がちに見ゆるなり  暁台

不器用な生き方も良し花八ツ手
生といふ一字の強さ蕗のたう
踏切の向ひに笑顔葱の花
野遊びの子の歓声や蕗のたう
野遊びの子の歓声や梅蕾む
本日のあかるいニュース冬桜
懐かしき人にまみへし春の夢
木の芽立つ上野の丘のピエロかな
梅蕾む上野の丘の大道芸
ほの寒き梅見の旅になりにけり

♪(*^。^*)♪
Der Februear 23 2006 Donnerstag Regen Wolke

左義長の青竹はじけ裂ける音青ひといろ宙に抜けゆく 石本隆一

明ぼのやしら魚しろきこと一寸  松尾芭蕉

死ねば善人蟻一匹がつくる影  佐藤鬼房

あるけばかつこういそげばかつこう 種田山頭火

石蹴りて口笛吹いて朧の夜
のんびりと閉園チヤイム春うらら
石蹴りてうららの水を目覚めさす
麦の穂を分けゆく風の強さかな
昭和とは哀しき時代はだれ雪
修正の過ぎし遺影や寒牡丹
見舞はるる絵手紙一枚姫椿
駅ごとに灯台までの野水仙
日向ぼこいつも同じや婆の言
遅れける閉園チヤイム春うらら

2/22
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 22 2006 Mittwoch   schö

一羽なのと餌やれば寄り来る目白目白目白   吉本和子

しゃぼん玉むかしを映し割れにけり  八木忠栄

夜はいかに被せ藁粗き寒牡丹  新井土筆

一ひらを開きとどまる寒牡丹  武田澄江

風邪ごもりして描く白水仙
七色のリンク縦横スケーター
虹色の氷を走るスケーター
ここからは我が家への路山笑ふ
雪解けの水廻しける水車かな
スキヤー雪にまみれてゴール入り
出航の船笛のどか朧の夜
比良伊吹ふもと一面大菜畑
海辺まで道のまつすぐ白水仙
夕暮れに一つ残りし木守柿

2/21
♪(*^。^*)♪
Der Februear 21  2006  Dienstag 
0900 Der Ocarina klub.

頭髪は黒でなければならないか生徒の列を選り分け進む   大引幾子

南国のこの早熟の青貝よ           富澤赤黄男

詩に痩せて二月渚をゆくはわたし  三橋鷹女

地吹雪や十字路に待つ雪女
猫も亦大あくびする小春かな
風邪を見舞ふ葉書にありし蕗の薹
小春日や雀としばし遊ばむや
奈良深し雲流るるも春愁ひ
ウ工ルテルを読みし愁ひも春にこそ
ウ工ルテルを読みし春愁はるか夢
麗らかややうやく髪を染めばやと
髪を染めばやと思ひたつ麗らかな
赤鬼もあはれと思ふ節分会

2/20
♪(*^。^*)♪
Der Februear 20 2006 Montag 

今日は石川啄木誕生日です。
諸説がありますが、戸籍によると1886年明治19年2月20日は石川啄木の誕生日、啄木の誕生120年記念日です。
岩手県旧渋谷村の石川啄木記念館でも2月20日を彼の誕生日としています。
貧窮のうち27歳で亡くなるまでいつも望郷の歌を詠んでいます。
死後彼の短歌は高い評価を受けるうようになりました。

わが去れる後の噂を
おもひやる旅出はかなし
死ににゆくごと      石川啄木

ひと晩に咲かせてみむと
梅の鉢を火に焙あぶりしが
咲かざりしかな     石川啄木

東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる       石川啄木

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく         石川啄木

やわらかに柳あをめる北上の
岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに         石川啄木

いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握れば指のあひだより落つ 石川啄木

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと手を見る          石川啄木

不来方の
お城の草に寝ころびて
空に吸われし十五の心  石川啄木

函館の青柳町こそ悲しけれ
友の恋歌
矢ぐるまの花         石川啄木

死して後世に知られたる啄木を嬉しとぞ思ふ悲しとぞ思ふ   与謝野鉄幹

沖かけて北斗ゆたかに啄木忌  稲島帚木

ふるさとの訛誇りに啄木忌
三行の恋文もあり啄木忌
三行にこもる心や啄木忌
唐黍の焙る香溢れ啄木忌
吾が妻の訛いつまで啄木忌
その像のいつも若きや啄木忌
その像の袴すがたや啄木忌
ふるさとは遠きにありて啄木忌
故郷は恋しく悲し啄木忌

2/19
Der Februear 19 2006 Sonntag   Wolke
1000 Ich gehe die Kirche.

雪渓に暁の筋雲とほりけり    斎藤 夏風

薄氷へわが影ゆきて溺死せり      三橋鷹女

粕汁や心暖む話など
雪富士に向かひ歌ふは早春賦
風邪ごもり三日となりし髯剃りぬ
たゆたふは春なる海の白珊瑚
海辺までまで道真つ直ぐや菜花畑
不器用に生きて満足木の芽和
不器用な生き方も良し山笑ふ
その歩みまこと宜しき春日傘
冬銀河けぶらせるほどどんど焚く
冴ゆる月隠せしほどのどんどの火

2/18
♪(*^。^*)♪
Der Februear 18 2006 Samstag  Wolke

かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける  中納言家持

Kasasagi no Wataseru hashi ni Oku shimo no Shiroki o mireba Yo zo fuke ni keru  Otomo no Yakamochi Chunagon Yakamochi

If I see that bridge
That is spanned by flights of magpies
Across the arc of heaven
Made white with a deep-laid frost,
Then the night is almost past.
Ootomo no Yakamoti

小倉百人一首 6
Mac Cauley 訳

白露や死んでゆく日も帯締めて     三橋鷹女

東海の岸や貝殻あらあらし     中村草田男

新暦早も朱筆の予定記し
絵手紙を描く筆先初明かり
幼子は幼き息で凧揚げす
うららかや母のぬくもりねんころり
小春日やふと口ずさむ祖母の唄
日向ぼこふと口ずさむ子守唄
風邪ごもりして小半日絵筆持つ
源流のせせらぎに摘む三つ葉かな
海越しの富士の全容寒極む
風邪ごもる三日伸びたる髯こはし

2/17
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 17 2006 Freitag  schön
0900 Masaqgo klinik 1155 der Kaihin Makuhari Bahnhof 1200 Capuutione restaurant. 1330 Corazones Latinos.

奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき  猿丸大夫

  In the mountain depths,
Treading through the crimson leaves,
The wandering stag calls.
When I hear the lonely cry,
Sad--how sad!--the autumn is.
Sarumaru Dayu

小倉百人一首 5
Mac Cauley 訳

蒲公英のかたさや海の日も一輪   中村草田男

一息の東風待てゐる莟かな     蓮見澄男

冬銀河冴ゆれ骨のきしみかな
雪飛騨の一刀彫の刃冴ゆ
久方になつかしき羽子板聞こゆかな
夢に聞く浪速の古き手鞠唄
どの舟も大漁旗や海うらら
雪解水せせらぎ音あたたかし
大滝の雪解のしたたりありにけり
雪掻きの骨身の堪ゆ重さかな
初恋の人に似たれる雪女
鉄火箸骨董品となりにけり

2/16
♪(*^。^*)♪
Der Februear 16 2006 Donnerstag Regen Wolke
die Steuereruklärung Makuhari international convention center.

田子の浦に打ち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ  山辺赤人

When I take the path
To Tago's coast, I see
Perfect whiteness laid
On Mount Fuji's lofty peak
By the drift of falling snow.
Yamabe no Akahito

小倉百人一首 4
Mac Cauley 訳

梅一輪一輪ほどの暖かさ     嵐雪

一息の東風待てゐる莟かな    蓮見澄男

梅咲けばまぶたに浮かぶ面影ぞ
絵手紙に春風邪重しとありにけり
目覚めける山の欠伸か遠こだま
目覚めける山を回転鳶の笛
公園に旅芸人や草氷柱
枯草をくぐる雀や春隣
氷瀧青くも光る淑気かな
金剛の麓に晒すしみ豆腐
山茶花の紅差指にゆらめける
アルプスの風に赤蕪良く漬かり

♪(*^。^*)♪
Der Februear 15 2006 Mittwoch Schön

髪うすきわれ夜の椅子に『未青年』を君なきのちに読むと思わずき 佐佐木幸綱

咲き添ひて暁の白山ちどりかな    斎藤 夏風

水取の竹を歓喜と送るかな 大石悦子

春光のさざ波のごと寄せ来たり
さざ波のごと寄せ来たりけり春光り
つつましく生きるよろこび寒うらら
ゆるやか生きるよろこび寒うらら
つつましく生きるよろこび寒牡丹
つつましく生きるよろこび冬の虹
雛まつり大和をのこも愉しけり
大和には雛のまつりや桃の花
ひな壇の前に散りけるあられ菓子
ひな壇の後ろへ隠る鬼ごつこ

♪(*^。^*)♪
Der Februear 14  2006  Dienstag  Schön
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

蛇を喰う岩魚、岩魚を喰うあおき青鷺乙女、おもいつつ飲む  佐佐木幸綱

足ることを知る者は富めり  老子23

野とゝもに焼る地蔵の樒哉  蕪村

ゆるやか生きるよろこび冬の虹
つつましく生きるよろこび冬桜
ゆるやか生きるよろこび冬桜
ゆるやか生きるよろこび寒牡丹
今日も亦大雪警報遠こだま
豆腐さへあれば安心もがり笛
職退くもま近くなりし枇杷の花
春水に泳がせておく豆腐かな
豆腐一丁泳がせておく春の水
若水に泳がせておく豆腐かな

2/13
♪(*^。^*)♪
Der Februear 13 2006 Montag    schön

0900 Masaqgo klinik 1155 der Kaihin Makuhari Bahnhof 1200 Capuutione restaurant. 1330 Corazones Latinos.

愛する人に       井上靖
さくらの花のように
万朶を飾らなくていい
梅のように
あの白い五枚の花弁のように
香ぐわしく、きびしく
まなこ見張り
寒夜、なおひらくがいい

多摩川の水あたたかき朝東風に若きうぐひす岩づたひすも   佐々木信綱

うららかや空より青き流れあり  安部みどり女
豆腐一丁泳がせておく若井かな
豆腐屋のラツパ聞こゆるうららかな
豆腐屋の木箱に揺るる春の水
寒うらら空いつぽいの鳶の笛
寒うらら空わがものとして鳶の笛
うららかや空一筋の飛行雲
うららかや古希とは眠くなるよはひ
寒牡丹見て温むる汁粉かな
牡丹見て身を温むる汁粉かな

2/12

♪(*^。^*)♪
Der Februear 12 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

江戸時代の狂歌。茶席に合わぬ話題として  「わが仏、隣の宝、婿しゅうと、天下のいくさ、人の善悪」  宗教、貧富、家庭の事情、政治、人の善悪。
うーんなるほど、ついつい話したくなるね。しかしこれを話すと自分の人格を低下すること確実なり。

雪原にはた氷上にきはまりし青年の力愛しかりけり   美智子皇后

京都では梅を盗まれたと思い。
柳多留

思い続ければ願いはかなう。鈴木亜久里

杖つきて雪道戻り来たりけり
猿田彦餅撒き終はる神楽かな
牡丹見て手を温むる汁粉かな
牡丹見て指温むる汁粉かな
残雪や牡丹純白なるが佳し
寒牡丹見て飽きやまぬ半小日
残雪の牡丹巡りて小半時
牡丹見しまなこの疲れ癒す雪
葉牡丹や少し明るくなりし朝
初暦さてと朱筆で予定入れ

2/11
♪(*^。^*)♪
Der Februear 11 2006 Samstag   schön
Ich schwimme in der shwimmen  Narashino Internartional bad.

夜の部屋の中心に圓く白き秋思の海を誰に語らましまし  佐佐木幸綱   

蟇は蟇人は人恋ふ夜なりけり   小澤實

蟇や男湯にゐて女の子          小澤實

立春の風の彩なす朝餉かな
かの人の面影思ひ賀状見る
年賀状見れば思へる面影か
散るよりも咲くがいつぱい姫椿
元旦の隅田に眠る芭蕉かな
不器用に生きるのも佳し鬼やらひ
舫ひ舟波に揺れける鯊日和
ぱちぱちとどんどのの燃ゆる星の空
雪富士の遙かにも見ゆ淑気かな
石狩の支流水押しわけ芹洗ふ

2/10
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 10 2006 Freitag  schön
Ich schwimme in der Central sport Klub.

冬枯のすゝきのなかに大富士の雪坊主一つめでたき正月         太田水穂

大いなる春といふもの来るベし 高野素十

光堂より一筋の雪解水  有馬朗人

道塞ぐ雪を掻いて汗したり
子の遊ぶ雛壇の裏夕の影
子の遊ぶ雛壇の裏夜の襞
響きけりる垂水や夜のとばり
また会ひしひとと語るは春来たる
賜るはやや甘かりし大根漬
駅伝の過ぎゆく早さ師走また
七草の絵手紙来しは午後三時
絵手紙に描けば散れる姫椿
山茶花の散るを惜しみて早立ちす

2/9
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 9 2006 Donnerstag   schön
1150 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.
Ich schwimme in der Central sport Klub.

雪のうちに春はきにけり鶯のこほれるなみだいまやとくらん   藤原高子

潮騒を春待つごとく聞きこもる   山口青邨

とにかくも眠くなりける春日和
何してもうとうととして春うらら
深呼吸して遠富士を見し淑気かな
降る雪に包まれている一家かな
繊月や雪埋れの家そのに下に
繊月に襞表しにける凍り滝
車窓いま菜の花の影の流れけり
一湾の眩しさ散らす白水仙
流氷のオホーツク海を寄せ来たり
初売りの振舞酒の澄みにけり
 

2/8
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 8 2006 Mittwoch   schön
1350 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

二つの糸に心と言は添えられてあやとりのごと恋は生れる  小高賢

勇気こそ地の塩なれや梅真白  中村草田男

烈風の戸に柊のさしてあり   石橋秀野

一片は花びらの大春の雪 清崎敏郎

牡丹雪重し重し言ひ戻る
どんぢお焼くけぶりのなかに夕茜
夕茜どんどのけぶりゆらめきぬ
冬薔薇の朝に滴りありにけり
庭園の池のの眩しき鳥
冬の湖乙女の瞳あるごとし
やらひ豆受けて大きな嚔かな
目覚めてもふしぶし重き曰向ぼこ
稲光金剛葛城掛け走る
葉牡丹の秘めたる蕾開きけり

2/7
♪(*^。^*)♪
Der Februear 7  2006  Dienstag 
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

ほのぼのと春こそ空にきにけらしあまのかぐ山霞たなびく  後鳥羽上皇
新古今集1春上

さざ波は立春の譜をひろげたり   渡辺水巴

節分の面を取りたれば笑ひ顔
節分の面取りたれば薄けはひ
節分の面の下には薄けはひ
遠生駒水仙咲きし小学校
遠生駒野は一面の菜花かな
夜桜や宴(うたげ)をみなの声ばかり
夜桜やをみな楽しむ宴(うたげ)かな
妙齢の乙女打ちけるやらひ豆
打ち羽子の光の渦のなかにあり
遙かにも富士見たりける淑気かな淑気かな

2/6
♪(*^。^*)♪
Der Februear 6 Montag    schön  
1400 Ich schwimme in der Central sport Klub.

春の花 プリムラについて西洋桜草と訳されています。 英語では primula 亦はprimrose。 最初の薔薇と言う意味があるそうです。

冬枯のすゝきのなかに大富士の雪坊主一つめでたき正月         太田水穂

音の中水輪の中に滴れる          倉田 紘文

涼しさを力にものを書く日かな    大木あまり
 
日も影も省きて水の澄みにけり   高橋さえ子                

肉買うてかへるゆふぐれ冬茜
うららかや水をみどりにブロッコリー
女坂男坂いずれも梅の綻びぬ
花屑を踏むもためらふい宴かな
春の風邪眠くなるのも亦佳けれ
行き過ぎて寒の牡丹の香と思ふ
如月の雨のぬくさに傘畳む
パンジーの花やはらかや昼の雨
初売りのどの階もめでたけれ
玲瓏と芽を立ちそめし冬薔薇

2/5
♪(*^。^*)♪
Der Februear 5 2006 Sonntag   schön 10℃
1000 Ich gehe die Kirche.

昭和11年 1936年2月5日は日本でプロ野球連盟(旧 職業野球連盟)が設立された日です。

夢の如思ほゆるかも日の光あまりしづけく年かはりぬる   釈迢空

春ここに生るる朝の日をうけて山河草木みな光あり            佐佐木信綱

冬の水一枝の影も欺かす     中村草田男

山国に省略の秋はじまりぬ     岡 本 眸

雪嶺の中まぼろしの一雪嶺  岡田日郎

タ風に花粉をこぼす椿かな
タ風に花粉をこぼす八重椿
夢の世に咲きし椿の粉こぼし
四温なる半日描く葉書の絵 
寒牡丹しばし眺めて甘茶飲む
牡丹見し寒さをしのぐ汁粉かな
初日記起こす芭蕉に逢ひし夢のこと
がんばらず緩やかに生くと初日記
茶粥食ぶるしきたり小正月
振り返りわがあくがれの雪女

2/4
♪(*^。^*)♪
Der Februear 4 2006 Samstag   schön
1200 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.

2月4日は立春ですよ。

手拍子の揃ふ浴衣よ佃島この世は女男のなくてはかなはぬ  岩田正

新しき年立つ今日を広き見む遠き望まむと家出でつ我    窪田空穂

あさひさすほたのほのへのつるしがきほのしろみかもとしはきぬらし 会津八一

身を撫して露けさを言ふ待合はせ            岡 本 眸

刻かけて櫛洗ひをり鵙日和             岡 本 眸

あるときは化石のごとく瀧氷る
冬の鷺歩光のなかに佇みぬ
シエスタてふ言葉が似あふ日向ぼこ
口ずさむ遠き浪速の手鞠歌
新暦掛ける壁には初光り
日向ぼ膝の子猫を拒まずに
日脚伸ぶきりんの食ぶる丸き雲
火の山を隠す煙やどんどの夜
かいつぶり子は母鳥の水尾のなか
去るときは白きマフラー肩に掛け

♪(*^。^*)♪
der Der Februear 3 2006 Freitag  schön
Ich schwimme in der Central sport Klub.

海坂はいずこ 古代のわれは見つつ現代のわれに見えぬ坂かも 佐佐木幸綱 

泣きながら夢を見ていたあの空が混ぜてはいけない色に変わって   本多忠義

母のもの妻が着てゐる炬燵かな 本宮哲郎

風花のおしもどされて漂ヘる 倉田絋文

脚本を替へたき家族チユ一リツプ
想ふ人来れぱばぬくし牡丹雪
鍋に入る青菜うるはし夕の風
佳人の手優しく捌く鱈の鍋
寒苺みどりごと食ぶ定年後
襟立て本借りにいくぬかり道
唐辛子一袋買ふ紅葉坂
恵方道ならざるは無し定年後
恵方とは富士見ゆる丘空の蒼
雪吊りの模様に凝るも気質かな

 
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 2 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central sport Klub.

どなたが決められた日かしりませんが2月2日は夫婦の日だそうです。
!?幸福の日々の始まりの日でもあり、忍耐の始まりの日でありましょうかね!?

自意識のしつぽが火傷するまでに意識の床をひきずりゆけり      西村美佐子

深梅や遠き昔の汽車にのり  山ロ誓子

待ち人の来れぱばぬくしはだれ雪
せり人の声の明るき小六月
肉じゃがのふつくらとして早や婚期
ゴーヤ実る力溢るる畑かな
シーサーのあくびしている小春かな
誰ひとり降りない駅や野水仙
新婚の旅は蜜柑稔れる伊勢紀州
シーサーのいねむりしてる小六月
狛犬のいねむりしてる小六月
狛犬のあくびしている小春かな

2/1
♪(*^。^*)♪
der Der Februear 1 2006 Mittwoch   schön
1400 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

一生(ひとよ)には一人のひとをおもはむにほとほと足らぬ生命とおもふ  五島美代子

聖書圃家ゑがける白髯のエレミヤの苦悩は今日の戦争の苦悩      高尾文子

初旅やおもちやのやうなプロペラ機   稲垣きく

橇迅し空研ぎ立てる白馬岳   堀口星眠

野水仙溢れゐるなり無人駅
雪蛍風のなかより来たる客
小正月いまだ残れる節料理
小正月いまだ来れる年賀状
白水仙絵手紙に記す日日好日
夢に見し君うら若かりし冬木立
紅葉坂七曲がりして五重塔
どの坂も塔見えてゐし紅葉坂
唐辛子買ふも嬉しき紅葉坂
絵手紙に日日是好日白水仙

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月31日 (火曜日)

2006.1.1-1.31俳句日記

♪(*^。^*)♪
der Januar 31  2006  Dienstag  Wolke  Regen 10℃
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1956年1月31日猪谷 千春(いがや ちはる)さんが コルティナダンペッツォオリンピックスキー男子回転で銀メダル獲得 しました。
日本ではこの記録は破られていませんね。

名にしおはばいざこととはむ都鳥わがおもふ人はありやなしやと  在原業平

過去の業績や肩書に対する執着を手放しましょう。   アルフォンス・デ一ケン

寒卵即ち朝餉かな  阿波野青畝

門弟の中のわが子や寒稽古    高野素十

水仙に日のあたるこそさむげなれ  大江丸

みちのくの星入り氷柱われに呉れよ  鷹羽狩行

潮騒の連なる駅や白水仙
春立つや髪を染めるも朝茜
毛糸帽小さき鈴のペンダント
毛糸帽歩めば光るペンダント
寒鰻蒸かし嬉しき夕餉かな
毛糸帽揺るミッキーのペンダント
齢とは見えずカラフルペンダント
布団なほ少し重きが吾に合ひ
連凧の風得て糸の響きけり
海風を得て舞ひあがる奴凧

♪(*^。^*)♪
der Januar 30 2006 Montag    schön  14℃
1400 Ich schwimme in der Central sport Klub.

ああ力士いいな裸にで孤独にてつねにおのれを曝したたかふ 岩田正

格好をつけて世間ていを考えて生きるのは止めましょう。  小山明子

地はひとつ大白蓮の花と見ぬ雪の中より日ののぼる時   与謝野昌子

琴になり下駄になのも桐の運 江戸川柳

冬鶯むかし王維が垣根哉  蕪村

立春の光溢るる朝餉かな
雪掃きの女園長薄けはひ
うら若き女園長雪掃きす
横顔は先生に似し雪女
おもかげは亡き人に似し雪女

ぼたん雪重しと言ひて戻りけり
おぼろ雪昭和は遠くなりにけり
ぼたん雪昭和は長く哀しけり
残月や隅田川には百合鴎  
分校の最後となりて花吹雪

♪(*^。^*)♪
der Januar 29 2006 Sonntag   schön 10℃
1000 Ich gehe die Kirche.

いつも麦たんのHPにご訪問心からお礼申し上げます。ご返礼遅れがちで申しわけありません。
1756年1月27日はモーツアルト誕生日です。いまも世界の人の心に生きて250歳。麦秋はモーツアルトの「アヴェ・アリア」をオ力リナで吹いています。

青空の井戸よわが汲む夕あかり行く方を思へただ思へとやいる            山中智恵子

峯に入る梅雨半月の余光かな   斎藤 夏風

吐く息のうすうすと枇杷咲きそむる          岡 本 眸

思 ふ と き そ の 人 来 た り 冬 霞       岡 本 眸

小六月眠くなりほど長談義
ふるさとの雑煮なつかし丸き餅
ニートとは何が何やら四月馬鹿
ニートてふ不思議な言葉四月馬鹿
たまゆらの波に揺れゐしかいつぶり
たまゆらの波に揺れゐし小白鳥
百合鴎揺れゐし波のたまゆらに
たまゆらの波の間の間にかいつぶり
古希といふ不思議なよはひ春愁ひ
読み初めは万葉集の一の巻

♪(*^。^*)♪
der Januar 28 2006   Samstag   schön 10℃
schwimme in der Central spiort Klub.

人々はうつむいて無口に春を待つ。今日も雪、天を仰いでため息をつくか  山中智恵子

水澄めり澄みて絶えざる保証なし      岡 本 眸

高熱の鶴青空に漂へり         日野草城

湯気たててなにかないのという裸   長島肩甲

草紅葉踏みゆく人を吾知らず
ばら銭の重さ身にしむ寒さかな
ポケットのばら銭重し風花す
雑踏の中の孤独やぼたん雪
ぼたん雪眉に重さのありにけり
給食のパンのまぶしき冬茜
温水んのプールの大玻璃風花す
サーフィンの乙女そのままアフロデイテ
割る音も美しけり朝の柳箸
万色をすべて統べたる冬茜

♪(*^。^*)♪
der Januar 27  2006   Freitag   schön
1330 die Cinesisch Sprache im Inage Ikiiki plaza.
schwimme in der Central sport Klub.

病みてなど居れぬマフラー背に跳ねて        岡 本 眸

冬 め く と 昼 湯 の 遊 び ご こ ろ か な 岡 本 眸

北 陸 や 海 照 る 屋 根 の 干 布 団       岡 本 眸

わがひと世かくの如きか薄霞
帰るべきふるさとは無し山霞む
子等遠く去りて帰らず夕霞
人の世はかくの如きか薄霞
はるかにも子は去りにけり山霞む
遠富士に向かひ笛吹く夕霞
遠富士に笛吹きをれば夕霞
不忍にこれほどまでに白鳥来
大いなる鯛釣りあげし夢始め
スキー宿氷柱輝く朝なりし
雪降れば佳人なりとも頬かむり

♪(*^。^*)♪
der Januar 26 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central sport Klub.

大峯に一気の夜明け山帽子    斎藤 夏風

星 空 を 投 網 か ぶ り に 町 の 冬       岡 本 眸

猟 期 来 る 流 水 鉄 気 帯 び そ め し    岡 本 眸

指折りて句の推敲や寒苺
指折りて句の推敲や初句会
初電話いきなり葬の知らせとは
(ふさわしく無い句で済みません。)
兵水漬く比島の海や冬銀河
思はざる波の高さや冬椿
思はざる波の高さや冬銀河
風花や緋鯉真鯉の寄り添ひぬ
落葉して今朝軽やかな林かな
灯台守今日は非番のスキーかな
虎落笛胸に沁みける響きかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 25 2006 Mittwoch   schön
1400 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋しき 春来たるらし  田氏肥人 万葉集5-834

(現代訳  梅の花は今がまっ盛り、鳥たちもにぎやかにさえずって楽しい春がやってきたらしい.)

露の夜や星を結べば鳥けもの   鷹羽 狩行

秋逝くと目を細めては森濃くす    岡 本 眸

戻らざる何々水の澄むままに      岡 本 眸

思はざる水門の音冬銀河
思はざる波の響きや冬
風さそふ国見峠の銀芒
幸せや日日是好日とある賀状
夢ありしサンローランの新暦
柿干してただ今留守の何でも屋
茹であげて川瀬に晒す走り蕎麦
切干を賜りたるや年の暮
全身の骨の震へし嚔かな
手袋のの片方さがすクリスマス

♪(*^。^*)♪
der Januar 24  2006  Dienstag  schön  
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

露の夜や星を結べば鳥けもの   鷹羽 狩行

うつくしく交る中や冬椿  鬼貫

寒晴やあはれ舞妓の背の高さ  飯島晴子

遠富士に向かひ笛吹く夕霞
遠富士に笛吹きをれば夕霞
はるかにも子は去りにけり山霞む
折紙の鶴の一羽や初句会
折紙の鶴の一羽や初弾きす
ピアノには鶴の折紙初稽古
卓上に鶴の折紙初仕事
草紅葉踏みて嬉しき病後かな
寒晴の光溢れし廚かな
みどりごの寒苺食む早さかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 23 2006 Montag    schön

1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

田子の浦に
打ち出でてみれば
白妙の
富士の高嶺に
雪はふりつつ
山辺赤人

新古今集 冬

When I take the path
To Tago's coast, I see
Perfect whiteness laid
On Mount Fuji's lofty peak
By the drift of falling snow.

Yamabe no Akahito

Mac Cauley 訳

原歌

田子の浦ゆ
打ち出でてみれば
真白にぞ
不尽の高嶺に
雪は降りける
山辺赤人
万葉集3.318

思はざる波の響きや冬銀河
引越の荷よりすぐ出す暖炉かな
たまきはる春を賜はり古希の年
引越の荷よりすぐ出す炬燵かな
引越の荷よりすぐ出す毛糸帽
セータ一を丸め枕にひと眠り
ルノア一ルの乙女毛糸を編み止まず
ふくよかな毛糸のやうなルノア一ル
たまきはる古希なる齢柚子香る
たまきはる古希なる齢節料理
たまきはる古希なる齢柳箸

22日
♪(*^。^*)♪
der Januar 22 2006 Sonntag   Wolke  Schnee
1000 Ich gehe die Kirche.

おもしろき朧月夜に成にけりひとり残りし花の下かげ   樋口一葉

どの子にも一つ名前があるように一ついいことある年となれ   俵万智

寒蜆あり鯉こくは明日にせよ   中田みずほ

たまきはる古希なる齢福笑ひ
たまきはる古希なる齢冬至粥
風花す温水プールの窓の玻璃
セーターに包まれ眠る赤ん坊
分校の最後の一人卒業す
都鳥歩む皇居の薄氷
狛犬の阿吽幾年風花す
箱庭に雪吊あれば風花す
観覧車二人で乗るも聖夜かな
観覧車昇れば遙か雪の富士

♪(*^。^*)♪
der Januar 21 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza.

みわたせばまつのうれごとにすむつるはちよのどちとぞおもふべらなる  紀貫之 土佐日記

竜を見て「かいじゅうどし?」と聞くおまえかいじゅうどしになりたそうなり 俵万智

命一つ身にとどまて天地(あめつち)のひろくさびしき中に息す 窪田空穂

雪の銀世界より嫁来たりけり 角光雄

餅花の高さに跳びし子の遊び
帰るべきふるさとは無し山霞む
卵飯うまうま食べて松の内
子等遠く去りて帰らず夕霞
人の世はかくの如きか薄霞
やらはれる鬼のまなこの哀れかな 
沢山の餅賜りし師走かな
定家の末にして古へよりも梅を詠ふ
野兎の耳傾げをる雪景色
山茶花の咲くも散りても想ふ人

♪(*^。^*)♪
der Januar 20  2006   Freitag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1885年1月20日俳人 尾崎放哉が誕生しました。

寂しいぞ一人五本のゆびを開いてみる   尾崎放哉

江雪

千山鳥飛絶
万径人蹤滅
孤舟蓑笠翁
独釣寒江雪

柳宗源(中唐の詩人773-819)

千山鳥の飛ぶこと絶え
万径人の蹤滅ゆ
孤舟蓑笠の翁
独り釣る
寒江の雪
柳宗源

せんざん とりのとぶことたえ
ばんけい ひとのあとたゆ
こしゅう さりゅうのおう
ひとりつる
かんこうのゆき
りゅうそうげん

節分の化けおほせたるおちょぼかな 後藤夜半

日射すとも思へぬ路地の残り菊    岡 本 眸

節分の面の下なる薄化粧 麦秋

なんてどうでしょうかね。佳人がおかめの面をはずしたらまたその美しさにびっくり。

春立ては光のとけき庭の面に鶯鳴きて通ふ梅の香 冷泉貴美子

餅花のなだれんとして宙にあり   栗生純夫

おく霜の一味付けし蕪かな 小林ー茶

定家なお生けるが如くその子孫いまなほ梅の香を詠ふ

餅花に触れむと跳ねる園児かな
いまぽとりポストに落とす賀状かな
初夢に逢ふ先生の矍鑠と
犬の絵の賀状を落とすポストかな
犬の絵の賀状を落とすポストの音(ね)
絵手紙の賀状はみ出す犬土鈴
賀状には手描きの犬のはみ出しぬ
世界なほ争ひ止まず年送る
賀状には日日是好日夢とあり
片時雨待ち人いまだ来たらずに

♪(*^。^*)♪
der Januar 19 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central spiort Klub.

君がため
春の野に出でて
若菜つむ
わが衣手に
雪はふりつつ
光孝天皇

古今集 春上

It is for your sake
That I walk the fields in spring,
Gathering green herbs,
While my garment's hanging sleeves
Are speckled with falling snow.
Emperor Koko

Mac Cauley 訳

クレヨンの緑を握るリビングに一本の線伸びて「さかみち」俵万智

蔵前や千住日暮里錦糸町リヤカで菓子を配達せし街 渡辺 一弘

あめつちの音の通ひて瀧凍つる     曽根 けい二
(袋田の瀧)

茶房より街見てクリスマス気分     岡 本  眸

七五三粧へる丘を帰りけり
落葉の公孫樹光背ありおにけり
投句してチョコを賜る初句会
大掃除終わりて捜す眼鏡かな
寒泳の身を温むる餅饂飩
愛憎は昔にまかせ障子貼る
愛憎は過去にまかせて障子貼る
占ひ師手持ちぶさなる聖夜かな
書初めの筆の真白に朝日差す
書初めの筆の真白に紙の白

♪(*^。^*)♪
der Januar 18 2006 Mittwoch   schön
Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

年のうちに春は来にけり一年(ひととせ)を去年(こぞ)とや言はむ今年
とや言はむ
在原元方(「古今和歌集」巻頭歌)

いきさつは知らねど恋はむずかしき局面ならんか子の歌を読む 永田和宏

につぽんは水に浮く国鏡餅  大島雄作

初笑深く蔵してほのかなる 高浜虚子

初夢の次第をしばし反芻す
しがらみを降り落としける公孫樹  
寒泳の身を温むる饂飩かな
小雀に玉のやうなる小六月
ふと呼ばれ立ち話する小六月
小春日をいとしと思ふ定年後
ふと呼ばれ立ち話する椿垣
ふと呼ばれ立ち話する柊垣
鵙髙音空の果まで飛行雲
大掃除終わりて洗ふ眼鏡かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 17  2006  Dienstag  Regen
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

阪神・淡路大震災は、1995年(平成7年)1月17日(火) 午前5時46分52秒、淡路島北部を震源として発生しました。(大都市)直下型の大地震による災害であです。
死者 : 6,434名 行方不明者 : 3名 負傷者 : 43,792名でした。
最近の設計偽装事件を見ると、阪神・淡路大震災の反省が全く生かされていない。非常に哀しい。

この下に母がいますと泣きながら瓦礫の上で指さす少女   宮井あき子

星空のいつくしきかもおのづから涙あふれつ国破れたり  北杜夫

八十は老の序の口冬若葉  島田正吾

宝恵籠に乗つてうしき日もありし 高岡たつ女

ダビデ像石を掴みて冬紅葉
伊豆沼の空の深さよ白鳥来
女形身を正してや舞始め
女形薄きけはひの舞始め
七十は老にあらずや冬桜
口だけで動かぬときめ御元旦
古希なれば曰向ばこなど許されよ
天国はかくのごときか曰向ばこ
幼なごは電車が好きでチユ一リップ
古希と言ふ不思議な齢(よわい)寒椿
犬吠の風ともなりて鳥渡る
水門に波音高き石蕗の花

♪(*^。^*)♪
der Januar 16 2006 Montag    schön

1000 Ich schwimme in der Central spiort Klub. 1330 Corazones Latinos.

戦の後の六十年。はげみ来しわがよき友ら おほよそは亡し   岡野弘彦

黄金の葉おとし尽して 街路樹の冬木のこずゑ。年あらたまる 岡野弘彦

わが五体白刃の水に雪立ち八十ぢにむかふ心するどし        岡野弘彦

七十に七つ加へて七草のなづなの粥を祝ふ春かな   谷崎潤一郎

使へざる嬰の膳にも柳箸    森澄

たばしれる汗の数多や寒稽古
かの人の一周忌なり姫椿
その人と逢はぬ一年寒椿
その人に逢ひたき想ひ寒牡丹
初市の重き林檎妻に買ふ
寒泳といふも温水プールなり
寒泳の後のサウナの亦嬉し
寒鰤を水揚げしたる乙女かな
越人の土産は寒の鰤の寿司
節料理持ちて来たれり新夫婦
(すみません私達古夫婦は節料理を作りませんでした。)

♪(*^。^*)♪
der Januar 15 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

父の代から馴染みの野鍛冶の打ちし蛇、丹念に研ぎ杉の枝打つ 吉竹純

正面探して置けと言い置いて天人去りし富士の山かな  堀口大学

同じ道を同じ時刻にをけふも通り小学生徒の帰りに逢へり 三ケ島葭子

流すべき流燈われの胸照らす 寺山修司

日のありしところに月や山ざくら 鷹羽狩行

あくる夜も仄に嬉しよめが君  其角

寒鰤を蕪で包みし寿司賜る
餅を搗く女性先生力あり
着ぶくれ画展覧へ参る電車かな
鋤焼きや戦後は死語となりしかな
商戦の賑やかなりし聖樹かな
切干を賜りし友は佳人にて
百合鴎金色の水尾引きにけり
紅マフラー後に払ひ若づくり
隙間には椎茸詰めし宅急
七五三子育て宜しと祈りけり

♪(*^。^*)♪
der Januar 14 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

左義長(さぎちょう)亦は「どんど焼き」とは、正月に行われる火祭りの行事です。
日本全国で広く見られる習俗です。
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。 民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。お盆にも火を燃やす習俗があるが、こちらは先祖の霊を迎えたのち送り出す民間習俗が仏教と混合したものと考えられている。
麦たんは仙台で勤務しましたので、宮城県仙台市の大崎八幡宮のどんど祭を何回も見に行きました。何と男性でも女性でもはだかで火祭りをするんですよ。もちろん隠すべき所は隠して)
もっとも麦たんは見学ではだかにならなかったね。だって雪のふるなかで寒いんだもの。

左義長の大きな埃海へ飛び      吉川 きわえ

火柱のつらぬく闇やどんど燃ゆ    長谷川 耕畝

せりななづなごぎやうはこべら仏の座すずなすずしろこれぞ七くさ  北村季吟

年頭の燈台白しと告げやらむ  中村草田男

琴の音にめてみればお元旦
琴の音に目覚めてみれば初日の出
乗り違ひ枯野の果に降り立ちぬ
乗り違ひ枇杷咲く駅に降り立ちぬ
乗り違ひ古き駅にて日向ぼこ
正月は万葉集をめでにけり
奴凧やがては雲に紛れけり
賜りし洋梨描きお礼状
笹鳴きを谷の底より拾ひけり
峠まで行く抜け道や笹鳴ける

♪(*^。^*)♪
der Januar 13  2006   Freitag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

見も知らぬ出征中の夫に嫁し姑とくらしぬ姑やさしかりき 染野光子

開館のライトが点けぱ立ち上がりダビデの腕は石を掴みぬ 吉竹  純

其のにほひ 桃より白し 水仙花  松尾芭蕉

天狼やさびしさもまた鮮しく  正木ゆう子

野の沖に海の沖見え年明くる 成田千空

歌かるたにも美しい意地が有   柳多留

メール名ポエムとありし年賀状
冬將軍居坐りたりし大八島
犬の絵を幾つ描いてや年暮るる
内房線駅から駅に白水仙
内房線駅毎溢る白水仙
冬將軍居占領したる大八島
冬將軍居占領せしや大八島
お土産に添へし一筆雪しまき
初籤で当たりしシヤツは大きめで
冬將軍居占領したる秋津島

♪(*^。^*)♪
der Januar 12 2006 Donnerstag   schön
0900 der Maszuda Zahnarzt.
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1月12日はスキー記念日、スキーの日ですよ。 1911年1月12日にオーストリア陸軍のレルヒ少佐が、新潟県の高田陸軍歩兵連隊の青年将校に、日本で初めてスキーの指導を行ないました。

なかきよのとおのねぶりのみなめさめなみのりぶねのとのよきかな  七福神廻文

畑のごと魚群来る海初夢に  成田千空

三が日過ぎたる鯖の味噌煮かな  草間時彦

三が日過ぎて嬉しき蕎麦の味
一月の川一直線に流れけり
雪の富士に向かひ土笛吹きにけり
今年亦伸し餅に刃を入れる役
朱で記す夢の一字や賀状終ふ
ゆるやかに温水プール初泳ぎ
新しきネクタイ着けて初詣
読み初めは家持の歌万葉集
冬夕焼け逝きたる友の懐かしき
菜の花の蕾膨らむ幼稚園

♪(*^。^*)♪
der Januar 11 2006 Mittwoch   schön
0900 Narasino der International scwimmenpool.
1900 Ich gehe die Kirche.

鏡開き(かがみびらき)とは、正月に年神に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、一家の円満を願う行事である。鏡割り(かがみわり)ともいう。

武家社会の風習だったものが一般化した。刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で砕いたりする。また、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使っている。

果たせるや否やカイゼルの髭人麻呂の髭    山埜井喜美枝

其のにほひ桃より白し水仙花
 松尾芭蕉

漂ふとも沈まぬ船や宝船   成田千空

福笑ひして顎のはずれけり
軋みたる襖を直す松の内
猿回しせし乙女の初けはひ
猿廻しする麗しき乙女かな
猿廻し猿のするなる初笑ひ
やや硬き雑煮の餅の佳かりけり
初市へ行くもささやか薄けはひ
古妻も少し佳かりし初けはひ
渦潮を見降ろす丘に白水仙
お絵描きの園児と遊ぶ二日かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 10  2006  Dienstag  schön Regen
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

紀元前49年1月10日ユリウス・カエサル(英語読みではジュリアス・シーザー)は軍隊を率い
ローマ国境のルビコン川を渡りローマの独裁権確立、その際彼は有名な言葉「alea iacta est(賽は投げられた)」を残している。
彼は皇帝にならなかったが、ローマ帝政の道を開いた。彼の名が語源となるカイザー、シーザー、カエサル、ツアーの言葉が
皇帝を意味する言葉になった。

人々がもう振り向かぬ昭和あり歌に体温はまだ残りたり    三枝昻之

初景色わけて野川ゆつたりと  宇多喜代子

少年の背丈ゆたかに寒稽古   宇多喜代子

啄木の袴姿に雪礫
初夢の続きの夢のおかしけり
思ひがけなく旧友の賀状かな
半世紀逢はざる友の賀状かな

正月は朝餉のあとの二度寝かな
餅つきの女先生危なげに
初籤の亦もはずれの福笑ひ
福笑ひはずれ籤とて亦良けれ
獅子舞の口の奥には笑ひ顔  
初籤や丘の上よりおぼろ富士

♪(*^。^*)♪
der Januar 9 2006 Montag    schön
1200 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1月9日は成人の日(せいじんのひ)は国民の祝日の一つ
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。
へー自覚するのが趣旨か。ニート諸君自覚して親から離れて、ハングリーな生活を始めたまえ。

最上川逆白波のたつまでにふぶくゆいふべとなりにけるかも  斉藤茂吉

たのもしき上流気流蒼鷹(もろがえり) 正木ゆう子

住み慣れし団地となりぬ雪椿
山茶花の降り継ぐ団地住まひかな
賀状には夢の朱印を一つ押し
賀状には日日是好日朱で記し
朱で記す日日是好日年賀状
御降りの冷たき朝や定年後
賀状には生涯青春日日好日
初泳ぎして御降りの町歩む

三ケ日寒さのなかの総の国
吉願ふ事の多くて初詣

♪(*^。^*)♪
der Januar 8 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

1月7日は人日(じんじつ)とは、五節句の一つ。七種粥を食べることから七草の節句。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、
それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、
犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた。
また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七種粥となった。
日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。江戸幕府の公式行事となり、
将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。

七草のみどり美しけり白き椀  麦秋

虚子の句の飯野山より初明り     浜川 穂仙

湖のひろがりてゆく初明り      佐藤 梧林

林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき  寺山修司

洋梨を置けば傾き画心生(あ)る   林 四月亭 

公転に遅れじと春の大気かな  正木ゆう子

雑煮なほ薄味良けれ定年後
淡交と言ふ友宜し梅の花
初太鼓すこし眠気のあしたかな
太鼓良し猿廻し良しお元旦
元日の広告多き新聞来
ゆつたりと温水プールに初泳ぎ
霜柱はりはり割りて寒稽古
幼子に描く子犬の年賀状
節料理持ち来し娘宵の雨

♪(*^。^*)♪
der Januar 7 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

プロスキーヤーの三浦敬三(みうらけいぞう、1904年2月15日 - 2006年1月5日)さんが他界されました。心からご冥福を祈ります。

子規の頭おもうよ洋梨見てあれば   上村 占魚

行燈を消せば鼠のとし忘れ         丈草

初富士の美しく旅恙なく       河合 甲南

南へ肩ゆるやかに初比叡       村尾 梅風

孫が来て子が来て遊ぶお元旦
酒飲まぬ正月も良し大御空
賛美歌の聞こゆ方亦これ恵方
いくさ無き国こそまことこれ恵方
雪富士望む方こそ恵方かな
里芋をたつぷり入れし雑煮かな
早や二日温水プールでバタフライ
賀状には生涯青春曰曰好日
大八島まつたく冷ゆるお元旦
生涯を無名に生きてお元旦

♪(*^。^*)♪
der Januar 6  2006   Freitag   schön3
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

行く年も来る年も親し初摺りの新聞持ちて暁に帰る   島田修二

ふる里の三つの橋の初景色      後藤 良子

何もかも知っているなり竈猫        富安風生

住み古りし団地となりぬ枇杷の花     佐々木雲外

為すベきを幾つか残し年の暮
幾つもの悔を残して年送る
ビル街の突風に逢ふ寒さかな
天然の鯛を購ひ年の果つ
医者病みて大晦日果てにけり
本年も愚作いつぱい年送る
教会はもちろん恵方土の笛
節料理作らぬと決め笛を吹く
初摺りの新聞香るお元曰
本紙より広告楽しお元曰

♪(*^。^*)♪
der Januar 5 2006 Donnerstag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

かりがねも既にわたらずあまの原かぎりも知らに雪ふりみだる  斎藤茂吉

獅子の顔不機嫌にして年の暮  林徹
(不機嫌なのは作者かも知れない。俳句は写生であるが作者本人を投影する。)

初空や一片の雲耀やきて 日野草城

松の内過ぎたる里のひっそりと    加来 都
   
平凡に雪にこもりて松の内      川田 政尾

挨拶も言葉優しく事始め
取消しのひとつの有りて師走果つ
その予定しばし変更お元旦
周防より賜りし梨こがね色
起き伏しも心新たにお元旦
数へ日の貴重な寸時句を吟ず
火山灰の朱を消し霜の育ちけり
ふと目覚め小犬の賀状描きけり
数へ日の寸時を惜しみ句を吟ず
有り難き餅賜りて師走果つ

♪(*^。^*)♪
der Januar 4  2006 Mittwoch   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

うちのめされてひとり行とき葭簀多く吊るせる路地に日は温くあり 永田和宏

二日より三日の客の多かりし     芦川 巣洲

三日はや海女ほゝかむりして通る   谷口 三居

一ト浦の海苔舟つなぎ三ヶ日     田北 ぎどう

炉を焚いて百姓らしき三ヶ日     古川 あつし

避難所に真白き餅の届きけり  川埼陽子

いざや寝ん元日は又あすのこと   蕪村

元曰やクレーンの下に富士見えて
真紅なるマフラ一欲しや雪女
小春曰のまことけはひの乗り佳けれ
色違ひ同じ模様の毛糸帽
土笛で吹く賛美歌や年送る
土笛の澄みたる朝の霜柱
土笛に心遊ばせ年忘れ
土笛に心遊ばせ年送る
洋梨の薫り溢れし夕餉かな
食べ頃と言ふい洋梨の香かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 3  2006  Dienstag  schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

12月31日柔道の「やわらちゃん」谷亮子さんは男の子を出産されました。おめでとう

ギター弾く娘の膝にやはらかき木目あらはる吹きふる夜は  小島ゆかり

雪礫夜の奈落に妻子ねて 森澄雄

引き出しに出し忘れたる年賀状
賀状には訝しげなる犬の顔
古妻の杖突き歩む雪の路
雪兎足跡残し雑木林
繕ひし障子一枚夕まぐれ
地吹雪の屯田兵舎を隠しけり
すぐ懐く番犬二匹友の家
(友曰く すぐ誰にでも懐くから、番犬に向いてないな。)
誰かある屯田兵舎雪礫
孫と子の小家を叩く雪礫
たんまりと餅を賜る夕まぐれ

♪(*^。^*)♪
der Januar 2 2006 Montag    schön
1200 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

風に瞑目 亀に倣いて目つむればひかりは零れる心底ひとり  永田和宏

喧嘩して太つて帰れ都鳥  黒田杏子

獅子舞や大口明けて梅の花  小林一茶

吊橋の鉄の口ープに霜育つ
メリーゴーランド幾回も乗り曰向ぼこ
百合鴎花のごとくに漂ひぬ
雪吊りの綱の湿りも夕まぐれ
枇杷咲くや職退くことの虚しさよ
鰯雲思ふほどには惜しまれず
日矢一筋眠れる山を起こしけり
風花や昭和と共にひばり去り
枯蟷螂祈りの姿ありにけり
冬晴や筑波の遠嶺日矢差しぬ

♪(*^。^*)♪
der Januar 1 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.1700 Die Emioto Familie kommt.

新しき年の初めの初春の今日(けふ)降る雪のいや重(しけ)吉事(よごと)  大伴家持 万葉集20.4516

暮らしには遠い戦争が生きている軍手をはめて大歳へ行く   三枝昻之

しづかなるいちにちなりし障子かな  長谷川素逝

落葉松はいつめざめても雪降りをり  加藤楸邨

希少本一冊買ふも事始め
オカリナで一曲吹くも事始め
十字架はかすかにも見え聖誕祭
うれしくも哀なしからずや聖誕祭
聖夜とは騒ぐ夜にはあらざりし
偽りの星偽りの雪この聖樹
地に平和あれよと祈るクリスマス
大宇宙緑の星のクリスマス
麒麟にも象にも幸をクリスマス
薄ら氷の上を歩みし百合鴎
風邪引いてまつげ少し重げかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 31  2006  Dienstag  Wolke  Regen 10℃
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1956年1月31日猪谷 千春(いがや ちはる)さんが コルティナダンペッツォオリンピックスキー男子回転で銀メダル獲得 しました。
日本ではこの記録は破られていませんね。

名にしおはばいざこととはむ都鳥わがおもふ人はありやなしやと  在原業平

過去の業績や肩書に対する執着を手放しましょう。   アルフォンス・デ一ケン

寒卵即ち朝餉かな  阿波野青畝

門弟の中のわが子や寒稽古    高野素十

水仙に日のあたるこそさむげなれ  大江丸

みちのくの星入り氷柱われに呉れよ  鷹羽狩行

潮騒の連なる駅や白水仙
春立つや髪を染めるも朝茜
毛糸帽小さき鈴のペンダント
毛糸帽歩めば光るペンダント
寒鰻蒸かし嬉しき夕餉かな
毛糸帽揺るミッキーのペンダント
齢とは見えずカラフルペンダント
布団なほ少し重きが吾に合ひ
連凧の風得て糸の響きけり
海風を得て舞ひあがる奴凧

♪(*^。^*)♪
der Januar 30 2006 Montag    schön  14℃
1400 Ich schwimme in der Central sport Klub.

ああ力士いいな裸にで孤独にてつねにおのれを曝したたかふ 岩田正

格好をつけて世間ていを考えて生きるのは止めましょう。  小山明子

地はひとつ大白蓮の花と見ぬ雪の中より日ののぼる時   与謝野昌子

琴になり下駄になのも桐の運 江戸川柳

冬鶯むかし王維が垣根哉  蕪村

立春の光溢るる朝餉かな
雪掃きの女園長薄けはひ
うら若き女園長雪掃きす
横顔は先生に似し雪女
おもかげは亡き人に似し雪女

ぼたん雪重しと言ひて戻りけり
おぼろ雪昭和は遠くなりにけり
ぼたん雪昭和は長く哀しけり
残月や隅田川には百合鴎  
分校の最後となりて花吹雪

♪(*^。^*)♪
der Januar 29 2006 Sonntag   schön 10℃
1000 Ich gehe die Kirche.

いつも麦たんのHPにご訪問心からお礼申し上げます。ご返礼遅れがちで申しわけありません。
1756年1月27日はモーツアルト誕生日です。いまも世界の人の心に生きて250歳。麦秋はモーツアルトの「アヴェ・アリア」をオ力リナで吹いています。

青空の井戸よわが汲む夕あかり行く方を思へただ思へとやいる            山中智恵子

峯に入る梅雨半月の余光かな   斎藤 夏風

吐く息のうすうすと枇杷咲きそむる          岡 本 眸

思 ふ と き そ の 人 来 た り 冬 霞       岡 本 眸

小六月眠くなりほど長談義
ふるさとの雑煮なつかし丸き餅
ニートとは何が何やら四月馬鹿
ニートてふ不思議な言葉四月馬鹿
たまゆらの波に揺れゐしかいつぶり
たまゆらの波に揺れゐし小白鳥
百合鴎揺れゐし波のたまゆらに
たまゆらの波の間の間にかいつぶり
古希といふ不思議なよはひ春愁ひ
読み初めは万葉集の一の巻

♪(*^。^*)♪
der Januar 28 2006   Samstag   schön 10℃
schwimme in der Central spiort Klub.

人々はうつむいて無口に春を待つ。今日も雪、天を仰いでため息をつくか  山中智恵子

水澄めり澄みて絶えざる保証なし      岡 本 眸

高熱の鶴青空に漂へり         日野草城

湯気たててなにかないのという裸   長島肩甲

草紅葉踏みゆく人を吾知らず
ばら銭の重さ身にしむ寒さかな
ポケットのばら銭重し風花す
雑踏の中の孤独やぼたん雪
ぼたん雪眉に重さのありにけり
給食のパンのまぶしき冬茜
温水んのプールの大玻璃風花す
サーフィンの乙女そのままアフロデイテ
割る音も美しけり朝の柳箸
万色をすべて統べたる冬茜

♪(*^。^*)♪
der Januar 27  2006   Freitag   schön
1330 die Cinesisch Sprache im Inage Ikiiki plaza.
schwimme in der Central sport Klub.

病みてなど居れぬマフラー背に跳ねて        岡 本 眸

冬 め く と 昼 湯 の 遊 び ご こ ろ か な 岡 本 眸

北 陸 や 海 照 る 屋 根 の 干 布 団       岡 本 眸

わがひと世かくの如きか薄霞
帰るべきふるさとは無し山霞む
子等遠く去りて帰らず夕霞
人の世はかくの如きか薄霞
はるかにも子は去りにけり山霞む
遠富士に向かひ笛吹く夕霞
遠富士に笛吹きをれば夕霞
不忍にこれほどまでに白鳥来
大いなる鯛釣りあげし夢始め
スキー宿氷柱輝く朝なりし
雪降れば佳人なりとも頬かむり

♪(*^。^*)♪
der Januar 26 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central sport Klub.

大峯に一気の夜明け山帽子    斎藤 夏風

星 空 を 投 網 か ぶ り に 町 の 冬       岡 本 眸

猟 期 来 る 流 水 鉄 気 帯 び そ め し    岡 本 眸

指折りて句の推敲や寒苺
指折りて句の推敲や初句会
初電話いきなり葬の知らせとは
(ふさわしく無い句で済みません。)
兵水漬く比島の海や冬銀河
思はざる波の高さや冬椿
思はざる波の高さや冬銀河
風花や緋鯉真鯉の寄り添ひぬ
落葉して今朝軽やかな林かな
灯台守今日は非番のスキーかな
虎落笛胸に沁みける響きかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 25 2006 Mittwoch   schön
1400 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋しき 春来たるらし  田氏肥人 万葉集5-834

(現代訳  梅の花は今がまっ盛り、鳥たちもにぎやかにさえずって楽しい春がやってきたらしい.)

露の夜や星を結べば鳥けもの   鷹羽 狩行

秋逝くと目を細めては森濃くす    岡 本 眸

戻らざる何々水の澄むままに      岡 本 眸

思はざる水門の音冬銀河
思はざる波の響きや冬
風さそふ国見峠の銀芒
幸せや日日是好日とある賀状
夢ありしサンローランの新暦
柿干してただ今留守の何でも屋
茹であげて川瀬に晒す走り蕎麦
切干を賜りたるや年の暮
全身の骨の震へし嚔かな
手袋のの片方さがすクリスマス

♪(*^。^*)♪
der Januar 24  2006  Dienstag  schön  
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

露の夜や星を結べば鳥けもの   鷹羽 狩行

うつくしく交る中や冬椿  鬼貫

寒晴やあはれ舞妓の背の高さ  飯島晴子

遠富士に向かひ笛吹く夕霞
遠富士に笛吹きをれば夕霞
はるかにも子は去りにけり山霞む
折紙の鶴の一羽や初句会
折紙の鶴の一羽や初弾きす
ピアノには鶴の折紙初稽古
卓上に鶴の折紙初仕事
草紅葉踏みて嬉しき病後かな
寒晴の光溢れし廚かな
みどりごの寒苺食む早さかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 23 2006 Montag    schön

1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

田子の浦に
打ち出でてみれば
白妙の
富士の高嶺に
雪はふりつつ
山辺赤人

新古今集 冬

When I take the path
To Tago's coast, I see
Perfect whiteness laid
On Mount Fuji's lofty peak
By the drift of falling snow.

Yamabe no Akahito

Mac Cauley 訳

原歌

田子の浦ゆ
打ち出でてみれば
真白にぞ
不尽の高嶺に
雪は降りける
山辺赤人
万葉集3.318

思はざる波の響きや冬銀河
引越の荷よりすぐ出す暖炉かな
たまきはる春を賜はり古希の年
引越の荷よりすぐ出す炬燵かな
引越の荷よりすぐ出す毛糸帽
セータ一を丸め枕にひと眠り
ルノア一ルの乙女毛糸を編み止まず
ふくよかな毛糸のやうなルノア一ル
たまきはる古希なる齢柚子香る
たまきはる古希なる齢節料理
たまきはる古希なる齢柳箸

22日
♪(*^。^*)♪
der Januar 22 2006 Sonntag   Wolke  Schnee
1000 Ich gehe die Kirche.

おもしろき朧月夜に成にけりひとり残りし花の下かげ   樋口一葉

どの子にも一つ名前があるように一ついいことある年となれ   俵万智

寒蜆あり鯉こくは明日にせよ   中田みずほ

たまきはる古希なる齢福笑ひ
たまきはる古希なる齢冬至粥
風花す温水プールの窓の玻璃
セーターに包まれ眠る赤ん坊
分校の最後の一人卒業す
都鳥歩む皇居の薄氷
狛犬の阿吽幾年風花す
箱庭に雪吊あれば風花す
観覧車二人で乗るも聖夜かな
観覧車昇れば遙か雪の富士

♪(*^。^*)♪
der Januar 21 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza.

みわたせばまつのうれごとにすむつるはちよのどちとぞおもふべらなる  紀貫之 土佐日記

竜を見て「かいじゅうどし?」と聞くおまえかいじゅうどしになりたそうなり 俵万智

命一つ身にとどまて天地(あめつち)のひろくさびしき中に息す 窪田空穂

雪の銀世界より嫁来たりけり 角光雄

餅花の高さに跳びし子の遊び
帰るべきふるさとは無し山霞む
卵飯うまうま食べて松の内
子等遠く去りて帰らず夕霞
人の世はかくの如きか薄霞
やらはれる鬼のまなこの哀れかな 
沢山の餅賜りし師走かな
定家の末にして古へよりも梅を詠ふ
野兎の耳傾げをる雪景色
山茶花の咲くも散りても想ふ人

♪(*^。^*)♪
der Januar 20  2006   Freitag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1885年1月20日俳人 尾崎放哉が誕生しました。

寂しいぞ一人五本のゆびを開いてみる   尾崎放哉

江雪

千山鳥飛絶
万径人蹤滅
孤舟蓑笠翁
独釣寒江雪

柳宗源(中唐の詩人773-819)

千山鳥の飛ぶこと絶え
万径人の蹤滅ゆ
孤舟蓑笠の翁
独り釣る
寒江の雪
柳宗源

せんざん とりのとぶことたえ
ばんけい ひとのあとたゆ
こしゅう さりゅうのおう
ひとりつる
かんこうのゆき
りゅうそうげん

節分の化けおほせたるおちょぼかな 後藤夜半

日射すとも思へぬ路地の残り菊    岡 本 眸

節分の面の下なる薄化粧 麦秋

なんてどうでしょうかね。佳人がおかめの面をはずしたらまたその美しさにびっくり。

春立ては光のとけき庭の面に鶯鳴きて通ふ梅の香 冷泉貴美子

餅花のなだれんとして宙にあり   栗生純夫

おく霜の一味付けし蕪かな 小林ー茶

定家なお生けるが如くその子孫いまなほ梅の香を詠ふ

餅花に触れむと跳ねる園児かな
いまぽとりポストに落とす賀状かな
初夢に逢ふ先生の矍鑠と
犬の絵の賀状を落とすポストかな
犬の絵の賀状を落とすポストの音(ね)
絵手紙の賀状はみ出す犬土鈴
賀状には手描きの犬のはみ出しぬ
世界なほ争ひ止まず年送る
賀状には日日是好日夢とあり
片時雨待ち人いまだ来たらずに

♪(*^。^*)♪
der Januar 19 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central spiort Klub.

君がため
春の野に出でて
若菜つむ
わが衣手に
雪はふりつつ
光孝天皇

古今集 春上

It is for your sake
That I walk the fields in spring,
Gathering green herbs,
While my garment's hanging sleeves
Are speckled with falling snow.
Emperor Koko

Mac Cauley 訳

クレヨンの緑を握るリビングに一本の線伸びて「さかみち」俵万智

蔵前や千住日暮里錦糸町リヤカで菓子を配達せし街 渡辺 一弘

あめつちの音の通ひて瀧凍つる     曽根 けい二
(袋田の瀧)

茶房より街見てクリスマス気分     岡 本  眸

七五三粧へる丘を帰りけり
落葉の公孫樹光背ありおにけり
投句してチョコを賜る初句会
大掃除終わりて捜す眼鏡かな
寒泳の身を温むる餅饂飩
愛憎は昔にまかせ障子貼る
愛憎は過去にまかせて障子貼る
占ひ師手持ちぶさなる聖夜かな
書初めの筆の真白に朝日差す
書初めの筆の真白に紙の白

♪(*^。^*)♪
der Januar 18 2006 Mittwoch   schön
Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

年のうちに春は来にけり一年(ひととせ)を去年(こぞ)とや言はむ今年
とや言はむ
在原元方(「古今和歌集」巻頭歌)

いきさつは知らねど恋はむずかしき局面ならんか子の歌を読む 永田和宏

につぽんは水に浮く国鏡餅  大島雄作

初笑深く蔵してほのかなる 高浜虚子

初夢の次第をしばし反芻す
しがらみを降り落としける公孫樹  
寒泳の身を温むる饂飩かな
小雀に玉のやうなる小六月
ふと呼ばれ立ち話する小六月
小春日をいとしと思ふ定年後
ふと呼ばれ立ち話する椿垣
ふと呼ばれ立ち話する柊垣
鵙髙音空の果まで飛行雲
大掃除終わりて洗ふ眼鏡かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 17  2006  Dienstag  Regen
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

阪神・淡路大震災は、1995年(平成7年)1月17日(火) 午前5時46分52秒、淡路島北部を震源として発生しました。(大都市)直下型の大地震による災害であです。
死者 : 6,434名 行方不明者 : 3名 負傷者 : 43,792名でした。
最近の設計偽装事件を見ると、阪神・淡路大震災の反省が全く生かされていない。非常に哀しい。

この下に母がいますと泣きながら瓦礫の上で指さす少女   宮井あき子

星空のいつくしきかもおのづから涙あふれつ国破れたり  北杜夫

八十は老の序の口冬若葉  島田正吾

宝恵籠に乗つてうしき日もありし 高岡たつ女

ダビデ像石を掴みて冬紅葉
伊豆沼の空の深さよ白鳥来
女形身を正してや舞始め
女形薄きけはひの舞始め
七十は老にあらずや冬桜
口だけで動かぬときめ御元旦
古希なれば曰向ばこなど許されよ
天国はかくのごときか曰向ばこ
幼なごは電車が好きでチユ一リップ
古希と言ふ不思議な齢(よわい)寒椿
犬吠の風ともなりて鳥渡る
水門に波音高き石蕗の花

♪(*^。^*)♪
der Januar 16 2006 Montag    schön

1000 Ich schwimme in der Central spiort Klub. 1330 Corazones Latinos.

戦の後の六十年。はげみ来しわがよき友ら おほよそは亡し   岡野弘彦

黄金の葉おとし尽して 街路樹の冬木のこずゑ。年あらたまる 岡野弘彦

わが五体白刃の水に雪立ち八十ぢにむかふ心するどし        岡野弘彦

七十に七つ加へて七草のなづなの粥を祝ふ春かな   谷崎潤一郎

使へざる嬰の膳にも柳箸    森澄

たばしれる汗の数多や寒稽古
かの人の一周忌なり姫椿
その人と逢はぬ一年寒椿
その人に逢ひたき想ひ寒牡丹
初市の重き林檎妻に買ふ
寒泳といふも温水プールなり
寒泳の後のサウナの亦嬉し
寒鰤を水揚げしたる乙女かな
越人の土産は寒の鰤の寿司
節料理持ちて来たれり新夫婦
(すみません私達古夫婦は節料理を作りませんでした。)

♪(*^。^*)♪
der Januar 15 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

父の代から馴染みの野鍛冶の打ちし蛇、丹念に研ぎ杉の枝打つ 吉竹純

正面探して置けと言い置いて天人去りし富士の山かな  堀口大学

同じ道を同じ時刻にをけふも通り小学生徒の帰りに逢へり 三ケ島葭子

流すべき流燈われの胸照らす 寺山修司

日のありしところに月や山ざくら 鷹羽狩行

あくる夜も仄に嬉しよめが君  其角

寒鰤を蕪で包みし寿司賜る
餅を搗く女性先生力あり
着ぶくれ画展覧へ参る電車かな
鋤焼きや戦後は死語となりしかな
商戦の賑やかなりし聖樹かな
切干を賜りし友は佳人にて
百合鴎金色の水尾引きにけり
紅マフラー後に払ひ若づくり
隙間には椎茸詰めし宅急
七五三子育て宜しと祈りけり

♪(*^。^*)♪
der Januar 14 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

左義長(さぎちょう)亦は「どんど焼き」とは、正月に行われる火祭りの行事です。
日本全国で広く見られる習俗です。
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。 民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。お盆にも火を燃やす習俗があるが、こちらは先祖の霊を迎えたのち送り出す民間習俗が仏教と混合したものと考えられている。
麦たんは仙台で勤務しましたので、宮城県仙台市の大崎八幡宮のどんど祭を何回も見に行きました。何と男性でも女性でもはだかで火祭りをするんですよ。もちろん隠すべき所は隠して)
もっとも麦たんは見学ではだかにならなかったね。だって雪のふるなかで寒いんだもの。

左義長の大きな埃海へ飛び      吉川 きわえ

火柱のつらぬく闇やどんど燃ゆ    長谷川 耕畝

せりななづなごぎやうはこべら仏の座すずなすずしろこれぞ七くさ  北村季吟

年頭の燈台白しと告げやらむ  中村草田男

琴の音にめてみればお元旦
琴の音に目覚めてみれば初日の出
乗り違ひ枯野の果に降り立ちぬ
乗り違ひ枇杷咲く駅に降り立ちぬ
乗り違ひ古き駅にて日向ぼこ
正月は万葉集をめでにけり
奴凧やがては雲に紛れけり
賜りし洋梨描きお礼状
笹鳴きを谷の底より拾ひけり
峠まで行く抜け道や笹鳴ける

♪(*^。^*)♪
der Januar 13  2006   Freitag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

見も知らぬ出征中の夫に嫁し姑とくらしぬ姑やさしかりき 染野光子

開館のライトが点けぱ立ち上がりダビデの腕は石を掴みぬ 吉竹  純

其のにほひ 桃より白し 水仙花  松尾芭蕉

天狼やさびしさもまた鮮しく  正木ゆう子

野の沖に海の沖見え年明くる 成田千空

歌かるたにも美しい意地が有   柳多留

メール名ポエムとありし年賀状
冬將軍居坐りたりし大八島
犬の絵を幾つ描いてや年暮るる
内房線駅から駅に白水仙
内房線駅毎溢る白水仙
冬將軍居占領したる大八島
冬將軍居占領せしや大八島
お土産に添へし一筆雪しまき
初籤で当たりしシヤツは大きめで
冬將軍居占領したる秋津島

♪(*^。^*)♪
der Januar 12 2006 Donnerstag   schön
0900 der Maszuda Zahnarzt.
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1月12日はスキー記念日、スキーの日ですよ。 1911年1月12日にオーストリア陸軍のレルヒ少佐が、新潟県の高田陸軍歩兵連隊の青年将校に、日本で初めてスキーの指導を行ないました。

なかきよのとおのねぶりのみなめさめなみのりぶねのとのよきかな  七福神廻文

畑のごと魚群来る海初夢に  成田千空

三が日過ぎたる鯖の味噌煮かな  草間時彦

三が日過ぎて嬉しき蕎麦の味
一月の川一直線に流れけり
雪の富士に向かひ土笛吹きにけり
今年亦伸し餅に刃を入れる役
朱で記す夢の一字や賀状終ふ
ゆるやかに温水プール初泳ぎ
新しきネクタイ着けて初詣
読み初めは家持の歌万葉集
冬夕焼け逝きたる友の懐かしき
菜の花の蕾膨らむ幼稚園

♪(*^。^*)♪
der Januar 11 2006 Mittwoch   schön
0900 Narasino der International scwimmenpool.
1900 Ich gehe die Kirche.

鏡開き(かがみびらき)とは、正月に年神に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、一家の円満を願う行事である。鏡割り(かがみわり)ともいう。

武家社会の風習だったものが一般化した。刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で砕いたりする。また、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使っている。

果たせるや否やカイゼルの髭人麻呂の髭    山埜井喜美枝

其のにほひ桃より白し水仙花
 松尾芭蕉

漂ふとも沈まぬ船や宝船   成田千空

福笑ひして顎のはずれけり
軋みたる襖を直す松の内
猿回しせし乙女の初けはひ
猿廻しする麗しき乙女かな
猿廻し猿のするなる初笑ひ
やや硬き雑煮の餅の佳かりけり
初市へ行くもささやか薄けはひ
古妻も少し佳かりし初けはひ
渦潮を見降ろす丘に白水仙
お絵描きの園児と遊ぶ二日かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 10  2006  Dienstag  schön Regen
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

紀元前49年1月10日ユリウス・カエサル(英語読みではジュリアス・シーザー)は軍隊を率い
ローマ国境のルビコン川を渡りローマの独裁権確立、その際彼は有名な言葉「alea iacta est(賽は投げられた)」を残している。
彼は皇帝にならなかったが、ローマ帝政の道を開いた。彼の名が語源となるカイザー、シーザー、カエサル、ツアーの言葉が
皇帝を意味する言葉になった。

人々がもう振り向かぬ昭和あり歌に体温はまだ残りたり    三枝昻之

初景色わけて野川ゆつたりと  宇多喜代子

少年の背丈ゆたかに寒稽古   宇多喜代子

啄木の袴姿に雪礫
初夢の続きの夢のおかしけり
思ひがけなく旧友の賀状かな
半世紀逢はざる友の賀状かな

正月は朝餉のあとの二度寝かな
餅つきの女先生危なげに
初籤の亦もはずれの福笑ひ
福笑ひはずれ籤とて亦良けれ
獅子舞の口の奥には笑ひ顔  
初籤や丘の上よりおぼろ富士

♪(*^。^*)♪
der Januar 9 2006 Montag    schön
1200 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1月9日は成人の日(せいじんのひ)は国民の祝日の一つ
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。
へー自覚するのが趣旨か。ニート諸君自覚して親から離れて、ハングリーな生活を始めたまえ。

最上川逆白波のたつまでにふぶくゆいふべとなりにけるかも  斉藤茂吉

たのもしき上流気流蒼鷹(もろがえり) 正木ゆう子

住み慣れし団地となりぬ雪椿
山茶花の降り継ぐ団地住まひかな
賀状には夢の朱印を一つ押し
賀状には日日是好日朱で記し
朱で記す日日是好日年賀状
御降りの冷たき朝や定年後
賀状には生涯青春日日好日
初泳ぎして御降りの町歩む

三ケ日寒さのなかの総の国
吉願ふ事の多くて初詣

♪(*^。^*)♪
der Januar 8 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

1月7日は人日(じんじつ)とは、五節句の一つ。七種粥を食べることから七草の節句。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、
それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、
犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた。
また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七種粥となった。
日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。江戸幕府の公式行事となり、
将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。

七草のみどり美しけり白き椀  麦秋

虚子の句の飯野山より初明り     浜川 穂仙

湖のひろがりてゆく初明り      佐藤 梧林

林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき  寺山修司

洋梨を置けば傾き画心生(あ)る   林 四月亭 

公転に遅れじと春の大気かな  正木ゆう子

雑煮なほ薄味良けれ定年後
淡交と言ふ友宜し梅の花
初太鼓すこし眠気のあしたかな
太鼓良し猿廻し良しお元旦
元日の広告多き新聞来
ゆつたりと温水プールに初泳ぎ
霜柱はりはり割りて寒稽古
幼子に描く子犬の年賀状
節料理持ち来し娘宵の雨

♪(*^。^*)♪
der Januar 7 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

プロスキーヤーの三浦敬三(みうらけいぞう、1904年2月15日 - 2006年1月5日)さんが他界されました。心からご冥福を祈ります。

子規の頭おもうよ洋梨見てあれば   上村 占魚

行燈を消せば鼠のとし忘れ         丈草

初富士の美しく旅恙なく       河合 甲南

南へ肩ゆるやかに初比叡       村尾 梅風

孫が来て子が来て遊ぶお元旦
酒飲まぬ正月も良し大御空
賛美歌の聞こゆ方亦これ恵方
いくさ無き国こそまことこれ恵方
雪富士望む方こそ恵方かな
里芋をたつぷり入れし雑煮かな
早や二日温水プールでバタフライ
賀状には生涯青春曰曰好日
大八島まつたく冷ゆるお元旦
生涯を無名に生きてお元旦

♪(*^。^*)♪
der Januar 6  2006   Freitag   schön3
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

行く年も来る年も親し初摺りの新聞持ちて暁に帰る   島田修二

ふる里の三つの橋の初景色      後藤 良子

何もかも知っているなり竈猫        富安風生

住み古りし団地となりぬ枇杷の花     佐々木雲外

為すベきを幾つか残し年の暮
幾つもの悔を残して年送る
ビル街の突風に逢ふ寒さかな
天然の鯛を購ひ年の果つ
医者病みて大晦日果てにけり
本年も愚作いつぱい年送る
教会はもちろん恵方土の笛
節料理作らぬと決め笛を吹く
初摺りの新聞香るお元曰
本紙より広告楽しお元曰

♪(*^。^*)♪
der Januar 5 2006 Donnerstag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

かりがねも既にわたらずあまの原かぎりも知らに雪ふりみだる  斎藤茂吉

獅子の顔不機嫌にして年の暮  林徹
(不機嫌なのは作者かも知れない。俳句は写生であるが作者本人を投影する。)

初空や一片の雲耀やきて 日野草城

松の内過ぎたる里のひっそりと    加来 都
   
平凡に雪にこもりて松の内      川田 政尾

挨拶も言葉優しく事始め
取消しのひとつの有りて師走果つ
その予定しばし変更お元旦
周防より賜りし梨こがね色
起き伏しも心新たにお元旦
数へ日の貴重な寸時句を吟ず
火山灰の朱を消し霜の育ちけり
ふと目覚め小犬の賀状描きけり
数へ日の寸時を惜しみ句を吟ず
有り難き餅賜りて師走果つ

♪(*^。^*)♪
der Januar 4  2006 Mittwoch   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

うちのめされてひとり行とき葭簀多く吊るせる路地に日は温くあり 永田和宏

二日より三日の客の多かりし     芦川 巣洲

三日はや海女ほゝかむりして通る   谷口 三居

一ト浦の海苔舟つなぎ三ヶ日     田北 ぎどう

炉を焚いて百姓らしき三ヶ日     古川 あつし

避難所に真白き餅の届きけり  川埼陽子

いざや寝ん元日は又あすのこと   蕪村

元曰やクレーンの下に富士見えて
真紅なるマフラ一欲しや雪女
小春曰のまことけはひの乗り佳けれ
色違ひ同じ模様の毛糸帽
土笛で吹く賛美歌や年送る
土笛の澄みたる朝の霜柱
土笛に心遊ばせ年忘れ
土笛に心遊ばせ年送る
洋梨の薫り溢れし夕餉かな
食べ頃と言ふい洋梨の香かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 3  2006  Dienstag  schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

12月31日柔道の「やわらちゃん」谷亮子さんは男の子を出産されました。おめでとう

ギター弾く娘の膝にやはらかき木目あらはる吹きふる夜は  小島ゆかり

雪礫夜の奈落に妻子ねて 森澄雄

引き出しに出し忘れたる年賀状
賀状には訝しげなる犬の顔
古妻の杖突き歩む雪の路
雪兎足跡残し雑木林
繕ひし障子一枚夕まぐれ
地吹雪の屯田兵舎を隠しけり
すぐ懐く番犬二匹友の家
(友曰く すぐ誰にでも懐くから、番犬に向いてないな。)
誰かある屯田兵舎雪礫
孫と子の小家を叩く雪礫
たんまりと餅を賜る夕まぐれ

♪(*^。^*)♪
der Januar 2 2006 Montag    schön
1200 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

風に瞑目 亀に倣いて目つむればひかりは零れる心底ひとり  永田和宏

喧嘩して太つて帰れ都鳥  黒田杏子

獅子舞や大口明けて梅の花  小林一茶

吊橋の鉄の口ープに霜育つ
メリーゴーランド幾回も乗り曰向ぼこ
百合鴎花のごとくに漂ひぬ
雪吊りの綱の湿りも夕まぐれ
枇杷咲くや職退くことの虚しさよ
鰯雲思ふほどには惜しまれず
日矢一筋眠れる山を起こしけり
風花や昭和と共にひばり去り
枯蟷螂祈りの姿ありにけり
冬晴や筑波の遠嶺日矢差しぬ

♪(*^。^*)♪
der Januar 1 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.1700 Die Emioto Familie kommt.

新しき年の初めの初春の今日(けふ)降る雪のいや重(しけ)吉事(よごと)  大伴家持 万葉集20.4516

暮らしには遠い戦争が生きている軍手をはめて大歳へ行く   三枝昻之

しづかなるいちにちなりし障子かな  長谷川素逝

落葉松はいつめざめても雪降りをり  加藤楸邨

希少本一冊買ふも事始め
オカリナで一曲吹くも事始め
十字架はかすかにも見え聖誕祭
うれしくも哀なしからずや聖誕祭
聖夜とは騒ぐ夜にはあらざりし
偽りの星偽りの雪この聖樹
地に平和あれよと祈るクリスマス
大宇宙緑の星のクリスマス
麒麟にも象にも幸をクリスマス
薄ら氷の上を歩みし百合鴎
風邪引いてまつげ少し重げかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 31  2006  Dienstag  Wolke  Regen 10℃
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1956年1月31日猪谷 千春(いがや ちはる)さんが コルティナダンペッツォオリンピックスキー男子回転で銀メダル獲得 しました。
日本ではこの記録は破られていませんね。

名にしおはばいざこととはむ都鳥わがおもふ人はありやなしやと  在原業平

過去の業績や肩書に対する執着を手放しましょう。   アルフォンス・デ一ケン

寒卵即ち朝餉かな  阿波野青畝

門弟の中のわが子や寒稽古    高野素十

水仙に日のあたるこそさむげなれ  大江丸

みちのくの星入り氷柱われに呉れよ  鷹羽狩行

潮騒の連なる駅や白水仙
春立つや髪を染めるも朝茜
毛糸帽小さき鈴のペンダント
毛糸帽歩めば光るペンダント
寒鰻蒸かし嬉しき夕餉かな
毛糸帽揺るミッキーのペンダント
齢とは見えずカラフルペンダント
布団なほ少し重きが吾に合ひ
連凧の風得て糸の響きけり
海風を得て舞ひあがる奴凧

♪(*^。^*)♪
der Januar 30 2006 Montag    schön  14℃
1400 Ich schwimme in der Central sport Klub.

ああ力士いいな裸にで孤独にてつねにおのれを曝したたかふ 岩田正

格好をつけて世間ていを考えて生きるのは止めましょう。  小山明子

地はひとつ大白蓮の花と見ぬ雪の中より日ののぼる時   与謝野昌子

琴になり下駄になのも桐の運 江戸川柳

冬鶯むかし王維が垣根哉  蕪村

立春の光溢るる朝餉かな
雪掃きの女園長薄けはひ
うら若き女園長雪掃きす
横顔は先生に似し雪女
おもかげは亡き人に似し雪女

ぼたん雪重しと言ひて戻りけり
おぼろ雪昭和は遠くなりにけり
ぼたん雪昭和は長く哀しけり
残月や隅田川には百合鴎  
分校の最後となりて花吹雪

♪(*^。^*)♪
der Januar 29 2006 Sonntag   schön 10℃
1000 Ich gehe die Kirche.

いつも麦たんのHPにご訪問心からお礼申し上げます。ご返礼遅れがちで申しわけありません。
1756年1月27日はモーツアルト誕生日です。いまも世界の人の心に生きて250歳。麦秋はモーツアルトの「アヴェ・アリア」をオ力リナで吹いています。

青空の井戸よわが汲む夕あかり行く方を思へただ思へとやいる            山中智恵子

峯に入る梅雨半月の余光かな   斎藤 夏風

吐く息のうすうすと枇杷咲きそむる          岡 本 眸

思 ふ と き そ の 人 来 た り 冬 霞       岡 本 眸

小六月眠くなりほど長談義
ふるさとの雑煮なつかし丸き餅
ニートとは何が何やら四月馬鹿
ニートてふ不思議な言葉四月馬鹿
たまゆらの波に揺れゐしかいつぶり
たまゆらの波に揺れゐし小白鳥
百合鴎揺れゐし波のたまゆらに
たまゆらの波の間の間にかいつぶり
古希といふ不思議なよはひ春愁ひ
読み初めは万葉集の一の巻

♪(*^。^*)♪
der Januar 28 2006   Samstag   schön 10℃
schwimme in der Central spiort Klub.

人々はうつむいて無口に春を待つ。今日も雪、天を仰いでため息をつくか  山中智恵子

水澄めり澄みて絶えざる保証なし      岡 本 眸

高熱の鶴青空に漂へり         日野草城

湯気たててなにかないのという裸   長島肩甲

草紅葉踏みゆく人を吾知らず
ばら銭の重さ身にしむ寒さかな
ポケットのばら銭重し風花す
雑踏の中の孤独やぼたん雪
ぼたん雪眉に重さのありにけり
給食のパンのまぶしき冬茜
温水んのプールの大玻璃風花す
サーフィンの乙女そのままアフロデイテ
割る音も美しけり朝の柳箸
万色をすべて統べたる冬茜

♪(*^。^*)♪
der Januar 27  2006   Freitag   schön
1330 die Cinesisch Sprache im Inage Ikiiki plaza.
schwimme in der Central sport Klub.

病みてなど居れぬマフラー背に跳ねて        岡 本 眸

冬 め く と 昼 湯 の 遊 び ご こ ろ か な 岡 本 眸

北 陸 や 海 照 る 屋 根 の 干 布 団       岡 本 眸

わがひと世かくの如きか薄霞
帰るべきふるさとは無し山霞む
子等遠く去りて帰らず夕霞
人の世はかくの如きか薄霞
はるかにも子は去りにけり山霞む
遠富士に向かひ笛吹く夕霞
遠富士に笛吹きをれば夕霞
不忍にこれほどまでに白鳥来
大いなる鯛釣りあげし夢始め
スキー宿氷柱輝く朝なりし
雪降れば佳人なりとも頬かむり

♪(*^。^*)♪
der Januar 26 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central sport Klub.

大峯に一気の夜明け山帽子    斎藤 夏風

星 空 を 投 網 か ぶ り に 町 の 冬       岡 本 眸

猟 期 来 る 流 水 鉄 気 帯 び そ め し    岡 本 眸

指折りて句の推敲や寒苺
指折りて句の推敲や初句会
初電話いきなり葬の知らせとは
(ふさわしく無い句で済みません。)
兵水漬く比島の海や冬銀河
思はざる波の高さや冬椿
思はざる波の高さや冬銀河
風花や緋鯉真鯉の寄り添ひぬ
落葉して今朝軽やかな林かな
灯台守今日は非番のスキーかな
虎落笛胸に沁みける響きかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 25 2006 Mittwoch   schön
1400 Taijichen machet  im Mihama Ikiki plaza. Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋しき 春来たるらし  田氏肥人 万葉集5-834

(現代訳  梅の花は今がまっ盛り、鳥たちもにぎやかにさえずって楽しい春がやってきたらしい.)

露の夜や星を結べば鳥けもの   鷹羽 狩行

秋逝くと目を細めては森濃くす    岡 本 眸

戻らざる何々水の澄むままに      岡 本 眸

思はざる水門の音冬銀河
思はざる波の響きや冬
風さそふ国見峠の銀芒
幸せや日日是好日とある賀状
夢ありしサンローランの新暦
柿干してただ今留守の何でも屋
茹であげて川瀬に晒す走り蕎麦
切干を賜りたるや年の暮
全身の骨の震へし嚔かな
手袋のの片方さがすクリスマス

♪(*^。^*)♪
der Januar 24  2006  Dienstag  schön  
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

露の夜や星を結べば鳥けもの   鷹羽 狩行

うつくしく交る中や冬椿  鬼貫

寒晴やあはれ舞妓の背の高さ  飯島晴子

遠富士に向かひ笛吹く夕霞
遠富士に笛吹きをれば夕霞
はるかにも子は去りにけり山霞む
折紙の鶴の一羽や初句会
折紙の鶴の一羽や初弾きす
ピアノには鶴の折紙初稽古
卓上に鶴の折紙初仕事
草紅葉踏みて嬉しき病後かな
寒晴の光溢れし廚かな
みどりごの寒苺食む早さかな

♪(*^。^*)♪
der Januar 23 2006 Montag    schön

1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

田子の浦に
打ち出でてみれば
白妙の
富士の高嶺に
雪はふりつつ
山辺赤人

新古今集 冬

When I take the path
To Tago's coast, I see
Perfect whiteness laid
On Mount Fuji's lofty peak
By the drift of falling snow.

Yamabe no Akahito

Mac Cauley 訳

原歌

田子の浦ゆ
打ち出でてみれば
真白にぞ
不尽の高嶺に
雪は降りける
山辺赤人
万葉集3.318

思はざる波の響きや冬銀河
引越の荷よりすぐ出す暖炉かな
たまきはる春を賜はり古希の年
引越の荷よりすぐ出す炬燵かな
引越の荷よりすぐ出す毛糸帽
セータ一を丸め枕にひと眠り
ルノア一ルの乙女毛糸を編み止まず
ふくよかな毛糸のやうなルノア一ル
たまきはる古希なる齢柚子香る
たまきはる古希なる齢節料理
たまきはる古希なる齢柳箸

22日
♪(*^。^*)♪
der Januar 22 2006 Sonntag   Wolke  Schnee
1000 Ich gehe die Kirche.

おもしろき朧月夜に成にけりひとり残りし花の下かげ   樋口一葉

どの子にも一つ名前があるように一ついいことある年となれ   俵万智

寒蜆あり鯉こくは明日にせよ   中田みずほ

たまきはる古希なる齢福笑ひ
たまきはる古希なる齢冬至粥
風花す温水プールの窓の玻璃
セーターに包まれ眠る赤ん坊
分校の最後の一人卒業す
都鳥歩む皇居の薄氷
狛犬の阿吽幾年風花す
箱庭に雪吊あれば風花す
観覧車二人で乗るも聖夜かな
観覧車昇れば遙か雪の富士

♪(*^。^*)♪
der Januar 21 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza.

みわたせばまつのうれごとにすむつるはちよのどちとぞおもふべらなる  紀貫之 土佐日記

竜を見て「かいじゅうどし?」と聞くおまえかいじゅうどしになりたそうなり 俵万智

命一つ身にとどまて天地(あめつち)のひろくさびしき中に息す 窪田空穂

雪の銀世界より嫁来たりけり 角光雄

餅花の高さに跳びし子の遊び
帰るべきふるさとは無し山霞む
卵飯うまうま食べて松の内
子等遠く去りて帰らず夕霞
人の世はかくの如きか薄霞
やらはれる鬼のまなこの哀れかな 
沢山の餅賜りし師走かな
定家の末にして古へよりも梅を詠ふ
野兎の耳傾げをる雪景色
山茶花の咲くも散りても想ふ人

♪(*^。^*)♪
der Januar 20  2006   Freitag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1885年1月20日俳人 尾崎放哉が誕生しました。

寂しいぞ一人五本のゆびを開いてみる   尾崎放哉

江雪

千山鳥飛絶
万径人蹤滅
孤舟蓑笠翁
独釣寒江雪

柳宗源(中唐の詩人773-819)

千山鳥の飛ぶこと絶え
万径人の蹤滅ゆ
孤舟蓑笠の翁
独り釣る
寒江の雪
柳宗源

せんざん とりのとぶことたえ
ばんけい ひとのあとたゆ
こしゅう さりゅうのおう
ひとりつる
かんこうのゆき
りゅうそうげん

節分の化けおほせたるおちょぼかな 後藤夜半

日射すとも思へぬ路地の残り菊    岡 本 眸

節分の面の下なる薄化粧 麦秋

なんてどうでしょうかね。佳人がおかめの面をはずしたらまたその美しさにびっくり。

春立ては光のとけき庭の面に鶯鳴きて通ふ梅の香 冷泉貴美子

餅花のなだれんとして宙にあり   栗生純夫

おく霜の一味付けし蕪かな 小林ー茶

定家なお生けるが如くその子孫いまなほ梅の香を詠ふ

餅花に触れむと跳ねる園児かな
いまぽとりポストに落とす賀状かな
初夢に逢ふ先生の矍鑠と
犬の絵の賀状を落とすポストかな
犬の絵の賀状を落とすポストの音(ね)
絵手紙の賀状はみ出す犬土鈴
賀状には手描きの犬のはみ出しぬ
世界なほ争ひ止まず年送る
賀状には日日是好日夢とあり
片時雨待ち人いまだ来たらずに

♪(*^。^*)♪
der Januar 19 2006 Donnerstag   schön
Ich schwimme in der Central spiort Klub.

君がため
春の野に出でて
若菜つむ
わが衣手に
雪はふりつつ
光孝天皇

古今集 春上

It is for your sake
That I walk the fields in spring,
Gathering green herbs,
While my garment's hanging sleeves
Are speckled with falling snow.
Emperor Koko

Mac Cauley 訳

クレヨンの緑を握るリビングに一本の線伸びて「さかみち」俵万智

蔵前や千住日暮里錦糸町リヤカで菓子を配達せし街 渡辺 一弘

あめつちの音の通ひて瀧凍つる     曽根 けい二
(袋田の瀧)

茶房より街見てクリスマス気分     岡 本  眸

七五三粧へる丘を帰りけり
落葉の公孫樹光背ありおにけり
投句してチョコを賜る初句会
大掃除終わりて捜す眼鏡かな
寒泳の身を温むる餅饂飩
愛憎は昔にまかせ障子貼る
愛憎は過去にまかせて障子貼る
占ひ師手持ちぶさなる聖夜かな
書初めの筆の真白に朝日差す
書初めの筆の真白に紙の白

♪(*^。^*)♪
der Januar 18 2006 Mittwoch   schön
Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

年のうちに春は来にけり一年(ひととせ)を去年(こぞ)とや言はむ今年
とや言はむ
在原元方(「古今和歌集」巻頭歌)

いきさつは知らねど恋はむずかしき局面ならんか子の歌を読む 永田和宏

につぽんは水に浮く国鏡餅  大島雄作

初笑深く蔵してほのかなる 高浜虚子

初夢の次第をしばし反芻す
しがらみを降り落としける公孫樹  
寒泳の身を温むる饂飩かな
小雀に玉のやうなる小六月
ふと呼ばれ立ち話する小六月
小春日をいとしと思ふ定年後
ふと呼ばれ立ち話する椿垣
ふと呼ばれ立ち話する柊垣
鵙髙音空の果まで飛行雲
大掃除終わりて洗ふ眼鏡かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 17  2006  Dienstag  Regen
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

阪神・淡路大震災は、1995年(平成7年)1月17日(火) 午前5時46分52秒、淡路島北部を震源として発生しました。(大都市)直下型の大地震による災害であです。
死者 : 6,434名 行方不明者 : 3名 負傷者 : 43,792名でした。
最近の設計偽装事件を見ると、阪神・淡路大震災の反省が全く生かされていない。非常に哀しい。

この下に母がいますと泣きながら瓦礫の上で指さす少女   宮井あき子

星空のいつくしきかもおのづから涙あふれつ国破れたり  北杜夫

八十は老の序の口冬若葉  島田正吾

宝恵籠に乗つてうしき日もありし 高岡たつ女

ダビデ像石を掴みて冬紅葉
伊豆沼の空の深さよ白鳥来
女形身を正してや舞始め
女形薄きけはひの舞始め
七十は老にあらずや冬桜
口だけで動かぬときめ御元旦
古希なれば曰向ばこなど許されよ
天国はかくのごときか曰向ばこ
幼なごは電車が好きでチユ一リップ
古希と言ふ不思議な齢(よわい)寒椿
犬吠の風ともなりて鳥渡る
水門に波音高き石蕗の花

♪(*^。^*)♪
der Januar 16 2006 Montag    schön

1000 Ich schwimme in der Central spiort Klub. 1330 Corazones Latinos.

戦の後の六十年。はげみ来しわがよき友ら おほよそは亡し   岡野弘彦

黄金の葉おとし尽して 街路樹の冬木のこずゑ。年あらたまる 岡野弘彦

わが五体白刃の水に雪立ち八十ぢにむかふ心するどし        岡野弘彦

七十に七つ加へて七草のなづなの粥を祝ふ春かな   谷崎潤一郎

使へざる嬰の膳にも柳箸    森澄

たばしれる汗の数多や寒稽古
かの人の一周忌なり姫椿
その人と逢はぬ一年寒椿
その人に逢ひたき想ひ寒牡丹
初市の重き林檎妻に買ふ
寒泳といふも温水プールなり
寒泳の後のサウナの亦嬉し
寒鰤を水揚げしたる乙女かな
越人の土産は寒の鰤の寿司
節料理持ちて来たれり新夫婦
(すみません私達古夫婦は節料理を作りませんでした。)

♪(*^。^*)♪
der Januar 15 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

父の代から馴染みの野鍛冶の打ちし蛇、丹念に研ぎ杉の枝打つ 吉竹純

正面探して置けと言い置いて天人去りし富士の山かな  堀口大学

同じ道を同じ時刻にをけふも通り小学生徒の帰りに逢へり 三ケ島葭子

流すべき流燈われの胸照らす 寺山修司

日のありしところに月や山ざくら 鷹羽狩行

あくる夜も仄に嬉しよめが君  其角

寒鰤を蕪で包みし寿司賜る
餅を搗く女性先生力あり
着ぶくれ画展覧へ参る電車かな
鋤焼きや戦後は死語となりしかな
商戦の賑やかなりし聖樹かな
切干を賜りし友は佳人にて
百合鴎金色の水尾引きにけり
紅マフラー後に払ひ若づくり
隙間には椎茸詰めし宅急
七五三子育て宜しと祈りけり

♪(*^。^*)♪
der Januar 14 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

左義長(さぎちょう)亦は「どんど焼き」とは、正月に行われる火祭りの行事です。
日本全国で広く見られる習俗です。
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。 民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。お盆にも火を燃やす習俗があるが、こちらは先祖の霊を迎えたのち送り出す民間習俗が仏教と混合したものと考えられている。
麦たんは仙台で勤務しましたので、宮城県仙台市の大崎八幡宮のどんど祭を何回も見に行きました。何と男性でも女性でもはだかで火祭りをするんですよ。もちろん隠すべき所は隠して)
もっとも麦たんは見学ではだかにならなかったね。だって雪のふるなかで寒いんだもの。

左義長の大きな埃海へ飛び      吉川 きわえ

火柱のつらぬく闇やどんど燃ゆ    長谷川 耕畝

せりななづなごぎやうはこべら仏の座すずなすずしろこれぞ七くさ  北村季吟

年頭の燈台白しと告げやらむ  中村草田男

琴の音にめてみればお元旦
琴の音に目覚めてみれば初日の出
乗り違ひ枯野の果に降り立ちぬ
乗り違ひ枇杷咲く駅に降り立ちぬ
乗り違ひ古き駅にて日向ぼこ
正月は万葉集をめでにけり
奴凧やがては雲に紛れけり
賜りし洋梨描きお礼状
笹鳴きを谷の底より拾ひけり
峠まで行く抜け道や笹鳴ける

♪(*^。^*)♪
der Januar 13  2006   Freitag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

見も知らぬ出征中の夫に嫁し姑とくらしぬ姑やさしかりき 染野光子

開館のライトが点けぱ立ち上がりダビデの腕は石を掴みぬ 吉竹  純

其のにほひ 桃より白し 水仙花  松尾芭蕉

天狼やさびしさもまた鮮しく  正木ゆう子

野の沖に海の沖見え年明くる 成田千空

歌かるたにも美しい意地が有   柳多留

メール名ポエムとありし年賀状
冬將軍居坐りたりし大八島
犬の絵を幾つ描いてや年暮るる
内房線駅から駅に白水仙
内房線駅毎溢る白水仙
冬將軍居占領したる大八島
冬將軍居占領せしや大八島
お土産に添へし一筆雪しまき
初籤で当たりしシヤツは大きめで
冬將軍居占領したる秋津島

♪(*^。^*)♪
der Januar 12 2006 Donnerstag   schön
0900 der Maszuda Zahnarzt.
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1月12日はスキー記念日、スキーの日ですよ。 1911年1月12日にオーストリア陸軍のレルヒ少佐が、新潟県の高田陸軍歩兵連隊の青年将校に、日本で初めてスキーの指導を行ないました。

なかきよのとおのねぶりのみなめさめなみのりぶねのとのよきかな  七福神廻文

畑のごと魚群来る海初夢に  成田千空

三が日過ぎたる鯖の味噌煮かな  草間時彦

三が日過ぎて嬉しき蕎麦の味
一月の川一直線に流れけり
雪の富士に向かひ土笛吹きにけり
今年亦伸し餅に刃を入れる役
朱で記す夢の一字や賀状終ふ
ゆるやかに温水プール初泳ぎ
新しきネクタイ着けて初詣
読み初めは家持の歌万葉集
冬夕焼け逝きたる友の懐かしき
菜の花の蕾膨らむ幼稚園

♪(*^。^*)♪
der Januar 11 2006 Mittwoch   schön
0900 Narasino der International scwimmenpool.
1900 Ich gehe die Kirche.

鏡開き(かがみびらき)とは、正月に年神に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、一家の円満を願う行事である。鏡割り(かがみわり)ともいう。

武家社会の風習だったものが一般化した。刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で砕いたりする。また、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使っている。

果たせるや否やカイゼルの髭人麻呂の髭    山埜井喜美枝

其のにほひ桃より白し水仙花
 松尾芭蕉

漂ふとも沈まぬ船や宝船   成田千空

福笑ひして顎のはずれけり
軋みたる襖を直す松の内
猿回しせし乙女の初けはひ
猿廻しする麗しき乙女かな
猿廻し猿のするなる初笑ひ
やや硬き雑煮の餅の佳かりけり
初市へ行くもささやか薄けはひ
古妻も少し佳かりし初けはひ
渦潮を見降ろす丘に白水仙
お絵描きの園児と遊ぶ二日かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 10  2006  Dienstag  schön Regen
0900 Der Ocarina klub. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

紀元前49年1月10日ユリウス・カエサル(英語読みではジュリアス・シーザー)は軍隊を率い
ローマ国境のルビコン川を渡りローマの独裁権確立、その際彼は有名な言葉「alea iacta est(賽は投げられた)」を残している。
彼は皇帝にならなかったが、ローマ帝政の道を開いた。彼の名が語源となるカイザー、シーザー、カエサル、ツアーの言葉が
皇帝を意味する言葉になった。

人々がもう振り向かぬ昭和あり歌に体温はまだ残りたり    三枝昻之

初景色わけて野川ゆつたりと  宇多喜代子

少年の背丈ゆたかに寒稽古   宇多喜代子

啄木の袴姿に雪礫
初夢の続きの夢のおかしけり
思ひがけなく旧友の賀状かな
半世紀逢はざる友の賀状かな

正月は朝餉のあとの二度寝かな
餅つきの女先生危なげに
初籤の亦もはずれの福笑ひ
福笑ひはずれ籤とて亦良けれ
獅子舞の口の奥には笑ひ顔  
初籤や丘の上よりおぼろ富士

♪(*^。^*)♪
der Januar 9 2006 Montag    schön
1200 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

1月9日は成人の日(せいじんのひ)は国民の祝日の一つ
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。
へー自覚するのが趣旨か。ニート諸君自覚して親から離れて、ハングリーな生活を始めたまえ。

最上川逆白波のたつまでにふぶくゆいふべとなりにけるかも  斉藤茂吉

たのもしき上流気流蒼鷹(もろがえり) 正木ゆう子

住み慣れし団地となりぬ雪椿
山茶花の降り継ぐ団地住まひかな
賀状には夢の朱印を一つ押し
賀状には日日是好日朱で記し
朱で記す日日是好日年賀状
御降りの冷たき朝や定年後
賀状には生涯青春日日好日
初泳ぎして御降りの町歩む

三ケ日寒さのなかの総の国
吉願ふ事の多くて初詣

♪(*^。^*)♪
der Januar 8 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.

1月7日は人日(じんじつ)とは、五節句の一つ。七種粥を食べることから七草の節句。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、
それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、
犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた。
また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七種粥となった。
日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。江戸幕府の公式行事となり、
将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。

七草のみどり美しけり白き椀  麦秋

虚子の句の飯野山より初明り     浜川 穂仙

湖のひろがりてゆく初明り      佐藤 梧林

林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき  寺山修司

洋梨を置けば傾き画心生(あ)る   林 四月亭 

公転に遅れじと春の大気かな  正木ゆう子

雑煮なほ薄味良けれ定年後
淡交と言ふ友宜し梅の花
初太鼓すこし眠気のあしたかな
太鼓良し猿廻し良しお元旦
元日の広告多き新聞来
ゆつたりと温水プールに初泳ぎ
霜柱はりはり割りて寒稽古
幼子に描く子犬の年賀状
節料理持ち来し娘宵の雨

♪(*^。^*)♪
der Januar 7 2006   Samstag   schön
Taijichen machen Mihama Ikiiki plaza. 1500 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

プロスキーヤーの三浦敬三(みうらけいぞう、1904年2月15日 - 2006年1月5日)さんが他界されました。心からご冥福を祈ります。

子規の頭おもうよ洋梨見てあれば   上村 占魚

行燈を消せば鼠のとし忘れ         丈草

初富士の美しく旅恙なく       河合 甲南

南へ肩ゆるやかに初比叡       村尾 梅風

孫が来て子が来て遊ぶお元旦
酒飲まぬ正月も良し大御空
賛美歌の聞こゆ方亦これ恵方
いくさ無き国こそまことこれ恵方
雪富士望む方こそ恵方かな
里芋をたつぷり入れし雑煮かな
早や二日温水プールでバタフライ
賀状には生涯青春曰曰好日
大八島まつたく冷ゆるお元旦
生涯を無名に生きてお元旦

♪(*^。^*)♪
der Januar 6  2006   Freitag   schön3
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

行く年も来る年も親し初摺りの新聞持ちて暁に帰る   島田修二

ふる里の三つの橋の初景色      後藤 良子

何もかも知っているなり竈猫        富安風生

住み古りし団地となりぬ枇杷の花     佐々木雲外

為すベきを幾つか残し年の暮
幾つもの悔を残して年送る
ビル街の突風に逢ふ寒さかな
天然の鯛を購ひ年の果つ
医者病みて大晦日果てにけり
本年も愚作いつぱい年送る
教会はもちろん恵方土の笛
節料理作らぬと決め笛を吹く
初摺りの新聞香るお元曰
本紙より広告楽しお元曰

♪(*^。^*)♪
der Januar 5 2006 Donnerstag   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

かりがねも既にわたらずあまの原かぎりも知らに雪ふりみだる  斎藤茂吉

獅子の顔不機嫌にして年の暮  林徹
(不機嫌なのは作者かも知れない。俳句は写生であるが作者本人を投影する。)

初空や一片の雲耀やきて 日野草城

松の内過ぎたる里のひっそりと    加来 都
   
平凡に雪にこもりて松の内      川田 政尾

挨拶も言葉優しく事始め
取消しのひとつの有りて師走果つ
その予定しばし変更お元旦
周防より賜りし梨こがね色
起き伏しも心新たにお元旦
数へ日の貴重な寸時句を吟ず
火山灰の朱を消し霜の育ちけり
ふと目覚め小犬の賀状描きけり
数へ日の寸時を惜しみ句を吟ず
有り難き餅賜りて師走果つ

♪(*^。^*)♪
der Januar 4  2006 Mittwoch   schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.
1900 Ich gehe die Kirche.

うちのめされてひとり行とき葭簀多く吊るせる路地に日は温くあり 永田和宏

二日より三日の客の多かりし     芦川 巣洲

三日はや海女ほゝかむりして通る   谷口 三居

一ト浦の海苔舟つなぎ三ヶ日     田北 ぎどう

炉を焚いて百姓らしき三ヶ日     古川 あつし

避難所に真白き餅の届きけり  川埼陽子

いざや寝ん元日は又あすのこと   蕪村

元曰やクレーンの下に富士見えて
真紅なるマフラ一欲しや雪女
小春曰のまことけはひの乗り佳けれ
色違ひ同じ模様の毛糸帽
土笛で吹く賛美歌や年送る
土笛の澄みたる朝の霜柱
土笛に心遊ばせ年忘れ
土笛に心遊ばせ年送る
洋梨の薫り溢れし夕餉かな
食べ頃と言ふい洋梨の香かな

♪(*^。^*)♪
der Januar 3  2006  Dienstag  schön
1400 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

12月31日柔道の「やわらちゃん」谷亮子さんは男の子を出産されました。おめでとう

ギター弾く娘の膝にやはらかき木目あらはる吹きふる夜は  小島ゆかり

雪礫夜の奈落に妻子ねて 森澄雄

引き出しに出し忘れたる年賀状
賀状には訝しげなる犬の顔
古妻の杖突き歩む雪の路
雪兎足跡残し雑木林
繕ひし障子一枚夕まぐれ
地吹雪の屯田兵舎を隠しけり
すぐ懐く番犬二匹友の家
(友曰く すぐ誰にでも懐くから、番犬に向いてないな。)
誰かある屯田兵舎雪礫
孫と子の小家を叩く雪礫
たんまりと餅を賜る夕まぐれ

♪(*^。^*)♪
der Januar 2 2006 Montag    schön
1200 Ich schwimme in der Central spiort Klub.

風に瞑目 亀に倣いて目つむればひかりは零れる心底ひとり  永田和宏

喧嘩して太つて帰れ都鳥  黒田杏子

獅子舞や大口明けて梅の花  小林一茶

吊橋の鉄の口ープに霜育つ
メリーゴーランド幾回も乗り曰向ぼこ
百合鴎花のごとくに漂ひぬ
雪吊りの綱の湿りも夕まぐれ
枇杷咲くや職退くことの虚しさよ
鰯雲思ふほどには惜しまれず
日矢一筋眠れる山を起こしけり
風花や昭和と共にひばり去り
枯蟷螂祈りの姿ありにけり
冬晴や筑波の遠嶺日矢差しぬ

♪(*^。^*)♪
der Januar 1 2006 Sonntag   schön
1000 Ich gehe die Kirche.1700 Die Emioto Familie kommt.

新しき年の初めの初春の今日(けふ)降る雪のいや重(しけ)吉事(よごと)  大伴家持 万葉集20.4516

暮らしには遠い戦争が生きている軍手をはめて大歳へ行く   三枝昻之

しづかなるいちにちなりし障子かな  長谷川素逝

落葉松はいつめざめても雪降りをり  加藤楸邨

希少本一冊買ふも事始め
オカリナで一曲吹くも事始め
十字架はかすかにも見え聖誕祭
うれしくも哀なしからずや聖誕祭
聖夜とは騒ぐ夜にはあらざりし
偽りの星偽りの雪この聖樹
地に平和あれよと祈るクリスマス
大宇宙緑の星のクリスマス
麒麟にも象にも幸をクリスマス
薄ら氷の上を歩みし百合鴎
風邪引いてまつげ少し重げかな

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年10月31日 (金曜日)

2003.10.31俳句日記

Friday October 31 2003

旅衣八重着重ね寝(い)ぬれどもなほ肌寒し妹(いも)にしあらねば

  万葉集20.4351

(あずま歌、妹は恋人か妻のことです。)

こりこりと銀杏一つ茶椀蒸

梨よりは林檎な好きでやや太り

厩橋菊持ち渡る源義忌

夕食の大根おろしのやや辛目

鯡焼く煙にさへも小さき幸

記念日を寿ぎまこと菊日和 

失ひし恋懐かしき花柊

秋潮に恋していたる目差かな鰯かな

秋刀魚焼く煙のまかに妻が居し

絵手紙の秋刀魚はみ出し届きけり

秋桜触るも嬉しき車椅子

石狩に秋味と言ふ鮭遡る

石狩に鎖塚あり銀芒

絵手紙に箸で描きし茄子ひとつ

昭和とは哀しき時代枯芒

枯芒美空ひばりの唄哀し

聖誕祭ひばりの歌ふアヴェマリア

目鼻空けパンプキンをフロントに

吾が妻は少し甘めの大根好き

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2003年10月30日 (木曜日)

2003.10.30俳句日記

Thursday October 30 2003

紅(くれない)ににほふがうへのしらぎくはをりけるひとの袖かともみゆ 伊勢物語18

永遠に二人ぼっちの秋の暮        山崎十死生

石塀を三たび曲れば秋の暮        三橋敏雄

以下 麦秋作

静かなる夜雨に育つ水菜かな

静かなる夜雨に育つ京菜かな

一葉づつ枯れ吹かれゆく川柳

紅葉には小鳥のこころありにけり

黄落に小鳥のこころありにけり

深川や珊瑚樹みのり翁の忌

深川や珊瑚樹みのり芭蕉の忌

里芋をほっこりほこり味噌汁に  

亡き母に供ふ里芋三つほど

蔵王嶺を間近な峡の芋煮会

出羽深き川のほとりの芋煮会

広瀬川の水汲みてより芋煮会

北上の水の冷たき芋煮会

永遠に二人ぼっちの秋の暮        山崎十死生

石塀を三たび曲れば秋の暮        三橋敏雄

| | トラックバック (0)

2003年10月26日 (日曜日)

2003.10.28-24俳句日記

Tuesday, October 28, 2003

夢の亦ひとつ生まれて鰯雲
菊日和今日の命を大切に
シクラメン揺れる風にて太極拳
シクラメン揺れば心も舞ひにけり
大橋の上何もなき鯊日和
大花野彼の世の母を求めけり
雁渡る一村静かなる正午
謙遜も自慢のうちか鯊日和

Monday, October 27 2003

をぐら山あらしの風の寒ければもみじの錦きぬ人ぞなき  藤原公任  大鏡より

(*^。^*)
影庵さまHP投句
「秋刀魚」
地獄の火まとひ秋刀魚の焼かれけり
秋津島天上天下菊日和
芋月夜夢にも絵手紙描きけり
蹴鞠して遊ぶ紅葉を衣に浴びて
新米を浸すこの世を寿ぎて
秋風に響き五色の切子瓶
白板のギリシャ文字消し夜学終ふ
木の実独楽弾ける如きクラス会

10月25日句会入選句
友悼む話となりて菊膾
師を囲む写真のセピア木の葉髪
起重機の音無く壊す鰯雲
新米を浸すこの日を寿ぎて

吾が生活(たつき)他には恃まず白椿
吾が生活他には恃まず鰯雲
花ハーブマリアチャペルに婚の鐘
紅葉降る瀧から瀧へ歩みけり  
恋多き少年渡る紅葉瀧     

Sunday, October 26, 2003

(*^。^*)

名吟鑑賞

雨脚の早くになりて友に逢う靴まで水の溢れきたりし

秋風やころばぬさきの杖を突き    久保田万太郎

妻老いて母の如しやとろろ汁      成田千空

秋風や鏡のごとき妓の心          川端茅舎

冷まじき青一天に明けにけり     上田五千石

太極拳一差し舞ひて蜜柑食ぶ 

故郷の運河の消へて鰯雲

夢に見る故郷の川水すまし

人肌に燗付け頼む星月夜

新米の飯の大盛り猫殿に  (家物語の猫間中納言にちなみ。)

珈琲店の朝の静けさ吾木紅

菊日和紺の深さの暮れとなり

紅葉降る窓に声有り薬売り

父母に背きし恋や流れ星

古書にある紙魚をあやめて胸傷む

Saturday October 25, 2003

(*^。^*)

今はとて天の羽衣きるをりぞ君をあはれと思ひ出でぬる  竹取物語

かぐや姫望月のなかに帰りゆくこの世淋しと思はざりしか

蘭の香に深く眠れる姫ありていつか王子の来たり目覚めん

モーターショウ開幕にして菊日和

新走り冷やが亦良し鯛刺身

トンネルを抜ければそこは紅葉山

萩の屑ひととき掃きし宮司かな

絵手紙の為に手折りし萩一筋

夜業終へ萩の丘へと帰りけり

萩の塵吹き込む瀧の不動尊

萩の風誘なふ古きクラス会

団栗の弾ける如きクラス会

ポケットに団栗ころと遊びけり

同窓会吾は団栗君も団栗

財布には団栗のみが一杯に

職終へば団栗となり皆遊ぶ

天高し軽やか廻る車椅子

瀬戸内の島を巡りし紅葉旅

ワインにて煮たる林檎の佳き香り

黄落の小鳥戯るごとくにて

秋桜闇に紛れることもあり

唐松の松の秀を掠めける鰯雲 

水澄みて集合団地犬遊ぶ

時雨茶屋 赤き鼻緒の 舞妓下駄  よっちー

Friday, October 24, 2003

秋津島天上天下菊日和 GH1点

(*^。^*)
雁渡しペルーの腕輪五色にて 
日本シリーズ阪神一勝柿甘し
妻が食う走り蕎麦こそ匂ひけり
磔像や心に沁みる寒さかな
酔人のしばし彷徨う金木犀
柚子風呂に読む岩波文庫表紙古り
みちのくの鴉に目覚め星月夜
酒置いてやうやく開く万葉集
海近き起重機壊す鰯雲
遠火事やいかにも早き将棋かな
新米を浸すこの世を寿ぎて
秋風に響き五色の切子瓶
陸橋は富士の高さに雪かすか
蔵王見ゆ河原に芋煮てあそびけり  
菊日和マリアチャペルに婚の鐘
峡ごとに紅葉異なる他郷かな

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

俳句  短歌 | 文化・芸術